SMAPの昔の名曲「どんないいこと」を語る!「雨」と「バス」でオレンジ3部作に繋がる世界観

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SMAPの若かりし頃の名曲「どんないいこと」。

”雨”と”バス”というキーワードが出てくるけど、「オレンジ」3部作と何か関係あるの?

ちゃちゃの音楽小説「君と僕の6ヶ月後編」では、「どんないいこと」のストーリーがガッツリ出てきますが、私の中では「どんないいこと」も「オレンジ」と同じ世界観になるんですよね。

 

こちらでは、「どんないいこと」と「オレンジ」3部作の関係や、「どんないいこと」の魅力、歌詞の意味や解釈について徹底的に解説していきます!



こちらで語っている「どんないいこと」にインスピレーションを受けたちゃちゃの音楽小説はこちらです!↓

君と僕の6ヶ月(SMAPオレンジ恋愛三部作)前編(簡潔バージョン)

君と僕の6ヶ月(SMAPオレンジ恋愛三部作)後編(簡潔バージョン)

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「どんないいこと」はオレンジ3部作に関係あるの?

「どんないいこと」を作詞したのは、大倉浩平さんという方で、オレンジ3部作を書いた市川さんではありません。

ですので、オレンジ3部作と「どんないいこと」は無関係ですね。

 

でも、「雨」と「バス」というキーワードが出てきて、主人公の男性がまだ未練があるのに、女性のほうはもう別れを決心しているような描写があったので、すごくこのストーリーにリンクしているなと思い採用させていただきました。




 

「どんないいこと」の魅力はやっぱり振り付けのつとぷ背中合わせ!

そして、単純に発売当時から私がとっても好きな曲だったということもあります。

うん、すっごく好きだったの、この曲。

なんでかってさ、当然曲が好きだったっていうのもあったけど、振り付けがさ・・・つとぷでさ・・・o(≧▽≦)o

 

この時、まだSMAPは6人時代で、だいたい振り付けが2人ペア×3みたいになることが多くて。

この曲は、中居&木村、しんつよ、吾郎&森ペアになってたんだよね。

そして、もちろんつとぷがセンターよ(^o^)v

 

そんで、背中合わせになって指パッチンパッチンする振り付けがあってね!

もうつとぷファンは、この二人の背中合わせがたまらんのですよ・・・!!o(≧▽≦)o

なんなんだろう?この破壊力・・・。

どうして背中合わせただけで、こんなに萌えられるの?

私って背中合わせフェチなの?いや、私だけじゃないよね?

 

まあ、何も背中合わせじゃなくても、普通に正面から抱き合ってもらっても当然ギャー!なんだけど、それって普通に男同士でありえないから、せめてもの背中合わせ!ってことなのかな?

よくわかりません、この背中合わせにギャー!ってなっちゃうのは、もう生理現象なので、口では説明できませんです・・。

 

ちなみに、こういった名曲は何かと歌い継がれていくのですが、5人時代になったからこの2人×3セットのフォーメーションができなくなったせいか、単にSMAPのメンバーが年をとってきて「踊るの疲れちゃうんだよね~」となったせいか、その後歌っている時には、ほとんどダンスしてません・・!!

なんか、SMAPって全然踊らなくなった時期あったよね。

「夜空ノムコウ」とかさ、棒立ちじゃん・・・!!(ま、あれは曲が曲だからそれでいいんだけど)

でも、その頃ほんとにSMAPファンの友達が怒ってたの覚えてるもん。




 

6人時代のSMAPの動画見つけちゃった。

 

 

でもさ、すっごく大好きな曲で、確かにSMAP全盛期のヒット曲だったはずなのに、SMAP最後のベストアルバム「SMAP 25YEARS」に選ばれなかったんだよね。

本当にそれが残念でさ。

でも、あのアルバムの選曲は、解散してほしくないと願うファンによる思いが込められていたから、けっこう絆ソング的なものがランクインしたんだよね。

これは「一人で歩いて行こうと思った」ってなってるから確かにNGね。

 

 




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「どんないいこと」の歌詞を読み込む!

どんないい服着て どんないい顔して

街はTic Tac時を刻んでゆく いつまでも

どんないい夢でも どんないい恋でも・・・ loving you

出典:SMAP「どんないいこと」作詞:大倉浩平、作曲:庄野賢一

「いい服」とか「いい顔」とか、美華と別れた後に、優介がずいぶんと立派に成長した姿と重ねています。

とっても辛い別れを経験したのですが、それでも街は時を刻んでいて、止まってしまった自分の心の中とは裏腹に、流されるように毎日が過ぎていく様子。

 

「どんないい夢」や「どんないい恋」と感じたそれらは、この手をすり抜けてなくなってしまった。

だけど、今でも「loving you・・・」

あなたを愛してる。

 

空がだんだん曇ってきた

雨が今にも降りそう

バスがちょっと遅れてる

時計の針は過ぎてく

 

少しだけ君に会いたいと 話しておきたいことがあると

そんな言い訳じゃ悲しすぎる 諦める恋を

たしかめるのは

出典:SMAP「どんないいこと」作詞:大倉浩平、作曲:庄野賢一

 

もうこの辺はそのままストーリーをなぞって。

何か理由をつけてもう一度だけでも会えないかと思考を巡らせるけど、結局その先に見えてくるのはハッキリと失恋を認めさせられるような答えしかないんだって自分でわかってるから。

口実作って無理やり会っても、悲しすぎるよね、って。

 

どんないい服着て どんないい顔して

街はTic Tac色を変えてゆくから

どんないい時でも どんな言い訳でも

受けて立つのは自分一人だから

いつでも

出典:SMAP「どんないいこと」作詞:大倉浩平、作曲:庄野賢一

 

「街は色を変えてゆくから」

とちょっと気持ちが変化しています。

さっきは勝手に街が時を刻んでいるのにただただ流されていたような感じだったけど、街が色を変えたように見える=自分の気持ちが少しずつ変化している

失恋を受け入れて、今後の人生を「一人で受けて立つ」ことを決意したんですね。

 

雨が少し降り出した

みんな家路を急いでる

次のバスがやってきて

荷物と重たい気持ちが乗った

 

通りの向こうに君がいた

走りだそうとするこの僕に

君はだまっておじぎしただけで

「ゴメンネ」って声が 聞こえた気がした

出典:SMAP「どんないいこと」作詞:大倉浩平、作曲:庄野賢一

 

ここの描写はすごく好きで、いつか小説化したいって思ってた。

雨が降ってきたことで、暗い気持ちを表現し、

「みんな家路を急いでる」

という早送りの映像のイメージ

「荷物と重たい気持ちが乗った」

っていうスローモーションの映像のイメージ

 

この対比が素晴らしいと思う!

早送りの世界の中で、自分だけが取り残されちゃってるような。

めちゃくちゃ映像が浮かんでくるし、主人公の気持ちも伝わってくる。

 




 

通りの向こうに君がいて、我を忘れて走り出そうとする主人公。

だけど、彼女の他人みたいなお辞儀に我に返って、足が止まる。

そして、「ゴメンネ」という彼女の気持ちを察する。

 

いろいろ言い訳して会う口実作ったって、彼女の気持ちを再確認するだけで虚しいってわかっていたのに、この偶然の再会で「諦める恋」を完全に決定づけられてしまったんですね。

すごい切ない。

 

 

彼女の姿を見つけて、思わず走り出そうとするくらいにハッとするということは、そこに彼女がいることを想定していなかった、今行かなきゃもう二度と会えないかもしれない・・!って思うくらいの、思いがけない偶然の再会だったって感じですよね?

 

同じ街に住んでいれば、別れた人と偶然道で会ってしまうことってあるけど、私はこれが「オレンジ」の世界で、何らかの理由があって相手のために「さよなら」を告げて突然消えた恋人にとてもリンクして思えた。

そうなの、だからちゃちゃの音楽小説「君と僕の6ヶ月」の中では、「さよならと言えば君の傷も少しは癒えるだろう」は彼女のほうの気持ちなんだよね。

 

でも、「オレンジ」の普通の解釈では、これは「僕」のほうのセリフであって、彼氏の方が彼女を思って別れを告げたってことになるよね。

 

だから、やっぱり「どんないいこと」と「オレンジ」は関係ないんだろうけどさ。

 

 

そもそも「どんないいこと」のほうが先に発売している曲なので、「オレンジ」の続編であることはありえないのですが、作詞家さんがSMAPの他の曲を聞いて、同じ世界観でAnother story書いてみようかな・・なんて遊び心があったら、すっごく面白いななんて密かに妄想したりしました。

 




 

 

どんないい時でも どんな言い訳でも

ほんとうのことだけ映して消える

出典:SMAP「どんないいこと」作詞:大倉浩平、作曲:庄野賢一

SMAP「どんないいこと」の歌詞全文を知りたい方はこちら

 

「ほんとうのことだけ映して消える」は、主人公にとっては悲しい真実、もう彼女は自分のもとには戻ってこないってことだったのかもしれない。

だけど、ちゃんと主人公は最後には前を向いています。

ここが、私が一番好きなところ!

 

立ち止まってみたり 少し戻ってみたり

今日一人で歩いて行こうと思った

出典:SMAP「どんないいこと」作詞:大倉浩平、作曲:庄野賢一

 

これでやっと自分の失恋を受け入れて、一人で歩いていこうって決意できたんですね。

これで、止まっていた主人公の気持ちが動き出して、他の人と同じように街の動きに溶け込んでいけるんじゃないかなっていう希望が見えた感じです。

 

「君と僕の6ヶ月」の小説の中でいくと、主人公の優介が前を向いて歩き出すのは、美華が死んで何年か経過した後っていうことになりますが。

でも、誰でも立ち直れないくらい落ち込むことって人生で必ずあるけど、立ち止まったり、少し戻ったりしながら、いつか一人で歩いていける強さを手に入れることができればいいなという、静かな曲でありながらとても勇気づけられる名曲なのであります!

 




 

他にもちゃちゃの音楽小説「君と僕の6ヶ月」には、いろんなSMAPの名曲が登場しています!

そちらの名曲解説もどんどんしていきますので、またよかったら見に来てくださいね~♪

 

 

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