ゴキブリと戦い続けて10年以上の私はゴキブリ対策グッズにちょっと詳しい。
私が今まで使ってきたゴキブリ対策グッズの中で、一番効くもの!
効果はあるんだけどデメリットがあって辞めてしまったもの、など体験談をもとにご紹介したいと思います!
5位 ゴキブリがいなくなるスプレー
2週間に1度、ゴキブリが通りそうな部屋のすみっこのところに吹きかけておくと、ゴキブリが出なくなるという商品。
試してみたところかなり効果は実感できた。
メリット
2週間に1度なのでそんなに大変ではない。
一本あれば一夏持ちそうなのでコスパは良い。
デメリット
①とにかく臭い!
これがこの商品の使用をやめた一番の理由だが、ゴキブリの嫌いな匂いということだが人間にとっても臭い!
部屋中に吹き付けると部屋中がこの臭いになってしまう。
このいかにも虫を退治してますよ~!という匂いが、なんか”ゴキブリの匂い”に感じられてめちゃくちゃ気持ち悪くなってしまった。
②スプレーを吹きかけた床がベトベトする!
スプレーを吹きかけると床が濡れたような感じになって、そこがなんだかべたつくような感じ。
でも拭いてしまったら効果がなくなってしまう。
部屋が汚れる&臭う、という理由で使用は続きませんでした。
4位 バルサン
ゴキブリ対策グッズといえば一番王道で効果があるのがこれ。
家中に煙を充満させて皆殺しにするという効果は皆さんご存知の通り。
しかしこちらのやり方はデメリットが多すぎて、なかなか毎年続ける気になれない。
デメリット
①卵には効かないため必ず2度行う必要がある。
煙を吸ったゴキブリは全滅させることができるが、卵には効かない。
バルサンを行ったその時に卵だったヤツは無傷で、その後生まれてくることになる。
さらに恐ろしいことにゴキブリのメスは自分の死を察知した時に、死ぬ間際に急いで卵を産んでから絶命すると言う本能を持っている(なんとしぶとい生き物なんだ…!)
そのため煙を吸って
「苦しい…!私もうすぐ死ぬんだ…。我が子たちよ、私のぶんまで生きてね…。う、うぅ…」
と子供に未来を託し死んでいくのだ。
さらに、ゴキブリは生まれてからすぐに子供を産める体へと成長してしまう。
またバルサンをしても、死ぬ直前に卵を産まれては、延々に「母を殺す→子供の敵討ちが始まる」という戦いを繰り返さなければならない。
- 卵のうちは効かない。
- 子供が生まれる状態まで成長してしまってはだめ。
ということなので、卵からかえって、且つ、子供を産める体に成長する前の段階にもう一発バルサンを行わなければいけない。
卵からかえる周期を考えると、一度目のバルサンから2週間後に行うのが良い。
②掃除が面倒
バルサン行った後は、部屋中の掃除が必要になってくる。
食器や鍋を全部洗い直したり、床に落ちた粉が気になるなら床の雑巾がけなども。
これを2週間の周期で2回行うのはかなり疲れる。
しかもこの夏でめっちゃ暑い時期に、家中!エアコンのないところも!
途方に暮れる…。
③コストがかかる
家中全部×2回ということで値段は結構なことになる。
④ 死んでいる死骸を回収するのが怖い
バルサンをした家に乗り込んで行って、部屋中をくまなくチェックする時のドキドキ感と言ったらない。
棚をどかした時に死骸を見つけてしまった!という衝撃。
うちはそんなにゴロゴロ死骸が出たわけではないけど、まずドキドキしながら家に帰って玄関開けたら、いきなり玄関で一匹転がっていた…(><)
さらに2階の棚が一個だけあるだだっ広い部屋に入り、「いるならここしかないだろう…」と思って意を決して棚をどかすと、親ゴキと小ゴキ2匹が身を寄せ合うようにして死んでいた。
子ども「お父さん…苦しいよぉ…ゲホゲホッ…」
父「お前らこっちだ!ここに逃げ込むんだ!」
しかし棚の下に隠れても毒けむりは襲ってくるのだった…。
という悲しい一家の物語を見たようであった…。
3位 ラベンダーの芳香剤
実はゴキブリはラベンダーやレモンミントの匂いが嫌いだってご存知ですか?
人間にとっては普通にいい香りなので芳香剤として部屋に置いておくだけで自分は気分がよく、ゴキブリはこの匂いのする家に入ってこなくなるそうなのです。
この情報を知って、とりあえず100円ショップに行ってみた。
すると、芳香剤のコーナーの中で、ラベンダーとレモンの香りだけ売り切れているではないか!!
けっこうみんなこの情報知っているのかしら…??
メリット
①置いておくことに嫌悪感がない
明らかにゴキブリ対策グッズという感じではないので置いていても気持ち悪くない。
自分がこれらの香りが好みならばむしろ気分がいい。
②ゴキブリが家から出ていく
殺す目的ではなく、ゴキブリがこの匂いのする家を嫌って自ら家を出ていくため、死骸とご対面しなくてすむ。
デメリット
①コストがかかる
家中をこの香りにするにはかなりコストがかかる。
だいたい一個500円ぐらいだとして6畳から8畳に一つ、一番ゴキブリの出やすい玄関、洗面所、トイレにも一つずつ置くとすると、うちだと11個くらいおくことになる。
これで、5500円。
香りが薄れると効果が薄れるので1ヶ月くらいで取り替えるとなると、うちの場合は7月、8月、9月の3ヶ月くらいは置く必要があるので、1万5000円以上はかかるという計算。
②ラベンダーの香りには太りやすくなるという副作用が…!
ここが一番デメリット!!
それでもうちはラベンダーの香りが好きなのでしばらくの間は実践していた。(うちの子供はアレルギー体質なのでミントやレモンなどの香りは使用できない。柑橘系の香りや成分を部屋中に充満させると、アレルギー症状が出る場合があるよ)
だけどラベンダーの香りにとんでもない副作用があることを知ってしまったのだ!
なんとラベンダーの香りには、体内に脂肪を吸収させやすくなる成分が含まれているということが科学的に実証されている。
つまり1日中ラベンダーの成分を体に取り入れるということは、めちゃくちゃ太りやすい体質を作っているということなのだ。
そうか…!私が痩せない原因はこれだったのか…!!(それだけじゃないでしょ…)ということで使用を即中止しました。
2位 ブラックキャップ
「これを置いたらゴキブリ見なくなったよ~」という友達からの口コミで、うちも使ってみることに。
こちらは毒エサタイプで、まずゴキブリを誘引し餌を食べさせる。
餌を食べたゴキブリはもちろん死ぬし、巣に帰ってそのゴキブリが糞をすると、その糞を食べた仲間も全員毒でやられる、というシステム。
家の中に入ってしまったゴキブリ一家を全員皆殺しにする!という最強の商品である。
確かに置いた当初はパタッと出なくなった。
メリット
①置くだけだしとっても手軽。
部屋の中に毒を充満させるタイプではないので、人間には全く害がない。
デメリット
これを家に置いておくことがもう嫌悪感がある。(パッケージも怖い)
ブラックキャップの黒々した本体を見るのも怖い(人が遊びに来た時に、「あ、この家ってゴキブリ出るんだ…」とバレる)
さらにパッケージにはリアルなゴキブリのイラストがいっぱいで、買ってくるのすら怖い。
子どもが赤ちゃんのときこれを買って、帰りの車の中でこの箱をハムハムしていた時には鳥肌立った…!!ゴキブリの絵のとこが口に入っとるーー!!って。
もっとかわいいイラストにできなかったかなぁ…。
そして、古いブラックキャップを回収する時に触るのがなんか嫌だ。
②誘引剤なのでわざわざ外にいるゴキブリを家の中に引き寄せてしまう
うちは完全に外からの侵入が原因なので、これはかなり痛い。
必要ないヤツらたちまでもを、家の中に呼び込んで死骸を回収することになるなんて、なんかすごく損している気がする。
そして最大のデメリットがある。
③なんとゴキブリはとても頭がよく、学習する生き物である。
置いて1年目、2年目くらいは抜群の効果を発揮したのだが、3年目くらいからはブラックキャップを置いているのにチョロチョロとゴキブリが出現するようになってしまった。
これはゴキブリが「ブラックキャップが毒だ」ということに気づいてしまったからではないかと思われる。
そうするとゴキブリは避けてこれを食べなくなる。
そして効果が薄れたんじゃないだろうか?
ゴキブリめ…、虫のくせにカラス並みに頭がいいとはなんたる強敵…。
1位 ゴキブリワンプッシュ
そして今使い続けて2年目になるのがこちらのゴキブリワンプッシュという商品!
こちらは部屋の中に(大体6畳でワンプッシュ)一吹きするだけで、部屋中に毒が回りゴキブリがコロリと死んでしまうという商品。
実際に寝る前に家中にワンプッシュしてから寝ると、翌朝クモが巻き添え食って死んでいるので、効果はあると実感できます。
メリット
①コスパがいい
1200円で一夏使えるので超リーズナブル。(お店で1200円で買ったけど、↑このネットで見たら800円台なんだね!?安って!!)
一応パッケージには「ワンプッシュして持続効果は1ヶ月」と書いてあるのですが、私が使ってみたところ1ヶ月は効果が持続しません。3週間ぐらい行っていないと子ゴキがちらつく…。
でも2週間おきにやっておけば、その間全然見ません!
本体は小さいけど、使うのがワンプッシュずつなので、全然減らない。超マメにやっても一夏2本(2000円)で収まるだろう。
②無臭
待ち伏せタイプというと、「ゴキブリのいなくなるスプレー」と同じタイプなのだが、こちらは完全無臭!
空気中に噴射するタイプなので、床がベトベトしたりもしない。
③誘引タイプではないので外にいるゴキブリをわざわざ中に誘導してしまうことはない
たまたま入ってしまったヤツを駆除する。無駄な戦いをしなくてもいい。
④あんまり死骸とご対面しない
部屋に毒をまくと言うタイプで言うとバルサンと同じのはずなので、死骸を回収するというデメリットが発生しそうなのですが、今のところ1プッシュをした翌日に部屋の中に死骸が転がっているという経験はあまりない。(一度だけ小ゴキが玄関の隅で死んでいたことがあったけど)
もしかしたらこの毒を吸ってから、苦しくなって外に逃げていくくらいの猶予を与える程度の毒レベルなのかなーと勝手に理解している。
だから家の中では死なず、「この部屋の中は臭い。なんか嫌な臭いがする!」と言って外に出て行って、それから時差をつけて死亡しているのかな、と。
死骸を回収する必要がないというのはかなりのメリットである。
デメリット
①死骸を回収するリスクはゼロではない
上記のようにゴキブリの死骸を見つけたことはほとんどないが、ゼロではない。
やはり毒を使う以上、たまには死骸とご対面してしまうリスクがあるということを忘れてはいけない。
②人間にも毒?
気をつけなきゃいけないところは、ワンプッシュした部屋に入ると人間でもちょっと喉のあたりが苦しくなること。
結構毒は強いんじゃないかと思われる。
ですので私は必ず、寝る前にワンプッシュしてその部屋を逃げます。
そして寝室は逆に昼間にワンプッシュして、長時間入らないようにしています。
でも、気を付けるのはこれだけなので、とくに大変なことはありません。
まとめ
とっても手軽だし値段は安いし、効果は抜群!
まさにこのゴキブリワンプッシュが今のところゴキブリ対策グッズナンバーワンではないかと思っています!
ちなみに最終的に目指すところが”ゴキブリの出ない家”ということで、上記の4つの商品を紹介させていただきましたが、やはりいざ出てしまった時のための対策グッズは常備しておきたい。
こちらはいたって普通だがゴキジェットプロをおすすめする。
お店で買うと1000円くらいするが、ネットで買うとかなり安いので、一本常備しておくにこしたことはない。
ゴキブリが人間と鉢合わせした時のあの慌てふためき様と言ったら怖すぎる。
あの足の速いヤツらにの動きを一瞬にして止めるゴキジェットプロの威力はすごい!
これは普通のゴキジェットとは効果が全く違うので、是非”プロ”のほうを試していただきたい。
当然死骸を回収するというデメリットは発生してしまうが、もうこれは旦那にお願いするしかない。
見かけたゴキブリは、生きたまま逃がしたら大変なことになる。
まずその場で確実に退治することが重要だ。
そして、私はまだ使ったことがないが、退治+待ち伏せ機能のついたゴキジェットプロが新たに発売されていたことに気づいた。
待ち伏せというと、ゴキブリワンプッシュと同じなわけだが、ゴキブリのいなくなるスプレーのように、人間にとって嫌な臭いがあったら嫌だな~と思うので、一度試して無臭だったら使ってみたいと思う。