【考察検証!】犯人の子供はどっち?神崎?黒木?「キワドい2人-K2-」父親の神崎賢造(椎名桔平)との関係は?

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ドラマ「キワドい二人」で、神崎隆一(山田涼介)と黒木賢司(田中圭)は異母兄弟とされていましたが、3話で「22年前のファミレス事件で”警察官の子供”と”犯人の子供”がいた」という新事実が出てきたため、どちらかが犯人の子供である可能性が出てきました。

 

犯人の子供はどっち?チラチラ出てくる回想シーンをじっくり見直して、考察してみました。

※筆者は原作を読んでいませんので、予想をガッツリ外してるかもしれませんので、ご了承ください~。

 

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3話は「黒木=犯人の子供」とミスリード?

 

3話で判明した新事実

22年前のファミレス立てこもり事件には、

”警察関係者の子供”と”犯人の子供”がいた!

ドラマ「キワドい二人」犯人の子供は黒木?神崎?どっち?

 

つまり、神崎か黒木のどちらかが犯人の子供ということになりますね!

 

今まで黒木(田中圭)は賢造(椎名桔平)に対して

「俺はあんたを許さねーぞ」

と言ったり、

 

 

2話ラストの副署長(六角精児)との屋上での会話で、

副署長「君が神崎さんを恨む気持ちもわかる。しかし妙なこと考えるんじゃねーぞ。彼に罪は無い。君たち2人は、同じ神崎賢造の息子なんだ」

黒木「俺はけじめをつけたいだけですよ。あん時の」

だったり、

 

 

神崎(山田涼介)に会いに来た賢造が、黒木には会っていかず、

賢造「会いたくないだろう…」

と意味深な発言をしたり、

 

 

とにかく黒木は賢造を恨んでいる!ってことが強調されていました。

 

 

そうなると、

 

 

黒木(田中圭)が犯人の子供

→目の前で自分の父親(髙橋努)を殺された

→黒木がみなしごになってしまたので、責任を感じて賢造(椎名桔平)が引き取った

→でも、黒木は父親を殺された恨みを忘れていない

 

 

という筋書きがパッと浮かびますよね。

でも、これってミスリードなんじゃないかな?って思うんですよ。

 

【前提】小林喜日くん=田中圭、子役ちゃん=山田涼介は確実

前提として、ファミレスの立てこもり事件にいた男の子らが神崎と黒木でいいのか?というところから、根拠を出しながら考察します。

 

立てこもり事件の際にいた子供は、

中学生くらいの男の子(小林喜日くん)と、

4歳くらいの小さな男の子(子役ちゃんの高木波瑠くん)。

 

【検証】黒木賢司=小林喜日くん

①黒木が賢造と一緒に写っている写真を持っていた。

ドラマ「キワドい二人」黒木は小林喜日

 

②耳がキーンとなる仕草

黒木は昔の事件のことを思い出すと、耳がキーンとしている。

ファミレス立てこもり事件の時に、銃声の音を聞いて小林喜日くんも耳がキーンとなっていた。

ドラマ「キワドい二人」黒木耳がキーンとなる

 

③年齢の一致

今の黒木が35歳。

22年前は13歳。(小林喜日くん自身は16歳だけど、童顔なので中学生の役をやっても違和感なし。)

 

 

【検証】神崎隆一=子役ちゃんの高木波瑠くん

①年齢の一致

今の神崎が26歳。22年前は4歳。

事件当時の子供は4歳。

ドラマ「キワドい二人」子役高木波瑠

 

②4歳のときから記憶がない

神崎は「4歳の時に頭を打って、それより前の記憶がない」と話していた。

4歳のとき=立てこもり事件

この時に人質に取られた衝撃で記憶を失ったと思われる。

 

 

これらのことから、22年前のファミレス立てこもり事件に巻き込まれた子供二人=神崎と黒木で間違いないですね!

 

 

では、本題のどっちが犯人の子供で、どっちが賢造の本当の子供なのか?ということを検証・考察していきたいと思います。

 

【考察】神崎(山田涼介)=犯人・井原(髙橋努)の子供

逆に、神崎のほうが犯人の子供という仮説を立ててみます。

 

ファミレス立てこもり事件の流れは、1話の最初の方と2話のラストで回想シーンとしてありました。

 

 

黒木(小林喜日くん)が、4歳の神崎(高木波瑠くん)に

「行こ」

と声をかけて、手を取って連れて行こうとします。

ドラマ「キワドい二人」ファミレス立てこもり事件

ドラマ「キワドい二人」ファミレス立てこもり事件

 

 

井原(髙橋努)が「おい、待てこらぁ!」と神崎を取り返し、

ドラマ「キワドい二人」ファミレス立てこもり事件

 

「来るなー!来たら撃つぞー!」

と神崎の頭に銃を突きつけます。

ドラマ「キワドい二人」ファミレス立てこもり事件

 

賢造が

「やめろ!銃を降ろせ!」

と制止し

ドラマ「キワドい二人」ファミレス立てこもり事件

 

井原が

「あんたら、俺を裏切っただろうがー!」

と叫び、

 

 

その後、井原が撃たれ、倒れる。

 

目の前で井原が殺されるのを見て、ショックを受けた神崎の顔。

黒木が耳がキーンとなるシーン。

ドラマ「キワドい二人」黒木耳がキーンとなる

 

 

注目してもらいたいのは、

黒木が神崎に声をかけたこのシーン。

 

後ろに写っている男。来ているパーカーの服からして、井原ですね。

ドラマ「キワドい二人」ファミレス立てこもり事件

↓カーキの服

ドラマ「キワドい二人」ファミレス立てこもり事件

 

 

つまりこの男の子は井原の隣に座っていた。

おそらく、ボックス席の一つのソファに隣同士に座っていたんですね。

 

4歳の子なら、普通、片時も離れず親の近くにいるだろうから、井原と親子であると考えるのが自然です。

 

 

【矛盾点】自分の子供に銃を突きつけるか?

でも、最大の疑問点は、自分の子供を人質に取るか?ということです。

 

無理やり繋げるなら、とっさに神崎を引き戻し、自分の手の中に神崎がいたから、形だけ警察への威嚇としてやった。もちろん本当に撃つ気はない。

 

警察も、「自分の子供だから、ハッタリだろう」とわかっていた。だから人質取ってたのに、あっさり井原は射殺された。

 

【考察】黒木(田中圭)=賢造(椎名桔平)の子供

犯人から子供二人をかばったときに、黒木の肩を抱いている

こちらは注目してもらいたいのはここ。

 

井原が撃たれた時、賢造が子供をかばっている。

ドラマ「キワドい二人」ファミレス立てこもり事件

ドラマ「キワドい二人」ファミレス立てこもり事件

この黒木の肩に回されているのが、賢造の手。

ドラマ「キワドい二人」黒木耳がキーンとなる

 

この時の黒木と神崎の位置関係はこんな感じで

ドラマ「キワドい二人」子役高木波瑠

 

3人の位置関係はこんな感じだった。

ドラマ「キワドい二人」ファミレス立てこもり事件

 

賢造の手が黒木の肩に回されていることから、賢造は無意識のうちに黒木を優先的に守ろうとしているように見える。

自分の子供が4歳のちびっこの方だったら、賢造の手は黒木の前に来ていて、神崎だけを抱きかかえる感じになると思うんだな。

特に拳銃を突きつけられていたのは神崎の方だったんだから、それが自分の子だったら冷静じゃいられない。

近くにいた黒木を吹っ飛ばす形で、神崎を抱きかかえると思う。親ってそういうもん。

 

名前に「賢」がついている

あと、単純だけど見逃せないのが名前。

 

造と(黒木)

 

(神崎)隆一は、名前に全く繋がりが見られない。

しかも、賢造からしてみれば次男なのに「」っておかしい。(母親からしたら長男だったのかもしれないけど)

 

賢造は携帯に神崎隆一のことを「息子」と登録している

これは、黒木が賢造の息子である証拠というよりは、神崎が本当の息子ではないという検証になるが…。

 

 

2話の冒頭で、神崎が賢造に電話をかけたシーン。

賢造は、神崎を「息子」と登録していた。

 

ドラマ「キワドい二人」携帯に息子と登録

 

「息子」って登録する!?変じゃない!?

 

これは引き取ったときから、「自分の息子なんだ」と言い聞かせているからでは?

 

【予想】賢造は犯人の子供である神崎隆一を引き取った

ということで、神崎が犯人の息子説はかなり濃厚だと思いますが、ではなぜ息子として育てているのか?

 

1話のラーメン屋のシーン。

 

神崎が父親のことを話していました。

賢造がよく言っていた言葉。

「過ちを犯した人にも、日々の暮らしがある。人生がある」

 

この言葉から、賢造はかなり人情派の刑事だったようですね。

井原が射殺され、身寄りがなくなってしまった神崎。

普通の人は犯罪者の子供を引き取るなんて嫌ですが、賢造は責任を感じて自分が引き取って育てたのでしょう。

 

 

しかし、普通の人は犯罪者の子供を引き取るなんて嫌ですから、賢造の妻がそれを反対したのではないでしょうか?

 

 

黒木の話によると、

 

神崎は賢造の隠し子で、神崎が4歳の時に、それを知って黒木と母親は家を出た。

 

 

ということになっています。

しかし、本当は妻が

「犯罪者の子供と一緒に住むなんて嫌!賢司を犯罪者の子供と兄弟として育てるなんてごめんだわ!」

と怒って家を出てしまったとか?

 

 

神崎の記憶喪失

神崎は

 

4歳の時に頭を打って、それ以前のことが思い出せない。

 

と言っていました。

 

4歳というと、ちょうどファミレス立てこもり事件の時です。

 

目の前で父親が撃ち殺されたのを見たショックで、記憶喪失になってしまったのではないでしょうか?

賢造はその悲しい光景を思い出させないように、「頭を打って記憶がないんだよ」と言い聞かせ続け、神崎自身もそう思い込むようになったのでは?

 

 

【考察】犯人・井原(髙橋努)を撃ったのは、賢造(椎名桔平)ではない

神崎が犯人の子供説でいろいろと辻褄があってきましたが、ではなぜ黒木は賢造をあんなに恨んでいるの?って疑問が全然解決しませんね??

 

 

まず、恨んでいるのは

 

賢造が子供の目の前で犯人を撃ち殺したから

 

とみんな思っていると思います。

 

実の父親を目の前で殺されたなら恨んで当然ですが、黒木が犯人の子供でないとすると、幼い神崎の気持ちを思いやって代わりに賢造に怒っているのでしょうか?

 

 

しかし、

この大前提が違うと思います!

 

犯人を撃ったのは、賢造ではないんじゃないかな!?

 

 

新聞記事には

「左手、右足、胸部の3か所を撃たれた」

とある。

ドラマ「キワドい二人」犯人の子供は黒木?神崎?どっち?

 

席の向こう側から、井原に銃を構えている警官が3人。たぶん、この3人が撃った3発ですよね。

ドラマ「キワドい二人」ファミレス立てこもり事件

 

そもそも、この時賢造が子供をかばう姿勢に入っているから、撃ってないです。

 

静止していたときも、銃を持っているかは確認できないし。

ドラマ「キワドい二人」ファミレス立てこもり事件

 

あと、席の位置関係からすると、賢造は犯人のすぐ左側にいたんだけど、犯人が撃たれたシーンでは正面から撃たれているように見えるので、やはり席の向こう側から構えている3人に撃たれたと見るのが自然です。

 

「あんた俺を裏切ったのか!?」

そして、犯人の井原の言葉にも注目!

 

 

「あんた俺を裏切ったのかぁ!?」

 

 

 

 

賢造と井原が仲良くしている写真がありました。

4話では、井原は賢造の”S”つまりスパイだったと、判明しています。

 

 

警察はヤクザ組織を壊滅させるために、警察官をヤクザとして潜入捜査させることがありますよね。

香川照之さんと西島秀俊さんの「ダブルフェイス」みたいに。

 

その場合、超極秘案件となるため、その人物が本当は警察官だという事実は、警察内部でも限られている人間しか知りません。

 

だけど、結局、井原が指名手配されちゃって(これも上の新聞記事に”暴力団殺傷事件の容疑者で指名手配されていた”って書いてあった)、なんかハメられたっぽいですよね?

警察は指名手配犯だから逮捕しなきゃいけなくて、ファミレスで張られてたのを知って井原が逆上!…みたいな。

賢造が井原の隣のテーブルにいたのは、偶然ではないだろうから、井原と繋がっていた賢造が他の捜査員に居場所を教えて張り込みをしていたんだろうな。

「俺はあんたを信用して協力していたのにー!」って。

 

賢造の言葉も伏線?

1話で神崎が父親がよく行っていた言葉と語っていたのは、

 

「過ちを犯した人にも、日々の暮らしがある。人生がある」

 

というもの。

 

この言葉も、何かの伏線のような気がします…。

 

ストーリー予想】

 

上記までの考察検証をもとに、ストーリーを予想して書いてみました!

 

賢造は暴力団絡みの捜査にあたっていた。潜入捜査で、ヤクザ構成員として伊原達也(高橋務)を送り込み、情報をもらっていた。

 

井原は子供がいて、もう危険な潜入捜査を辞めて、警察官としてやり直したいと思っていた。井原は実際、潜入中にいろいろな悪事にも手を染めていた。(潜入捜査では、”警察の犬”であることがバレないように、警察官でも入れ墨したり、麻薬を吸ったりする。)

井原はもうそんなことはやりたくなかった。

 

賢造はもともと

「過ちを犯した人にも、日々の暮らしがある。人生がある」

という信念を持っていて(ドラマ内で山田涼介が言っていたセリフ)、一度悪に手を染めた人間でもやり直す手助けをしてあげたいと考えていた。

だから、もちろん井原のこともまっとうな道に戻してあげたいと思っていた。

 

 

しかし、伊原は暴力団殺傷事件の容疑者として指名手配されてしまう(ドラマ内の新聞記事より)それは冤罪。

 

賢造は伊原を信じ、これ以上の逃亡をやめさせたかった。警察できちんと話をし、Sであることを明かし、無実を証明すればいいと考えていた。そのため伊原がプライベートで4歳の息子とファミレスに来ているところを、仲間の捜査員に伝え、井原を確保しようとする。

 

 

井原が暴れたら危ないので、4歳の息子を伊原から離すため、自分の息子である賢司(小林喜日)に外に連れ出してもらおうとする。(回想シーンの「行こ」と言って男の子の手を取って連れて行こうとするシーン)

 

しかし、井原がその動きに気づき、逆上。

銃を取り出したため、張り込んでいた捜査員が入ってきて伊原を射殺した。(この捜査員たちは、井原が本当は警察官であることを知らなかった)

 

目の前で父親が撃ち殺されたショックで、4歳だった神崎は記憶を失う。

 

賢司は賢造から「井原もその子供も傷つけるつもりはない。無実を証明するために一度警察に引き渡すだけ」と説明を受けていたため、(もちろん賢造も本気でそのつもりだった)騙されたのだと思い、ずっと賢造のことを恨んでいる。

 

その後、身寄りのなくなった隆一を、賢造は引き取ることにした。

しかし妻は「犯罪者の子供を育てるなんてできない」と言って、黒木を連れて家を出た。(極秘捜査のため、妻にも本当のことは言えないので、妻は隆一のことを”ヤクザの子供”と思っている)

 

賢造は、隆一が実の父親を目の前で撃ち殺されたシーンを思い出さないように、

「4歳の時に頭を打って、記憶がないんだよ」と言い聞かせて育てた。

 

 

 

【予想】黒木も神崎も賢造の子供ではない!?

最後にもう一つだけ突拍子もない予想してみました。

 

 

神崎は犯人の子供で間違いないのだろうけど、もしかして黒木も賢造の子供ではないのかな、と。

 

副署長(六角精児)と黒木の屋上での会話のシーンで、

副署長が

 

「君たち二人は同じ、神崎賢造の息子なんだ」

 

と言いました。

別にそのままの意味で違和感なかったんだけど、深読みしたら

 

 

「君たち二人は同じ(立場)。神崎賢造(が引き取った)息子なんだ」

 

ともとれるなぁって。

「同じ」の後で、やけに間が空いていたのがなんとなく引っかかって、「同じ」の後には「。」が入るんじゃないかなーと思ったのです。

 

新聞の情報では犯人の子供と警察関係者の子供がいたということで、警察関係者の子供=賢造の子供と思いこんだけど、

実際銃を持っていた警察官が現場に3人はいたのだし、これだけ警察官がいたということは張り込みをしていたということ。多分ファミレスの外にも警察官はいたはず。

 

ということは警察官の子供だからといって賢造の子供とは限らないのである。

 

 

賢造と黒木が一緒に写っている写真で、二人の間に微妙な距離があるし、二人とも笑顔がない(中学生ってこんなもん?)

ドラマ「キワドい二人」黒木は小林喜日

でも他人が無理やり仲良く取り繕っているようなギクシャク感が醸し出されている写真である。

 

だけど賢造が黒木まで引き取っているとなると、黒木の父親である警察官も死んだことになるけど、それは新聞記事には記載されていなかったから違うかな?

 

【疑問】犯罪者の子供は警察官になれないはず

あと、ちょっと気になったのが、神崎か黒木のどちらかが井原の息子だったとすると、犯罪者やヤクザが肉親にいる場合は、警察官の試験を受けられないはずなのですが??
でも結構これって刑事ドラマあるあるで、過去に何か背負っていて、それが警察官になった理由みたいなストーリーよくありますよね。

確か「シグナル」っていうドラマでも坂口健太郎んが刑事役で、だけどお兄ちゃん(神尾風珠)が犯罪者とされていた。(冤罪だったけど、警察官試験を受けた時には冤罪が証明されていなかったから、犯罪者の肉親がいたという記録になっているはずなんだけど)

だからそこはあまり気にしなくてもいいのかもしれません。賢造に引き取られて養子縁組した時点で、伊原とは肉親ではなくなったとみなされるのかもしれないし。

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