家事育児関連の名言続出で主婦がスカッとするドラマ!「ミステリと言う勿れ」1話パパっとネタバレと感想

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「ミステリと言う勿れ」めちゃくちゃ面白いし、名言っぽいのとかうんちくとかグサグサ刺さりまくるから、あらすじネタバレけっこう細かめに残しておきたいと思います!
整くんのセリフが全部まんま名言っぽいから、書き起こしみたいになっちゃってるけど…。
ほんと、ハッとさせられるというか、「なるほど」と思うところがすごく多いです。

 

「ミステリと言う勿れ」1話のネタバレあらすじ感想と名言を書いていきます。

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「ミステリと言う勿れ」1話のあらすじネタバレ

公園で殺人事件が起こる。

 

被害者→寒河江。金持ちのボンボン。

容疑者→近くのアパートに住む大学生の久能整(”ととのう”と読む)(菅田将暉)。寒河江とは高校・大学と同級生である。

 

久能を取り調べる捜査一課の刑事たち。

  • 薮(遠藤憲一)警部補→絶対に整がやったと決めつけている。
  • 青砥(筒井道隆)刑部→冷静沈着。客観的に物事を見れる人?
  • 池本(尾上松也)巡査→整の味方になる。
  • 風呂光(伊藤沙莉)巡査→整の味方になる。

凶器

整の家にあったはずの果物ナイフ。

少し離れたマンションに捨てられていた。

コンビニの袋に入れて捨てられていて、袋にもナイフにも整の指紋がついていた。

 

→決定的な物証!

 

→整は、誰かにナイフを盗まれて、罪を着せられそうになっていると主張。

 

さらなる物証

家宅捜索で、パソコンの中に寒河江に金を借りるための借用書が出てきた。

寒河江の家からも、何人かに金を貸したと言うメモが出てきた。

 

→金銭的なトラブルで殺害か?

 

 

事件の真相

寒河江は高3の時に、親からいい車を買ってもらったと自慢していた。これが3年前。

 

3年前、藪(遠藤憲一)の奥さんと11歳の子供がひき逃げにあい死亡していた。

連絡を受けた時、藪は張り込み中で動けず、看取ることができなかった。

 

実はこの奥さんと子供を引いた車が、寒河江の車だった!

 

つまりこの事件の真相は、奥さんと子供を殺された薮の“復讐殺人“だったのだ!

 

1年前、藪は寒河江を見るために大学に行った。その時に偶然、寒河江と挨拶をしていた整を見て、2人が知り合いであることを知る。

さらにその時、整は鍵を落とした。藪は鍵を拾った。その時はまだ何かに使うなどは考えていなかったが、一応形をとった。その後、鍵を警察に届けた。

 

 

藪は整の部屋に忍び込み、果物ナイフとコンビニ袋を盗んだ。

寒河江を公園に呼び出し、3年前のひき逃げについて問いただすと、寒河江は罪を認めなかった。

そして「俺の親父に頼めば、お前なんか消せるんだからな。どうせ金が目当てなんだろう!?いくらでもくれてやるよ!」と馬鹿にした態度だった。

カッとなった藪はその場で寒河江を刺し殺した。

 

 

もし寒河江が罪を認めて謝れば、その場で逮捕するつもりだった。

 

藪「後悔してない。妻と子供も喜んでくれるだろう」

 

(もしここで藪が自供しなかったとしても、鍵を届けた人物については、整の依頼により風呂光が調べて、藪であると突き止めていたため、言い逃れは不可能だっただろう。)

 

 

藪が自供を始めようとしたとき、同僚の青砥(筒井道隆)が「言うな!」と止めていて、藪の事情を考えると、無念な気持ちもすごくわかるし、ここで同僚たちみんな涙して終わり…

が普通のラストだと思うんだけど、

 

ここからがこのドラマの面白いところ!!

 

 

1話の名言!「あんなに忙しかったのに、復讐の時間は作れたの?」

藪は刑事の仕事命で、家族のことをほったらかしだった。

それほどまでに大事にしていた刑事の仕事を、”復讐”のために捨てることになった。

この矛盾を整が突く!

 

整「寒河江がひき逃げの犯人だと突き止めるには、膨大な時間と労力がいったはず。仕事とは別に。

奥さんとお子さんの死に目に駆けつける時間はなくても、その時間を取れたんですね?

なぜなら仕事と復讐は、あなたにとってやりがいのあることだったから。

だが、家族に関わる事はあなたにとってやりがいを見出せなかった。

生涯、お子さんの名前は何か呼びましたか?

 

さっき、奥さんとお子さんも喜んでくれてるだろうって言いましたが、本当にそうでしょうか?

僕が子供ならこう思う。

お父さん、なんだか楽しそうだね?

“忙しい、忙しい“って言ってたのに。

刑事の仕事は何より大事で、そのためにすべてを犠牲にしていたのに。

お父さんが忙しいって言ってたのは、僕たちと会いたくなかったからで、僕たちがいなくなったらもう忙しくなくなったんだね?

薮「お前に何がわかるんだ!?!?お前も寒河江と同じように、親のすねかじってぼーっと生きてんだろう!?仕事も子供を持ったことがないお前に何がわかるんだ!?」

整「分かりません。確かに僕は働いたこともなく、親の金でぼーっと生きてます。

僕は子供を持ったことはありませんが、子供だったことはあります。親になると忘れてしまうのかもしれませんが、僕は子供の立場でものを言ってます

 

藪はもう何も言えなくなった。

 

 

整の言ってることが本当に正論で、仕事を理由に家族に関わらない男って、結局”仕事のほうが好き”なだけじゃん、ってずっと思ってたから、本当にこのセリフは旦那に聞かせてやりたい!!って思った!

でも、さすがに奥さんとお子さん亡くした人をそこまで追い詰めるのはやめたげて~~…と思った。

 

あと、「お前に何がわかるんだ!?」への言い返し方として、「子供の立場でものを言ってます」はすんごい斬新だった!

 

後で青砥も言ってたけど、あの言葉は整が整の父親に言いたかった言葉なのかな~って思わせたよね。後から整の家庭の事情とか出てくるのかな。

 

 

1話の名言!「真実は人の数だけある」

もうここまででも、かなり見ごたえあったのに、なんとここからもう一つどんでん返し!

 

寒河江は父親の権力を使い、ひき逃げ後、車を処分してもらっていた。

 

寒河江「親父に車取り上げられちゃって。でも、部活の先輩に貸してばっかで、全然乗ってなかったからいいんだけどさ」

 

藪の奥さんと子供を引いたのは寒河江の車だったが、運転していたのは寒河江ではなかったのだ!

 

 

寒河江の部屋にあったお金のメモも、貸していたのではなくて、脅しとられていたのかもしれない。

部活の先輩に、金をむしり取られ、車を乗り回されていた。

…のかもしれない。

 

 

苦労知らずでチャラチャラ明るく生きていたと言うのは、寒河江のプライドで、本当は寒河江にもみんなが知らない真実があった…のかもしれない。

 

 

それは寒河江の真実であって、寒河江しか知らない。

 

この前に、整は青砥に対して、「真実と事実は違う。事実は一つだが、真実は人の数だけある」という話をしており、その伏線回収とも言える。

さらに、青砥とは”冤罪”の話もしており、その伏線回収にもなっている。青砥は冤罪で誤認逮捕をしてしまったわけだが、藪は冤罪で殺人してしまったわけだから…。

 

その”真実と事実”の話を聞いて、「なるほど」と思ったのに、その直後に寒河江がひき逃げ犯だったという事実を聞いて、「復讐殺人は罪は罪だけど、寒河江は殺されて当然の人間だったな」なんて思ってしまった自分がいた。

でも、寒河江が犯人じゃなかった可能性、寒河江もまた部活の先輩にいいように使われていた被害者だったかもしれない可能性に気づいて、ぞっとした。

同じ日に、岸くん出演の「必殺仕事人」見て、あれも主役だから「仕事人」たちが正義に見えるけど、ある一方から頼まれただけで”始末”を実行しちゃうなんて、めっちゃ危険だよなぁ~って思った(汗)

 

ま、寒河江の事情について、「そういう可能性もあったかもしれない」だとちょっと弱いので、ちゃんとここは完結している。

 

整に頼まれて、風呂光は寒河江の部活の先輩たちに話を聞いていた。それで、ひき逃げを認めた人物がいた。寒河江が殺されたので、怖くなって自首しようかと迷っていたのだ。

風呂光は、すでに署まで連行していた。

 

今まで「女は使えない」とさんざん風呂光をバカにしてきた藪。

そんな風呂光に真犯人を見つけてもらう結果となってしまったのだった…!!

 

トパーズ

↑上のシーンで泣き崩れて終わり、でもよかったのだが、さらにここから泣かせてくる!!

 

藪が息子の学校行事に参加しなかったのは、息子は遅くに生まれた子で、「こんなじいさんが授業参観に行ったら、恥ずかしいだろうと思ったから」

そんなこと言わなければ伝わらない。(つーか、それは言い訳なんじゃ?って思った。結局、仕事が楽しかっただけでしょう?って)

 

 

藪のネクタイは毎日エンジでさそり座の色。ネクタイピンはトパーズで11月の誕生石。

それらは奥さんからのプレゼントだった。藪は腹巻とレッグウォーマーもしていた。これも奥さんからのプレゼント。

 

 

整「奥さんはあなたの体を心配していた。あなたはそれをしてあげたことありましたか?

奥さんが好きな花を、仏壇に飾ってあげていますか?お子さんの好きな食べ物を供えてあげていますか?

そもそも何が好きか知っていますか?

(藪は全くそういうことをしていなかった)

復讐じゃなく、そういうことに時間を使いましたか?

今でも見つかるはずです。家の中に、写真の中に、お二人の好きなものが。

トパーズの語源は”探し始める”と言う意味があるそうです。

 

 

このシーン、整が藪を滅多打ちにした挙句、説教したみたいに感じた人もいたっぽいんだけど、なんかトパーズは原作の大事な伏線らしいよ?

原作読んでないから知らないけど…。

 

 

 

コメント

  1. すーず より:

    わからないことあって、
    高3の寒河江の部活の先輩って…?
    高3で免許取ったなら、部活にもう先輩はいないのでは、、?
    と思ってしまいました。

    • ちゃちゃ より:

      ほんとだ!確かにそうですね!
      でも、「元部活の先輩」と言うことだったのかなと思いました!

      不良仲間って、卒業してからもやたらOB面して後輩とつるんだりするじゃないですか?
      だから寒河江が大学生になっても、部活の先輩にお金を貸していた(脅しとられていた?)と言う関係も続いていたのかも、って思いました!

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