「ドラゴン桜2」(2021)の名言集をまとめました!
目次
1話 「自由にかこつけて、守っているのは自分自身の立場だろ!」
不良生徒2人が、ネット動画を使って水野(長澤まさみ)を陥れたり、桜木(阿部寛)を海に突き落としたりしてバカにする。
この「何でも撮影」→「ネットに上げる」と言う暴力に、桜木が木刀を持ってバイクで不良生徒たちを追い回す!
桜木(阿部寛)「水野、恋空を変えてやりたいって言ってたな?それは間違っている。
クソみてえな人生を変えるのは自分しかいない!こいつらが自分で目を覚ますしかないんだ!」
理事長(江口のりこ)「相手は子供で大人が守るべき存在」
桜木「子供の自由を尊重することと甘やかすことは違う!
間違いを犯しても叱らず、目標さえも与えず、そんなんだからココのガキどもはこんな腐った目をしてる。
自由にかこつけて、守ってるのはお前ら自身の立場だろ!責任という問題から目を背けているだけだろ!」
あまりの桜木の迫力に、思わずちびってしまった不良生徒。「同じことをしてやる」と言って、桜木はちびり動画をネットにアップしようとする。
「やめてください!」と懇願する不良生徒に、
「子供だから守ってもらえると思ったら大間違いだ!
ガキだろうが、弱者だろうが、図に乗りゃ、あっさり踏み潰される。世の中なめんな!」
2話 「自分の責任なら、人のせいにするな」
オリンピックも狙えるほどの、バトミントンの才能がある岩崎楓(平手友梨奈)。
しかし怪我のため、バトミントンの推薦を諦めることになった。
2歳でバトミントン始めてから、今までずっと両親のに言われるままに生きてきた楓。
今更自分の意思で何かを決めることなんてできないと言う楓に…
「それは違う。お前はこれまでも自分で選んできた。
バトミントンに人生を捧げてきたのも、推薦欲しさに怪我を隠したのも、万引きで憂さ晴らしをしたのも、親に言われてやったのか?違うだろ。自分で決めたんだろう。
自分の責任なら、人のせいにするな。」
3話 「バカとブスこそ東大へ行け!」
「俺には東大に行く理由がないだけ。理由がなきゃ、こんなことやってられない」と東大専科を止めようとする瀬戸(髙橋海人)に、
「そもそも人から与えられた理由に価値なんてあると思うか?東大に行く意味を知りたければ、自分で答えをつかめ。やりもしないで逃げるような負け犬には、一生無理だろうな」
「“昔からこうなんでしょ“と言う考え方はダメだ。物事には意味がある。本質がある。なぜ、なぜ。あらゆる角度から、本質を捉えるんだ」
「試験は何が起こるかわからない。その日その時、どういう状況になっても、チャンスは1度しかないんだ!今お前らにできるのは、自分に集中すること。それだけだ」
テストの勝負で、優秀なはずの藤井(鈴鹿央士)が負けてしまった理由について、
桜木「お前の敗因は、その性格の悪さだ。
東大では、多角的な視点を問う問題がよく出題される。それはつまり、あらゆる立場にいる人間の気持ちを想像できる、そんな人間が欲しいと言う東大からのメッセージだ。
周囲の人間を蹴落とし、自分ばかりのし上がろうとする人間を東大を求めてはいない。お前に東大は無理だと言ったのは、そういう理由だ。
藤井、お前のような人間は、東大からも社会からも必要とされない。それを自覚しろ!」
勝負を見に来た野次馬の生徒たちが、桜木に散々言われた藤井を叩き始めると、
「そうやって人を叩くことでしか優越感に浸れないバカども。
お前らに比べれば、この根性ひん曲がった藤井の方が何百倍もマシだ。努力してんだ!」
桜木「お前らがどうしてバカなのかを教えてやる。それはお前らがものを知らないからだ。教科書に載っている知識のことではない。世の中の実態と仕組みを知らないと言うことがバカなんだ。
政府は、実はお前らにはバカのままであって欲しいと思っている。何も知らず、何も調べず、ただ制度に従い働き、税金を納めてほしい。
ただ黙々と馬車を引く馬車馬であって欲しい。
世の中平等だ、理由だ、差別なんてない、そう刷り込まれてきた。だが違う。どんなに努力しても、本質を見抜く力がなければ、権力者と同じ土俵にすら立てない。」
野次馬生徒たち「そんなの国のせいだろう?俺たちには関係ない」
桜木「だからお前らバカなんだ。誰かのせい、国のせい、時代のせい。
他人を叩き、批判して、文句を言って何が変わる?
ルールを作っている奴らは、この状況がおいしいからそうしているんだ。自分は関係ないなんて言っていたら一生騙されて、高い金払わされ続けるぞ?
誰がどうしてこの仕組みを作ったのか、本質を見抜き自分で考える力をつけろ!その時初めて、馬車馬が人間になれる。
そのためには、勉強するしかない。勉強っていうのはな、この国で唯一許された平等なんだ。
搾取されるだけの人間になりたくなければ、不満ばかりを言っている人生を送りたくなければ、お前ら勉強しろ!
バカとブスこそ東大に行け!」
(この“無知でいると、金を搾取され続ける人生になる“と言うのは、シーズン1でもずっと桜木が言ってきた言葉である。)
4話 「瀬戸、もっと周りを頼れ」
瀬戸(髙橋海人)の姉が経営しているラーメン屋の瀬戸家は、借金取りに嫌がらせを受けている。そのため、瀬戸は東大専科を諦めて、高校を辞めて働こうとしている。
「人に迷惑をかけたくない」と言うポリシーから、桜木たちにも頼らず、東大専科の仲間たちにもそのことを秘密にしている瀬戸に桜木は…。
さらに、子供の東大受験に反対する母親にも喝!
シーズン1にも登場した、バカハチマキが登場!
「こんな格好したくない」と言う思いが、勉強をがんばる原動力につながる。
「努力の原動力は、ポジティブ感情よりもネガティブ感情の方がパワーが強い。」
菜緒(南早良)と天野(加藤清史郎)の母親が、東大専科のことを知り学校に乗り込んでくる。
「受かるわけがない、また失敗すると、つまりは親が子供を信用していないから。なぜ落ちる前提で話をしているんですか?
子供たちの挑戦を封じ込めようとしているんですか?
子供たちが持つ強い意志を壊すもの、それは親の否定です。」
「受験にとっての1番の敵は、“どうせ受からない“と言う先入観。
そしてそれを1番植え付けるのは、親なんです。」
桜木は、瀬戸家の借金をチャラにしてくれた。これも全て、弁護士として知識があったからできたこと。
「お前のように両親を亡くして貧しい環境で育ったら、みんな同情してくれるだろう。でも現状を受け入れるな。
受験に合格すれば、親がいなかろうが、家が貧乏だろうが、一流大学に入れる。
他人に迷惑をかけたくないなんて、そんな1円にもならないクソみたいなプライドを抱えて、社会の闇に消えそうなバカなガキでも、一流大学に入れる!
人生仕切り直すことができるんだ!」
「瀬戸、もっと周りを頼れ」
↑これは、「俺スカ」の古田新太さんの「明智(永瀬廉)、もっと大人を頼れ」を思い出した〜!(≧∀≦)
東大合格必勝法。家庭の10箇条
ちなみにこれは名言では無いですが、4話で出てきた「東大合格必勝法。家庭の10箇条」を書き留めておきます。
1.一緒に朝ごはんを食べること
2.何か1つでも家事をさせること
3.適度に運動させること
4.毎日同じ時間に風呂に入らせること
5.体調の悪い時は無理をさせず、休ませること
6.リビングはいつでも片付けておくこと
7.勉強に口出ししないこと
8.夫婦仲良くすること
9.月に1度家族で外食すること
10.この10箇条を父親と共有すること
この当たり前の生活習慣をきちんとやることが大切と言う考え方は、受験に置いて日常的な生活をすることが重要と言う意味。
子供の勉強を最優先し、すべての時間を勉強に当ててしまうと、家庭が非日常生活に変わってしまう。子供は敏感なので、自分の存在が家族に負担をかけていると罪の意識を感じる。それがやがて重圧に変わってしまう。
親の過度な期待と重圧が子供を潰しかねないので、気をつけましょう!
桜木の働きかけにより、瀬戸の家の借金は完済されていると証明された。
「瀬戸、もっと人を頼れ」
5話 「いらない命なんてあるわけねーだろ!」
健太の特性と秘めた才能が明らかに…!発達障害の生徒に必死に寄り添うとしていた担任との桜木の会話、「生きているだけで害」と藤井に言われ傷ついた健太を慰めた桜木のセリフが感動です!それにしても、藤井の悪役と言ったら…。
「成績アップに必要なのは、苦労じゃない。楽しい努力だ」
健太(細田佳央太)は、耳から聞く情報を記憶できないと言う発達障害を抱えており、そのため授業の内容が理解できず、成績はダントツにビリだった。しかし目から得た情報の記憶力は人並み外れて優れており、桜木はその才能を見破っていた!
担任「それを見抜けなかった私は、担任失格ね…」
(担任は、一生懸命健太に寄り添おうとしてくれていたが、虫が好きな健太のために虫の標本を教室中に貼ってくれたりしていた。しかし健太は虫を殺すことが1番嫌いなので、標本を見るのは辛くて仕方がなかった)
桜木「それは違う。あいつは東大専科に来てからも、あんたら2人(担任と幼なじみの麻里)の話をよくしていた。発達障害の子供と四六時中、過ごす苦労は、並大抵のことじゃない。
的外れだろうがなんだろうが、自分のために一生懸命やってくれたその気持ちは、ちゃんとあいつに届いてる。あんたらがいたから、健太にとって学校は、安心できる場所になったんだ。才能を伸ばすのに、何より重要なことだ。」
5話の1番の名シーンがここ!
藤井「なんで虫が簡単に殺されるのか教えてやろうか?いらない命だからだよ。何の役にも立たない、煩わしい、お前と一緒なんだよ!」(←藤井、めっちゃ悪人やな…)
健太「藤井くんの言う通りだ。僕はみんなができる簡単なこともできない。みんなの迷惑になる。僕はいらない」
桜木「いらない命か…そんなものあるわけねーだろ!
できないから、迷惑をかけているから邪魔なのか?だったら人間の都合で簡単に殺されていく虫も、生きてるだけで邪魔なのか?害なのか?」
健太「違う!違う違う!生きているだけで害な生き物なんて地球上にいない。人間だって地球上の生態系の一部。自然界において、人間の方が害だ。生態系を崩す、食べる以上の生き物を殺す。どんな生き物も平等。殺すのはだめ!」
桜木「だったら、そういう世界お前が作ればいい。社会を変えろ。常識を変えろ。虫と共生できる未来を作ればいい!」
健太「どうやって?」
桜木「研究者になればできるかもな。俺がお前を東大に入れてやる。そっから先は、お前次第だ。
みんなと同じ方法でやる必要はねぇ。お前だけの方法が必ずあるから。」
健太「僕、東大に行く!」
桜木「おーし!生きてるだけで迷惑なんて、二度と言わせんなよ!」
「生徒は自由にのびのびと個性を伸ばすもの、勉強は強制的にやらせたからって伸びるものではない。だからって野放しに自由にさせていいと言うものではない。
人間には上を目指したいと言う本能がある。覚悟を決めたら、生徒は自ら殻を破り、能力を開花させる。
教師にできる事は、奴らの中に眠っている好奇心を刺激してやることだ。」
6話
三日間の地獄の勉強合宿が始まった。東大専科の合宿には、賭けに負けて参加することになった藤井(鈴鹿央士)と、「大学への進学はしないが、合宿だけ参加」と表明している(志田彩良)も。
しかし麻里の父親が合宿中に、学校に乗り込んでくる。麻里の父親は、「女に学歴は必要ない!」と言う時代錯誤の考え方のDV野郎だった!
桜木(阿部寛)は、合宿初日に、「自由」として生徒に自習を命じる。
水野(長澤まさみ)たちの頃の合宿では、「1日16時間勉強メニュー」があった。
桜木「時代が変われば勉強法も変わる。
強制と服従だけの時代は終わったんだ。
あいつらには、今の子供の価値観がある。
まずはそれを認めること。
認めた上で信じてやる。
大人の役割は、その2つだけだ」
結果、一度は集中できずに教室から出てしまった生徒たちだが、自分たちで「負けたくない!」と言う思いを奮い立たせ、教室に戻ってきた。
麻里の父親(迫田孝也)は「女に学歴は必要ない」と言う時代錯誤な考え方を持っていて、麻里に絶対に大学を受けさせようとしなかった。
10年前に、おじいさんが死んで、おじいさんがやっていた会社が潰れ、父親は随分と苦労をした。それで性格が豹変して、家族に暴力を振るようになった。麻里は父親が1人で泣いている姿を見たことがあったため、「自分が我慢すれば」と思ってこれまでやってきた。
桜木「親がどれだけクズだろうが、子供には親を信じて生きる道しかないんだ。
あんたがどんなに弱い人間だろうと、彼女は優しかった父親を覚えてる。あんたがどれだけ彼女を傷つけようと、あの優しかった父親がいつか戻ってくると信じている。
そんな娘の気持ちを、あんたはいつまで裏切り続けるんだ!?
彼女は全部理解してるぞ。いい父親でいたい、家族を守ってやりたい、でもそれができなかったあんたの苛立ちを。
もう自由にしてやれ。彼女はずっとあんたを信じてきたんだ!」
7話 「自分が幸せだと気づかない人間は、いつか不幸になる」
東大模試を受けることになった東大専科の7人。桜木が「模試の結果で東大合格の見込みのないやつは、東大専科をクビにする」と言い出し、特に菜緒(南早良)や天野(加藤清史郎)はナイーブに。
“普通の家庭“で育った菜緒。旬の普通女子で、何をやっても辛くなったらすぐやめたがる。そうすれば、“次のことを“を与えてもらえる“普通の幸せな家庭“で育ってきた。
だけど「自分は普通」と言って、普通がどれだけ幸せなことかに気づけない人間は多い。みんなが家庭に事情を抱えている中で、唯一「普通の子」として描かれている菜緒には、視聴者が1番共感できるはず!
桜木「高いハードルに向き合うと、自分の弱い部分が浮き彫りになる。自分の弱さを知り、それを乗り越えれば強くなれる。」
「勉強は飛行機と同じ。飛行機は飛ぶために滑走路を走らなければならない。走って走って浮力が溜まった時に、ふわっと浮き上がり、あっという間に空高く飛ぶ。お前らもいつかその力が貯まると必ず上昇する時が来る。勝負はここからだ!」
9話「自分の人生は自分で見つけろ」
ついに東大共通テスト!
本番に弱く、結果を出せなかった藤井に、桜木は“文転“(文系に出願を変更)することを提案し…。
桜木「東大に行くことでお前らの未来の可能性は無限に広がる。
自分の将来は周りが決めるんじゃない。世の中の流れに乗るものでもない。
自分の人生は自分で見つけろ。
人生はどうなるかじゃなく、どうするかだ!
大きく一歩を踏み出せ!その一歩に全力で挑んでいけ!いよいよ決戦だ!勝利をつかんでこい!」
文転を勧められた藤井が、理系にこだわると…
「藤井、周りばかり気にして生きるのはもうやめろ。親や兄弟になんて言われようと、文転する事は決して恥じゃない。お前を笑う者がいたら、俺の前に連れて来い!東大はただのスタートだ。誰かのためにとか、認めてもらいたいとかじゃなく、自分のために東大へ行け!文系だろうと理系だろうと東大は東大だ。恥も外聞も捨てて、死に物狂いで東大に受かる道を選べ!お前なら受かる!自信を持て!」
10話最終回「自分の信じた道を行け!」
ついに東大合格発表!
合格したのは、真理(志田彩良)、健太(細田佳央太)、楓(平手友梨奈)、天野(加藤清史郎)。
そしてまさかの瀬戸(髙橋海人)…!
落ちてしまったのは菜緒(南沙良)遠藤(鈴鹿央士)。
それぞれの道を決めた生徒たちに、桜木が最後にかけた言葉は?
受かりそうな学部への出願ではなく、やはり自分が本当に行きたかった学部へ出願したいと決意した藤井に。
桜木「俺はあくまでも、東大へ行く1番の近道を教えただけだ。答えは1つじゃない。あえて険しい道を行くのも良い。これはお前の人生だ」
共通テストの結果が悪く、「来年受ける」と諦めていた瀬戸に、学部を変更してでも挑戦しろと提案。
桜木「いいか瀬戸。今この瞬間が未来を作るんだ。1日1日を無駄に過ごすか。1分1秒でもベストを尽くすか。どっちを選ぶか、お前次第だよ。じゃあな」
実は青学にもう出願していて、合格を勝ち取っていた菜緒に、
桜木「何を謝る必要がある。お前は自分で調べて行動した。自分の人生を人任せにせずに、真剣に選んで決めた。堂々と胸をはれ」
学園の売却計画の大逆転!実は坂本(林遣都)と米山(佐野勇斗)は、最初から桜木の味方で、悪の根本・岸本(早霧せいな)の悪事の証拠を掴むために、スパイとして潜入していた。
岸本の決定的な悪事の証拠をつかみ、マスコミにばらすと言うと、桜木がそれを止める。
米山「なんでですか!?俺はこの日のために2年間を費やしたんですよ?」
桜木「だからだ。お前のために言っている。復讐なんて幸せにはなれない。誰かを陥れて手に入れた幸せなんて、虚しいものだ。岸本はいずれ破滅する。でもお前まで岸本と同じ道を歩むな。前を向け。お前は自分の人生を生きるんだ。」
卒業式。桜木から東大専科の生徒たちへの言葉。
「人生で大切なのは、東大行くことでも、勝つことでも、結果を出すことでもない。お前らが目標に向かって過ごした1分1秒、自分の人生を変えようとがむしゃらに努力した、その道のり、熱意、そして仲間への想い。それこそに価値がある。
クソみたいな人生を変えるのは自分しかいない。人は誰かを変えることはできない。だがよく覚えとけ。お前らがまっすぐな想いで突き進む時、その想いが他の誰かを動かす原動力になる。そうすればその姿は人に勇気を与え、希望を与える。お前らの努力や熱意が周りを変える。そしてそれがめぐりめぐって、いつか社会を変えるんだ。人生を切り開け!!ここから先の未来を作っていくのは、国でも環境でもねぇ。お前ら自身だ!お前ら馬鹿はもう馬鹿じゃねえよ。お前らには仲間がいる。その輪を広げていけ。いいか?自分の信じた道を行け!」
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