永瀬廉初主演ドラマ「FLY!BOYS,FLY!僕たち、CAはじめました」の簡潔ネタバレと感想です。
え~っと、カンテレ制作だから期待してたけど…。内容はかなり子供っぽかったし、80年代ドラマみたいだったけど、レンレンのキャラが最近の「俺スカ」のイメージとは全く逆で、お調子者がんばり熱血屋さん!って感じで斬新でした~。
黒島結菜ちゃんとの恋愛要素もかなりあっさりで、ファンも安心して見られる内容だったかと思います。
中高生向けドラマって感じかな?
大人の私としてはかなりもの物足りなかったですが…。昨日の「監察医 朝顔」がかなり深くてクオリティーの高い最終回だったので余計にね。
このドラマ後に怒った北川悦吏子さんの永瀬廉批判騒動についてはこちら↓
北川悦吏子がTwitterで酷評した”永瀬廉の声の高さ”について個人的見解をただ語る
永瀬廉ドラマ「FLY!BOYS,FLY!僕たち、CAはじめました」のネタバレ!
4人の男性CA訓練生
これは、女性の花形の職業CAを夢見る男性CA訓練生4人のお話。
浅川千空(ちから)(永瀬廉)は、小さい頃に家族で飛行機に乗った時にCAさんに優しくされて一目惚れしたことから、CAになるのが夢。成績は劣等生だが、性格はお調子者で明るく前向き。
早乙女薫(北村匠海)は、元モデルでルックス抜群。クールで何に対しても覚めている。
訓練が始まって、他の3人がてんてこまいになっている中、1人で”A”の成績を取った。
郷田勇一(岐洲匠)は元自衛隊員で、本当はパイロットを目指していたが、厳しい訓練についていけず挫折。CAに転向した。
黛正太郎(小越勇輝)は、訓練初日の自己紹介で自分がゲイであることを告白。心は女の子の為、華やかなCAに憧れる。訓練で自信をなくしていたところ、不器用にも励まそうとしてくれた薫に、恋心を抱く。
何にも本気になれない薫
薫は昔から、成績もスポーツもそつなくこなせる方。でもなぜか1番になれない。一生懸命努千空しても1番になれないのなら、最初から努千空なんてしないほうがいいという考え方が癖になってしまった。
そのルックスでモデル事務所では人気になり、社長のお気に入り。しかし最終オーディションでは落ちてしまう。社長に「お前に情熱がないからだ!」と言われ、モデルを辞めた。
CAの訓練でも、最初は人よりも成績が良かったが、最終的には1番成績が悪かった。教官の霧沢麗子(真飛聖)が、「お客様へのホスピタリティーが足りない。千空君から学んだら良い」と言われてしまう。
女性パイロットの夢
女性パイロットを目指す高山つばさ(黒島結菜)。厳しいパイロットの訓練にナーバスになり、千空たちにかなりツンケンした態度。
パイロットになることを反対している父親の康介(寺脇康文)に家に連れ戻されそうになっているところを、千空が助けた縁で、千空の実家(叔母に育てられている)にお邪魔する。
つばさがパイロット目指しているのは、亡くなった母親の夢を継いでのこと。母親は初フライトの日に、厳しい訓練が祟ったのか脳出血を起こし死亡した。そのことを後悔し、康介はつばさがパイロットになることにも反対している。
つばさは麗子の姪っ子でもある。
つばさは前に
「パイロットはCAよりもなるのが難しい。背負っている責任が全然違う」
と発言していた。
千空は
「そんなふうに考えている今の高山さんでは、パイロットになるのは無理だと思う。なるのが難しいとか背負っている責任が違うとかじゃなくて、みんなで力を合わせて1つの飛行機を飛ばしているんだ」
と力説。
つばさはパイロットの試験に合格した。
千空のおかげで、自分のパイロットになりたいと言う夢を見つめ直せたことに感謝する。
飛行機で火災
つばさの初フライトで、酔っ払い客がトイレでタバコを吸ったことにより火災が発生。客は動揺し騒然となるが、千空が機転をきかせてアナウンスで客を笑わせリラックスさせる。
この便に搭乗していたつばさの父親はつばさの夢を認めてくれ、薫の元モデル事務所の社長は、火災事件に真剣に向き合う薫の姿を見て、薫が変わったことを認めてくれた。
千空とつばさの恋の行方は?
千空はもともと、つばさが真剣に飛行訓練をしている姿を見て一目惚れしていたっぽい。
つばさにきつく言い過ぎてしまった後に、自分のせいでつばさがパイロットの試験に落ちていないかと気が気でなかった。(この時はもう好きになっていたっぽい)
火災事件の後、無事に到着してから空港でつばさをデートに誘おうとしていたが、麗子教官に「時間がないから早く来なさい!」と連れ戻され、結局デートには誘えなかったというオチがついた。
結局2人がくっつくとか言う話はなかったが、つばさは千空の叔母が経営している銭湯の常連になっていた。
永瀬廉ドラマ「FLY!BOYS,FLY!僕たち、CAはじめました」の感想!
今まであったドラマや映画をくっつけたような感じのドラマだった。
CA訓練生が厳しい訓練にヒーヒー言いながら取り組むとか、主人公が劣等生だけど明るくて情熱があって超前向き!と言うところは上戸彩さんの「アテンションプリーズ」だったし、フライト中にトラブルが起こってCAが機転をきかせて客をリラックスさせると言うのは綾瀬はるかの「ハッピーフライト」だったし、”パイロットだけが偉いんじゃなくて整備士やグランドスタッフやすべての人たちが関わって1つの飛行機を飛ばしている”と言うセリフは、「GOOD LUCK!!」で木村拓哉が言っていた。
「ハッピーフライト」は2時間の映画でドタバタコメディーでまずまずの出来だったと思うけど、他の2作品は連ドラだったから丁寧に描けて面白くなったんだと思う。
このドラマも、ほとんど内容がないように思えたけど、連ドラにすればそこそこ面白くなったかも。男性CA4人のキャラは濃かったし、一人ずつ掘り下げて群像劇っぽくすれば。
ゲイの子と北村匠海くんの恋愛要素ももっと掘り下げてほしかった(笑)
それか私の個人的見解としては、主演の成績は悪いけど情熱いっぱい!お客さんのためにとことん必死になる!って言うキャラは岸くんで、一生懸命になるのなんて出せって冷めてる元モデルがレンレンで、ゲイの役を岩橋くんにやってほしいと思った!