「真犯人フラグ」秋元康ドラマの考察は、1話ごとに怪しい人が変わってくるので、毎回「〜説」とフラグを立てて、怪しい人の行動や伏線をまとめていきたいと思います!
1話終了後に1番言われていたのが、妻の真帆(宮沢りえ)と不動産屋の営業マン・林(深水元基)の不倫説!
「真犯人フラグ」1話の簡単なネタバレあらすじと一緒にどうぞ!
目次
「真犯人フラグ」1話パパっとネタバレ!
超幸せ家族
主人公・相良凌介(西島秀俊)は、超幸せ家族のマイホームパパ。
職場:亀山運輸と言う運送会社のカスタマーサービスセンター。
妻・真帆(宮沢りえ)
職場:スーパーでパート。
娘・光莉(原菜乃華)
高校生
ナイトドクターで、岸くんの妹・心美ちゃん役だった子。かわいいなぁ。絶対、この子売れてくる。
息子・篤斗(小林優仁)。
小学校4年生。
サッカー教室に通っている。背番号はエースナンバーの10番。
絵に描いたような仲良し幸せ家族。
もうすぐマイホームを建てる予定。
金曜日に家族が失踪
金曜日、凌介が仕事から帰ると家族3人が家にいなかった。
「映画を見たい」と話していたため、(本当は土日に家族4人で行く約束になっていたが)きっと3人で先に行ったのだろうと考え、前から誘われていた学生時代の親友の日野(迫田孝也)が開店したバーに飲みに行った。
後からもう1人の大学の親友の河村(田中哲司)も合流し、3人で楽しく飲む。
家に帰ったのは0時過ぎ。しかしまだ3人は帰ってきていなかった。
ここでようやく事件性があることに気づく。
炊飯器失踪事件
警察に届けても、真帆が一緒にいなくなっていることから、「ただの家出では?」と取り合ってもらえない。
河村に相談して、デジタル週刊誌の記事にしてもらう。
(河村は日本一売れている週刊誌の編集長)
真帆は失踪した金曜日の夕方の6時にご飯のタイマーをかけていたため、帰ってきてから夕飯を作るつもりだった=家出ではないと言う確信が凌介にはあった。
このことから、河村は「炊飯器失踪」と記事にタイトルをつける。
このタイトルがインパクトがあり、瞬く間にSNS上で話題になる。
旦那が真犯人説
記事は話題になり、マスコミが凌介にインタビューを取りに来る。週刊誌には家族写真が出たし、凌介がインタビューに答える様子がテレビにも映り、完全に顔出し状態。
さらに、事件を知る前に、日野がバーで一緒に飲んでいた凌介とのツーショット写真を店のアカウントにあげていたため、その写真も拡散。
そのことで、
「この旦那、家族が失踪しているときに、飲んでたんだけど?」
と言うコメントから、一気に疑惑が凌介に向き始める。
ユーチューバーのぷろびん(柄本時生)は、
「旦那が犯人じゃねーの?」
と言う考察動画をあげた。
篤斗の死体が送られてくる!?
会社に謎の大きな荷物が戻ってきた。
差出人は凌介の名前になっているが、凌介が出したものではない。
開けてみると
「お探しのものです」と言う文字。(←この文字が「あな番」の時みたいで怖い)
さらに蓋を開けてみると、発泡スチロールの中にぎっしりと氷。
氷の間から、子供の片腕が見えていた。
肩からは青いサッカーのユニホームが見えていて、10番と言う番号も。
これは篤斗の死体なのか…!?
真帆(宮沢りえ)と林(深水元基)が不倫説
ここからは、1話で怪しく見えた人間について考察していきます!
ネット上で1番多かった説がこれ。
特に真帆と林が仲良くしている様子があったとかではないが、不倫を怪しまれている理由は、失踪した金曜日、真帆が「今日は遅番」と嘘をついていたこと。
もともと「遅番だから」と篤斗のサッカーのお迎えを凌介に頼んでいたことから、計画的に金曜日に何かしようとしていたと思われる。
さらにスーパーの店長の話によると、「いつもは帰りに買い物して帰るのに、その日は買い物しないで急いで帰った」と言っているので、何か用事があった事は確かだろう。
それに林役の深水元基さんは、前クールの深夜ドラマ「ただ離婚してないだけ」てオムツヤクザ佐野として、かなり注目を集めた俳優さんである。
佐野!脱出成功!!!
よく頑張った٩( ᐛ )و#テレ東 #ただ離婚してないだけ#ただリコ pic.twitter.com/zBuvYZszRn— 深水元基 (@fukami_motoki) September 16, 2021
監禁される役だったため、ガリガリに痩せ細り必要があり、役作りで17キロも落としたと言うほどの役者魂。
これから絶対に売れてくる!と私も注目の俳優さんである。
そこへ来て、このドラマへの出演抜擢なのだから、キーマンを与えられてもおかしくは無い。
でも、みんなで土地を見に行っていた時に、真帆の方から凌介と手を握って、ラブラブなそぶりを見せていた。
いい年した夫婦が、子供もいる前で、こんなにラブラブ?とちょっと違和感を感じたのだが、その違和感が意図的なものだとしたら…
真帆と林は不倫関係で恋人同士。
何かの当てつけで、林に見せつけるためにわざわざラブラブした?
林は元サッカー部で、「サッカー好きの篤斗と気が合う」と相関図には書かれている。もしかして、篤斗の本当の父親だったりして?
真帆は48歳。約10歳も違うけど、篤斗が小学校4年生で10歳。林が29歳の時に不倫してできた子供。うん、別に年齢的にはあり得る。
一旦別れて、真帆はしれっと篤斗を凌介との子供として育てていたけど、偶然不動産屋と客と言う立場で元不倫相手の林と再会…!?みたいな?
土地を見ていたときに、「僕も結婚決めちゃいました!」と言っていたので、真帆と駆け落ちをする決意をした!と言う意味だったりして?
この説を否定!
しかし、子供も一緒にいなくなっているのである。母親の不倫相手と一緒に、逃げようと思うか?
しかも娘はお年頃。そんな母親に嫌悪感を抱くだろう。
小学生の息子は、まだママ大好き!でママと離れるよりは知らないおじさんが一緒でも…とついていってしまうかもしれないが、高校生なら、母親がいなくなってもすぐさま身の回りの生活に困ると言う事は無いだろうし、収入を支えてくれる父親がいて、安泰で寝泊まりできる家があるのなら、家に残る方を選ぶのではないか?
やっぱり生駒里奈が真犯人説
出番はほんのちょっとだったものの、「あなたの番です」で、真犯人が秋本康グループの西野七瀬だったことから、今回も生駒里奈が真犯人なのでは?と言う疑いはありますね。
しかし、こんな小柄な若い女性が3人を拉致監禁するのはとても不可能。事件に関わっていたとしても、“協力者“と言う形でなければ無理でしょう。
生駒里奈さんの出演シーンは
駅のホームで人違いで凌介に声をかけてきた謎の女性。
「先生!偶然ですね!ひどいですよ、酔っ払って駅に放置なんて。らっきょう、どうしました?持って帰りました?」
と意味のわからないことを言っている。
このセリフに何か意味があるのかもしれないし、セリフには何も意味がなくて、その会話の時に凌介にべたべたと腕を組んでいたことに意味があるのかもしれない。
これが、駅の防犯カメラ等に映っていて、
「疑惑の旦那、家族が失踪した日に、若い女性と親しげにしていた!?」
と言う使い方をされるのかもしれない。
つまり、生駒里奈が仕掛けたのは、凌介を貶めるためのハニートラップ的なもの?
公式Twitterに、生駒ちゃん発見!
「うっかり衣装がネタバレだったため」って書いてあるんだけど、出演シーンの衣装はいたって普通の服だったんだけど、どういうことかな?何かのヒントなんだろうか?
#真犯人フラグ🚩 スタートまであと5日✨本日はこちら💕#衣装がうっかりネタバレだったため#急遽てるてる坊主風になった#生駒ちゃんw#かわいいかよ🥰#謎の女… #一体何者なのか⁉️#生駒里奈#ザワつく日曜日#10月10日夜10時半スタート pic.twitter.com/trXoxgTFio
— 真犯人フラグ🚩真相編【公式】日曜ドラマ 最終回3月13日夜10時半放送! (@shinfla_ntv) October 5, 2021
この説を否定
「あな番」の時は、秋元さんはSNSの考察を見て脚本を変えている、と言われていた。
だから、「あな番」の結末が、西野七瀬黒幕だったことに、視聴者がすごく怒っていたことも知っているはず。
それなのに、また二番煎じを繰り返すだろうか?
逆に、「前も教え子の西野七瀬に黒幕をやらせたから、今回も生駒里奈が真犯人なのではないか?」と言う考察をさせるためにキャスティングしたのではないか?
つまり怪しく見えるけど、視聴者を撹乱させるためのダミー!
芳根京子、真犯人説
まぁ、当然ここは疑うところ。
凌介の同僚の瑞穂(芳根京子)は、凌介が家族を探すことを手伝ってくれる。今後1番の味方であり、ドラマの中では相棒的な存在となっていく。
主人公の、一番身近にいて、主人公に優しくしてくれて、主人公が信頼した人物が犯人!と言うのは王道中の王道である。
「あな番」ではそのセオリーから、横浜流星くんがかなり怪しまれていたが、結局は普通に親切で協力してくれているだけだった。
しかし「アンフェア」の瑛太のように、本当にめちゃくちゃ信頼していた身近な味方が本人だった!と言うこともある。(王道のはずなのに、瑛太が犯人だったのにはすごく驚いた。)
説を否定!
しかし、これで芳根京子さんが犯人だったら、そのまんますぎるというか…。
1話放送前の番宣で「私、すごく疑われてるんです」と芳根京子さん本人も言っていたし、さすがに違うかなぁと思っています。
でも、動機については、「一方的に凌介に好意を抱いていた」で充分成立してしまうので、ストーリー的にはありっちゃ、あり。
監禁の仕方についても、凌介が疑われることになった「運送会社はトラックがあるから、重くて大きくて、人に見られてはいけないものを、簡単に運ぶことができる」と言う条件も、同僚の瑞穂だったらクリアしていることになる。
1話では瑞穂がカスタマーとしてとても優秀であるシーンがわざわざ描かれていたが、かなり聡明な女性のようなので、犯罪に手を染めていても似合うような気がする。
佐野勇斗真犯人説
公式サイトでは、「誰が1番怪しいか?」と言うアンケートをとっている。その結果を、公式サイトの相関図に1から3位までのフラグを立てて紹介している。
1話終了時点でフラグが立っていたのが、
1位 佐野勇斗
2位 生駒里奈
3位 芳根京子
である。
これは、佐野勇斗さんのファンが大量に投票した結果であると言う噂もあります。
1話のストーリーでは、ほんとにちょこっとしか出て来なかったし、そこまで怪しかったか?と私は思います。
佐野勇斗さんが演じている橘は、若手ベンチャーを起業している。ネット記事を出すけど、全然話題にならない。
そこへ来て、「炊飯器失踪」がものすごく話題になっているため、興味は抱いているはず。
自分の記事は全然話題にならないのに、これだけインパクトがあってキャッチーなネーミングがつけられた河村の記事に対して嫉妬のような気持ちがあるかもしれない。
でも、あくまでもそれは事件が起きた後の話であって、その嫉妬が動機になって事件を起こしたと言うことにはならない。
橘の怪しかった行動と言えば、会社のみんなと話していた時に携帯が鳴って、画面を見て驚き→ショックを受けるみたいな表情をした。画面が写っていなかったので、どんな内容だったかはまだわからない。
河村(田中哲司)、真犯人説
私の中で、この人が1番犯人説としてあるかなぁと思っているのが河村!
今回、顔出しでネット記事を出そうと言い出したのは河村。「そんな大ごとにしなくても…」と躊躇する凌介に対して、かなり強く提案していた。
(まぁでもこれは、アクセスが取れる記事になると予想できたから、自分の手柄になると思っただけかも)
そして、日野がお店のSNSにあげた凌介の写真に気づいて、「これはまずいかも…」と、これから起こる凌介真犯人クラブについても予想できていた。
もしその写真がなかったとしても、いずれは凌介に疑いが向いたり、バッシングされたりと言う流れは予想できたはず。
日野の写真は、早々にそっちの方向にことが運べる「これは使えるかも」と言うアイテムだったのかも。
つまり、河村が写真を拡散して仕掛けた可能性もある。
動機は、真帆への恋心と凌介の嫉妬。
凌介と河村は大学時代からの友人であり、真帆とも「真帆とも旧知の仲」と書かれている。しかもわざわざ「独身 離婚歴なし」と書かれているのである。
学生時代から真帆に思いを寄せていたが、凌介にとられてしまい、いまだに独身でいるのでは?
そして3人で楽しく飲んでいるシーンにさりげなく出てきた、昔の話。
3人とも小説を書いていたが、凌介が1番小説の才能があったとのこと。
それも嫉妬の対象になる。
だからこそ河村はがむしゃらに頑張って、「書く仕事」でのし上がった。
日本一の週刊誌の編集長にまでなり、”書くこと”で凌介に勝ったはずなのに、凌介はスッパリと”書くこと”をやめて、それでも「今が幸せだからいい」なんて言っている。
冴えない運送会社のクレーム係に落ちぶれたはずなのに、やっぱり自分より幸せそうに見える男。
実際身近にいたら、イラつくかも…。
菱田(桜井ユキ)、真犯人説
こちらも、役者さん的には真犯人になり得るかなぁと。
凌介が真帆たちのことを聞いた時に、息子は何か喋りたそうだったのに、早めに話を切り上げたようにも見えた。
普通もっと「他に何か知ってることないの?」とか息子にも聞かないかな?
そして凌介が去っていった時に、菱田(桜井ユキ)がニヤリと不敵な笑みを浮かべたように見えたのも怪しく見えたけど、もう「目つきが怪しい」とか「笑ったような気がした」とか言い出したらキリがないので、そういうのはもう伏線と捉えないことにする。
菱田は真帆が1番仲良くしていた団地のママ友と言うことではあるが、ママ友こそ「自分よりも幸せそうに見える家族」に対する嫉妬が、犯罪につながる位に増幅する場合があるので、動機としてはあり。
そして重要な伏線かもしれないものを見つけた!
冒頭の何でもないシーンで、「エリンギサンタ」事件の真似をして小学生たちが階段から飛び降りるシーンがあった。
そこで、篤斗や他の男子達は4段目位から普通に飛んでいるのだが、1番最後に富んだ菱田の息子・清明は着地に失敗し転んでしまった。
見た目も大人しそうだし、多分運動ができないのだろう。
清明は篤斗と同じサッカー教室に通っている。
篤斗はエースナンバー10番で、階段の通り飛び降りも率先して1番目に飛んでいた。多分運動ができる学校で強い方の子。
菱田は、息子のことで、篤斗や真帆に対して嫉妬心を抱いていてもおかしくは無い。
ママ友間では、自分よりも美人だとか、旦那の収入がいいとかよりも、「息子の出来が…」とか、「向こうの息子が自分の息子をいじめてくる」とか、そういったことの方がすごく強い恨みになるものである。
配達員の鼓太朗
最後に、篤斗の死体の入った荷物(多分マネキンだけど)を持ってきた配達員の鼓太朗(坂東龍太)、怪しげな雰囲気満載でしたね。
相関図にも、「イケメンだけど影がある」と書かれています。
途中であったクレーム電話の「荷物をガラガラ運んでいた」と言うのも、鼓太朗の事?
その運んでいた荷物に、誘拐された真帆たち3人が入っていたりして?
荷物を持ってきた時も、怪しげな視線を繰り出していたが、多分これは、瑞穂(芳根京子)のことが好きなんだな。
瑞穂と凌介が2人きりで残業してたから、ちょっとやきもち焼いてジロジロ見てしまったのだろう。
今後も、鼓太朗の意味深な視線は伏線として捉えられるかもしれないけど、結局は「瑞穂に片思いしてました」オチで終わる気がする。
その他、伏線になれるかもしれない人物
エリンギサンタ
冒頭でニュースになっていた事件。
周りに怪しい人が多くて、後妻とイケメン運転手ができていたとか?
この事件が、その後のストーリーに関係してくるかどうかは不明。
しょっちゅうカスタマーに電話してくるクレーマー小幡由実。
通称“赤番“と呼ばれる。
クレーム内容は「ガラガラ荷台で荷物を運んでいて、中身が壊れたらどうするんだ!」
しかしこれは自分の荷物ではなくて、「隣のマンション」に運ぶ荷物のこと。
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