あな番最終回予想と19話のラッキーデーの数字の意味考察!フィボナッチじゃなくて、あの伏線回収か?

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「あなたの番です」19話で、菜奈が気づいたラッキーデーの数字の法則。

巷ではフィボナッチ数列と関係あるのではないか?と言うのが1番有力な説のようですが、私は違う方向から考察してみようと思います。

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数字=フィボナッチ=黒島とどーやんが犯人?はミスリード

ラッキーデーの意味を考えて、”数字”=フィボナッチ?と考えたくなるのはわかるが、まず1番言いたいこと!

このドラマの主人公はあくまでも菜奈と翔太である。

 

数字の意味がフィボナッチに関連しているとすれば、黒島やどーやんにはその意味が分かったとしても、菜奈と翔太には解読不能ではないか?

 

 

主人公2人が「ミステリー好き」と言う設定にわざわざしている以上、そして後半戦のタイトルが“反撃編“となっている以上、最後は翔太に謎を解明して終わって欲しい!

 

重要な伏線は「特別編」に隠されている?

そして忘れてはいないか?

 

「数字と言えば…」と言う大きな伏線があったこと。

 

私としては、おまけのように放送された「特別編」はかなり大きな意味を持っていると思う。

ここに1番重要な伏線が詰め込まれているように思えてならないのである。

 

 

特別編では

 

  • 菜奈が翔太に数字の暗号を出し、それを解いた翔太が菜奈を母校に呼び出した。
  • 菜奈と翔太の馴れ初めに出てきた小説や漫画が、
  • エドガーアランポーの「モルグ街の殺人」
  • 江戸川乱歩の「パノラマアイランド」
  • コナン。

 

私はこれらの書物の中に、必ず伏線となるべき内容が含まれていると考えている。

今まで予想してきた共通点はこちら。

 

  • 「オラウータンタイム」の元ネタとなった「モルグ街の殺人」

→赤池夫婦の首を着られると言う殺され方、児嶋佳世の 足が逆さまに突っ込まれていたと言う殺され方が小説の内容と酷似している。

オラウータンタイムの元ネタ「モルグ街の殺人」の内容が「あなたの番です」の殺され方に酷似している!?

 

  • ポーの作品では、遺体を自分の家の中(自分の1番身近な場所)に隠していたと言うオチの作品がいくつかあった。

児嶋佳世の遺体の隠し場所のヒントか?と予想。

「あなたの番です」は江戸川乱歩「パノラマアイランド」のあらすじと同じ?児嶋佳世の遺体の隠し場所のヒントにも!?

しかし、児嶋佳世の遺体が肉屋から見つかった。(それまではどこに隠してあったのかは不明)

 

  • 「パノラマアイランド」のあらすじに擦って、最後は犯人花火と一緒に打ち上げられて爆破?

これも上↑の記事でパノラマアイランドのあらすじ、ざっと書いてます。

 

  • 「パノラマアイランド」やコナン(翔太がダーツの矢を落書きしてネタバレしてしまった話)

→瓜二つの人間の入れ替わりの話。

このことから、翔太や黒島の双子説や二重人格説オチあるかも?

 

しかしこれはプロデューサーが「二重人格オチは無い」と完全否定しているため違うと思われる。

 

 

と色々と予想をしてきたわけだが、19話のラッキーデーで数字が出てきたことで、「ここで共通点きたかー!」て感じ。

 

数字の暗号の解読方法

実は「モルグ街の殺人」の著者であるエドガーアランポーは、ミステリー小説の形態を初めに確立させた人であり、ミステリー小説の中で“暗号“と言うものを使った最初の人と言われている。

 

 

つまり、“数字の暗号“=エドガーアランポーの伏線回収だったわけである!

 

 

その証拠に、特別編で菜奈は翔太に数字の暗号を出している。

 

「32,85,13,41」 これをポケベル文字入力として解読すると

「し、よ、う、た」 →「翔太」となるのだ!

 

この暗号を解いて、翔太は同じように数字の暗号を出し、菜奈を菜奈の母校に呼び出している。

 

ここで注目したいのが、ポーの小説の中で出てくる数字の暗号も、数字をアルファベットに置き換えることで文字に置き換えると言う解読方法であること。

 

菜奈の出した暗号も、ポーの解読方法とは違うが、文字に置き換えると言う考え方は同じである。

 

ポーの作品を読んでいる菜奈だからこそ、同じ思考回路で暗号の問題を出した、と言うのは自然な流れだ。

 

羊も伏線?

さらにポーの作品で、数字の暗号が使われている「黄金虫」と言う作品では、数字の暗号が皮紙に書かれていたと言う。

 

菜奈がパズル裏に残したラッキーデーのヒントは、広報誌”さわやかすみだ”の星座占いで、牡座のラッキーデー、5月号(〇つけていたほう)と6月号(7の手書きの方)。

 

 

この羊つながりは関係ある?

 

動物がいっぱい出てくる

またフィボナッチ数列は、数が増えていく考え方をウサギのつがいの増え方として考える「兎の法則」と言うものが存在している。

 

「ぞうさんですか?キリンさんですか?」の謎のまだ残されており、

 

羊、ウサギ、ぞう、キリン

 

などの動物がたくさん出てくることも何かつながりがあるのだろうか?

 

翔太は数字に強いと言う設定

翔太は単純でピュアで“おバカさんキャラ“なのに、数字にだけはやけに強いと言うキャラ設定がされている。

この設定に意味がないはずがない。

 

 

実際、菜奈から出された暗号も、自力で解読に成功している。

 

しかしフィボナッチ数列については、説明しようとする黒島に対して 「2人で勝手に盛り上がって」とわからない様子だったので、そこまで数学マニアと言うわけではない。

 

主人公である菜奈と翔太と関係のないフィボナッチ数列が解読方法に関わっているよりも、菜奈が読んだ小説に出てきた「数字を文字に置き換える」と言う解読方法によって犯人が判明する!と言う方が、ドラマの終結として自然だとは思わないだろうか?

 

翔太も一度それを解読しているため解読方法がわかっているし、もともと数字に強いため、そこからちょっと一捻りした解読方法に気づく!となれば数字に強いキャラの伏線を回収できる。

 

さらに菜奈のことを思い出し哀愁に浸る「会いタイム」(翔太の歌が流れる時間)からの「ハッ!そういえば前にも菜奈ちゃんに数字の暗号を出されたことがあった!」という気づきの方が、さらに取りドラマが盛り上がるし、「無駄なイチャイチャを見せられた」とディスられていた特別編が実は超重要な伏線だったのだ!と言う回収もできて、制作陣してやったりだ。

 

で、結局解読方法は?

と、ここまで力説しているが、ではその解読方法がわかったのか?と言われると全くわからない!

 

とりあえず17なども出てきているので、ポケベルの解読方法ではないらしい。

 

 

特別篇では、翔太が菜奈のつけていた日記を次々に読んでいくシーンがあり、そこで毎回日付も読み上げられていたことが伏線ではないかと思い、ちょっとメモしてみた。

でも全然わからない…。

牡羊座は 3月21日から4月19日の誕生日の人 住人で牡羊座とわかっているのは尾野と黒島
翔太の誕生日(プロポーズを受けた日であり、式場を予約していた日付でもある) 10月19日      
菜奈の誕生日 3月10日      
5月号の牡羊座ラッキーデーの中で、丸がついていた日 3日 赤池夫婦 5月3日 微笑み殺人
21日 児嶋佳世 5月21日 微笑み殺人
29日 浮田さん 5月29日 微笑み殺人
5月号の牡羊座ラッキーデーの中で、丸がついていなかった日 8日      
15日      
6月号の牡羊座のラッキーデー(菜奈の手書きのほう) 5日      
12日      
17日 菜奈 6月17日 微笑み殺人
26日      
山際殺害 4月5日      
タナカマサオ殺害 4月30日      
甲野 6月6日      
神谷 8月3日      
内山死亡 8月11日      
付き合った記念日 8月26日      
初めて会った日 6月23日      
コナンを貸してくれた日 6月30日      
初めて告白された日 7月10日      
2回目の告白 7月18日      
3回目の告白 7月25日      
4回目の告白 8月1日      
5回目の告白 8月8日      
6回目の告白(付き合った日) 8月14日      
菜奈がオラウータンタイム作戦発動した日 9月9日      
映画を見ていた日 9月20日      
コナンを読んでいた日 10月3日      
誕生日プレゼント何が欲しいか聞いた日 10月10日      
菜奈が出て行った日 10月11日      
鍋を食べていた日 1月20日      
結婚指輪ができた日 2月26日      
マンション買った日 3月24日      

 

 

とりあえず日記の日付のほうは、特に関係がなさそう。全然日付が一致しないし。

 

ラッキーデーのほうは、実は5月号、6月号で全部で9日間ラッキーデーがあるが、実際に犯行が行われているのは4つ。

9分の4の確率だったら全然高くないし、むしろあとの5日間はラッキーデーなのにどうして犯行に及ばなかったのか?と言う疑問が残る。

 

牡羊座の人間(尾野か黒島)が、ラッキーデーに犯行を行っているサイコパスである、という考え方はあまりにも安易すぎるので絶対になし。(それじゃ暗号でも何でもないし)

 

ただ、ラッキーデーと犯行日が一致しているのがすべて微笑殺人で、6月の犯行なのにラッキーデーと1日ずれてしまっている甲野たかふみの遺体は微笑んでいなかった。

 

本当はラッキーデーの5日に殺したかったのに、6日になってしまったため、遺体を笑わせなかった?と考えることもできる。

 

 

黒島と関わった男はみんな死ぬ

その他、ラッキーデーの暗号とは関係ないが、19話で気になったこと。

 

黒島のDVの元カレの波止、付き合っていた家庭教師の松井先生、ストーカーだった内山、3人とも死んでいる。

黒島を好きになった男はみんな死んでいる?

 

そういえばHuluオリジナルストーリーの「扉の向こう」の二階堂編で、AIが「二階堂の未来を予測する」と言って

 

「二階堂はもうすぐ、し…」

 

と言っていたっけ!

 

「もうすぐ死ぬの!?」と視聴者に思わせたいんでしょ~?でも全然違う言葉が続くんだよね~?と思っていたけど、こうなってくると本当にAIは二階堂が近い将来死ぬことを予測していたのかも…?と思えてくる。

 

どーやんが翔太を襲った理由は作戦?

19話のラストでどーやんが翔太の首をしめたのにはびっくりしたし、予告で二階堂の声で「ぞうさんですか?キリンさんですか?」と言っていたのでまたまたびっくりしたが、冷静に考えればこれは多分大したシーンではない。

 

最終回の予告あらすじには「目を覚ました翔太は、二階堂に塩化カリウムを点滴されていた。隣には黒島もまた塩化カリウムを点滴されていた」と書かれていた。

 

塩化カリウムは菜奈の殺害に使われた薬品であるため、二階堂が翔太と黒島を殺そうとしているようにも捉えられるが、多分これは演技であって、黒島に本当のことを話させるか、黒島の無実潔白を証明するためかどちらかだと思う。

 

塩化カリウムは短時間で投与されると死に至ることがあるが、普通は2時間位かけて投与するもので、そのように使えば人体には無害であるという知識を翔太は桜木るりから得ている。

となると、翔太がその知識を二階堂に与えた上で、2人で演技をして黒島から本音を聞き出そうとしている可能性が高い。

 

尾野は二階堂に利用されただけ。二階堂に呼び出されてルンルンで来て、二階堂がいると思ったのに翔太がでてきたので「えっ!?」とびっくりしたが、その後に二階堂に「ありがとう」と言われて、「しーくんの役に立てたわ♡」と満足して帰っていった。

 

二階堂の声で「ぞうさんですか?キリンさんですか?」はただの再現と言うオチだろう。イントネーションが違ったため動画の声では無い。

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