「僕らは奇跡でできている」名言集めました

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ドラマ「僕らは奇跡でできている」の名言集です!

ほんわかしたドラマなのに、突然心に刺さるセリフが出てくるので、ハッとさせられますね。

目次

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【1話】「カメは頑張っていない」

1話のテーマともなったイソップ物語「うさぎとかめ」の解釈。

 

 

一輝(高橋一生)の疑問

「亀はどうして寝ているうさぎに声をかけずに先に行ってしまったのか?うさぎが倒れているかもしれないのに?」

 

 

 

育美(榮倉奈々)の解釈。(一般的な解釈)

うさぎ→能力が高く何でも器用にこなす人

カメ→努力で勝利をつかむ人

 

一輝

先生はウサギっぽいですね。

 

育美

私はどちらかというとカメですね。(ウサギに見られがちだけど~(ニヤニヤ)一応謙遜)

 

一輝

亀は頑張ってはいませんただ前に進むのが楽しいから歩いているだけです。亀の世界には、もはやうさぎはいません。だから声をかけなかったんです。

でもウサギは亀を見下すために走るんです

 

ココがポイント!
みんなが持っているカメに対する劣等的な考えを覆す目からウロコな発想!

 

でも、めちゃくちゃうさぎに対して蔑視発言。

ストーリーの展開上では、すごく効いていたセリフだったが、動物すべてが大好きな一輝がこんな発言をするとは、ちょっと違和感があった。

 

 

【2話】「リスに橋を渡らせたい」?

2話は、リスが人の作った道の向こう側に渡れないので、橋を作ってあげたいと一輝が言い出します。

 

育美

リスに橋を渡らせたいんですよね?

 

一輝

「渡らせたいわけではない。向こうに渡る方法があるということを見せてあげたいだけ渡るかどうかはリスの自由。渡ってくれたら僕は嬉しいですけど」

 

 

ココがポイント!
どうしても上から目線な育美 ←対比→ 相手の気持ちを尊重できる一輝

 

 

 

【2話】「小さい頃から自分のことが大嫌いで毎日泣いていた」

育美と焼き肉屋での会話。

一輝
僕はなかなか人と仲良くなれない。でも、一番仲良くなりたい人と仲良くなれたから、それでいいんです。昔はその人のことが大嫌いで、毎日泣いていました。でも、今は大丈夫です。

 

育美
誰なんですか?
一輝
僕です。昔の僕は、僕が大嫌いで毎日泣いていました。

 

ココがポイント!
人と同じようにできなくて先生に怒られてばかりだった一輝を、おじいちゃんが一輝にしかないいいところを見つけて褒めてくれた。→自分の個性を受け入れて、自分のことが好きになれた!

育美もこの言葉を聞いてガーン!と頭を殴られた思いがしたと思いますが、自分のことを「好き」でいられているか?と聞かれて、自信をもって「はい」と言える人ってどれくらいいるのでしょうか?
そんなふうに生きることに憧れます。

【3話】「やらなければいけない」=「やりたくないこと」

毎日、仕事が忙しい育美。

育美
やななきゃいけないことが、いっぱいあるんです。

 

一輝
やりたくないんですね。だって「やななきゃいけない」って言ったから。

 

 

育美はお料理教室に行ける時間ができたときでも、結局行かずに仕事をしていた。

 

 

ココがポイント!
育美は「やれない」んじゃなくて「やらない」ことを、自分で選択している。
一輝はいつだって「やりたいこと」をやっている。
動物は、自分の欲求に真っすぐに生きたほうが、生き生きと豊かに生きられる。

 

【4話】「なくした時にこそ、存在感を発揮する」

新庄くん(西畑大吾)の実家で、こんにゃくの歴史について知り感激する一輝。

一輝

「こんにゃくだけを見ていると、その偉大さには気づかない。でも、こんにゃくのいないおでんおでんとは言えないし、しらたきのいないすき焼きはすき焼きとは言えない。

存在をなくした時にこそ、その存在感を発揮する。本当に偉大な食べ物です」

 

 

ココがポイント!
人間もみんなそれぞれが大切な存在。

【4話】「地球が見せてくれた」

群馬ですごくきれいな星空を見たことを鮫島教授(小林薫)に話す。

一輝
「すごく綺麗なものを天体が地球に見せてくれました」

 

 

ココがポイント!
人間が特別えらいわけじゃなく、人間も地球や動物から教えられることがたくさんあるという謙虚さ。

 

育美の考え→「リスの橋を渡らせたい」→自分主体。

一輝の考え→「リスに渡る方法があることを教えたいだけ」「こんにゃくが教えてくれた」「地球が見せてくれた」→自分が知ってることは教えてあげたい。自分も知らないことを教えてもらう。

二人の考え方の違いが顕著に表れたセリフでした。

 

 

【5話】「願いがないのは、今に夢中だから」

5話でよく出てきたワードは「願い」。

 

 

一輝
願いはありません。今は思いつきません。

 

 

新庄くんはこれを聞いて、また悶々としてしまいます。

 

 

新庄くん

  • こんにゃく屋を継いだほうがいいのか悩み中。(でも、自分は特別やりたくない)
  • 大学も頭良くない。(1話で、「バイト何やってんの?カテキョ?」「俺らの大学にカテキョ頼む人なんかいねーだろ」という会話から)
  • 自分のやりたいことを見つけられない。

 

一輝

  • いい大学出ている。
  • 自分の好きなことをやってお金をもらえている。
  • 大学の先生という社会的ステータスもある。

 

新庄くん「願いがないっていうのは、今に満足しているからですよね?」

鮫島教授

満足しているから願いがないっていうのはちょっと違うんじゃないかな?

目の前のことを夢中になってやっているうちに、願いが叶っちゃうんじゃないかな。だからいちいち考えないんだよ。

 

 

ココがポイント!

一輝はいつも目の前の謎に夢中で「楽しい!」という気持ちで溢れている。

育美は将来なりたい自分のために努力はしているが、今は全然楽しくない。いつもイライラ。

今を楽しみながら目の前のことに一生懸命になっていれば、理想の自分にいつの間にか近づいている!

 

 

 

【5話】「楽しい」=「光」

 

おじいちゃん
お前の中にある「楽しい」という気持ちは「光」だ。お前の中の光はもう十分いっぱいになった。そしたらどうする?

 

一輝
他の人が、光の中に入る。

 

 

ココがポイント!
今までは自分の興味の対象にしか目を向けなかった一輝が、周りの人とコミュニケーションを取って生きようと変化しつつある!

 

 

【5話】あっちの世界とこっちの世界をつなぐ橋

リスの橋について、おじいちゃん(田中泯)に相談する一輝。

 

おじいちゃん

あっちの世界とこっちの世界をつなぐ橋ってわけだな。

 

 

ココがポイント!
全く別の世界(価値観)で生きてきた人間たちも、たった一つの橋を架けることで、その橋を渡る勇気を持つことで、分かり合えるかもしれない。

 

このおじいちゃんの発想すごい!
橋の話から、こんな飛躍した言葉が飛び出すとは!!

 

 

リスの橋をすごく引っ張っているなとは思っていたけど、このおじいちゃんのセリフによって、最終回が見えた!!

 

最終回でリスの橋完成。

育美も手伝う。

生徒も手伝う。

 

ココがポイント!

みんなで協力して一つのものを完成させる喜びを味わう。→みんなが一輝の「光」の中に入った。

あっちの世界(育美)とこっちの世界(一輝)が繋がった!

 

 

そのほかにも、樫野木先生(要潤)やトリンドル玲奈などとも、み~んな心が通じ合っていくんだと思う!

 

【6話】本当はどうしたいんですか?

育美が料理教室に登録しながら、

 

育美

仕事が忙しくて行けない。

 

餃子を

 

育美

自分で食べるならいいけど、人に出すなら形をきれいにしないと。

 

と言っていることに対して、

一輝から

 

一輝
本当はどうしたいんですか?

 

 

真面目過ぎて「こうあるべき」ばかりを求めてしまう完璧主義者な育美に対して一輝が。

言葉自体は名言というほどでもなく、すごくシンプルな言葉なんだけど、シンプルだからこそ刺さる。

 

ココがポイント!

「どうあるべき」じゃなくて「どうしたいか」が重要ってことを育美にわからせた言葉!

→育美が自分の弱さを素直に受け止めて「私はうさぎだ」と一輝に本音をさらけ出すことができた!

 

【6話】自分がすごいと証明したいのは、本当は自信がないから

育美「私はうさぎです。自分がすごいって証明したいんですよ。

本当は自信がないから

 

ココがポイント!
今までプライドが邪魔して、いつも言い訳ばかりしていた育美。
初めてここで自分の弱さを認めた!
森の”自然”と、一輝のいつも”自然”で直球な態度や言葉に、心が浄化されたか?

 

 

 

【7話】自分で勝手に思い込んでいる

7話はめっちゃ神回!虹一くんとお母さんの回です!ウサギだった一輝の過去告白!

 

育美

意外と自分で勝手に思い込んでいる事ってありますよね。ああ思われるんじゃないかとか、こう思われるんじゃないかとか。

ココがポイント!
育美も今までは人からどう見られるかがすごく重要だった。
でも、一輝と一緒に過ごすうちに、”自分がやりたいことをやる!そうすれば自分で自分を好きになれる!”と考え方が変わってきたみたい。

 

【7話】勝手に見えない敵を作っていた

虹一くんのお母さんが、いつも虹一くんの人と違う変わった行動を

 

「誰かに見られたらどうするの」

 

「みんなに笑われて恥ずかしい」

 

「ダメな母親って思われる」

 

と気にしていた。

 

 

「誰かに見られたら」って誰に?

「みんなが笑った」ってみんなって誰が?

「ダメな母親」って思うのは誰?

 

 

「ご近所さんに見られたら変に思われる」とか

「クラスのみんなに笑われる」とか

「周りに母親よりも劣ってると思われる」とか

 

 

え?それって、どれもあなたにとって重要な人?

愛する我が子を押さえつけてでも、その人たちからの称賛を得たいって本当に思える?

 

 

ってことですよね。

 

やっと虹一くんのお母さんもそのことに気付き、

 

 

「勝手に見えない敵を作っていたのかもしれません」

 

 

と考えを改めました。

 

【7話】すごいとこ100個「誰でもできることは、できてもすごくないんですか?」

7話の感動ポイントは「すごいところ100個」

一輝が虹一くんに。

一輝が育美に。

虹一くんがお母さんに。

 

みんなが周りの大好きな人にすごいところを100個言うって、すっごくステキだな~と思いました。

 

 

一輝の挙げた育美のすごいところは

 

「時間を守ります。歯の治療します。歯を綺麗にします。クリニックの院長です。子供達に歯の勉強会をします。リスの橋を作るのを育ってくれます。作業が丁寧です。歩くのが早いです。餃子の形を揃えられます。よく食べます。箸を上手に使えます。会った時こんにちはって言ってくれます…」

 

育美

それって誰でもできることじゃないですか

一輝
誰でもできることはできてもすごくないんですか?

 

 

 

ココがポイント!

100個って大変すぎると思うんだけど、すっごく当たり前のことでいい。

その人の自然体の行動を褒めてあげればいい。

それが、その人のありのままを受け入れてあげるってこと。

育美を褒めるって言ったら、たいていの人は「美人」「スタイルがいい」からくると思うんだけど、内面で攻めてきたところがすごく一輝らしくていい。

 

 

【7話】一輝のいる世界を作った

鮫島教授とおじいちゃんの会話。

 

鮫島教授

一輝はあなたでできている。一輝が安心できる世界を作ったじゃないですか。

 

おじいちゃん

この森だけ。ちっぽけな世界です

 

 

 

鮫島教授

それだけでもこの世界にいていい理由になる。

 

おじいちゃん

外に安心できる世界を作ってくれたのは鮫島先生です。

ココがポイント!

6話ではおじいちゃんが「一輝は山田さんの料理でできている」とも言っていた。

一輝はおじいちゃんと鮫島教授と山田さんの3人の存在によってできているってこと。

 

 

 

【7話】勉強ができなくても、自分はここにいていいんだ

小さい頃から学校の勉強は苦手で、先生に怒られてばかりで、学校という場所が嫌いだったか一輝。

だけど中学の時の理科クラブでは、みんなに「すごい」って言われて、「すごい」って言われるために頑張るようになった。

でも「すごいことをやらなきゃ」って思ううちに、大好きだった理科が楽しくなくなってしまった。

 

そんな時におじいちゃんのこの言葉。

 

おじいちゃん

やりたければやればいい。やらなきゃって思うなら辞めればいい。

 

 

この言葉に救われて、一輝は勉強ができなくても自分の居場所があるという安心感を得ることができた。

 

この話を聞いたからかな?

ついに育美も「お金払ってるんだから行かなきゃ~」っていつもストレスしていた料理教室をついに辞めるって決めました!

 

【7話】やれないことがたくさんありましたが、やりたいことがやれてありがたいです。

おじいちゃんの言葉を受けて、「やりたいこと」をやる人生を歩むことができた一輝。

そしてそのことにちゃんと感謝を忘れない心。

 

【8話】タコは大好きの象徴だった

今までタコが嫌いだった一輝。

それは、自分のもとから母親が去って行った原因がタコだったから。

 

でも、すべての真相を山田さんから聞かされ、

 

「タコが嫌いというのは勘違いだった」

 

という一輝。

 

一輝

本当は僕にとってタコは”大好きの象徴”だったんです。

タコが食べられなくなるほど、あの頃の僕は山田さんのことを大好きだったっていうことですから

 

 

【8話】僕らが存在していることが奇跡

自分が山田さんから生まれた確立を計算してみようと試みる一輝。

 

まず2億分の1の精子の中から選ばれた。

山田さんがお父さんと出会った確立。

山田さんが女だった確立。

山田さんのおばあちゃんが女だった確立。

山田さんが一輝を産むまで死なずに生きていた確立…。

 

それを考えると、自分が生まれたのは超奇跡的な確率。

 

一輝

本当は僕にとってタコは”大好きの象徴”だったんです。

先祖代々、奇跡的なことが起こり続けてきたから僕が存在している!

 

 

自分が生まれたことや生きていることは当たり前と思って、普段感謝なんてしない。
でも、一輝は当たり前の出来事が奇跡の連続でできていることに気付ける。
自分を捨てた母親に対して憎しみの感情を抱くどころか、その奇跡に感謝して「産んでくれてありがとう」と言えるその心が本当に純粋で心洗われる!

 

素晴らしいタイトルの意味の回収だった!

 

【8話】いいところがたくさん見える魔法の眼鏡

7話で虹一くんが目の障害で文字が読みづらいことが発覚。

 

今まで虹一のダメなところばかりが気になっていたお母さんが改心しました!

 

虹一くんは文字が見えやすくなる眼鏡をかけることになって、

 

 

虹一くん「お母さんも眼鏡をかけることになったんだって」

 

でも、お母さんは本当は眼鏡をかけていない。

 

虹一くん「お母さんのは透明の眼鏡なんだって。

僕のいいところがいっぱい見える魔法の眼鏡なんだって」

 

【9話】「面白い」と「興味ありません」

ついに琴音ちゃんが一輝に告白!

そして琴音に本当は育美のことが好きなんじゃないのかと言われて、真剣に考えてみる一輝…。

 

育美への気持ち。

 

一輝

僕は水本先生のことを、面白いと思っています。

 
 

琴音ちゃんへの告白の返事は

 

一輝

興味ありません。

 
 

 

すごくシンプルな言葉ですが、めちゃくちゃはっきりと一輝の気持ちがわかります!

 

【10話最終回】辛い気持ちだって光

一輝

辛い気持ちだって光だから。僕の世界をこれからも広げていく。

 

【10話最終回】「ただそのものを活かしきること」

10話最終回はとっても深かったので、最終回考察記事と合わせてお読みいただければ嬉しいです!!

 

鮫島教授

樫野木先生がいいことを言ってた。

”やりたいことを探すのはいいけど簡単には見つからない。見つかるかどうかわからないものを探して自分の人生をちゃんと考えている気になったり、逆にやりたいことが見つからない自分はダメなんだって責めたりする人がいるかもしれない。”

 

相河先生がいつも持っていることは缶の中に入っている”ガラクタ”を、どう生かすかということ。例えばアイスの木のスプーンは普通はゴミだけど、あれをどう生かすか。

フィールドワークではちょっとしたことに役に立つ。

 

スプーンはスプーンのままで、他の何かにならなくても色々と活かされる。スプーンが他のものと比べて何ができるとかできないとかじゃない。

 

ただそのものを生かし切ること。

 

自分が何をやりたいのか、何になれるのかわからずに悩んでいた須田くんにとって、救いの言葉!

 

【10話最終回】「だから相河先生と出会えたのかもしれないね」

樫野木先生が自分を正当化するために、一輝を責めたことを認めたことに対して。

鮫島教授

だから相河先生と出会えたのかもしれないね。

 

 

【10話最終回】この世界から一つだけなくせるとしたら…

事務長「この世界からひとつだけなくするとしたら何を無くしますか?僕は時間です」

 

 

「遅刻」って言うかと思ったーー!!
だけどここで「遅刻」じゃなくて「時間」っていうのは、いつも遅刻をする一輝に対して怒っているけど、本当は「時間時間」って怒っている自分を嫌っているということなんでしょうね。

 

 

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