「ソウルケイジ」の原作の小説最近読んだばかりなんだけど、「サーガ」でドラマ化されるから読んだわけじゃなくて。
「ブルーマーダー」で姫川と菊田の恋愛部分の関係に大きな動きがあったと聞いて読んでいたら、その中に姫川が菊田と一度だけキスをしたことがあるという回想があって、え!なになに!?嘘でしょ!?それ知らない!どの小説!?と思って探したら「ソウルケイジ」の中でキスしてるって言うから読んだのだ。（なんちゅーミーハー）
でもとにかく「ストロベリーナイト」って姫川と菊田の関係が気になるでしょ??
「ソウルケイジ」の中で本当に姫川と菊田がキスしてましたよ！！
かなり突然の展開でびっくり！！何度も読み返してニヤニヤ…。
こちらでは「ストロベリーナイト」姫川玲子シリーズ「ソウルケイジ」の小説の中で、姫川と菊田がキスするに至った経緯についてのみネタバレします！
目次
姫川と菊田がキスしたのはどの小説？
姫川と菊田が一度だけキスをしたのは「ソウルケイジ」の小説の中での出来事です！
姫川と菊田がキスをした経緯のネタバレ
ある事件の捜査にあたることになった姫川。またいつものように偶然井岡が一緒になる。
しかも姫川と井岡がコンビを組むことに。
菊田はいつも井岡にヤキモチ焼いちゃいます。
ドラマだと
| 菊田 | 井岡 |
| 西島秀俊
|
生瀬勝久
|
| 亀梨和也
|
今野浩喜
|
というビジュアルの戦いなので、「全然ヤキモチ焼く必要ないじゃん」と思うのですが、原作だと菊田はもさい感じで多分イケメン設定ではないんだと思う。「ゴリ男」とか呼ばれてるし。
姫川にベタベタする井岡にやきもちを焼いた菊田が、ゴスっ！と井岡にパンチして、二人がギャーギャーやっているのを姫川が注意したことで、菊田は姫川が井岡をかばったと捉えてすねてしまう。
その後もなかなか菊田のご機嫌直らず、日をまたいでもずっとムスーっとしている菊田。
それで姫川が菊田を誰もいないフロアに連れて行って
姫川「キスしたら機嫌直す？」
何も答えない菊田。
姫川「キスしたら機嫌直しますか？」
と言って姫川の方から菊田にキスをしたのです。
これ完全にカップルの会話じゃない～！？相手が自分のこと好きっていう前提じゃなきゃ、こんな事言えないよね！？
橋爪管理官とかガンテツが嫌味で「お姫様～」って姫川のこと呼ぶんだけど、確かに姫川は姫だわ。言動が姫。超上から。自分に自信満々。
姫川と菊田の関係を井岡が動かし、井岡が潰す
姫川のキスによりすっかり菊田の機嫌は直るけど、別にこのキスによって二人の関係が急激に近づくということはなく…。
姫川もこの後キスについて何も言わないし、菊田も何も聞かない（と言うかそういうのなかなか聞けない男）。
まあ殺人事件の捜査の真っ最中で、そんな呑気な話されてても困るんだけど。
でも姫川を菊田が駅まで送るというチャンスが訪れ、菊田はついに姫川に気持ちを告白しようとします。
「俺、主任のこと、す…」
まで言って、
姫川も心の中で
「”好きです”よね？わかってる。わかってるけど、ちゃんとあなたの口からその言葉を聞きたいのよ」
ってめっちゃ待ってる！！
そしてついに菊田が「好きです」と言おうとしたその瞬間…っ
「玲子しゅにぃ～～ん！」
と井岡が追いかけてきてしまい、菊田の告白は失敗してしまうのでした～…。
菊田はすごくシャイなので、姫川と2人きりになっても全然アプローチをかけることができないんですが、井岡のあからさまな「玲子主任好き好き光線」を見てると、思わずやきもちが出ちゃうんですよね。
井岡の存在があるから姫川と菊田の関係が進展するんだけど、結局姫川と菊田がいい感じになろうとしているのを潰すのも井岡なのである。
「ストロベリーナイト」最終回で菊田（西島秀俊）が姫川（竹内結子）を抱きしめる！頭くしゃ！
竹内結子版ドラマの最終回「ソウルケイジ」のエピソードでは、姫川＆菊田ファンの視聴者に大サービスなシーンがあったんですよね～。
姫川の母親が倒れて病院から帰ってきた姫川をホテルの前で待っていた菊田。
菊田が姫川をぐっと引き寄せて抱きしめる～～！！
思わず泣いちゃって、姫川も一度は菊田の腕にすがったのに、なんでここでは甘えられないかな～～（＞＜）
菊田にしては、ものすごい強引に行ったのに。（と言うか原作の菊田だったら絶対にしない行動）
そしてラストシーンでは菊田が姫川の頭くしゃ！
照れた姫川がパンチしようとするが、菊田がその拳を受け止めて
「何年一緒にいると思ってるんですか！次にすることくらいわかりますよ！」
と余裕の笑み。
姫川が菊田の胸ぐら掴んで
「次職場であったらぶっ殺す！！」
と言って二人で食事に行く、と言う神シーンでした！
（もう1度言うけど、原作の菊田は絶対にやらない行動）
なんかドラマだと菊田も姫川もちょっと性格違うんだよな～。
菊田は本当にもっともっとシャイで奥手で、「自分不器用ッスから…」って感じの昭和の男って感じ。
こんなふうに姫川のことを手のひらの上で転がすような、余裕あるかっこいい男じゃないのだ。
西島さんの菊田はほんとかっこよかった。
西島秀俊さんって言ったら「あすなろ白書」に出てたのにその後消えた人、って思ってたけど、「アンフェア」とか「山おんな壁おんな」でちょいちょい出始めて、あれ？なんか久しぶりに見た、とか思ってたら、「チームバチスタ」からのこの「ストロベリーナイト」で完全復活遂げた印象あるなぁ～。
それからいい男ランキングに絶対入ってくるし。
それくらいこの菊田役は当たり役だったと思う。
