「クソ野郎と美しき世界」に込められた隠しメッセージとは?華麗なる逆襲に繋がる世界観と中居と木村への”さよなら”のメッセージ?

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アマゾンプライムビデオで「クソ野郎と美しき世界」見ましたーー!!

最後の慎吾ちゃんのミュージカル、踊って歌う姿をもう何回もリピしてる!!

 

内容的にはちょっと難しくて、一回見ただけじゃ全部は理解できないと思う。

すごく細かいメッセージが隠されているし、深い。

何度も見返してみようと思うけど、気づいた隠しメッセージやSMAP匂わせっぽいものをまとめました!

 

そして、私なりに受け取ったこの映画を通して3人が伝えようとしてくれたメッセージについても考察しています。

 

こちらでは「クソ野郎と美しき世界」のネタバレ感想考察、隠しメッセージ、SMAP匂わせについて書いています。





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映画「クソ野郎と美しき世界」のパパっとネタバレ!

エピソード01 稲垣吾郎主演「ピアニストを撃つな」

極悪人の男から逃げて、愛する男のもとに走る女。一応ジャンルはアクションらしい。

 

 

 

ある日吾郎フジコ(馬場ふみか)という女性に言い寄られる。吾郎はピアニストでフジコは吾郎の美しい指に一目惚れしたのだ。

 

フジコは

 

「私に会いたくなったら、これを打ち上げてね」

 

と花火を渡して去っていく。

 

 

また「マッドドッグ」こと大門(浅野忠信)は、フジコに一目惚れし、「俺の女になれ」と言って、自分の家に住まわせていた。

 

 

その後、吾郎はなぜだかフジコのことが頭から離れない。

全然タイプじゃないはずなのに、どうして…(フジコは化粧もケバいし巨乳アピールした服を着ているし全然品性がない)

 

 

吾郎は花火を打ち上げる。

花火に気づいたフジコは、大門の家を逃げ出し吾郎の元へ。

しかし大門は犬の1000倍の嗅覚の持ち主で、すぐに吾郎とフジコは見つかってしまう。

 

 

フジコとイチャイチャしていた吾郎に怒った大門は、手下のジョー(満島真之介)に吾郎の指をハンマーに潰せと命令し…。

 




 

エピソード02 香取慎吾主演「慎吾ちゃんと歌喰いの巻き」

歌を食べてしまう少女”歌喰い”。元歌手の慎吾は歌を取り戻すために…。すごく面白い発想のファンタジー!

 

 

香取慎吾は売れてる画家。元歌手。

ちょいちょい衝動が抑えられなくなって、そこら辺の壁に絵を描いてしまって警察に呼び出されている。

 

担当刑事は、

 

「歌えばいいじゃない?歌だって好きなんでしょ?歌だったら器物損壊罪にならないし。絵は家の中で描いて、外では歌えばいいじゃない?」

 

とアドバイスをする。(実はこの女性刑事は昔慎吾ちゃんの追っかけをやっていたらしい)

 

 

また壁に絵を書きたい衝動に駆られた慎吾は、刑事の言った言葉思い出し歌を歌おうとする。

しかし何故だか声が出ない…!

 

 

すると近くに少女(中島セナ)が立っていた。この子、実は歌を食べちゃう”歌喰い”

他にもたくさんの歌手が歌を食われて歌えなくなっていた。

 

 

中でも歌手のキーヨこと尾乃崎紀世彦(古舘寛治)は、歌が歌えなくなったことに絶望し自殺を図ろうとする。

 

 

 

歌喰いは歌しか食べない。そのため出てくるうんこには食べた歌が入っている。

つまり歌喰いの出したうんこを食べると、また歌が歌えるようになるのだ。

 

 

うんこを食べるってどういう設定!?とびっくりするかもしれないが、リアルなうんこじゃなくて見た目はおまんじゅうみたいだし味も美味しいらしいので安心してほしい。

 

 

慎吾がキーヨさんに歌喰いのうんこを食べさせて(もちろんそれがうんこだとは隠して)、歌を取り戻す。

 

クソ野郎なのでクソ繋がりなのは分かるが、うんこを食べるという設定はちょっとやめて欲しかった。

 

見た目がうんこっぽくないとか、ベーグルの形にしてみましたとか言っても、やベーグルの形にしてみましたとか言ってもやっぱり想像しちゃうと「うげっ」ってなる。

 

 

その夜、歌食いにせがまれて、慎吾は子守歌を歌ってあげた。

しかし途中で歌喰いは慎吾の子守歌も食べてしまう。

 

「今までで一番おいしかった」

と。(いい歌だとおいしくて、よくない歌だとまずいらしい)

 

 

翌朝、歌喰いは消えていて、さらに部屋中にあった慎吾の描いた絵も歌喰いに食べられていた。(慎吾の絵には歌が詰まっている、と歌喰いは言っていたため、絵も食べることができるらしい)

 

 

そしてトイレには7色のうんこが…。

 

 




 

エピソード03 草彅剛主演「光へ、航る」

亡くなった息子の右腕を移植した子供を探す夫婦の、愛に溢れるロードムービー。

 

 

草なぎ剛と裕子(尾野真千子)は夫婦。

息子の航(わたる)を事故で亡くしている。

 

剛はヤクザもんで、航は裕子が一人で育てたようなもので、よく二人でキャッチボールをしていた。

 

裕子「パパみたいなクズにはならないでね!」

航「パパみたいにはならない-!」

 

と会話をしながら。

 

 

 

航の右腕は、誰かに移植された。その子供を探して二人は旅に出る。

裕子は航には野球の才能があったと、思い出話をする。

 

 

 

 

沖縄で右腕を移植したばかりの少女が行方不明になったというニュースを見て、沖縄に向かう。

少女は誘拐されていた。

 

 

 

剛たちは、少女を見つけ助けだす。

 

 

別れ際、少女は

 

「パパー!私、パパみたいに人を助けられる人間になる!」

 

と言って剛に向かってボールを投げた。

おでこにボールが直撃して剛は倒れ

 

「痛ぇーぞ!航ーー!」

 

と嬉しそうな顔で叫んだ。

 

 

その剛速球は、航の魂が宿っている証だった。

 




 

エピソード04 全員出演「新しい詩(うた)」

この映画はこのエピソード04のためだけに見に行っても価値がある。

 

歌を取り戻した歌手の慎吾がクラブで歌いながら踊るミュージカルになっている。

 

たくさんの人に囲まれて最高の笑顔で本当に楽しそうに歌って踊る香取慎吾は、まるで PV を見ているみたいで思わずこっちも歌いだしたくなる!

 

 

 

「歌には力がある」ってことを、回りくどいメッセージなしに、体感できる瞬間!!

 

 

 

何度もリピートで見たくなる映像作品となっている。

 

ファンが一番見たかったものを届けてくれた!

 

自分たちが伝えたいことを押し付けるだけではなく、「見ている人を楽しませる」=エンターテインメントだということを、彼らは一番重要視してくれているのだ。

 

 

そして、前の3つのエピソードの続きが描かれ、物語が完結する。

 

「ピアニストを撃つな」→大門は、自分の愛した女が愛した指を守るため、吾郎の代わりに自分の指を潰させていた。(ジョーは他人の痛みを感じてしまう体質のため、他人に暴力を振るう時には目をつぶってしまう癖があった)

「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」→ 7色のうんこでレインボーベーグルを作りそれを食べた慎吾は歌を取り戻した。

「光へ、航る」→どうしてそんなに簡単に少女の誘拐現場が分かったかと言うと、剛は大門と昔の仲間で、大門に頼んで航の野球ボールの匂いを嗅いでもらった。大門の嗅覚で航の右腕の匂いを嗅ぎつけて場所が分かった。




 

新しい地図の映画「クソ野郎と美しき世界」に込められた隠しメッセージ!SMAP匂わせまとめ【エピソード1ピアニストを撃つな:稲垣吾郎編】

この映画を通して、3人はいったい何を伝えたかったのか。

けっこうシュールな映画だったので、吾郎ちゃんのエピソードはかなりわかりにくくて、慎吾ちゃんのエピソードはノンフィクション!?とか思うほど(歌えなくなった歌手が自分らしさを取り戻すっていう設定が)、けっこうストレートでわかりやすかった。

つよぽんのエピソードは一番ストーリー性があって、普通にいい話だったけど、それがイコール今の3人が伝えたいこととしては何だったんだろう??という風に見ると、一番難しかったのかな?

 

そういった映画を通して3人が伝えたかったことや、超敏感なSMAPファンが気づいた隠しメッセージ、「お!?」と思ってしまうSMAP匂わせワードなどをまとめました!

花火を打ち上げた吾郎→「中居、木村に会いたい」

 

稲垣吾郎「ピアニストを撃つな」が始まってしばらく、ひたすら走る女、追いかける男たち、吾郎はずっとピアノを弾いている…。

 

やばい…。すごいワールドな映画かもしれない…。ついていけるかな…と不安になった。

 

 

 

結局何が言いたかったかと言うと…

 

 

 

吾郎がフジコになって会いたくなって花火を打ち上げる。

 

 

 

どうしても忘れられない人。会いたくなったら、駆けつけてほしい。→中居、木村に会いたい。僕たちのところに来てほしい。

 




 

 

「愛してる-!愛してる-!」と連呼しながら好きな人の元へと走り続けるフジコ→何度も叫びたいほど、愛を伝えたい相手がいる

大好きな人のところに、ただ自分の気持ちにだけ素直になって、飛んでいきたいという願望。

 

そして、愛する人との再会をいつまでも待っている。

 

 

 

フジコ(馬場ふみか)を追いかける大門(浅野忠信)達はファンの姿?

大好きなのは人(中居、木村、SMAP)なのか、大好きなもの(また歌を歌うこと、自分達の楽しいと思うことを作ること)なのかはわからないが、自分の気持ちのままに突き進むフジコを必死で追いかける大門たち一行。

 

 

 

3人がどんなにブッ飛んだ方向に走って行こうと、どこまでも追い続けるファンの姿。

 

3人がジャニーズを退所して、しばらくは3人の姿を見れなくなるのかなあなんて覚悟していた矢先に、新しい地図のサイト開設、衝撃的な動画、 SNSを始める宣言、72時間ホンネテレビの発表と、次々にファンを驚かせてくれた。

慌てて「AbemaTVとはなんぞや?」と調べたり、TwitterやInstagramのアプリを入れて登録したり、そこまでネットに精通していない世代の私たちファンは3人を追いかけるのに必死だった。

だけど3人に追いつきたくて、必死に食らいついていったあの時のことを何か思い出した(笑)

 

 

 

 




 

新しい地図の映画「クソ野郎と美しき世界」に込められた隠しメッセージやSMAP匂わせまとめ【エピソード2慎吾ちゃんと歌喰いの巻:香取慎吾編】

また歌いたい→一番どストレートなメッセージ

慎吾のエピソードが、元歌手という設定のせいもあって、一番ノンフィクションっぽかった。

歌えなくなった元歌手が、「また歌いたい」と願う。

 

これは、もう本当にドストレートなメッセージで、

 

「今後の新しい地図の活動の真ん中にあるものは”歌”ですよ」

 

という宣言だったのかもしれない。

 

歌を食われた慎吾が歌おうとしたのは、「世界に一つだけの花」?

歌を歌おうとして声が出てこない時の慎吾のシーン。

 

「あっ…」

「きっ…」

「せっ…」

 

 

これは何の歌を歌おうとしていたのか?

元歌手の慎吾が、今まで歌ってきた歌。

「持ち歌いっぱいあるんでしょう?」というセリフもあったため、「SMAP時代の歌」を歌おうとしたのではないかとどうしても想像してしまう。

 

ネットでは色々な見解があるが、

 

  • あ→あれから僕たちは何かを信じてこれたかなぁ?(夜空ノムコウ)、ありがとう
  • き→君は今すぐ飛び立てるのさ(Fly)、君はいつも僕の薬箱さ(らいおんハート)
  • せ→「世界に一つだけの花」(これは全員一致で)

 

などの説がある。

 

 

私的には、「夜空ノムコウ」、「世界に一つだけの花」、「Fly」かなと思っている。

「夜空ノムコウ」と「世界に一つだけの花」は SMAP の独立もニュースが出た時に木村と中居がラジオのエール交換でかけた曲だし、「Fly」は3人がジャニーズ退所を発表した時に、木村がラジオでかけて、3人へのエールではないかと話題になったからだ。

 

 

ここのシーンで、歌い出しの音は慎吾のアドリブだったらしく慎吾がなにかの歌をイメージしていたのではないかと思う。

 

 

直前に女性刑事の幻想と会話をするシーンがあって

 

「何歌おうかな」

「なんでもいいわよ歌詞覚えてるやつで」

 

と言っているので、「既存の歌の中で」という前提がある設定ということは間違いない。

 

特に「せ」を歌おうとする前には

 

「一番アレなやつでしょ?」

 

と前置きをしていたため、「一番よく知られている歌」なのか「一番思い入れの強い歌」なのか…。

「世界に一つだけの花」は SMAP にとって本当に特別な歌だと思うのでこれは間違いない気がするし、ファンがそう受け取ることを慎吾も分かっていてやってくれたんだと思う。




 

「歌を歌えば?」と言われて「一人で?」

女性警官に「歌を歌えばいいじゃない?」

と言われて

 

慎吾「歌?…一人で?

 

女性警官「持ち歌いっぱい持ってるじゃない?」

 

切なそうに苦笑いする慎吾。

 

 

元歌手だった慎吾が、どうして歌を辞めて画家になったのかという経緯は、映画の中では説明されていない。

しかし、このセリフから、昔は一人で歌を歌っていたわけではなかったが、一人になって歌を辞めてしまったという経緯が伺える。

 

 

 

 

ムキムキのパン職人

ムキムキのパン職人→キムタク




 

歌が歌えなくなったキーヨ(古舘寛治)が自殺しようとする →大切なものを奪われた苦しみ

歌が歌えなくなったことを苦に自殺しようとするキーヨさん。

マネージャーらしき人が

 

「歌えなくなったのは”また逢う日まで”だけでしょ?他にも曲はあるじゃない!?」

 

と言う。

 

だけど多分キーヨさんにとって、「また逢う日まで」という歌はとっても大事な歌だったんだと思う。

 

人から見たら

 

「たった一つ失っただけじゃない?他にも色々あるんだから」

 

と思うかもしれないけど、その人にとってそれが本当に大切なものだったら、それを失うことは死ぬことと同じくらいに苦しい辛いこと。

 

 

そういやSMAP解散が目前に迫って、共演者が「寂しい寂しい」って言うのを中居さんが冗談めかして

 

「俺達、別に死ぬわけじゃないんだぜ?」

 

って言ってたことがあったな。

だけどそれって裏を返せば、

 

「命だけは残ったけど、他は全て失った」

 

っていう風に聞こえなくもないんだよな。

 

「SMAPがなくなっても、ドラマに出れば顔が見れる。バラエティもあるじゃない?」

 

っていう人もいるかもしれないけど、彼らにとって

 

SMAPを取り上げられること

歌を取り上げられること

5人で一緒にいることを取り上げられること

 

これは全てを失ったのと同じくらいの喪失感だったんだと思う。




 

キーヨ(古舘寛治)の持ち歌「また逢う日まで」の歌詞が意味深

「また会う日まで

会える時まで

別れのそのわけは話したくない」

 

別れの理由を話してくれるとき、それはまた彼らが再会できたときってことか。




 

新しい地図の映画「クソ野郎と美しき世界」に込められた隠しメッセージやSMAP匂わせまとめ【エピソード3光へ、航る:草彅剛編】

文春砲

裕子(尾野真千子)は航を探す金を手に入れるため美人局をしていた。

その時相手の男を脅して剛が「文春にネタ売るぞ」と言って、

「僕は普通のサラリーマンですけど文春にネタ売れますかね?」

 

「文春砲舐めんなよ?」

 

というちょっぴり意味不明なセリフがあった。

 

 

思えば、SMAP独立報道から解散までの流れの発端となったのが、文春が飯島さんとジュリーメリーの確執をスクープしたことが始まり。

 

エピソード3の監督は爆笑問題の太田光さん。

ホンネテビで「木村見てる~?」って言ったり、NGワードをぶっこむのが好きなので、そうゆう遊び心だったんだろうな。

 

野球の話→中居

剛と尾野真千子が車の中で、死んだ息子の「航は野球の才能があった」という話から、野球選手の雑学にまで話が盛り上がるシーン。

 

野球というと、無条件に中居を連想してしまうのは私だけじゃないはず。




 

旅の途中でどっちに進もうかと地図を広げるシーン→新しい地図

旅の途中でどっち行ったらいいかって車停めて、地図を広げるシーン。

 

これは「地図」っていうのを思わせる遊び心のシーンだったんだと思う。

 

つよぽんのお茶のCMでも、

 

宮沢りえ「帰り道わかりますか?」

つよぽん「地図がありますから」

 

だけで、「イエ~ィ!」って思ったもん。

ワッツで木村さんが「海図」の話をしてても、ピクンとなるし。

 

地図は、もう合言葉みたいなもんだからね。

 

息子を失った→大切なものを失うことの喪失感

自分の子供が死んじゃうって、自分の一部が切り取られるくらいに痛くて悲しいこと。

 

子供の頃からSMAPだった5人が、SMAPじゃなくなるって、どれくらいの絶望、喪失感だったんだろう…。

本当に自分の子供が死んじゃうのと同じくらい、自分の体の一部が持ってかれるのと同じくらいに、心が痛いこと。

 




 

航の腕が違う子供に移植されて新しい場所で生きている→中居と木村に対する”さよなら”のメッセージ?

せめてもの思いを胸に、航の腕を移植した少女に会いに行った剛と尾野真千子。

 

 

それで二人の心は救われたのか?

わかったのは、もうその腕は航ではなくて、全く別の命だったってこと。

光を自分たちの子供として引き取れるわけでもない。

 

 

だから、ほんのりジーンとしたいい話のようだったけど、決してハッピーエンドなんかじゃない。

 

 

でも、その現実と向き合えたことで、息子を亡くした夫婦が前を向き始めた…っていう、「終わりの始まり」っていうストーリーだったんだと思う。

 

 

この話が一番私的に胸が痛かったのは、

 

「もうSMAP再結成はないんだよ。僕らはそれを受け止めて、前に進みだそうとしているんだよ」

 

って言われた気がしたから。

 

航の一部を探して諦めきれなくて旅を続けていたのは、3人の過去の姿なのかもしれないし、ファンの姿なのかもしれない。

 

そして、光(違う場所)の中で生き続ける航の右腕は、事務所に残った中居と木村。

 

 

もう一緒には生きられない。

だけど、遠くから幸せをずっと願ってる。

 

 

そんなメッセージをファンに届けようとしているのかな、と思った。

 

でも、そうかと思えば、エピソード4では、「まだあきらめていない!」と思わせるような隠しメッセージも施されている。




 

「光へ、航る」のタイトルの意味

普通に考えれば、太田光さんが監督をしているから少女の名前を「光」にしたということだろうが、 このタイトルすごく綺麗だし希望を感じる。

 

 

航海の先には、希望がある。

 

3人が飛び出した地図の向かう場所には希望がある、という意味なのではないだろうか。




 

新しい地図の映画「クソ野郎と美しき世界」に込められた隠しメッセージやSMAP匂わせまとめ【エピソード4新しい詩(うた):全員出演編】

慎吾ちゃんの歌が始まる前の、ラッパーの人のラップの歌詞が、すごく3人のことを言ってる

He is back 帰ってきた

ホントの自分に

これから先は歌うの自由

なんでもできる つまり万能

過酷なダンジョン抜けて今参上

なんだか自分が自分じゃない?

それこそ本当の自分じゃない?

誰かが言った人生は映画さ

さぁ船出だ

自由になって無敵になって、ありのままの自分に戻った3人のこれからの船出を応援するような歌詞!

 

大門は自分の指を潰させていた→大切な人の大切なものを守りぬくこれぞ本物の愛!

エピソード1で大門の命令により、ピアニストの命である指をハンマーで潰されそうになってしまった吾郎。

だけど実は大門は、吾郎をかばって自分の指を潰させていた。

 

「フジコの惚れた指を潰すわけにはいかない。ピアノを弾けないピアニストに勝ったって意味がない」

というめちゃくちゃ男気を見せた大門。

 

本当はフジコに自分の元に帰ってきてほしいのに、本気でフジコの幸せを願うからフジコの大切なものを守り通した。

これぞ本物の愛!

 

大切な人の大切だと思うものを奪ってはいけない。

本当は中居と木村にも一緒に来て欲しかったが、木村が大切にしている家族を困らせてはいけない、中居が大切にしている番組やその関係者に迷惑をかけてはいけない。

 

本当に二人が大切だから、二人が守りたいと思うものを奪わない。

自分が犠牲になっても愛する人を守りたい。

二人が事務所に残ることを受け入れた。

 




 

大門が持っていた花束→一途な愛

だけど大門はこんなことも言っている。

「それでもフジコを取り戻す!」

そしてロボットになってしまった左手で握っていたのは、花束。

フジコに渡せずにいる花束?

一途な想い。まだ諦めていない?

 

慎吾の歌っていたラップの歌詞

落ちるとこまで落ちたら楽しみたい

信じられるの結局今しかない

ぶっかますぜ 綺麗事なんて言ってられない

生きていくしかない まだ死ねない

誰かにとってみればまるでヒーロー

それこそ素晴らしきクソ野郎

 

「落ちるとこまで落ちた」

って、慎吾が

 

「全部なくして、ゼロになったつもりで」とか言ってた言葉と重なる。

 

全部なくしたからこそ楽しめる。

がむしゃらに前に進める。

そしてそれは誰かにとってのヒーローになる。

本当に3人のことを歌っている歌詞。




 

ジョー(満島真之介)が大門(浅野忠信)に「愛しています!」と告白

捨てる神あれば拾う神あり的な? 失ったものは大きかったけれど、いつもそばにいた存在がずっと変わらない気持ちで愛してくれる。

それに救われる。

→ファンのこと?

 

 

映画「クソ野郎と美しき世界」の一番のメッセージは、「華麗なる逆襲」と同じ世界観

私が最終的に受け取ったメッセージは、 この映画は「華麗なる逆襲」と同じ世界観だということ。

 

 

三つの物語にはそれぞれ悪者が出てきた。

 

  • 吾郎の指を潰そうとする大門。
  • 人々から歌を奪ってしまう歌喰い。
  • (これは悪者ではないが、二人を苦しめているという意味で)航が死んでしまったという現実。

 

 

だけどこの人たちは本当に悪者だったのか?

 

大門は惚れた女のために吾郎の指を作ってくれたし、歌喰いは生きるために歌を食べていただけで、人を苦しめるつもりはなかった。そしてちゃんと歌を返してくれた。剛の物語では悪者と言うか、二人を苦しめていたのは何の罪もない息子の航の命を奪ってしまった事故という不運。

 

 

そう思えば誰も本当の悪ではない。

 

 

吾郎も慎吾も剛も、悪者を憎んだりやっつけるとか、そういうやり方ではなく、自分達の欲しいものを手に入れた。

 

 

吾郎は、大門の愛により不二子を手に入れ、慎吾が歌喰いと協力することによって歌を取り戻し、他の人にも歌を返した。剛と尾野真千子は、息子が死んでしまったという現実を嘆き悲しみ続けるのではなく、航の右腕を移植した少女・光の幸せな未来を願うことで生きる希望とした。

 

一見敵に見えていた相手も、本当はそうじゃない。

苦しみを救うのは、憎しみじゃない。

愛なのだ。

 

 

 

本当は敵などいないさ

じゃあ相手を忌み嫌う前に

そう愛するやり方がいい

SMAP「華麗なる逆襲」作詞作曲:椎名林檎

 

 

この「華麗なる逆襲」の歌詞の世界観と一致しているのだ。

彼らもファンも、「SMAPとして歌う」というとても大切なものを失うという絶望を味わった。

ファンは嘆き悲しみ、それを誰かのせいにしたくて、誰かを悪者にすることで傷ついた心を慰めようとした。

 

 

だけど、そうじゃない。

 

 

どこにも敵なんていない。

自分たちは自分たちの道を、ただ笑って前に進むだけ。

 

 

そういった明るくて前向きな「華麗なる逆襲」の始まりだというメッセージを、私は受け取った。

 




誘拐犯の指を切ったのはなぜ?

そして、1点、どうしても理解できない演出がある。

 

剛が誘拐犯の小指を切ったこと。

 

この誘拐犯は、光に

 

「5年前からずっと好きだった。結婚して欲しい!」

 

とプロポーズしていた。

小学生(しかも5年前って何歳の時から?)に恋していて誘拐しちゃってる時点で変態でストーカーで犯罪者なんだけど、でも一途に5年も愛しているっていう点では、悪人とも言い切れない。

殺すつもりで誘拐したんじゃないかもしれないし。

 

 

それなのに、どうして指を切るなんて恐ろしすぎる制裁を下したの?

そんなエグすぎるシーン必要あったかな?

 

そして、エピソード4の最後では

 

「そろそろ返してやるか」

 

って小指持ってるし~~!怖っ!!

 

尾野真千子も犯人に銃向けて許してない感じだったし。

それなのに、犯人と警官が仲良くラーメン食べてるし?

 

ちょっとそこがよくわかんなかったっす。

 

 

「クソ野郎と美しき世界」のラストシーンについて意味が分からなかったところは、こちらにまとめました。

 
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