平野紫耀と永瀬廉のコンビ=”しょうれん”は、関西ジュニア時代からほとんど同じグループで活動をし、ともに切磋琢磨してきた仲間であり、並んだ時にあまりにその絵になるビジュアルから”シンメ”と呼ばれ、ファンから絶大なる人気を誇っていました。
そのように”肩を並べる”存在である二人ですが、デビュー前は、年下の永瀬廉さんが、年上の平野紫耀さんを慕って甘えまくっていた、というのですから今ではあまり考えられないエピソードに少し驚きました。
今では、メンバーに「同じ部屋に泊まれ!」と言われお互いに「ありえない~!」と言うくらいですから・・・(笑)(セカンドコンサートMCでのエピソード)
しょうれんが辿ってきた軌跡について、まとめました!
目次
ジャニーズ歴は永瀬廉の方が先輩
平野紫耀さんのジャニーズ事務所入所日は2012年2月。
永瀬廉さんの入所日は2011年4月3日です。平野紫耀さんの方が年上ですが、入所は10か月ほど永瀬廉さんの方が先でした。
転勤族の家庭で育った永瀬廉さんは、ジャニーズに入るときは大阪におり、そのまま関西ジュニアへ。
平野紫耀さんは、名古屋在住だったためジャニーさんに「Youは真ん中(愛知県で)だから、関東・関西どちらでもいいよ」と言われ、喋りのスキルを身に付けたかったので、関西ジュニアになりました。
関西ジュニアで2代人気だった”なにきん”
初めは
永瀬廉→なにわ皇子
平野紫耀→Kin Kan
というユニットで別々に活動をしていました。
しかし、関西ジュニアは別のユニットでも同じ番組(まいジャニなど)に出演することが多く、ファンからは2グループ合わせて「なにきん」と呼ばれるようになり、仲が深まっていったのです。
永瀬廉→平野紫耀慕い期
永瀬廉さんは、雑誌の問の「恋人にしたいジュニアは?」の質問に、平野紫耀さんの名前をあげていました。
それとは別の雑誌で、「恋のライバルにしたくないジュニアは?」という質問で、「しょう」と答えています。
自分が惚れてしまうほどのいい男だからこそ、恋のライバルになったら強敵!というふうに平野紫耀さんを評価しているんですね。
この時は永瀬廉さんが平野紫耀さんへの憧れの気持ちがかなり強いように感じます。
平野紫耀は兄貴肌
バラエティ番組の”ド天然”のイメージが強い平野紫耀さんですが、メンバーの中では割と兄貴肌でメンバーをグイグイ引っ張っていくような立ち位置なんです。(実際の年齢も岸くんに続き、年上)
2012~2013年頃、平野紫耀さんは永瀬廉さんに誕生日プレゼントに、名前入りのブレスレットをあげたこともあったのだそう。
永瀬廉さんはとてもアクセサリーが好きなので、
ということを、別の時にも雑誌で言っていた平野紫耀さん。
一方、永瀬廉さんは、付き合いたいメンバーを聞かれて(上のとは別の雑誌)
と言っています。
確かに「永瀬廉さんがアクセサリーが好きだから喜びそう」と考えてアクセサリーを誕生日プレゼントしてくれる平野紫耀さん、永瀬廉さんの思い描いた通りの優しい彼氏像ですね!
面倒見がよく、優しくて、ハートをがっちり掴む行動をしてくる本当に”いい男”ですよね!
平野紫耀さんはプライベートでもお兄ちゃんでありますが、弟がいる男兄弟のお兄ちゃんです。なので少女漫画に出てくるような甘々に優しいお兄ちゃんというよりは、年下をいじってくるちょっとやんちゃで面白いお兄ちゃん像なんです。
コンサートの舞台では、アイドルの鉄板・甘い一言を囁くときに、永瀬廉さんを彼女に見立てた平野紫耀さん。
何もするかと思いきや、髪の匂いを嗅ぎ、その髪をパクッと口に入れたのだそう!
ファンも驚きの行為ですが、それを永瀬廉さんも受け入れていたというので、驚きです。
今だったら絶対に「何しとんねん!」ブチギレてそうですよね。それ以前に永瀬廉さんに、もう平野紫耀さんがそんないたずらをしないか…(^^;
ただ平野紫耀さんの人のものを口に入れるという”噛み癖”(?)は有名で、メンバーの買ったばかりの財布やバッグをかじってメンバーが嫌がるのを見て楽しんだり、髙橋海人さんのお弁当のゆで卵を一度口に入れて、それからベロンと出して、それを海ちゃんに食べさせたり…というイタズラは未だにやっています(^^;
海ちゃんは、楽屋でいつもそんなイタズラをされていて、それでも「ふざけんなよぉ~!」と言いながらヘラヘラ嬉しそうに受け入れているというのですが、もしかしたら昔の永瀬廉さんともこのような関係性だったのかなと思います。
平野紫耀と永瀬廉の不仲期
そんな2人の関係に少しずつ、ズレが生じていったのは、しょうれんがMr.kingとして東京へ行き、高橋海人さんと同じグループで活動し始めたころでした。
時期でいうと、2015年頃。
しょうれんが互いに口を利かなくなってしまった、いわゆる「しょうれん氷河期」が訪れたのです。
不仲のしょうれんを一番近くで見ていた人物、それは高橋海人さんでした。
当時を振り返った高橋海人さんは
と、最年少ながらに気を使っていた過去も暴露していました。
メンバーカラー変更
また、メンバーカラーについては本人たちは表立って触れていないですが、ジャニーさんは「平野は絶対に赤」と決めて、そのカラーを決める場に永瀬廉さんがいなかったこともあまり良く思っていなかったのかもしれません。
ファンの中には、メンバーカラー変更についてやっぱり複雑に思っている人もたくさんいます。
https://twitter.com/hakumai___yade/status/1262958185801035777?s=20
大切な仲間を置いていくことについて
なにきんの中でも、特に平野紫耀さんと永瀬廉さんがセンター扱いで注目されていて、だんだん二人は東京の仕事も増えていきました。
個人としてはとても喜ばしい出世なのですが、永瀬廉さんは関西ジュニアのメンバーをとても大切に思っています。
それは転校が多く、自分にとっての”帰る場所”がなかったれんくんにとって、「初めて入学から卒業まで同じ学校で過ごせた」という大阪の中学はとても大切な場所で、同時期に入ったジャニーズ事務所の関西ジュニアという場所も、廉くんにとっては故郷と同じなのです。
そして同期の西畑大吾さん、大橋和也さん、正門良規さんの話は今でも本当に頻繁に出てくるほど仲良しで、なにわ皇子で一緒にやっていた西畑大吾さんを置いて自分だけ東京に進出するというのはとても抵抗があったのではないかと思います。
それに引き換え平野さんは、ミスターキングの活動に対して「帰属意識ができた」という発言をしており、逆にこれだけ聞くと廉くんからすると
「今まで関西ジュニアのこと、何て思ってたんや?」
とカチンときたかもしれません。
さらに二人が東京進出したことによって、事実上なにきんは消滅してしまい、メンバーだった金内柊真さんはジャニーズ事務所自体を退所してしまいました。
そんなこともあり自分たち二人だけが東京で成功して行くことを、一緒に頑張ってきた仲間への”裏切り行為”と廉くんは感じていたのかもしれません。
「ジュニアはみんなライバル」と言い続けてきた平野君は、それもまた仕方のないことと大人な考えを持っていたのかな。
まだまだ子供だった廉くんは、それを「冷たい」と感じてしまったのかもしれませんね。
憧れの存在からライバルへ~永瀬廉、反抗期を終えて~
雑誌ポポロのインタビューでは、しょうれん氷河期が終わった後に永瀬廉さんが
と、これまでは話さない時期もあったけど、現在の関係は至って良好であるということが分かったのです。
また、
と、自分の心の中のもやもやした気持ちも不仲説の原因になっていたと明かしました。
そして、”紫耀離れをした”と永瀬廉さん本人の口から、平野紫耀さんと少し距離を取ったことが明かされています。
そして、「ライバル」を聞かれて、平野紫耀さんの名前を挙げたこともありました。
2018年5月QLAP
いつしか”憧れのお兄ちゃん”は”絶対に負けたくないライバル”へと変化していったのでしょう。「向こうはわからないけどね」と付け加えているところが、ちょっと自信がないところが見え隠れしています。
でも、自分としてはもう”憧れのお兄ちゃん”じゃなくて、”いつか追い抜きたいライバルなんだぞ!”という思いなのでしょう。
ライバルは表面上ではそんなにベタベタしないものですよね。
でも、相手のことを認めていなければ、ライバルとして見ることはないでしょう。
さらに、永瀬廉さんが平野紫耀さんに嫉妬していたことを、後から認めていた発言もあり、
ある人から
「仲間ならまず相手を認めることが大事。その上で、負けない武器を作れ」
というアドバイスをもらったことも永瀬廉さん本人の口から明かしています。
この言葉を受けて、平野紫耀さんの才能を認めて、自分もまけたくない!と逃げずに戦おうと思った、と語っていました。
最近のインタビューではこんな風にも答えています。
「関西にいた頃は、俺が紫耀にべったりで何するのも一緒だったけど、今は適度な距離感。その理由は、“お互いに大人になった“以内に見当たらなくて、決して仲が悪いわけじゃない」
「決して仲が悪いわけじゃない」と言っているところから、不仲説が出ている事についても自覚しているのでしょう。
今までべったりだったからこそ、距離感があることが昔を知っているファンにとっては違和感があるのかもしれませんが、2人の距離感は“適度な距離感“以外には表現しようがないのだと思います。
ベタベタ仲良くしていることが“仲良し“と見えがちですが、「困ったときには1番助けてくれる」と言う言葉が、平野くんへの大きな信頼を表しています。
「昔は俺が紫耀にべったりで」と言えるようになったところが、本当に大人になったんだなぁと感じます。
平野紫耀から見た永瀬廉
そんな永瀬廉さんの態度を平野紫耀さんはどう思っていたのでしょうか?
雑誌でこんなことを答えています。
「廉と俺の関係性は、言葉にするのがすごくむずかしい。友達でもないし、兄弟でもないし…。」
私は、「兄弟みたいなもの」って解釈しているのですが、「兄弟でもない」って否定されちゃいましたが…((+_+))
「ただ、ほかにはない特別な人であることは確か。ちょっと前までは思春期だったのか、あんまり二人でしゃべることってなかったんだけど、最近はまた話すことが増えたよ。
何かきっかけがあったわけじゃないけど、お互い大人になったってことなのかなぁ?
今は廉から「ご飯に行こう」って誘われてるところ。
ちょっと素直すぎるところもあるけど、それが廉のよさだから、これからも変わらず3人でのびのびやっていけたらいいな」
なんか泣けますね。
自分にめちゃくちゃ懐いてベタベタくっついて来ていた可愛い弟が、いつの頃から急にツンケンするようになって、
「なんで?」って思ってまたちょっかい出してうざがられて余計にツンケンされて…。
みたいな時期が平野さんにはあったんじゃないかなあと想像しちゃいます。
やっと戻ってきてくれて、永瀬さんのほうから「ご飯に行こう」なんて誘ってくれて、反抗期を終えて大人になった息子とやっと一緒に酒を酌み交わせる的な?
ホロリときちゃいますね(*´Д`)
そして、QLAPの同じ号では
永瀬廉さんにとって平野紫耀さんが「ライバル」なのに対して、「戦友」と答えています。
- ライバル→勝ちたい相手(今はちょっと負けてることを認めている。)
- 戦友→一緒に戦っていく相手として認めた相手。
って意味合いのような気がします。
やっぱり平野さんのほうに、永瀬さんに「負けてる」といった思いや焦りはなさそうですね。(ま、もともと自分のほうが断然お兄ちゃんだったので当たり前ですが)
でも、最近では本当に立派になってきて、「自分が引っ張ってあげる」んじゃなくて、「一緒に戦ってくれる」人と認めたような感じがします。
やっぱり、そんなところも二人の関係性が”兄弟”のように思えてならないんですよね。
【まとめ】平野紫耀(長男)と永瀬廉(次男)と髙橋海人(三男)は男兄弟、次男は成長により自立
このように平野紫耀さんと永瀬廉さんの”不仲説”は、ある意味では事実でした!
ただそれは、二人が「不仲」というのではなく、「不仲だった時期がある」ということでした。
そして、その理由は、「お互いを嫌っている」のではなく、
永瀬廉さんが
- 思春期だったこと
- 永瀬廉さんが平野紫耀さんの天才的な器用さに嫉妬していたこと
- 周りの評価により憧れの平野紫耀さんにやっと追いつけたと思っているのに、平野紫耀さんがずっと自分の子供扱いしてくる
など、主に永瀬廉さんが平野紫耀さんに憧れや尊敬の気持ちを抱いているからこそ、発生した感情なのではないかな、と感じました。
多分Mr.Kingの3人の関係性をまとめると、こんな感じです。
もともと
永瀬廉(次男)→なんでもできるお兄ちゃんを尊敬し憧れ慕って甘えていた
髙橋海人(三男)→バブちゃん
時が経つにつれて…
永瀬廉(次男)→成長して憧れていたお兄ちゃんと肩を並べるようになったと自負。それなのにお兄ちゃんが相変わらず子供扱いしてきて、イラッとする時がある。ザ思春期ど真ん中!
髙橋海人(三男)→ずっとバブちゃん
つまり子供だった次男が成長するにつれて自立し、自分からもベタベタしなくなったし、子供扱いされて可愛がられることを嫌がるようになった…ということなのでしょう。
大体子供の自立心の方が先に成長し、親がそれにまだ気づいていなくて今まで通りあれこれお世話をしようとしてウザがられる…というのが反抗期の始まりですよね。
まさにこれだったんじゃないかな?
平野紫耀さんが永瀬廉さんのそういった気持ちに気づくようになり、適度に距離を取るようになってから、二人の関係性がまた良好になって言ったんじゃないかと思います。
とはいっても、一度自立して巣立ってしまった子供がまた親の元に戻ってきて甘えることはもう二度とないように、永瀬廉さんがベタベタと平野紫耀さんに甘える姿というのは今後もう見られないのかなと思います。
それはちょっと寂しいですが、キャラもあるし仕方がないことですね。
だからこそ、キンプリの愛すべきバブちゃんは、いつまでも自立しないかわいいかわいい永遠の弟でい続けて欲しいなと思います!巣立たないでね、海ちゃん!
しょうれんの関係について、もっと詳しく知りたい方はこちらもオススメ!
【こので書いたエピソードの関連記事】
メンバーカラーについてはこちら!↓
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平野紫耀の海ちゃんへのイタズラはこちら!↓
コメント
キンプリ「紫耀、廉 の仲」の記事を
読みました。若いのに親元を離れて頑張って
きたんだなと思ったら涙がでました。
年齢も考えずに、キンプリファンになったけど
若い頃から、ジャニーズを否定 し続けたけど
キンプリを通して、華やかな世界に見えているけど、ほんとに子供のころからの計り知れない努力、人間関係を貫いてきての今なんだなとわかった。これからはもっと自由に出来るような環境での仕事ができることを祈らせてもらいますね
アンチジャニーズさんからのキンプリファンになられたんですね!
私はもともとジャニーズ全般が基本的に好きだったので、嫌いからの好き、の方が本当に彼らの魅力で人の気持ちすらも変えたんだな、と言う感じがしてなんか嬉しいです!
ジャニーズは下積みが長いから、年齢の割には苦労人が多いですよね。うわべのキラキラと華やかなところもかっこよくて魅力的だけど、実は内面に抱えているものが人それぞれいろいろあったりして、そういうのも知っていくと本当にハマってしまいます。
これからも一緒に応援しましょう!