ちらほら囁かれている犯人子供説。
まさか~と思いますが、そうやって疑って見てみると、怪しく見えてくるから不思議。
その根拠について、色々とまとめてみました。
※筆者は原作ネタバレを知りません。あくまでもドラマの中で出てきた事柄をもとに予想します。
目次
本編では回収されなかった伏線をしっかりと回収!
「犯人の日記大公開」も配信中!
↓↓↓
※本ページの情報は2021年12月現在のものです。詳しい配信情報はParavi公式サイトでお確かめください。
かな~り原作とは違ってきているようですよ。(最終回終わったら読んでみようと思ってます!!)ドラマがなかなか話が進まず、心と佐野がモタモタしているばかりでイライラする!との声もある中、「漫画のほうが面白いよ~!」という原作ファンの声も。
もし、納得できる真犯人じゃなかったら、そのときは原作を読んでスッキリしましょう!
ウサギと女の子の絵を描いたのは翼ではない!
2話の展開では、翼が田中さんの家のノートを書いていた。
うさぎ事件と明音ちゃん監禁事件が発生。
→犯人が翼であるかのように導かれていました。
しかし絵を描いたのは翼ではないと思います!
なぜなら、翼が書いていたのは黒いマジックのようなもの。
ウサギの絵は鉛筆で書かれていたからです。
同じページに、同じ人間が、同じ時間帯に書いたとしたら、わざわざ書くペンや鉛筆を変えるでしょうか?
ちなみに田中さんの家の机の上には、いろいろな書物が用意されています。色鉛筆とかも豊富に。
「何か書いて」と頼まれたときに、大人はペン、子供は鉛筆を自然と選びがちな気がします。
翼はマジックで書いていますね。
この時翼が書いていたのはこのページ。うさぎの絵とは違うページなんです。
心がパラパラとノートをめくるシーンがあったので、他に鉛筆で書かれているページがないか確認してみました。
左のページを見てください!
こ、これは…!!
完全に子供の字ですね!そして鉛筆書き!!
怪しくなってきましたねぇ~~っ!!
でも、他にも鉛筆書きはありました。
右のページが鉛筆っぽく見えます。そして、明らかに大人の字ですね。
(写真だと鉛筆書きかどうかが分かりにくくてすいません)
なので、鉛筆書きかどうか、というだけでは何の根拠にもなりません。
田中さんのノートの順番(時系列)
何かのヒントになるかどうかはわかりませんが、田中さんのノートについても調査しました!
心はノートの1ページ目からめくっていて、
見開きになっている2ページ目から映っていました。
↓
↓
↓
この間に映らなかったけど、もう1ページあった
↓
↓
↓
(翼が書いたページ)
↓
「孤独である」の詩を描いた人はペンで書いており、同じページにウサギの絵が鉛筆で書かれています。同じページではありますが、別人が書いたと思われます。
ノートには順番に代わる代わる田中さんの家を訪れた人が書いていると言う事ですが、そのページに既に絵が書いてあったら、次のページに書くと思いませんか?
つまり、ウサギの絵を書いた人物は「孤独である」のページが書かれた後に来て、翼よりも先に家に来た人に絞られると思います。
女の子の絵は、翼の書いていたページの次のページに書かれていました。
犯人はウサギの絵をかいたのと同じ日に、ページを飛ばして女の子の絵も描いて行った?
なぜページを飛ばしたのか?
↓ ↓ ↓
起こる日付を表している?
ウサギが死んだときに、1番に駆けつけたのが加藤みきお
犯人は「明日みんながどんな顔するか楽しみ。考えただけでワクワクして寝られない」とワープロに打っています。
こういった愉快犯の場合、犯人はみんなの反応を見るのが楽しみと言うことが1番の犯行動機です。だから、現場にはいち早く駆けつけ、みんなの驚く顔1番間近で見たいと思うものです。
見返してみたら、1番最初にウサギを発見したのは心。
「どうしたの!?」と駆けつけてきた生徒や先生の中で、1番先頭にいたのが加藤みきおくんだったのです…!(真ん中)
これは怪しいですねぇ…。
一応びっくりしていますが、演技かもしれません。
みきおは心をかばっていた
その後、翼に吹き込まれた生徒たちが「心先生がウサギを殺したの?」と疑います。
その時心をかばっていたのは、鈴。
そして鈴の後ろの席の、加藤みきおくん!
鈴は心を家に泊めたりして仲良くしているし、自分が階段から落ちていたところを助けてくれた”命の恩人”と言う流れがあるのでわかるけど、ミキオ君はなぜそんなに心になついている!?
突然出てきた感じで違和感あった。
少なくとも、生徒の中で特別な役を与えられている感がある。
「風速計に似ている」と答えたのもみきお!
そして極めつけに、明音ちゃんの監禁場所を「風速計のある山小屋」と教えてくれたのもミキオ!
なぜわかったのか?それは書いた本人だから!?
加藤みきお役の子役ちゃんは誰?
2話では1人だけセリフも多く、明らかに生徒役の中で特別待遇とみられる加藤みきおくん。
演じている子役ちゃんは誰なのでしょうか?
公式サイトの相関図には載っていませんでした!!
相関図に載ってない人が犯人ってことありえる…?
調べてみると、柴崎楓雅くん(現在11歳)ということです!
2018年にデビューしたばかりで、まだWikiもないんですよ!
こんなまだ俳優さんとしても名もない、公式相関図にも載ってない登場人物が犯人だったらとんだだまし討ちでびっくりするんですが。せいやが犯人ってのと同じくらい大抜擢じゃん。
ちなみに、ウサギが死んでいたところに駆けつけた時も、風速計と教えてくれた時も、ミキオの隣には〝悠君”(オレンジの服の子)がいました。
悠くんもまた、生徒の中では登場回数が多いです。でも、やっぱり相関図にはいませんね。
みきおと悠の目の検証はこちらです。
明音ちゃん監禁のときの”目”は誰?「テセウスの船」2話の考察予想感想パパっとネタバレ!
子供でもワープロは打てる?
犯人子供説に異論を唱える人も多くいて、その中には「子供にワープロが打てるのか?」という疑問があります。
結論から言っちゃうと、打てます!
私も子供時代には、家にワープロがありました。11歳か12歳位の時に、学校で使う物を朝、ワープロでちゃちゃっと打って、印刷して持っていったことがあります。
それくらい使える子には簡単に使いこなせてしまうものですよ!
だからワープロ打っているから、子供ではない!と言うのは、全く根拠にはなりませんね。
加藤みきおが犯人ではない根拠を消去法で考える
後は事件の中で不可能な点がないか、消去法で考えていきます。
千夏ちゃんパラコート事件
千夏は明音の妹なので、明音の同級生が家の近くにいたり、千夏に声をかけたりしても警戒されません。
千夏に声をかけて、倉庫に入れてもらうことも可能かもしれません。
みきおは小学校5年生。
千夏は5歳なので、5歳から見たら小学5年生は大人と同じ位信頼できる存在。
「これ美味しいから飲んでごらん?」と勧められたら、パラコードを飲んでしまう可能性もあり。
うさぎ殺害事件
愉快犯は、自分の生息範囲内で犯行を犯す傾向がある。受験に騒然とする人々の姿を、間近で見たいからだ。
それならば、自分が自由に出入りできる“学校“と言う場所を選ぶのは理にかなっている。
しかし大きな問題がある。
小学生がどうやって青酸カリを手に入れたのか?
これはミキオ犯人説を否定する大きな根拠となる。
明音監禁事件
これに関しては、可能かなと思う。
無理矢理拉致したのでなければ、明音が安心してついていくような間柄の人間。クラスメイトならばそれも可能。
例えば、鈴と明音が喧嘩したことを知っている。「鈴が謝りたいからって、山小屋で待っているよ」と言って一緒に山小屋まで行く。明音が山小屋に入った瞬間に、扉を閉めて外から鍵をかける。
明音が「どうしてこんなことするの!?」とドア穴から覗いていた”目”の人物に向かって叫んでいた口調も、クラスメートに向けたものと思うと自然な感じがする。
ドアの穴に子供の背で届く?
という疑問もあるが、山小屋の中から明音が背が届いているのだから、外からでも子供の背で覗ける高さの穴なのだろう。
こういったことから、みきおが犯人としてうなずける部分も多くあるが、
小学生がどうやって青酸カリを手に入れたのか?の謎が解けなければ、みきおを犯人と確定することはできない。
犯人子供説、どう思いますか?