華麗なる逆襲~彼らの真実~4話は、ほとんどの部分がフィクションで本当にあったエピソードはスマスマ謝罪会見の描写のところくらいなんだけど、何げにこの回がちゃちゃ的には一番好きだったりする・・・。いや、一番ってつけられないんだけど、他にもお気に入りの回はいっぱいあってね。(自画自賛)でも、この回はかなり好き。木村さんの行動が不可解で、ちょっと謎めいてるんだけど、その思惑が5話で明かされるところがね!
※この記事は、私の書いているSMAPの妄想小説の、解説記事になります。小説では、SMAP解散までのみんなが降っている事実を盛り込みながら、その裏でどんな事情があったのか?と言う真実を妄想して描いたストーリー。あくまでも妄想だけど、すごく辻褄が合っているように思えて、私はこれが真実だと思っている。小説の中では事実を盛り込んで書いているけど、その“事実“自体が忘れ去られてしまったり、若い世代の人はそもそも知らない、と言うことが悲しくて、この事実を後世にも伝えていきたいと思い、記録として残しました。
この記事では、SMAPの「公開処刑」と言われたスマスマ謝罪会見の様子について、深読みしながら考察していきます。
では、物議を醸しだした違和感満載、謎のスマスマ謝罪会見について、私の感じたことも混じえて見ていきましょう!!
目次
スマスマ謝罪会見の全文
会見が始まる。立ち居地は画面左から中居、剛、木村、吾郎、慎吾。
つよぽん→うつむいているが口元は広角を上げ不自然に穏やかな表情を作っているようにも見える。
慎吾→遠い目をして正面を見据える。
吾郎ちゃん→けっこう正面を見て飄々としている。
中居→口をギュッと結んでうつむいている。
木村「えー、今日は2016年1月18日です。えー先週から我々SMAPのことで、世間をお騒がせしました。そしてたくさんの方々にたくっさんの(語気を強める)ご心配とご迷惑をおかけしました。このままの状態だとSMAPが空中分解になりかねない状態だと思いましたので、今日は自分たち5人がしっかり顔を揃えて、みなさんに報告することが何より大切だと思いましたので、本当に勝手なのですがこのような時間をいただきました。
この語気を強めたような話し方が、反感を買いそうだな~と思ってしまう。なんか他のメンバーを責めているように聞こえる。
吾郎「この度は、僕たちのことでお騒がせしてしまったこと申し訳なく思っています。これからの自分たちの姿を見ていただき、そして応援していただけるように精一杯頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします」
しっかりとカメラを見て喋ってる。でも、なんか表情とかのつくり方、喋り方もすんごい演技くさい。相変わらず心情が読めない男、吾郎ちゃん・・・。
慎吾「本当にたくさんの方々にご心配をかけてしまい、そして不安にさせてしまい、本当に申し訳ございませんでした。・・・・・(5秒くらい無言)みなさまと一緒にまた今日からいっぱい笑顔を作っていきたいと思っています。よろしくお願いします。」
わりとカメラを見てる。でも、あの5秒の間は何だったんだろう・・・?私には、何か決められたセリフが用意されていて、でもどうしても言えなくて言いたくなくて、考え込んで、それであるセリフをすっ飛ばして次のセリフを言ったように思う。だから、本当はあそこの間に何か別のセリフがあったんじゃないかな?それは、事務所から言うように指示されていた言葉で、だけど慎吾ちゃんにはどうしても言うことができなかった。そう思ったから「僕たちは独立しません」とか「事務所を辞めません」とか具体的な言葉だったんじゃないかと思えてならない。
慎吾ちゃんは素直で天真爛漫で嘘はつけない人。そんな器用な大人じゃない。だからこそ、自分がずっとここに留まる自信が持てないのに、無責任な言葉は言えなかったんじゃないのかな?SMAPが解散決まった時に、「活動休止にしよう」という事務所からの提案を、慎吾は「休止にすると復活はいつだとファンが待ってしまう。もう復活することはないのだから解散にしたい」と強く願ったと言われているけど、それはある意味本当なのではないかと思ってる。SMAPや木村さんが嫌いで解散を望んだってゆう筋書きは別として、解散するなら“休止”という言葉に逃げて、ファンを宙ぶらりんな状態で苦しめたくはないって考えるのは、慎吾ちゃんのキャラと一致していると思うから。
中居「えー今回の件で、SMAPがどれだけみなさんに支えていただいているのかということを、改めて強く感じました。本当に申し訳ございませんでした。これからもよろしくお願いいたします」
チラチラと横を見たり、視線を落としたり、瞬きが多かったりと、とにかく落ち着かない様子。そして、頑張ってカメラのところまで視線を上げようとするんだけど、あと一歩上がりきらなくて、最後までカメラを見ることはなかった。
これは、自分の立たされている状況に納得していない証拠だってことがすぐにわかる。
剛「みなさんの言葉で気づいたことがたくさんありました。本当に感謝しています。今回ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれて、今僕らはここに立てています。5人でここに集まれたことを安心しています」
これもまた、無表情でかなり不自然。中居さんのようにキョロキョロしたりという落ち着きのなさはないものの、逆に淡々としすぎていて感情を抜き取られたみたい。
そして、時折カメラを見るものの、やっぱり視線だけは落ち着き無く外してしまう。人間、嘘を言うときに人の目をまっすぐに見れる人なんていない。これは、完全に事務所から用意されたセリフを言わされている感じがしますよね。
木村「最後に、これから自分たちは、何があっても前を見て、ただ前を見て進みたいと思いますので、みなさんよろしくお願いします」
全員で礼。
【考察】中居、剛、慎吾の挙動不審な行動
吾郎ちゃんは、ちょっと心情読めないのでここでは語りません。他の3人(中居、剛、慎吾)の行動について、考察していきます。
まずは、慎吾ちゃん。上でも言っているように、何かを言わなきゃいけないのに、どうしても言えなかったという迷いを感じられる。そして、無言のあとに出た言葉は抽象的ではあるものの、「ファンと一緒に笑顔を作りたい」というファンに向けたメッセージ。事務所への忠誠心とか謝罪とか、そうゆうものは言えなかったけど、ファンのことはこれからも大事にするよってことなら言えたんだと思う。でも、その場所については明言していないところが狡猾だね。退社が決まった今となっては、あの言葉は「事務所に残って」って意味ではなく、ってことだったんですよね。
でも、「おじゃMAP」で「俺、引退しないから!!」という力強い宣言も飛び出しましたし、これからも「ジャニーズの」でも「SMAPの」でもない香取慎吾として、ファンと一緒に笑顔を作って言ってくれるのでしょう。慎吾ちゃんは、ファンとの約束は決して破らない人です!!
次に、つよぽん。みんなが抽象的なことを言っているのに、一人だけ「木村君がジャニーさんに謝る機会を作ってくれて」なんて具体的なシーンが連想できるようなことを言ったのに、聞いててすごいびっくりしたし違和感だった。
もし私が事務所の人間だったら、無理矢理言わせたいセリフを言わせるのに誰に頼むかな・・・と考えたら、やっぱりつよぽんかなと思う。中居さんは絶対に断ってきそうだし、慎吾ちゃんとか無理矢理そんなことさせたら、生放送の本番で「あ~もう!本当のこと言っちゃう!」とか言い出しそうで怖すぎる。だって、いいとものグランドフィナーレのときも「聞いちゃいますけど、そもそもなんで終わるんですか!?」とか言っちゃってたもんね。みんな、そこは触れずに終わること受け入れて悲しいねって空気だったのに、一人だけ破天荒すぎるっしょ・・・!
そう考えると、吾郎ちゃんかつよぽん。二人なら従順で大人な対応で受け入れてくれそう。だから、二人が木村さんを挟むような立ち位置だったのかなと。でも、やっぱり二人のうちのどっちかと言ったら、つよぽんかな~。嫌って言えなそうだし。
そんで、一番違和感は中居くん。何が違和感ってね、すごい不本意そうだったことが、この会見の内容に不満タラタラなんだろうなってことじゃなくてね。
中居くんって人はね、自分が損してんなとか勝手なことばっかり言いやがってとか、そうゆう不満があっても、テレビ的に一番オッケーな形を必ず探す人なんですよ。つまり、どんなに不満でもムカついてても、自分の感情をそのままテレビに出すような人じゃないの!!
それなのに、あの態度・・・。おかしいでしょ?中居くんらしくないでしょ??
だからあれはね、あえての行動だと思うんですよ。これ、嘘だぜ?全部嘘なんだぜ?って、視聴者に気づかせるための行動。木村は事務所に用意されたセリフ喋るけど、本当は俺らと同じ気持ちなんだぜ?ここにいる5人はみんな、独立騒動を“謝罪”なんかしたくないと思ってる。みんな外に出て、新しいSMAPとしてやり直したいと思ってる。みんな応援してくれよ!って。
そうじゃなきゃ、中居くんがテレビであんな顔するかな~って。それがすごい違和感だったの。
それで、喋った内容もすごく簡潔だしね。思ってもいないことは言えないって決意を感じ取ったよ。
そんでつよぽん。おかしいよね、絶対おかしいよね。不自然に木村さんの話ぶっこんできてね。しかも、喋る順番も中居さんの後っておかしいよね。
普通だったら、最初に口を開くのもセンターに立つのもリーダーの中居さんの役目じゃん。それが木村さんだったから、みんな「は?」ってなったんだよね。でも、もし木村さんが最初に話し始めるなら、やっぱり最後に中居さんってゆうのが普通でしょ?それが何だこの順番。これは、やっぱり木村エピソード入れることを承諾したつよぽんを最後に置くことで、一番強調する効果を狙ったんだと思う。
謝罪会見は事務所の筋書き。話すセリフや順番が綿密にリハーサルされていた
これ、絶対周到にリハされてるなって思ったんだけど、誰から行く?みたいな雰囲気が一切なかったところとか、話す順番とかも決められてのがわかるし、「これからもよろしくお願いします」で締めたみんなとは違って、つよぽんの「安心しています」はすごく尻切れトンボだったと思う。そこからまた話が続いてもおかしくないのに、木村さんは迷いもせずに締めに入った。
これは、つよぽんの話があれで終了って知っていなければできないですよね。だから、人のセリフまでみんなちゃんと確認して覚えていたとか、完璧にリハして臨んだってことですよね。
立っているときのみんなの手の重ね方に注目したら、中居だけは反発心を表していた!!
5人が横一列に並んでいる姿を見て気になったのが、手の重ね方。立っているときに、みんな前で手を重ねていたんです。
それが中居さん以外の4人はきれいに揃って左手が上。手を重ねるときのビジネスマナーとして、左手を上にしなさいというのがあるんですよね。侍は左に刀をつけて右手で抜きますよね。その右手を隠すことで、相手に敵意がないことを表しているんです。
だけど、中居さんだけ右手がちょっと上になってるんです!!曖昧な重ね方だけど。これって、ささやかな反抗心だったりして・・・!!深読みしすぎ!?そんなこと考えてる余裕なかったかもしれないし、ただ利き手の関係とか癖とかいろいろ考えられるけど、あまりにも他の4人がきれいに揃ってたから、あれっ!?と思っちゃった。
そして、後半のほうになると慎吾も手が崩れて指と指を合わせるような感じになってた。ほらね、やっぱり従順じゃない二人が手を崩してるよ。これって、なんか偶然じゃなさそうでしょ??本人わざとじゃなくても、無意識に心理的なものかもしれないね。
スマスマ謝罪会見で木村拓哉だけが白いネクタイをつけていた理由
小説でも書いたように、謝罪会見のときのネクタイの色が木村さんだけ白ぽい明るい色で、他の4人が黒なんですよね。普通、こうゆうのって色とか合わせるでしょー?なんて不自然な・・・。
衣装とか絶対用意されたものだから、これも事務所側からの指示なんだろうなと思うと、善は白、悪は黒ってゆうイメージ操作にほかならないと思うんですよね。やることが幼稚じゃーー!!
でも、そうゆうの木村さん嫌いそうなのにさ、すんなり白のネクタイつけたことがね、なんかおかしいなって。センターに立つのだって、本来の木村さんなら拒むはず。だって、木村さんがセンターにスっと出てくるのは、中居が泣いたときだけって決まってるんだから!!
これは、二人の決め事のようになってるもので、中居さんが進行できるときに変に木村さんがしゃしゃり出てきたりは今までなかったんだよ。なのに、おかしいでしょ?この時ばっかり。
だからね、私はこの謝罪会見には、木村さんの思惑もあったと思ったんだ。
謝罪会見で独立や解散について誰も言及しなかった理由
そして、謝罪会見のみんなのコメントに注目してもらいたいんだけど、誰も「絶対に独立・解散しません!」という明確な言葉を言っていないんですよね。事務所としては、「事務所から出ない」という言葉は明言してもらったほうが都合がよかったはずじゃないのかな?セリフを用意して無理矢理言わせたわりには、そこは言わせなかったのはなぜ??と違和感がありました。
だから、本当はそのセリフはあったんだけど、メンバーが強固にそれを拒んだんじゃないかって。メンバーが解散したがっていたとは思いたくはないけど、独立したかったのは真実だと思う。だから、この時は話が流れてしまったけれど次のチャンスに向けて諦めてはいないって感じだったと思うんだ。それで、「独立しません」とここではっきり言ってしまった、後でやっぱり「事務所辞めます」となったら、ファンは泣くよね?それこそ「裏切られた」って感じるよね。だから、そこは絶対に言えなかったんじゃないかな。
そうなると、気づいて欲しいのは、木村さんもまた「ただ前を見て、前だけを見て」という言い方で独立解散をしないという言葉を使っていないということ。この「前」というのがどこを指しているかは、受け取り方によって変わりますよね。「事務所を出て新生SMAPとして」というふうにも十分取れる。
もし、木村さんが報道であるように一人だけ裏切ったというなら、事務所に用意されているセリフをそのまま言うはず。だけど、木村さんも他のメンバーと同じように独立に関して明言を避けた。これは、木村拓哉も他の4人と同じ気持ちだったという証ではないのでしょうか!?
キムタクタイムリープ説に勝る筋書き!SMAPを分裂させたがっていた意外な首謀者とは!?
この謝罪会見で、木村さんが冒頭で日付を言ったことに違和感を覚えた視聴者がたくさんいて、「キムタクタイムリープ説」が飛び出したんですよね。木村さんが自分のラジオで「タイムリープしてません」って否定したほど。(うん、みんな知ってた。でも、ファンの夢潰さないで・・・笑)
この発想には、同じ小説書いている身としては、くぅ~~っ!!やられた~~っ!!って感じでした。確かに、それ面白い!面白すぎる!!そのネタで書かせてくれ!!
でも、悔しいからそのネタは全く入れませんでした。(盗作なりそうだし、話の展開ハチャメチャなるし)それで、そのネタに勝るような筋書きを考えてやれ!!と思ったわけです。
タイムリープ説は、他の4人が独立解散したくて、木村さんだけがそれを止めたくて何度も時間を遡ってるって話でしょ?でも、それだと4対1の構図を認めることになっちゃうじゃん。私は、5人の気持ちはいつも一つだったって話を書きたかったの。
それで、SMAPを分解させようとしている首謀者は木村拓哉だった!ってゆう斬新な案をね。自分が事務所を出れない代わりに、他の4人だけでも自由にしてあげたいとう愛ゆえの首謀者よ、悪じゃないのよ。
でも、書いてみたらすっごい筋通ってない??とか思って(また自画自賛)。それなら、木村さんがあんなふうに一人だけヒーロー気取ったような謝罪会見も納得できるし。なんてさ。そうじゃなきゃ、本当に意味不明。キムタクが嫌なヤツとか、他の4人との間に亀裂があるとか、そうじゃないとおかしくなってくるでしょ?でもそうなると、中居さんがラジオで「誰も悪くない」って一生懸命木村さんのことかばってたことに辻褄合わなくなってくるでしょ?
それが、華麗なる逆襲~彼らの真実~5話に繋がっていくわけです。
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