つとぷ小説「さよならの恋人」、いかがでしたでしょうか?
みなさん、騙されてくれましたか!?
小説のモデルとなったのは高校時代に、中居正広さんと木村拓哉さんがディズニーランドでダブルデートをしたというスマスマ最終回でも放送されたエピソードです!
そのエピソードのおさらいと、この小説のテーマ曲「さよならの恋人」の歌詞の意味について書いていきます!
高校時代の中居正広と木村拓哉はとっても仲良し!ディズニーランドでダブルデート!
まずはこの話のモデルとなっているエピソードの紹介から。
スマスマ最終回で放送された中居くんが話していたエピソード。
高校時代に中居くんと中居くんの彼女と木村くんと木村くんを好きな女の子のようにでディズニーランドでダブルデートをしたというお話です!
スマスマ最終回の
視聴率は23.1%
だったということなので国民の4人に1人はこのエピソードを知っているということでしょうか(^^)
今では一緒に出かけたりすることなど皆無であろうつとぷの二人が、高校時代にはとっても仲良しだったエピソードを聞けて、もちろんファンはすごく嬉しかったし、スタジオでその話を聞いていた慎吾ちゃんも
「 中居くんと木村君ってこんなに仲良かったんだ。知らなかった!」
ととても驚いていたのが可愛かったですよね。
中居くんの話によると、小説同様に木村さんがあまり乗り気ではなく、12時くらいにディズニーランドに着いて、13時には
「もう帰っていい?」
と聞いてきたそうです。
しかし彼女とのデート中だった中居君は慌ててそれを引き止めたと言います。
たぶん、もう一人の女の子が木村さんのことを好きだったので、彼女に頼まれてこのダブルデートが実現したんでしょうね。
それで肝心の木村さんが帰ってしまったのでは、中居さんは彼女に対して面目丸つぶれですもんね。
小説の中では木村さんと中居さんの彼女が 一緒に乗った乗り物は、スプラッシュマウンテンとなっていますが、本当はビッグサンダーマウンテンです。
さらに小説の中では、拓哉と莉子が二人で乗っていて、そんな二人の姿を見た中居くんが下から慌ててその二人の様子を見ているという描写になっていますが、本当は四人で乗ったのですが席が中居君の彼女ともう一人の女の子が入れ替わってしまい、木村さんと中居くんの彼女が隣同士になってしまったということです。
それを見て中居くんは、
「木村に彼女を取られるーーっ!!」
と焦ったということです。
どうしてそんなふうな席の入れ替わりが起こったのかはわかりませんが、その裏に小説の二人のような会話が隠れていたと思うと面白いですよね。
乗り物を小説の中でビッグサンダーマウンテンからスプラッシュマウンテンに改変した理由は、スプラッシュマウンテンの最後の落下があることを木村の中居への恋心にかけたからです。
- ビッグサンダーマウンテン→終始ドキドキ。元々危険な恋と知って乗る。
- スプラッシュマウンテン→穏やかな世界が続く。最後に思いもよらぬ裏切り。
という比喩ですね。
(まぁ、ビッグサンダーマウンテンも落ちる~!と思ったら、意外とゆっくりなんだね…ってあんまり怖くはないけど。)
小説の中で拓哉と莉子が、二人が中居さんを巡って恋のバトルを繰り広げているなんて全く知らずに、純粋にミッキーの耳をつけてはしゃぐ中居さん、可愛いです♡
一緒にディズニーランドに行ってもらえるように木村さんにおねだりをしたり、耳をつけるのを嫌がりながらもまんまとつけられて恥ずかしがっている姿といい、この人のあざとさったらもう…。
そんな中居さんに莉子も木村もメロメロなのです…!
私気づいたんだけど、私って同じBLでも中居木村のつとぷがラブラブ両思いの話よりも、木村が中居に一方的に片思いしているって設定が好きみたい…。
なんとなく木村さんは自分の気持ちを直球で表して、中居さんはあまのじゃくであんまり自分の気持ちを見せないような気がするから、何を考えているのか誰が好きとか分かりにくくて。
- 中居大好き木村。
- 木村を翻弄する中居。
↑だからたぶん私には二人の姿がこう見えてる。
自分の気持ちを一生胸にしまっておくことを決めた木村も切ないし、気持ちを伝えたけれど自分の好きな人にとっての一番になれずにその恋を諦めることになった莉子も切ない。
そんな二つの失恋の物語でした。
そしてもう一つ切ないのは、この物語の最後に二人が大人になってスマスマの収録をしているという時代まで描いていますが、これはSMAP解散前の話。
自分の気持ちを伝えなければ、一生中居の隣に立っていられると信じていた木村。
まさかそれを失う日が来るなんて、高校時代も、大人になったこの時も、夢にも思ってはいなかったでしょう。
平穏な幸せが続くと信じて、自分の気持ちを押し殺したのに、まさかあんな形で二人が引き裂かれることになってしまうなんて…。
そんなふうに思って読んだら、そこもまた恋愛ではないけれど、とっても切ないお話だなーなんて思います。
距離が離れたからこそ伝えられる思いというのもあると思うので、SMAPがなくなったから木村が中居に思いを伝えてハッピーエンドという物語も書けなくはないのですが、SMAPをなくして恋を手に入れるよりも、自分の思いを一生隠したままにしておいてでも、SMAPとして二人一緒にいられる道を木村は幸せとして望むのではないかと思うので、その話は書く予定はないです。
なぜなら、中居にとっての永遠の恋人、一番愛しているのがSMAPだから。
そして、それを一番よくわかっているのが、他の誰でもない木村だからなのです。
SMAP「さよならの恋人」歌詞の意味は?
ちゃちゃの音楽小説「さよならの恋人」ですが、最初は同じ莉子という女の子を好きになってしまった木村拓哉と中居正広による三角関係の話!?という展開で進んでいきます。
しかし、みんなが思っている三角関係の恋とはちょっと違った結末となり、うまくみんなが騙されてくれていたら嬉しいな~なんて思っています。
読み始めで、イヤー!SMAPの恋の話なんて読みたくないわ!と脱落してしまった方もいるかと思いますが、最後まで読んでくださったつとぷファンの方には、お望みの展開になったのでは…と(^^)
まさか木村拓哉の好きな人が、中居正広だったとは…!!
と驚いてもらえたなら、してやったり!という感じです。
普通に男女の恋愛でも、仲のいい友達を好きになってしまった場合、その関係を壊すのが怖くて告白をためらった経験って、特に学生時代にある人は多いのではないでしょうか?
その自分の思いを口にできない切なさっていうのが、BL人気の最たる所以ではないかなと思います。
同じ性別の人を好きになってしまった場合、それを伝えたら今までの関係が一気に終わってしまうことがわかりきっていますから、自分の気持ちを伝えて受け止めてほしいという思いと、それを言ったら相手に惹かれてしまう、相手を困らせてしまう…という苦悩で苦しみますよね。
友達の彼女を好きになってしまって、自分の気持ちを言えない…という切ない気持ちに、どこか通じるものがあるんじゃないかな~と思います。
さて、SMAP の「さよならの恋人」の歌詞の意味ですが、これは男女の三角関係の恋を歌った曲です。
歌詞はけっこうわかりやすい感じになっています。
ちょっとわかりづらいのは、友達の彼女を好きになってしまって、その気持ちを封じ込めることを決めたという歌なのか、友達の彼女に一度告白したうえで、気持ちを封じ込めることを決めたという意味なのか…というところです。
でもこれ、たぶん告白はしてしまったんですね。
友達の彼女に「スキ…」なんてさ
SMAP「さよならの恋人」作詞:真名杏樹、作曲:joey corbone
という歌詞があるのですが、それは「好き」なんて言えないよね…、っていう心の声なのかな~と思って、好きになってしまったけどその思いを秘めて諦めるっていう話かと思って聞いていたのですが、よくよく聞くと
Never gonna say again
SMAP「さよならの恋人」作詞:真名杏樹、作曲:joey corbone
とあるので、
「もう二度と言わない」=「すでに一度言った」
っていうことになりますよね。
だから、最初の歌詞は、友達の彼女に「好き…」なんて言っちゃったよ、どうしよう…っていう意味なんだと思います。
そのことを後悔している帰り道、って感じでしょうか?
いつか今日のこと許せる僕になる
SMAP「さよならの恋人」作詞:真名杏樹、作曲:joey corbone
っていうのも、今は「何、俺バカなことしちゃったんだよぉ~っ!!」と自分を責めているけど、
もう二度とこの思いを口にしないと誓って、
でもずっと君のことが好きだからもう二度と恋もしないと誓って、
そうすればいつか今日のバカな自分を許せる自分になれるかな…っていう意味なのかと。
もともとその3人はとても仲が良かったのだけれど、彼女と自分の友達が付き合い始め、さらに自分がその二人の関係を知りながら彼女に思いを伝えてしまったことにより、その3人の関係が崩れてしまい、もう戻ることができない切なさを歌っています。
不器用なアイツ守れるものは
素敵な君のほほえみだけ
SMAP「さよならの恋人」作詞:真名杏樹、作曲:joey corbone
という歌詞は、
- アイツ=主人公の男友達
- 君=主人公が恋をしている女の子
ですね。
ここが、小説では
- アイツ=中居
- 君=莉子
- 僕=拓哉
となっていて、拓哉が莉子に対して、
「中居のことを分かって支えてやれるのは莉子だけだ」
と悟って身を引いたというシーンにもかかっているし、
もう一つの観点として 莉子側からの視点で
- アイツ=中居
- 君=拓哉
最後に莉子が「自分では力足らずだった。やっぱりヒロの一番の理解者は拓哉なんだ」と思い知ったシーンで、
「ヒロを頼むよ!」
と中居を拓哉に託したシーンにもかかっています。
同じひとつの歌詞でも、見る視点を変えてみると二通りの意味で取れるって考えながら聞いてみると面白いかもしれませんね~。
この小説の中では、拓哉は一度も気持ちを伝えることなく中居への気持ちを封じ込めますが、
「木村さんと似ているから莉子のことを好きになった」
なんて言って、相変わらず拓哉を翻弄してしまくりの黒猫中居しゃんであります…。
だから、中居を諦めるために急いで結婚した木村の心はいまだに中居の言葉一つでぐらぐらに揺さぶられちゃってるんであります!!(超妄想…)
「さよならの恋人」収録アルバムは?
「さよならの恋人」は1992年発売のSMAPの記念すべきファーストアルバムに収録されているアルバム曲です。
改めて調べてみて、草彅剛・香取慎吾の二人による歌だったってことにびっくり!
ファンの中でとても人気のある曲で再収録され2001年発売の「ウラスマ」にも収録された。
- オレンジ
- それじゃまた
- 君と僕の6か月
- 泣きたい気持ち
- BEST FRIEND
- Don’t Cry Baby
- どんないいこと