「最愛」10話最終回すべての事件の結末!渡辺息子、父昭、橘しおり(田中みな実)殺害の全ての真犯人は…⁉︎

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ドラマ「最愛」10話最終回ネタバレで開かされたすべての事件の真相・結末をぱぱっとネタバレ!
ドラマ最愛結末渡辺親子殺害の真相と真犯人ネタバレ

 

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息子・渡辺康介(朝井大智)殺害と死体遺棄の真相

渡辺を刺したのは優(高橋文哉)と早い段階で明かされていましたよね。

でも、本当はそれで死んでいなくて、後から別の真犯人がとどめを刺したパターンかな?

と予想していましたが、(というか望んでいた)

やっぱり優が刺したあの一撃で、渡辺は死んでいました。

 

別に、犯人がいたんじゃないかな?と思っていたのは、予想屋考察と言うよりは、

「あんなにかわいい優君を殺人犯にしたくない!」

と言う私の願望だったのですが、その思いこそが達雄の死体遺棄につながってきたんですね。

 

 

渡辺が梨央を襲おうとしていた、達雄は加瀬と会っていました。

梨央は薬を作るために東京の大学に行くことを決めていて、梓がその後の梨央の面倒を見る(学費も含めて)と言うことを伝えるために、加瀬は白川郷にやってきていたのです。

その時、達雄に優から電話が来ました。

優「お父さん早く帰ってきて!姉ちゃんが…全然起きん!男の人が姉ちゃんは…!男の人を、僕、刺してまった!」

 

 

加瀬も電話の声が聞こえ、2人で一緒にすぐに家に戻りました。

達雄がドアを開けるのと同時に、優が飛び出してきたシーン。

その時、達雄の後には加瀬がいたのです。

 

これ、達雄の背中に人影が動いていたことに気づいていたので、共犯者がいるな…と予想していたのですが、加瀬だとは思わなかったです!

 

 

 

ドアが開いた時、血だらけの渡邊が梨央の上に覆い被さるように倒れていて、多分達雄は梨央が死んでいると思ったのかな?

優を抱きしめ、「わぁーー!」と泣き叫んでいました。

 

しかし渡辺をどかして、梨央が生きていることに気づき、安心していました。

 

加瀬は救急車を呼ぶと言ったけれど、達雄が止めました。梨央が怪我をしていないことが確認できたからです。

 

優は「子供だから刑事責任には問われない」とも加瀬は説明しましたが、それも達雄が止めました。

達雄「法律の物差しで言わんでください!私は家族の話をしとります!

子供がやったからといって、世間は見てくれません。それでは通らんのですよ!優を人殺しにはできないですよ!この子たちを晒し者にはできんですよ!」

 

そして2人で優と梨央を家まで運び布団に寝かせ、また現場に戻り、渡辺の遺体を車に乗せ山に運び、服を脱がせ、ブルーシートに包んで山に埋めました。その時に、お守りが落ちたことに、加瀬も達雄も気づきませんでした。

 

それが遺留品として出てきたお守りです。このお守りが出てきたから、最初のほうは大輝も梨央を疑わざるを得なかったですよね。

 

 

 

昭殺しの真相

昭が夜の公園に梨央を呼び出した日のこと。

 

梨央がおかしなところでタクシーを降りたと連絡をもらった加瀬は、すぐに自分も公園に行きました。

 

そこで、池の近くに倒れている昭を発見。優に首を絞められ池に落とされた後に、自力で這い上がってきた後だったのでしょう。

加瀬は「大丈夫ですか?」と声をかけ、助けようとしました。

 

昭「息子を殺した男を見つけた。弟やったんや。歳も合うで。寮におった一家が康介を殺して埋めちまった!私の息子は15年前に殺されてしまっていた!

どうしてうちの息子が殺されなきゃあかんかったんやぁー!」

加瀬「ひどいことをしようとしたからです…」

昭「たかが、ちょこっといたずらしようとしただけやないか!誘ってくる女の方が悪い!」

加瀬「あなたの息子さんのせいで、真面目に生きている人間の人生を狂わされた!不本意な不幸を受け入れるしかなくなった!将来を奪われて、一生の苦しみを背負わされたんです!命を奪われるのと、どう変わりがあるんですか!?」

 

それでも昭は盲目的に息子だけを愛している。

「警察に行く」と言って立ち上がり歩き出します。

 

加瀬は昭をつかんで強く引くと、昭は池に落ちて頭を強打。それが痛いの後頭部にあった傷。

 

そして加瀬は池に入り、昭の顔を水に沈め殺害。

 

その時昭は、加瀬のスーツの胸ポケットからボールペンをむしりとりました。

それはここに来る前、会社に落ちていたものを拾ってポケットに入れたものでした。→梓のもの。

だから梓はボールペンを持っていなかった。加瀬は自分のボールペンを持っていた。

しおり(田中みな実)転落死の真相

「真田梨央の弟は人殺し、父親は死体遺棄、会社は不正を行っている。」

しおりは加瀬に、記事の原稿を突きつけました。

加瀬は「それを出さない代わりに、どんな条件でも飲む」と交渉しましたが、しおりはお金が欲しいわけじゃない。

「罪を犯した人間は報いを受けるべき!」

 

渡辺の罪を恨んできた詩織は、自分だけが渡辺に暴行され、人生を狂わされたのに、梨央は未遂で終わった上に、美人社長として世間から注目されていることに、不公平感を感じていた。

 

 

加瀬は「薬ができるまでは待ってほしい」と頼み込んだが、

しおり「この記事を出して世間は不公平じゃない、平等だって、真田梨央にも自分にも教えてあげたい!」

としおりは原稿を渡さない。

 

もみ合ううちに、しおりは転落。

飛び散った記事の原稿を持って、加瀬は逃げました。

 

 

加瀬(井浦新)の逃亡でエンド

大輝や捜査一課の皆は、加瀬を追い詰めるが、逃げられてしまう。

 

そのまま加瀬が姿を消す…。

 

大輝は、「捜査状況は漏らせない」と言って、梨央には一切加瀬のことを話さなかった。

しかし突然消えた加瀬。梨央は、なんとなく本当のことをわかっていた。

 

しかし、大輝は今後も梨央と一緒に生きていく中で、絶対にこの秘密を言わない。

それが大輝の梨央に対する最愛。

「最愛」最終回、結末の感想

最終回直前の、真犯人のヒントとして、スタッフが犯人を知ったときの感想が「はぁぁぁぁーー…」(はぁ⁉︎じゃなくてため息のほうのニュアンス)だったって聞いたんだけど、私も同じだったかも。

 

加瀬さんの壮大な愛を感じ、言葉を失っている…。

すべては、達雄が優のやったことを隠そうとした1つの嘘から始まったんだけど、それで「達雄が悪い。正当防衛で、そもそも子供で罪には問われないんだから、正直に警察に電話をしておけばよかった」って思いますか?

 

私は思えないなぁ…。私も人の親。多分達雄と同じことをしていたと思う。
ましてや、優は病気で記憶を失うことがわかっているし、梨央はその時意識がなかった。
証拠隠滅して、自分さえ黙っていれば、何もなかったことにできるって、そう思ってしまうのは当然なんじゃないだろうか…。
その時は、自分の家族のことしか考えられない。そして後になって、「自分が埋めたあの男にも、家族がいるんだ」と冷静になって思い出して、両親の呵責に耐えられなくなって罪を告白するビデオを撮ったと言うのも人のいい達雄らしいと思った。

 

そして、昭。
息子が連続レイプ犯だと知っていながら、「たかがちょこっといたずらしようとしただけ。誘ってくる女の方が悪い」と言い切れるとは…。その場でカッとして、殺されていてもおかしくない発言ですよ。それでも、加瀬は冷静に諭していたのに。
「生きながら一生不幸な人生を背負わされるのは、命を奪われるのと何が違うんですか!?」と言う加瀬の叫びは、確かに!と思った。
でも昭には全然届かなくて。

 

でもまぁ、あそこが加瀬にとって「一線を超えた」瞬間であった事は確実。
死体遺棄の時は、梨央と優を守るためにはそうするしかなかったし、もう死んじゃってるし、時間ないし、だいいち殺人じゃなくて死体遺棄だし。そこ、全然違うもん。

 

でも昭の事は、確実な殺意を持って、殺した。
この時、梨央と優と梓や会社を守るために、自分が悪人になろうと覚悟したんでしょうね。
加瀬は一人ぼっちで、梓に拾ってもらって、家族になった、と言う設定があったから、そこまで違和感はなかったけど、その加瀬の過去とか、梓への感謝とか絆とか、もっと詳しく描いていたら、さらに入り込めたかもと思う。

 

そしてしおり。
うーん、これはもう、事故といってもいいような気もするけど…。加瀬が突き落としたわけじゃないし。
でも、すぐに通報しなかったことが罪なんですよね。通報できなかったのは、原稿を持ち去らなきゃいけなかったから。通報したら、警察に「何のために会っていたんですか?」とか聞かれちゃいますからね。

 

しおりの主張はものすごくわかる。「薬ができるまで待ってほしい」とか、「薬ができればもっと助かる人がいる」とかなんて、じゃぁそのために、弟のやった殺人も、真田ウェルネスがやった不正も、目をつぶれってこと?じゃぁ私も、何か大きなもののために被害にあったと思って、自分の不幸を受け入れろってこと?ってなっちゃいますもんね…。

 

「悪いことをした人は、平等に報いを受けるべき」と言う思いを貫くためには、梨央の周辺のいろいろも世間に公表しなければ、自分が報われないと言う思いがしおりにはあったのでしょう。
梨央が美人社長と世間でもてはやされていたから、しおりの恨みの矛先がそこに行ってしまったんですよね。もしもっと全然ブスで、同情しちゃうような女性だったら…。

 

確かに梨央は大輝にも加瀬にも達雄にも(ここは父親だから当たり前だけど)、守られすぎて「ずるい!」と思う人もいるのかも。
恵まれていると、周り、味方ばかりじゃないよね。

 

でもほんと、全てがみんな「最愛」を守ろうと一生懸命生きていて、昭は客観的には間違っていると思うけど、息子に対して最愛で。

 

最初は、加瀬と大輝と梨央の三角関係のラブも楽しみ♡なんて思ってたけど、そんなチープなラブストーリーじゃなかった!
もう加瀬さんの愛が大きすぎて…。本人も「家族愛」と再三言っていたように、ほぼ父性?
最初から最後まで、梨央の気持ちは大ちゃんで、全然加瀬さんに揺れたりしていなかったところもまたよかった。
加瀬さんも、別に梨央の気持ちを自分のほうに振り向かせようとしたりせず、本当にただただ梨央を守る。見返りを求めない愛、って感じで、だから梨央のために3つもの罪を犯したことが、全く違和感なく受け入れることができました。

 

もう、ほんと愛。井浦新さんでなきゃ、この雰囲気出せなかったと思う。

 

そしてちょっと気になったこと。

達雄の脳梗塞は、本当にあのタイミングで、たまたまだったの?
藤井がずっと怪しい顔してたんだけど、普通にただのいい人だったのね?そして藤井は、本当に大輝のこと疑ってたの?殺人犯として本気で疑っちゃったら、きっともう2人の仲は元には戻れないよね?

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