「青のSP 」嶋田隆平がスクールポリスに志願した理由は?過去の事件やトラウマを原作小説ネタバレ!

スポンサーリンク

嶋田隆平の過去、トラウマ。
嶋田隆平が、自らスクールポリスに志願した理由とは…?
藤原竜也主演ドラマ「青のSP」の原作小説「スクールポリス」のネタバレです。

スポンサーリンク

嶋田隆平の過去

嶋田隆平の両親は教師だった。しかし2人とも交通事故死している。対向車が中央線を越えて膨らんできて、正面衝突したのだ。
皮肉にも、その対向車を運転していたのは、彼らの教え子の中学生だった。

 

両親は2人とも死亡。しかしその中学生は無事だった。
隆平が駆けつけたときには、その中学生たちは頭から血を流しながらも、へらへらと笑い転げていた。
彼らはドラッグをやっていたのだ。

 

親の車を勝手に持ち出し無免許運転をし、薬で頭がラリった状態で交通事故を起こして、自分の両親を死なせた中学生を隆平は恨んだ。

 

嶋田隆平がスクールポリスになった理由

両親を失った隆平を、母親の妹夫婦が引き取って育ててくれたが、妹夫婦に優しくされるほど両親のことを思い出してしまい、隆平は辛くなった。だから妹夫婦にはなつかなかった。

 

そして高校を卒業すると同時に、警察学校の寮に入り、1人で生きていくことを決意。

 

警察官になった理由は、両親を殺した中学生たちへの恨みを、“犯罪全体“に向けることによって、自分の中にあるどこに待ってたら良いかわからない恨みの感情をコントロールしようとしたから。

 

だから、スクールポリスになった理由も同じ。
中学生たちと向き合い、悪いことをしている者がいれば中学生でも逮捕する。
しかし恨むのは悪さをした中学生個人ではなく、あくまでも“犯罪“。
そうすることによって、過去のトラウマを克服したかったからだ。

嶋田隆平は過去のトラウマを克服できたのか?

そんな目的を持ってスクールポリスに志願した隆平。実際、過去のトラウマを克服することができたのか?

 

小説のクライマックスでは、男が生徒を人質に取って、学校に立てこもると言う事件が発生。
最終的には隆平が男の持っていた銃を取り上げ、男に銃口を向ける。
その時、犯人の男は「逮捕されたって、殺されたってどうでもいい」と頭がおかしくなったようにへらへら笑っており、両親を殺した中学生を隆平は思い出す。

 

そして怒りが抑えられなくなって、引き金に指をかけてしまう。

 

それを浅村涼子(真木よう子の役)が止めた。
ラストでは、「あなたのおかげでスクールポリスを続けることができる」と涼子に感謝の言葉を述べていた隆平。

 

しかし私の解釈としては、その時”犯人の男を殺すと言う行動はをひとまず止めることができただけ”であって、隆平の中にある過去へのトラウマが完全に払拭されたのか?と言われると、そこまで涼子が隆平を完全に救えたとは言い切れないと思う。

 

続編もあるようなので、その辺はまた描かれるのかもしれない。

原作とドラマでは、嶋田隆平の抱えている過去は違う?

ドラマの1話では、嶋田隆平の後輩の三枝(山田裕貴)が

 

「昔は情みたいなものもあったんですけどね、ある時期から急に変わっちゃって」

 

と話していました。

これだと、“ある時期“と言うのは、警察官になった後と言うことですよね?

 

原作の小説では、嶋田隆平が過去のトラウマを抱えたことによって、警察官になる道を選んでいるので、警察官になったときにはすでにあの冷徹な嶋田隆平が出来上がっていたはずです。

 

となると、小説とドラマではかなりストーリーが違って作られていそうです。嶋田隆平の過去についても、オリジナルなエピソードになっている可能性が高いですね。

 

ドラマでは、隆平は1年前に亡くなった小川香里(明日海りお)の事件についてやけに気にしています。香里は隆平の元恋人だったのでは?と言う説もありますが、音楽室のピアノの生徒に聞くまで、香里の事件のことすら知らなかったような感じだったので、元恋人説は無いかなと思います。

 

香里は自転車事故によって怪我を負ったことがきっかけで、死んだようですので、両親の交通事故死→自転車事故と言う感じで少し改変してくるのかもしれませんね。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました