2013年放送のドラマ「半沢直樹1」は前編の大阪編、後編の東京本社編の2部構成になっています。
こちらでは1話から5話の「西大阪支店」を舞台とした5億円融資ミスについて、敵役と味方役の登場人物キャストをわかりやすくまとめています!
目次
「半沢直樹1」2013年版 西大阪支店(前編)相関図
出典:https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/2013/chart/0.html
「半沢直樹1」2013年版 西大阪支店(前編)パパっとネタバレ
超簡潔な自作相関図も作ったぞ!
【テーマ】融資事故の5億円をめぐり、銀行・半沢(堺雅人)、国税・黒崎(片岡愛之助)→逃げる東田社長(宇梶剛士)の三つ巴!
①悪役→半沢の上司の浅野支店長(石丸幹二)と、半沢の融資先の東田社長(宇梶剛士)が結託して5億円をだまし取る!
(浅野支店長が裏切り者だと判明するのは、けっこう後)
②半沢(堺雅人)←協力:竹下(赤井英和)が東田の隠し口座を探す!
③国税局の黒崎(片岡愛之助)も、東田の金を狙う!
④東田の愛人の美樹(壇蜜)が半沢に寝返り、半沢が5億円を取り返す!
味方役登場人物(キャスト)一覧!
半沢直樹:堺雅人 出典:https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/2013/chart/0.html 少年期:中島凱斗 |
東京中央銀行大阪西支店融資課長。
5億円融資事故の全責任をなすりつけられる。 部下には優しいいい上司だが、敵とみなした相手を恫喝する姿はまさにヤクザもののよう…。 竹下にも「あんたが本当にいいやつなのか、一瞬わからんくなった」と言われている。
昔、父親が銀行に見捨てられ自殺した過去を持つ。 その時、父親が銀行マンに土下座していたことから、何かと土下座にこだわる。 |
渡真利忍:及川光博 出典:https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/2013/chart/0.html |
半沢の同期。
東京中央銀行本部融資部融資課・調査役 情報通で人事の話に詳しい。
実は私は、ずーっと”裏切り者”ではないかと怪しんでいたが、最後まで味方だった。たぶん製作側が視聴者をミスリードするために、あえて怪しく作っていたのではないかというくらいに怪しかった。 (半沢を心配してしょっちゅう電話をかけてきて、逐一半沢の動きを把握していたり、東田の隠し口座を発見する突破口となった海外の銀行のマークを知っていたり) |
近藤直弼:滝藤賢一 出典:https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/2013/chart/0.html |
半沢の同期。
同期の中で一番に課長代理(秋葉原東口支店)に昇進した。 ”優秀な男”と鳴り物入りで入ってきたことが、直属の上司である小木曽支店長の反感を買い、パワハラされ病気になり半年間休職。
その後、出向となる。(2話) 前編の出番はこれだけ。後半で活躍する。 |
中西英治:中島裕翔 出典:https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/2013/chart/0.html |
半沢の部下。
入社2年目の新人。けっこうメインの役。 (この時、ジャニーズだなんて全然知らずに見ていたけど、全く浮くことなくいい演技してた!)
半沢を尊敬している。 裁量臨店の時に、小木曽が書類を盗むのを偶然目撃してしまい「もし誰かに言ったら、5億円のミスの責任を全て君にとってもらう」と脅されるが、最後は勇気を出して本当のことを告白した。 そのことにより、半沢は小木曽を撃退できた。
半沢が浅野の刑事告発を見逃す代わりに出した条件により、希望の部署(関西地区最大規模の難波支店へ主任待遇)に異動となった。 |
垣内:須田邦裕 |
半沢の部下。
途中、ちょっとだけ裏切り者。 東田と一緒に写っている写真により浅野が半沢に脅されているときに、メールの相手を半沢だと疑った浅野に、「半沢がメールを打っている時間を監視するように」と命じられる。さらに「あまり半沢に協力的だと、半沢が飛ばされた後、次のターゲットお前だ」と脅されていた。
しかし、最後は半沢の側についた。
半沢が浅野の刑事告発を見逃す代わりに出した条件により、希望の部署(ニューヨーク支店)に異動となった。 |
角田:モロ師岡 |
年上だが半沢の部下。
ずっと半沢に協力してくれた。
半沢が浅野の刑事告発を見逃す代わりに、「部下たちを希望の部署に異動させる」という条件を出していたが、「出世よりも地元に根付く」という信念により、西大阪支店に残り、半沢の後任として融資課長に昇進した。 |
竹下清彦:赤井英和 出典:https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/2013/chart/0.html |
西大阪スチール倒産の巻き添えで倒産した竹下金属の社長。
首つり自殺を半沢に止められた。
倒産する際に助けてくれなかった銀行を恨んでいるが、マキノ精機の社長(志賀廣太郎)とは古い付き合いで、牧野に言われ半沢の味方となる。 西大阪スチールの社長・東田(宇梶剛士)を探し出すのをずっと手伝ってくれた。
大阪編での半沢の”相棒”と言える。
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牧野: 志賀廣太郎 |
マキノ精機の社長。
半沢が融資を担当した。
手作業で作るバルブに誇りを持っており、融資のためといえども、「このポリシーは曲げられない!」と強い信念を持っていた。(まさに”下町ロケット”みたいな会社!) 半沢が3000万の融資をしたことで、会社は救われる。
その後、竹下に「半沢は信用できる人間」とアドバイスしてくれた。
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小村武彦:逢坂じゅん |
10年くらい前、関西圏にその名を轟かせていた小村建設の会長。数億円の献金疑惑で解任された。
今は、余命わずかで入院中。
解任後も、個人の不動産があったので、お金はたくさんある。 銀行や長年一緒に仕事をしてきた部下に裏切られ、会社を追われることになったことや、その後もお金目的の人間しか自分に関わってくる人間がいないことなどから、誰も人を信用しない。
しかし、一人娘と孫に会いたいと願っていた。が、「自分は悪いことをしたから、会わせる顔がない」と思い、病気で入院していることを隠していた。
小村が枕の下に隠し持っていた娘と孫の写真からそれを察した半沢が、娘に連絡。 娘と孫に再会することができた。その後、亡くなる。
最後に家族に会わせてくれた礼として、半沢に東田の居場所を書いた遺書を残す。
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浅野利恵:中島ひろ子 |
浅野の妻。
支店長妻ということで、他妻から持ち上げられるが、利恵自身はすっごくいい人! いわゆる”ボスママ”ではなく、花(上戸彩)にも平等に接する。
また、浅野支店長は単身赴任で、利恵は東京で暮らしている。子供の事は全て妻がやっているが、それに対して何も文句は言わず「仕事が大変なんだから、家のことを私に任せて」なんて妻の鏡のようなこと言ったりする。 娘もこれまたいい子で、パパになついてはいるのに、全然家庭を顧みないことについては全く不満を持っておらず「パパ、今度のお休みは一緒にお出掛けしてね!お仕事頑張ってね!」なんてかわいいこと言う。
最後に浅野の悪事のすべてがバレ、半沢に追い詰められていたときに、偶然会社にやってきて、何かを察し、半沢に「こんな主人ですが、よろしくお願いいたします…!」と懇願。 そのことにより、半沢は浅野に対する刑事告発を取りやめた。
その後、マニラに出向となった浅野についていき、「こんなきっかけではあるけれど、またあなたと一緒に暮らせてうれしい。いつか、半沢さんにちゃんと謝りましょうね」と諭している。めっちゃ心きれー! |
花の先輩:吉田羊 |
登場シーンはほんの一瞬で、役名もない。
花はフラワーアレンジメントの才能があったので、フラワーアレンジメントの仕事を再開するように勧める。しかし、作品に没頭すると家庭がおろそかになってしまうので、花は「飽きたからやめた」と嘘ついて仕事を辞めていた。そう言わなければ、半沢が無理にでも「続けるように」と説得してくるから。 |
悪役登場人物キャスト一覧!
浅野匡支店長:石丸幹二 出典:https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/2013/chart/0.html |
大阪西支店 支店長。
大阪編最大の敵。5億円融資事故を半沢になすりつけようとしたと思われたが、実はこの一件の首謀者だった。
計画倒産した西大阪スチールの東田(宇梶剛士)とは中学の同級生。 最初から東田と結託しており、東田が5億円を銀行からだまし取って計画倒産し、その内の5千万円を浅野がもらっていた。
最後は全てがバレ、半沢に「刑事告発する」と言われる。浅野は家族を大切にしているため、家族のために「どうか許してほしい」と涙ながらに懇願。半沢が妻に同情したため、「希望の部署に半沢と半沢の部下たちを異動させる」という条件で、なんとか刑事罰を免れた。が、土下座はさせられた。(土下座は半沢のこだわり!)
また、半沢が出向させられるはずだった東南アジアのマニラに、代わりに出向となった。 |
江島浩:宮川一朗太 出典:https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/2013/chart/0.html |
大阪西支店・副支店長。
浅野の腰ぎんちゃくなので、浅野と対立する半沢をイジめるが、江島自身に特に信念はない。 ”浅野とセット”というポジションと捉えてもらえればよい。
浅野の失脚後、自分が支店長になれるかと思っていたが、別の人間が支店長としてやってきて、撃沈。 |
小木曽忠生:緋田康人 |
人事部・次長。
前編で一番強烈な印象を残したキャラ強な悪役である。
浅野支店長の元部下。浅野の言いなりで半沢を追及することに喜びを感じている。
”机バンバン”のパワハラが印象的。このやり口で、秋葉原東口支店・支店長時代に、課長代理だった近藤を病気に追い込んだ。
裁量臨店の責任者。 書類の紛失をつついて半沢を貶めるために、書類を盗んでいたが、中西(中島裕翔)の告白によりすべてがバレ、失脚! その後、出向となった。 |
灰田雅樹:加藤虎ノ介 |
融資部融資課臨店係・調査役。
浅野の元部下。
裁量臨店メンバー。 小木曽とともに、半沢を追及。 半沢の逆襲に寄り、手荷物検査をされ、カバンの中からエロ本が出てきて恥をかく。 |
東田満:宇梶剛士 |
西大阪スチール社長。
浅野支店長とは中学の同級生で、結託して、5億円の融資の直後に計画倒産した。 個人口座に12億隠し持っている。 5億を取り返した半沢に追われるが、隠れ逃げ回っている。
愛人の未樹にはかなり貢いでいて、ネイルサロンの運用資金も出す約束をしていた。しかし、最後は未樹の裏切りにより破滅。 東田は未樹に横暴な態度をとっており、未樹に「あんたは金しかくれなかった」というのが、未樹が東田を裏切った理由。 |
板橋平吾:岡田浩暉 |
西大阪スチールが倒産した巻き添えで倒産した淡路鋼材社長。
竹下と同じ境遇なので、半沢と竹下と「3人で協力して東田を探し出そう!」と一度は味方になったかと思われた。 が、実は東田とグルで、「協力するふりをして、証拠となる裏帳簿を処分するように」と命じられていた。
しかし、半沢と竹下にそのことがバレていて、計画は失敗した。 初登場→裏切り発覚→バレる(全て2話内)と超短期間で消えて行った小物悪役。 |
黒崎駿一:片岡愛之助 |
大阪国税局査察部統括官。オネエ。
半沢と東田の隠し金を取り合う。 |
相模:石黒英雄 |
黒崎の部下。
銀行では横柄な態度をとる。 黒崎に怒られるときはタマを握りつぶされる。黒崎はオネエなので、部下を叱るついでに若いイケメンにセクハラしたかっただけでは? |
大和田暁常務:香川照之 |
常務取締役。
途中までは特別半沢の敵という感じでもなかった。 しかし、大阪編最終話である5話のラストで、半沢の父親(笑福亭鶴瓶)が雨の中土下座して融資を懇願していたのを、非情に振り払って帰っていった銀行マンだったことが発覚! 半沢の父を自殺に追い込んだ張本人だった! |
敵から味方へ
藤沢未樹:壇蜜 |
自分のネイルサロンサロンを持ちたくて、東田の愛人をしていた。
板橋(岡田浩暉)とも肉体関係にあり、相当お金を貢がせていた。その写真をもとに、半沢に「東田にバラされたくなかったら、隠し口座のありかを教えろ」と脅されたが屈しなかった。しかしそれは、東田への思いからではなく、自分の夢への強い思いのため。
半沢は、花(上戸彩)と話していて働く女性の気持ちを理解。未樹に「男に貢いでもらうのではなく、正式なルートで銀行から金を借りて自分の店を持つ夢を叶えろ」とアドバイス。自分の夢を認め応援してくれた半沢に、未樹は心を開く。
しかし未樹は通帳のありかを教えられてなかったため、あえて国税に行き東田の隠れ家にガサ入れをさせる。東田は未樹に通帳全部を持たせ、逃した。
家の外に出た未来は、国税の黒崎(片岡愛之助)に通帳を渡す。 しかしその通帳には全部合わせても数百万円にしか入っておらず、本命の12億円が入っている海外のニューヨークハーバー信託銀行の通帳は半沢に渡した。
これは半沢が未樹に指示した作戦だったが、国税からもおいしい話をされればいつ国税に寝返ってもおかしくはないと半沢にとっては賭けだった。しかし、未樹は自分の夢を理解してくれた半沢を自分の意志で選んだ。 |
中立?
中野渡謙:北大路欣也(特別出演) 出典:https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/2013/chart/0.html |
東京中央銀行頭取。
今のところ、半沢にとっての敵でも味方でもないが、考えとしてはいいことを言っている。
「銀行は大きな力を持っている。その気になれば人1人殺せてしまう。だからこそ、銀行員が見るべきものが金ではなく人であると、私はそう思っている」 という信念の持ち主。
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