風間俊介と篠原涼子の関係?silent3話ネタバレあらすじと感想

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silent3話もラストシーンで泣かされましたね~。ほんと、毎回泣かされますな。でも今回注目したのは、風間くんの正体について…!ただ感動して見ていればいいドラマでも、いつもの癖で考察してしまう…。風間くんが手話講師になった理由がちょっと気になったので、いろいろと予想して見ました。

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silent3話 ネタバレ

湊斗(鈴鹿央士)と紬(川口春奈)の馴れ初め

湊斗(鈴鹿央士)は、ずっと昔から紬(川口春奈)のことが好きだった。高校に入学する前から。

今回は湊斗視点の湊斗の語りからスタート。こういう語り手の視点が変わる演出好き。

紬が好きだと言うから見た映画。「人が恋に落ちる瞬間を初めて見てしまった…」ってなんだそれ?と思ってたけど、これか。こういう感じか…。


新入生代表の言葉を読む想の姿を見つめる紬を見て、紬が今、恋に落ちた瞬間なのだと湊斗は実感していた。
「人が恋に落ちる瞬間初めて見てしまった」は、映画「ハチミツとクローバー」の一説でありキャッチコピー。
このドラマでは紬が「スピッツが好き」と言っていて、「ハチクロが好き」と言うセリフもありましたね。

大学に入って、紬が想に振られたときに、紬から湊斗に「ふられた!」と一言メールが入ったものの、湊斗はすぐに紬とは会わなかった。紬が振られたことをちょっと嬉しく思っている自分も、紬を振った想のことも許せなかったから。


しばらくして同窓会で再会。2次会に行かずに紬は帰り、ファミレスで仕事をしていた。その頃紬は会社員で、上司から「やればできる子」と都合の良い言葉でこき使われ、同期の女の子からも仕事を押しつけられたりしていた。それに「挨拶だ」と体を触られるセクハラも受けていた。湊斗も2次会に行かず、紬の話を聞いて、無理しないように説得。紬は、次の日に退職願を出した。

それから2人はお互いの家を行き来するようになって、自然と付き合い始めた。紬は仕事を探し始めて、まかないや時給だけで仕事を選ぼうとしていたので、湊斗が「紬の好きな事は何?」と好きなことで仕事を選ぶように促した。すると紬は何かを思い出したように、「…音楽」と答え、今のタワレコに就職した。
その思い出した何かが想であることを、もちろん湊斗はわかっていた。

この時にも、湊斗の「動画、検索して」の慰め方があって、前は「パンダ 落ちる」で、今回は「犬と猫 仲良し」。動物の動画は癒されるけど、この慰め方はなんとなくちょっとうざいと思うのは私だけだろうか…。でもこのかぶせの演出は好き。ドリンクバーでメロンソーダとオレンジジュースを取ってきてくれて、紬が「コンポタ」と答えて、「ドリンクバーにコーンポタージュないよ」「コンポタ!」なんてやりとりもあって、ここも2話自動販売機でジュースを買ってきてくれたシーンのかぶせ。絶対コンポタって答えるなら、最初の選択肢にコンポタを入れな?と言うツッコミはあるが…。そして、落ち込んでいるときはあったかい飲み物だよ!メロンソーダとオレンジジュースは、私は常に嫌だよ!カフェオレとか持ってきて!

今はもう、佐倉くんのこと好きじゃない

2話の続き。紬と想が会っていることを知って、湊斗はイライラして帰ってしまった。

想が紬に会いに来た。「湊斗に悪いから、もう2人で会うのはやめよう」と言いに来た。しかし紬は、


「私、湊斗のことが大好きなの。佐倉くんと2人で会ったからって、私たちは喧嘩になったり別れたりしない。佐倉君とはたまにご飯とか言って、どうでもいいことを話したりしないなと思ってただけだよ。佐倉君の事、今はもう高校の同級生としか思っていない。今、好きなのは湊斗。佐倉君は違う。好きじゃない。」


ここまではっきり言う必要があっただろうか?と思ったけど、自分に言い聞かせているからこそ、言わなきゃいけなかったんだろうなぁ。この言葉を文字で見ているときの想がすごく切ない顔していたし、想が去った後、紬は泣いていた。無理して言ったんだろう。


「湊斗って呼んでるんだね?」と聞いた想。
確かに高校の時は戸川くんて呼んでた。ここで、時の流れを感じたし、想の知らない間に2人の仲が深まっていたこと、想も実感してるんだろうなって切なかったなぁ。

湊斗の思いが溢れる

湊斗が紬の部屋に遊びに来ていた時。紬と弟の光(板垣李光人)が買い出しに出かけているときに、想から「アパートの近くにいるから今から会える?」と紬に連絡が来る。部屋には湊斗が1人で留守番していた。先に想と湊斗が再会してしまう。想を部屋に上げて、2人で待っている間、湊斗の今までの気持ちが爆発してしまう。


「なんで俺に言ってくれなかったの!?」と泣きながら。紬たちが帰ってきたときには、プチ修羅場状態。湊斗は部屋を出て行ってしまう。紬が追いかける。


湊斗「紬のこと取られるって心配して、そうやってイライラしている方が楽だった。想のことを悪く思っていられる方が楽だったから。友達の病気を受け入れるよりもずっと楽だったから。名前呼んで、振り返って欲しかっただけなのに…」

紬も何も言えず、涙を流すのだった。

3話の冒頭で、紬と想が2人で会っていたところを見て、湊斗がイライラしたシーン。想は先に歩き出してしまったが、湊斗が後ろから「想!」と声をかけて、当然想は聞こえないので気づかずに行ってしまった。
部屋の中で感情ぶつけるシーンでも、後ろから「想」と呼びかけている。もちろん想は振り向かない。
当たり前だけど、こうやって後ろから声で呼びかけても気づいてもらえないことに、湊斗はその病気を実感して感情が爆発してしまったのだ。


そして高校の回想シーンもまた効いていた。帰り道、前を歩く想に、湊斗が後ろから「想!」と声をかける。しかし想は気づかずに歩いて行ってしまう。何度も呼びかける湊斗。するとちょっとだけ想がニヤッとしたのが見えた。走って追いかけて、もう一度「想!」と呼ぶ。すると、いたずらっぽくニヤッとして振り返るのだった。

それで2人は笑いながら一緒に歩き出す。
そんな美しい青春の1ページみたいな、なんでもないやりとりが、もう2人にはできないのだ。

それを思って、失ったものの大きさを実感し、湊斗の気持ちが溢れてしまったと言うシーンは、すごく説得力があった。そしてやっぱり鈴鹿央士くんの演技力ね。川口春奈さんは、そんなに演技が上手って今まで思ったことなかったけど、今回のちょっと静かな話し方の、感情をかみしめるような表情の演技、すごく好きだな。

【考察】風間くんが手話講師になったと篠原涼子が遺伝に心当たりありそうなのが怪しい

昨日、ドラマを見ている時に、ピカーン!と思いついた考察。絶対これだ!と思ってほぼ書き上げたんだけど、最終的には違うという矛盾点に気づいてしまった…。でも、とりあえずせっかく考えた考察なので、一度載せたいと思います。

紬が春尾に「なんで手話を始めたんですか?」と聞いた。

「大学の時に難聴者の方のボランティアをやってて、それがきっかけ」

と春尾は答えた。

別のシーンで、想の母親(篠原涼子)は、萌(桜田ひより)の部屋をノックして、返事をしなかったことで、「ノック、聞こえなかった?」と心配していた。(萌はただ返事するのがめんどくさかっただけなのだが)

2話では、想の病気がわかったシーンがあって、「ご家族に耳の聞こえない人は?」と医者に遺伝性の可能性を指摘された時、篠原涼子が「いません!そんなの聞いたこともありません!!」とものすごい勢いで否定したのが、なんとなく気になっていた。

息子の病気を宣告されたので取り乱していると思えばそんなに不自然な態度ではなかったが、本当は遺伝に心当たりがあるのでは?と思った。

萌に対しても、耳が聞こえないのでは?と心配したことからすると、やはり遺伝で兄妹みんな同じ症状になってもおかしくないと思っているのでは?

手話の講師と言うところに風間くんがキャスティングされているところにも、何か重要な意味を感じる。そこで、風間くんと篠原涼子を何かしら関連づけて考えてみる。

遺伝で耳が聞こえない病気を発症したと考えるのなら、想の父親が相関図にいないことが気になる。でも風間くんは耳が聞こえるので、父親ではないだろう。と、すると?

風間君が大学の時にボランティアで支援していた「難聴の方」というのが想の父親なのではないだろうか?そして、風間くんとその人は親友だった。篠原涼子も含めて3人で仲が良かった。まるで高校時代の湊斗と紬と想みたいに。

そして、同じように篠原涼子と想の父親は両思い、かざぽんが一方的に篠原涼子に片想い、想の父親とも親友だこら、二人を応援している、という立ち位置だったのでは?

しかし、想の父親は後天的に耳が聞こえなくなり、それで篠原涼子と破局。愛する人を思って、身を引いたのかもしれない。そして、その後、ろう者の女性と出会い結婚。

それが、かざぽんの言っていた

「ろう者の8割がろう者同士で結婚するんです。ろう者同士の方が幸せってことですかね?」

と言う言葉につながるのでは?それを言っていた時に、「ろう者同士の方が幸せなんですよ」と言うニュアンスではなかった。「ろう者と健常者は結ばれることはできないんだろうか?」と無念な気持ちを含んでいるように聞こえた。

それは、耳が聞こえなくなった病気が、自分の大切な人(篠原涼子)を不幸に追い込んだから。篠原涼子は、その後も自分の元を去った男を思って、シングルマザーを貫く。かざぽんは、親友のことを思って、今でも手話に関わる仕事をしている…。

…と、ここまで書いて気付いたのが、年齢が全然合わないじゃん…!!ってこと。

篠原涼子49歳、かざぽん32歳の設定か。学生時代の同級生のわけがない。

しかも想には姉(石川恋)がいたよ…。姉、28歳(篠原、21歳の時に出産)。想が26歳(23歳の時に出産)。萌が20歳(29歳の時に出産)。萌にも遺伝していることを心配していたのだから、結婚生活はかなり長かったことになる。

うーん、でも風間くんは関係なかったとしても、29歳で萌を生んだ後に、耳聞こえなくなって離婚、ということはありえるか。

風間くんも、耳の聞こえない人と何らかのかかわりがあると思うし、それが苦しい思い出になってる感じはするんだけどなぁー。どうつながってるのか、全然わからん。

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