「青のSP」8話、なんだかすごい展開でしたね~。
黒幕が校長と言うことで香里の死については一見落着?と一瞬思いましたが、涌井美月のセクハラ暴行事件にまだ裏があると言うことで、それが1番のクライマックスとなりそうです。
涌井美月(米倉れいあ)と委員長の尾崎香澄(鈴木梨央)が無言でアイコンタクトをとって頷いていたことで、「2人は仲良しなの!?岡部の事件はもしかして2人が嵌めたの!?」と、突如”岡部冤罪説”が出ています。
これまでの事件のおさらいをしてみましょう。
目次
岡部(遠藤雄弥)がロリコン変態教師だった事は事実
嶋田(藤原竜也)が岡部(遠藤雄弥)を問い詰めた時に、
「小川先生は間に入ってくれたんだから感謝している。普通は刑務所行きでしょう?」
と発言したことにより、岡部が涌井美月にした事は、単なるセクハラではなく暴行だった事が発覚している。
岡部が、自分のやった事は“刑務所行き“の行動であると認めているため、岡部が涌井美月にいかがわしいことをしようとした事は間違いないでしょう。
街で若い子の生足を見て、ニヤニヤもしていたしね。ロリコン確定でしょう。
その後、涼子(真木よう子)が嶋田に全てを話す形で、その日、涌井美月にあったことが判明します。
放課後、香里(明日海りお)と涼子が廊下を歩いていると、
「いやー!」と言う悲鳴が聞こえ、涌井美月が教室から飛び出してくる。その後、岡部が追って出てくる。
涌井美月は制服のワイシャツ姿で、ボタンがはだけ、胸元に傷があった。
「どういうことですか!?」と岡部に問い詰めるも、岡部は目をそらすのみで気まずそう。
その後、岡部は「お互いに好意があった」と主張。
しかし涌井美月が、それを否定している。
と言う流れなので、岡部が涌井美月に好意を抱き、いやらしいことをしようとした事は事実。
「岡部がロリコンと言う事実すらもでっち上げられていたのでは?」と言う説は完全に消えます。
【考察】涌井美月(米倉れいあ)と尾崎香澄(鈴木梨央)が仕掛けたハニートラップ?
しかしこれがハニーとラップではなかったと言うことではありません。
岡部はもともと、ロリコン体質だったので、生徒をいやらしい目で見ていて、それを尾崎香澄に悟られていたのではないだろうか?
そのことから、涌井美月と尾崎香澄が、「岡部を嵌めよう」とハニートラップを仕組んだのかもしれません。
しかし体を触るレベルでは、厳重注意位で済んでしまうかもしれない。
美月から相談を受けた尾崎香澄が
「一発で辞職に追い込まれる位の大きな事件を起こしてやろう」
と、計画を立てたのではないか?
涌井美月が岡部に好意のあるふりをして迫り、岡部はもともと涌井美月を気に入っていたので、嬉しくなって手を出そうとする。
そこで涌井美月が突然悲鳴をあげて教室の外に飛び出す。
もちろん外他の教師が歩いているところを見計らってのこと。
いかにも「暴行されました」みたいな格好で出て行ったのも作戦。
追いかけてきた岡部が、「何が何だかわからない」と言うような表情をしていたのも、この流れならうなずける。「さっき好きって言ってたのになんで?」みたいな。
「体を触った」レベルの話ではないため、学校は岡部をやめさせることにした。
涌井美月と尾崎香澄は、岡部を学校から追放することに成功したので、これで満足。
これ以上事件を大きくして、涌井美月に変な噂が立つのも嫌だし、嘘がバレても困る。
だから涌井美月も、親に「これ以上騒がないで」と頼んだ。→そうじゃなければ、親が「大事にはしたくない」と簡単に引き下がりすぎてはいないか?娘に頼まれたのなら納得できる。
※岡部が「本来だったら刑務所行き」と自分の罪を認めたような発言をしたのは、たとえお互いに好意があったとしても、教師が中学生に手を出したら犯罪だし、途中で美月の気が変わって「好意はなかった」と言い始めているのだから、確実に犯罪なのである。
何らかの理由で、香里がこの事実を知る。
「本当にこのままで良いのかしら…?」と悩んでいたのは、岡部がロリコン教師だった事は事実だから。
岡部が本当に冤罪で、何もしようとしていないのに嵌められたのだとしたら、正義感のある香里のことだから、迷わずにその事実を公表したはず。
少し迷っていたのは、岡部がもともと美月の体を触るなどして美月を傷つけていた事は事実で、美月が岡部に学校からいなくなってほしいと思っていた気持ちは納得できるから。
だけど、だからといって、ハニートラップを仕掛けると言う罪自体は、生徒たちに改めさせたい。
少し迷ったが、考えた結果、やはり「公表すべき」と言う決断をする。
【考察】涌井美月と尾崎香澄が仲良しなことを隠していた理由
2人はもともととても仲の良い親友だった。だから美月がセクハラを受けていることを知って、尾崎香澄の方から、この計画を持ちかけた。美月を助けたい一心で。
しかし自分たちのしたことが、校長が香里を殺すように生徒に指示をすると言う、思いもよらぬ事件へと繋がってしまった。
詳しくは知らなかったかもしれないが、香里にハニートラップのことを気づかれていたこと、直後に香里が死んでしまったことなどから、怖くなった2人は、「学校では話をしないようにしよう」と決め、2人に接点があることを隠そうとする。
校長が逮捕されたと聞いて頷き合っていたのは、
「これで全部、校長のせいと言うことで事件は終わったね」
と言う感じか。
9話の予告では、嶋田が涌井美月を監視しており、「スクールポリスに見張られている。美月も気をつけて」と尾崎香澄が忠告している。
スクールポリスに目をつけられずに、このまま逃げ切ろうと2人で作戦を立てているのかもしれない。
【考察】黒幕は教育委員長の升毅?
教育委員長も苗字が尾崎なので、香澄の父親か祖父。
自分の娘か孫がハニートラップを仕掛け、教師を辞職に追い込んだとわかれば、自分の教育委員長としての座も危うくなってしまう。
尾崎は、この件に関して知っていたかどうかわからないが、知った時点で隠そうとするだろう。
9話予告で嶋田が、「責任とるつもりないんですか?」と聞いていた相手は、教育委員長かな?
最終的には、「自分の立場を守るため」と言う理由で、教育委員長が何かしらの隠蔽を行ったと思われる。
つまり、黒幕は升毅!!
9話の予告で涌井美月の父親は誰だ?
9話の予告に出ていた男の人誰だろう?と思ったんですが、あらすじを見てみたら、進路相談に美月の父親がやってくるみたいですね。座っている生徒は美月なので、予告に映っているのも美月の父親でしょう。
to Be Continuedの岡田浩暉さんに見えるんだが?
→宮本大誠さんと言う俳優さんでした。
進路の3者面談で、「交通費のかからない公立に行かせる。中卒でもいい。働いてもらったほうが助かる」などと発言しており、美月の家では父親が毒親の様子。
事件についても、母親(中島ひろ子)が「騒ぎになるから」と父親にひた隠しにしている様子なので、家族みんなで父親に怯えているような家庭なのだろうか?
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