「ミラーツインズ」Season1で、双子の兄弟・圭吾と勇吾の両方と付き合っていた里美(英里)。
これだけ聞くとかなり悪女に思いますが、実は英里もすごくかわいそうな人生をたどってきたのです。
英里(倉科カナ)は実の親に捨てられた
英里はずっと酒節で育ってきました。だから本当の親を知りません。
実の親がなぜ英里を捨てたのか?これはシーズン2で明らかになります。
英里は里子としてもらわれた
英里は勇吾が誘拐された先にいた女の子でした。
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驚くなかれ!この子、「G線上のあなたと私」のたみちゃんだぞ!(松下由樹さんの娘)
やだ~!成長してかわいくなっちゃって!
…と思ったら、「ミラーツインズ」が2019年4月で、「G線上」が2019年10月だった。え!同じ年か!全然違って見える!
誘拐犯の1人・吉崎誠(奥野瑛太)は英里の「父親」と名乗っていたが、本当の父親ではありませんでした。
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この俳優さん、「絶対零度」で、井沢さん(沢村一樹)の奥さんと娘を殺した実行犯(とされていた)人ですよね!「ミラーツインズ」の方が放送が先だから、気づかなかった!見返してみて、今気づいた!
吉崎には妻がいた。夫婦にはなかなか子供ができず、養子縁組を考えた。そして施設から英里をもらった。
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しかし吉崎は変わってしまい、暴力を振るようになった。妻は毎日吉崎からひどい暴力を受け、「出ていけ!」と言われ、泣く泣く英里を置いて出て行った。
出て行く時に英里に「ごめんね…」と名残をしそうにしていたので、多分妻は英里に多少の愛情はあったが、やはり自分の身が可愛かったのだろう。
つまり英里は、生みの親に続き、育ての母にも捨てられたのだ。
英里は育ての父親の吉崎から虐待されていた
吉崎は、その後えりを引き取っているが、英里にも暴力をふるって、恐怖で言うことを聞かせていた。
勇吾を誘拐した後は、英里に、縛られている勇吾に食事を与えたりする世話をさせていた。
ある日、吉崎が英里に暴力をふるっているところ、勇吾が助けた。吉崎は勇吾にも暴力を振ったが、勇吾は吉崎の持っていたナイフで逆に吉崎を刺した。
吉崎が痛がっている間に、勇吾は英里を連れて逃げ出した。
つまり、勇吾は英里を虐待の日々から救ってくれた救世主となったのだ。
英里が里美と名乗った理由
英里はいつも本を読んでいた。
「他にすることがないからもう100回ぐらい読んだ」
(多分虐待されていたから、家に軟禁されている状態で、学校にも通わせてもらってなかったんだね)
その本は兄妹が警察から逃げる話で、妹の「里美」のことを英里は間違えて「りみ」と読んでいた。
それを勇吾が「それ、さとみじゃない?」と教える。
自分の名前が英里で、「英里」の「り」だから、「りみ」て間違えて読んだんだね。
ふとしたシーンだったけど、まともな教育を受けさせてもらっていない英里と、もともと金持ちの息子で育ちが良かった勇吾の対比がここに表れていたと思う。
逃亡生活を始めた英里と勇吾は、小説から取ったその名前を名乗ることにした。
シーズン2で英里の実の母親の存在が明らかに!
このシーズン1での英里の生い立ちはシーズン2への伏線でした!
シーズン2では、英里の生い立ちが物語に深く関わってきます。
この物語は、最初から最後まで一貫して勇吾の英里に対する大きな愛の物語だったんですよね。
最後かなり切ないですが、シーズン2もぜひ見てみてください!
あらすじを簡潔にこちらの記事にまとめています。
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