嵐活動休止会見まとめ!「無責任」発言に即座に大野くんを守った翔くんがかっこよかったし、ニノの言葉が泣けた!

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青木アナが嵐の会見で大野くんに対して「無責任」という発言をしたことが話題ですね。

その時の翔くんとニノが大野くんを守った姿が本当にかっこよかった…!

ニュースであまり使われてないところの会見の様子もまとめました。

「ZERO」での櫻井翔の発言もまとめました。

 

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無責任じゃないかという指摘もあるのでは?大野さんが悪者にされちゃう可能性もあるのでは?

この記者の質問に、メンバーの表情が一瞬で固くなる。

翔くんが即座にマイクを取って

 

櫻井:我々の誠意は、2年近くの期間をかけて感謝の思いを伝える時間を設定したこと。それが僕たちの誠意です。ファンの人たちに僕たちの思いが伝わるようにたくさんの言葉やパフォーマンスを見てもらい、姿勢と行動を持って無責任かどうかというところを判断して欲しい。

 

いつになく強めの言い方と表情だった。

いつもは低姿勢で穏やかな笑顔を絶やさない人だけど、大野くんのことを悪く書こうとしているなら許さないぞ!っていう威嚇だと思った。

 

 

二宮:リーダーが矢面に立って悪者に見えているようであれば、我々の力不足。

 

 

「ZERO」で翔くん本人が言ってたことだけど、

 

会見の日の昼間に大野くんと連絡とって、

 

「何かあったら必ず僕がフォローするから」

 

って伝えたんだって。

本当にかっこいいなぁ…。

 

 

会見直前も、4人一人一人と目を合わせ、それぞれと握手をしてから会見場に行ったそう。

これはコンサート前や歌番組前と同じ儀式。

「さあ行くぞ!」という思いの握手だった。

 

 

 

この「無責任」発言に対して、ジャニーズ大好きで有名な青木アナがTwitterで愚痴をつぶやいた。

昼間のワイドショーでもこの質問の部分は多く取り上げられていたけど、この質問をした記者は全然悪くないと思うな。

それこそこの人が悪役を買って出てくれたからこそ、そしてそれによってメンバーが必死に大野くんをかばう姿を見せたからこそ、「嵐を休止に追い込んだ犯人は大野」と責めてはいけないんだということが世の中に周知された。

 

きっとそういった悪意のある記事ももう出ないだろう。

今回の嵐の活動休止の一件で当然みんなの頭にはSMAP解散のことが浮かんだはずで、SMAPの時は誰がSMAPを解散に追い込んだのが、木村が裏切った?香取がもう続けるのは無理だと言った?と戦犯を探したがっていた。

当然今回だってそういうストーリーがあれば記者は書きたいに決まっているけど、悪意のある記事を書くなら完全に推測記事で書くはずで、こんな本人たちに面と向かって質問したら悪意のある記事のネタになるような答えが返ってくるはずもないことはわかっているはずで。

だから多分この質問をした記者さんも、こういった流れになることを予測して、あえて「確認」をしただけなんだと思う。

「大野さんが悪いんじゃないんですよね?」って。

 

だからこの記者さんもものすごくいい仕事をしたし、怒りのツイートをして「無責任」に関する質問した記者がいるということを拡散した青木アナもまたいい仕事をしたということ。

 

そもそも 記者の仕事とは視聴者の知りたい事をいかに引き出すかということ。

そういう意味ではあの場所にいた誰よりも、この記者が一番役目を果たしたことになる。

このちょっと意地悪な質問がなければ、終始穏やかだったメンバーがさっと顔色を変えて臨戦態勢に入ったかっこよさや、翔くんとニノの素晴らしい対応を見ることはできなかったのだから。

 

ファンが一番知りたいのは、嵐が休止することの原因が不仲ではないこと、誰か一人のせいではないこと、だよね?

その答えをメンバー本人の口からきっぱりと語らせたこの質問にはものすごく意義があったと思う。

 

バイキングでは坂上さんやコメンテーターの人が「誰だこの質問したのは!?」なんて怒っていたけど、記者さんを責めるのは筋違いです。

ちなみに「こんな無礼な質問をしたのは一体誰だ!?」ってネットで探されているらしいですが、普通に「スポニチ桑原です」って名乗ってからこの質問をしていたし、当然記者だからね、素性を明らかにして覚悟を持って質問をしているはず。ただ面白半分で「けなしてやろう」っていうネットの発言とかとは違うから。

 

 

ちなみに「ZERO」で翔くん本人も

 

「一番伝えたい”誠意”の話をしているので、自分の中でちょっと温度が上がった部分もあったかもしれないが、あの質問をいただいたおかげで我々の考えをしっかりと伝えることができた」

 

と語っていました。

 

それにしても、即座にマイクを上げて怒りの表情あらわに反論した翔くんもかっこよかったし、その後のニノの言葉、泣くなぁ…。

 

 

最初に話を聞いた時にどう思った?

2017年6月16日。大阪の仕事の後、メンバー全員に大野くんのホテルの部屋に集まってもらって自分の思いを話した。

大野「自分の嵐としての活動を終えたい。何も縛られず普通の生活をしてみたい」

 

その思いを聞いたメンバーは…

 

二宮:衝撃でした!そんなこと全く思っていなかったので…!

 

これは次の笑いへの布石。

 

ニノは6月17日が誕生日のため、日付が変わったところでお祝いをしてくれる計画なんだろうと思って部屋に行った。しかし話が始まってみると大野くんが辞めたいという話でびっくりした。

 

ニノ:「へ~!」って言いました。

 

話が一段落したところで「わかったからとりあえず祝ってくれ!」と言って、大野君が小さく「ニノごめん、おめでとう」と言って乾杯をした。

 

小噺の作りとしてすごくよくできた流れ!さすがニノ!

 

櫻井:最初ものすごく驚いたけど、誰か一人の思いで嵐の将来を決めるのは難しいだろうなと思いがあるのと同時に、他の何人かの思いで一人の人生を縛ることはできないと思った。

 

翔くん~~!!ここの部分はかなりテレビでも使われてるけど、確かにものすごいいい言葉!本当に頭のいい人だから言葉の選び方が最適で、胸に刺さるものがある。

 

相葉くん:初めて話を聞いた時はひっくり返りました。

 

相葉くんらしい…(笑)話を聞いていた時は翔くんが隣にいて、「本当にひっくり返ってた」と言ってたので、本当にバラエティみたいなオーバーリアクションしたんだろう。気持ちがそのまま体に現れる超素直な子。

 

松本:僕は常々グループというのはメンバーの強い意志があって初めて続けられるものだと思っていたので、グループがいい状態のうちに締めたほうがいいのではと考えたこともあったし、メンバーに話したこともあった。

だから、びっくりはしませんでした。

 

すごい冷静な男…。ライブの演出とかやってるだけあって、客観的に全体を見ることができる人って感じがする。

 

「ZERO」での翔くんからのお話↓

冷静に話は聞けたつもりだったが、朝目覚めたらホテルのベッドの下の床で目覚めた。普段は絶対そんなことないのに、かなり混乱していたのかなと。

反対した人は?

二宮:反対と言うか、ひき止めようとしたというのはあった。「できないの?」って相談はした。すんなり「はいわかりました」っていうのも責任的に違うと思う。

 

喧嘩になったりしたことは?

松本:(食い気味で)ないです!

二宮:書きたそうですね、それ。喧嘩してたって。すぐ書くんだからもう~(笑)

相葉:嘘でも喧嘩しとけばよかったね(笑)

 

 

それこそ喧嘩売ってるような記者からのしつこい質問にも、ちゃんと穏やかな笑いになるように返す。本当にさすが。

 

「誰か一人が辞めたいって言って、辞めたくない人との間に亀裂が生まれた」っていうストーリー、記者は書きたいんだよね。でもそれって SMAP の時に散々使っちゃったシナリオだから、もう読むほうも飽きてるし、書いてもウケないんじゃないかな~?

SMAP は昔からみんな血の気が多くて喧嘩したりっていうこともあったって特に隠してはいないけど、嵐はグループ結成から喧嘩したことは一度もないって言ってた。翔くんが「多分1回喧嘩したら、その時はグループが終わる時だと思う」って。

 

多分みんな穏やかな仙人みたいな人柄の人たちの集まりだから、喧嘩っていう風にはならないんだと思う。どんなに仲良くなってもそれなりに気遣いをする距離感って言うか。

どっちが仲良いとか悪いとかじゃないけど、 SMAP と嵐はやっぱりメンバー間の関係性とか距離感は違うと思う。

 

 

「辞める」から「休止」への気持ちの変化はなぜ?

大野:責任という意味で一時的にお休みするということは許されないと思っていた。 例えば自分の中で「3年くらい一回辞めたいな」なんて、そんな都合のいい話はないと思っていたので、けじめとしてジャニーズ事務所を辞めるということだろうと思っていた。

メンバーと事務所の方は誰と話していく中で、「そこまでする必要ないんじゃない?お休みでもいいんじゃない?」という言葉があり、「あ、そういう形でもよろしいんですか…?」というか、その言葉に甘えることになった。

 

 

「ZERO」での翔くんからのお話。↓

「そんなこと許されるんですか?」と本当に驚いていた。

最初はスタッフが「お休みにしたら?」と言い出し、「他の四人はどうか?」と聞かれ、「本人がいいならいいんじゃないでしょうか」という流れになった。

 

大野さんの決意を聞いて、「解散」がチラつきはしたけど、何とかそれを回避して皆が納得できるような着地点を探したいと思った。

 

 

話し合いは本当に何度も行われ、5人でも話し合ったし、翔くんと大野くん、大野くんと他のメンバー、翔くんと大野くん意外のメンバー、といろいろな組み合わせでも話し合ったそう。

そんな中で、翔くんは大野くんと話した時に

 

「こういう形だったらどうか?」

 

という話(引き留めようとした)を二人でもしたが、大野くんの意思は固まっているなと感じたそう。

印象に残ったメンバーの言葉

受け入れてくれたメンバーの、印象に残っている言葉や態度を聞かれ、

「そもそもあるの?」「覚えてるの?」とメンバーに総ツッコみされるリーダー。

 

1人1人それぞれからの言葉を一言ずつ聞きたい様子の記者。「ランキング形式で第4位から」と話を振ったが

 

 

大野:メンバーが”最後まで笑っていよう”と言われた時は…(言葉に詰まる)やばかったですね。(涙目になって)申し訳ない気持ちももちろんある中で、なんて人達だろうと。嵐でよかったなと。言葉にはできなかったです、ボロボロになっちゃいそうで

 

 

活動休止後は他の4人のメンバーの活動はどうする?

相葉:決まっていることを精一杯やってその後どう思うか。でもお休みするとかいうことはないです。

 

松本:今までやってこれなかった新たなチャレンジができるタイミングになるかもしれない。 何よりも2020年までにファンの皆さんと楽しい時間を過ごせるようにというのが、今からできることだと思う。

 

櫻井:当然選択肢としては一人休んでも二人休んでも嵐、という選択肢もあった。だけど我々は5人じゃないと嵐じゃないという選択肢を取った。

僕は嵐の2020年12月31日のことしか頭になくて、その先自分がどうするかというのは想像できていないです。嵐のことで頭がいっぱい。

 

二宮:僕も同じで、正確に言うと何も考えていないです。嵐として2020年のケツのケツまで活動できるというのは、僕にとってものすごく幸せで嬉しいことなので、まずはそれをしっかり応援してくれる方と共有しながら一個でも一秒でも思い出を作っていきたいな、ということしか今は考えていません。

 

松本:コンサートツアーや20周年のお祝いイベントなどをやりたい。20周年をまとめたベストアルバムみたいなものを出したい。ビデオクリップとかも。

 

相葉ちゃんが「休むということはない」と断言してくれて、安心したファンも多いだろう。

翔くんの「嵐のことで頭がいっぱい」っていうのは、まさに嵐に恋するファンの言葉を代弁したみたいで、同じ気持ちでいてくれることが嬉しい。

ニノもいいこと言ってるんだと思うけど、「ケツのケツ」って言葉が気になりすぎて、それしか頭に入ってこなかった…。

松潤はちゃんとすでにコンサートの演出とかアルバムのコンセプトとかも考えてくれていそう!集大成となる力作を早く見てみたい!

 

 

活動休止期間は?「ZERO」翔くん「あります!」

ここ!ファンが一番知りたいところ!

 

 

大野:ビジュアルだったり体形だったりはキープしたいと思います。もしも再開した時に一人だけ”なんだあいつ”みたいなになるのはちょっと…。

 

記者:仕事に対する情熱がなくなったというわけではないんですね?

 

大野:それはないですね。

 

記者:大野さんのベクトルが向かなかったら?

 

松本:逆に言うと僕らが「やりたいんだ」という話をリーダーにすることもなかなかできない。今回リーダーが僕たちの話を伝えてくれたように覚悟がいることだと思う。

 

大野:わからないです正直。

 

相葉:僕はデビューの時に「世界中に嵐を巻き起こしたい」と言って始まったのですが、実際まだそんなに巻き起こせてないと思うので、みんなが同じ方向を向いてくれる時には巻き起こす、でいいんだよね?(大野さんに)

 

大野:巻き起こしちゃいますか!

 

記者:では”嵐の前の静けさ”ということで?

 

二宮:一生懸命考えたんでしょうね(笑)

 

 

やっぱりはっきりと時期は言ってはくれなかったし、他のメンバーも「絶対に帰ってくる」と言って大野くんにプレッシャーを与えたくない、っていう配慮を感じた。

 

でも相葉くんに対して「嵐を巻き起こしちゃいますか!」と答えてくれたのが、あ、希望はあるんだな、と感じた。

 

それに上で書いたように、「休止じゃなくて辞めなきゃいけないよな」って思ってたって話の時に、「例えば3年くらい休んで戻ってくるっていうのは許されないよな」って話していたので、もしかしたら目安としては3年くらいの予定なのかなっていう気もする。

3年なら余裕で待てるじゃん!

SMAP失ってから、もう3年目だし。3年ってけっこうあっという間だからね。

 

そして、「ZERO」のときに、

「嵐の復活ありますか?」とやや遠慮がちに聞かれたときに、

 

翔くん「ありますよ、あります!」

 

ってかなり食い気味で答えてた!

え!そうなの!?って逆にびっくりしちゃった。

会見のときは歯切れが悪かったし、「期間決まってるの?俺らも知らないんだけど。決まってるなら教えて」とかメンバーが言ってたんだよ。

それが一日経ったら、こんなにハッキリ「あります!」って明言するってことは、会見の後またみんなで話して大野くんの意思を確認したのかな?って思った。

翔くんが全く根拠もなくファンに期待持たせるような無責任な発言するとは思えないし。

 

アイドルの突然の解散や活動休止って、いわば失恋みたいなもの

アイドルって、ある時急激に恋に落ちて、どんどんその人のことを知って、どんどん好きになって、ずっと応援して、一緒に笑って、一緒に年を重ねていくもの。

 

中学生の時に好きになったアイドルが、気づいたらもう40歳近くになっていて、その時中学生だった自分がもう子持ちのおばさんになってたりする。

自分が歩んできたこの人生の中で常にそのアイドルは存在していて、自分の記憶とアイドルの活動は関わっている。

 

例えば私にとっての嵐は、特別松潤のファンではないけど

 

「『花男』がめっちゃ面白い!」

 

ってドラマにハマって、それを機に嵐が気になってきて(めっちゃ王道な入り方)、そこから11年くらい、コンサートとかは行ったことないけど出てる番組全部録画して見るくらいの翔くんのファンやってる。

 

「大野くんの『魔王』ってドラマ、地味だと思ってたら何気に面白いんだけど!今日は最終回だから帰ってみなくちゃ!」

 

って1週間の終わりに友達と会話してて。

だからドラマが金曜日に放送されていたことも覚えてるし、あーあの時の友達、資格試験のために通ってたときの学校の友達だから、私が27歳のときかーってことも思い出せる。

同じ友達と、

 

「明日の土日は何する?」

 

「何も予定ないから一日中家にこもって嵐の24時間テレビずっと見るかな!」

 

て話してたから、「魔王」と嵐がメインパーソナリティーやった「24時間テレビ」は同じ年か、とか。

すごく昔のことでも、自分の記憶とつながっているからくっきり思い出すことができる。

まるで同じ人生を一緒に生きてきた人みたいに。

だから大好きなアイドルって恋人や夫婦みたいなもの。

 

大好きな人に突然別れを告げられて会えなくなるって、普通に付き合っている彼氏とかだったらあり得ること。

 

だけどアイドルは本来それがない。

勝手に好きになって、20年とかずっと好きで、突然別れを告げられることなんてない。

恋人だったら、自分もずっと努力していなければずっと好きでいてもらえる保証はないけど、アイドルだったら忙しくてちょっとツアーに行くのが遠のいたり録画したテレビをチェックできない日々が続いたりしても、ふと時間ができてテレビをつければ彼らは変わらず笑いかけてくれる。

なんなら他の若いアイドルにちょっぴり心が移っても、素知らぬ顔でまた戻ってくればやっぱり笑いかけてくれる。

 

 

自分が必要な時にそこに必ずいて力をくれる存在。それがアイドル。

 

そして多分、生涯ずっと同じアイドルを好きで居続ける人のほうが少なく、若いグループに担降りしてずっとアイドルへの恋を続けていく人、子供が生まれて忙しくなったりリアルの世界が忙しくなって、アイドル自体への興味が冷めていく人。

そうやって、言ってみればこちらがアイドルをふる形でフェードアウトしていくもの。

 

だからアイドルって、自分が好きでいるうちは絶対に向こうから終わりを告げられることはないし、恋の終わりは必ずこちらが決めるもの。

だけど解散や活動休止だけは違う。

こっちは変わらず好きなのに、突然別れを告げられるもの。

 

 

だけどそれでも、同じ「もう会えなくなる」でも違いがある。

嵐のあの会見はファンにとってはとても安心できて、大野さんの気持ちをメンバーと同じように尊重してあげようという気持ちになったと思う。

他にやりたいことがあると言って脱退という道を選び羽ばたいていったメンバーに対してもそういう気持ちになれるのかもしれない。

 

いわばグループとファンが話し合って、互いに納得をして円満離婚できたようなもの

 

 

得に嵐に関しては発表してから2年間も猶予を設けてくれている。

もしかしたら2年間の間に自分の生活が激変して、「嵐、嵐!」ってアイドル第一の生活じゃなくなる人もいるかもしれない。

そういう人は少しでも傷が小さくなるのかもしれない。

 

基本的には消えていくものには価値を見いだす人が多いので、この2年で余計に「嵐、嵐!」の人が増える可能性の方が高いけど、それでもやはり終わるという覚悟ができるというは全然違う。

そうやって沸騰している熱を冷ました状態で別れの時を迎えるように配慮してくれたのだと思う。

 

 

嵐というグループにとってはそれって大丈夫なの?と心配な気持ちもある。

2年間も終わっていくとわかりきっているものに執着する人ばかりじゃない。若い子に移っていくファンもいるかもしれない。

 

 

最後の瞬間に、自分たちへの熱が下がった状態でファンに見送られることは寂しい。

だけどきっとそれよりも、まず第一にファンの気持ちを優先的に考えてくれた結果が、翔くんの言っていた「誠意」なんだよね。

突然発表から何か月でバシっといなくなちゃったら、置き去り感すごいもんね。

 

 

「今から2年後に別れようね」って約束して付き合うカップルってなかなかいないから、どういう風に例えていいかわからないけど、例えば2歳上の先輩と付き合っていたら、2年後には卒業と同時に離れ離れになっちゃうことが分かっているわけで。

遠距離になってもまた近くにいられる日が来るまでずっと待ちます!気持ち変わりません!ていう人もいるかもしれないし、自分の見える範囲からいなくなってしまったらだんだん気持ちが薄れて、もっと身近な人に心が移っていく人もいる。

一緒にいられるこの2年間はもちろん大好きで、環境が変わったらそれに伴って自分の気持ちも変化していくのかもなと悟りながら付き合っている人もいるかもしれない。

 

 

どちらにしても、自分で自分の気持ちに整理はつけられるわけだから、だいぶ違う。

 

やっぱりそこがSMAP解散との一番大きな違いなんだと思う。 SMAPはメンバーの中にSMAPを辞めたいと思っていた人は一人もいなかったわけで、SMAPの方からファンと別れたいと思っていたわけではないのに、何かの事情で無理矢理引き離されてしまった状態。

いわば、未だ愛し合っている恋人同士が無理やり引き離されたも同然。

 

 

そしてその「何か事情があって」の「何か」が何なのかがずっと分からないから、余計に前に進めない。

SMAPの方から「もう別れたいんだ。君じゃなくて他の方を向きたくなったんだ」と言われた訳じゃない。だから諦められないんだ。

 

 

SMAPが何も語らないのは、「語れない」のか「自らの意思で語らない」のか。

両方の説があるんだけどね。

語ってしまったら、自分の口から別れを告げることになってしまうから、「もう終わりだよ」ってあえて言わないんだって。

そう信じている人は、SMAPが絶対に帰って来るって信じているんだって。

 

私は語らせてもらえなかったんじゃないかって思っている方だから、きっと彼らはもう戻っては来ないって現実を受け入れたんだけどね。

 

大野くんの場合は、みんなが「大野くんの夏休み」って解釈しているみたいだし、戻ってくるのかな?

本当は辞めたかったのに、みんなの気持ちを汲んで休止という形に譲歩したんじゃないのかな?

だとしたら「絶対に戻ってきてほしい!」と待ち続けるファンの気持ちが、大野くんのプレッシャーになったりしないのかな?

 

でも翔くんが「ZERO」で復活は「あります!」って力強く断言していたし、(これにはびっくりした。会見でそんなにはっきり言ってなかったから)大野君のことをいちばん気遣っているはずのメンバーがそんな風に言うだから、その見通しも立っているのかもしれない。

そうだとしたら円満離婚じゃなくて、期限が決まっていない単身赴任、くらいの気持ちでファンは待っていればいいのかもしれないね。

それならだいぶ気持ちは楽だ。

 

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