「僕キセ」3話のテーマは「自分らしく生き生きと生きる」「周りと同じでなくてもいい」ということでした!
自分も子供に「そんなこと誰もやってないよ!」とか、「もうみんなできてるんだから頑張らなきゃ!」とかついつい言っちゃうので反省…。
女子大生の青山琴音(矢作穂香)が一輝(高橋一生)にキュンキュン来ているところとか、山田さん(戸田恵子)の謎(本当は一輝のお母さん!?)とか、他にも気になることがチラホラ…。
こちらでは「僕らは奇跡でできている」3話のあらすじパパっとネタバレ感想考察を書いています。
「僕らは奇跡でできている」2話のあらすじパパっとネタバレ感想と考察!一輝(高橋一生)が小さい頃大嫌いだった自分を好きになれた理由
目次
「僕らは奇跡でできている」3話のあらすじが3秒でわかるパパっとネタバレ!
- 動物園のボスザル交代が楽しみで仕方ない一輝(高橋一生)
- 虹一くん(川口和空)と一緒に動物園に行って、誘拐騒ぎ!
- 女子大生・青山琴音(矢作穂香)が一輝に恋に落ちた!?
- 山田さん(戸田恵子)に一輝の実母疑惑浮上
女子大生の青山琴音(矢作穂香)が一輝(高橋一生)に恋に落ちた!?
最初は白けていた学生たちが、一輝にだんだんと興味を持ち、心を開いていくというハートフルな展開は予想していたけど、まさかのラブ展開~っ!?
2話で森に野外活動に行ったときに、琴音がチャームをなくしてしまって、その時に一輝が実験の準備をしていて
「内緒です。あとのお楽しみです」
とワクワクしていたところにキュンときたみたい。
この子供みたいな無邪気な笑顔にやられたのね…。確かにかわいすぎるな。
琴音が一輝のことが「面白い!気になる!」から始まって、「可愛い!キュンキュン!」にかなり変化してしまっているようです。
授業中も何気に真剣にメモを取っている学生が増えてきているという変化にびっくり!
そして、チャイムが鳴ってもずっと最後まで話を続けようとする一輝が、すんなりと授業をやめた理由は…動物園のボスザルが7年ぶりに交代するかもしれないから、それを見に行きたくてうずうずしている!
本当に子供か!って感じだけど、ボスザルの交代って5~10年に一度くらいしかないんだって。それは私も見たい!
一輝が動物園に行くと聞いた琴音は、偶然を装って(全然装えてないけど、一輝は全く疑わないところがウケる)、一輝と一緒にサルを見ることに。
その時に、一輝がリップスマッキングという猿の行動の真似をして唇を「チュッチュ」しているところを、自分のスマホで写真に撮り保存。
「可愛い~」と見とれていました。(本人が隣にいるのにやっぱり興味対象はスマホの中に収めるっていうのがイマドキの子ね)
この写真だけ見るとか、一輝が女子学生にキスを迫っているように見えなくもないんだけど、後で問題になったりしないよね…?
いろんなドラマの見過ぎで、ついつい深読みしてしまう…。
琴音ちゃんのことを好きな男子学生の新庄くん(西畑大吾ジャニーズジュニアの子)との三角関係も気になる。
一輝(高橋一生)が虹一くん(子役の川口和空)を動物園に連れて行った理由が、3話のテーマ!
一輝は虹一くんも一緒に動物園に連れて行った。
一輝はずっと猿山を見たいが、虹一くんはいろんな動物を見に行きたいので
「閉園時間になったら戻ってくるように」
と方位磁石を渡して別行動に。
その頃、一輝のあのこわ~い母親は
「虹一がいなくなった!一輝が連れて行ったのではないか!」
と大騒ぎ。確かに親の断りなしに小学生を動物園に連れて行くのはやばい。これだけで誘拐になってしまうからね。
育美(榮倉奈々)も手伝って大捜索になるが、一輝は全然焦った様子もなく、
「サルのハゲがどうの…」
という関係ない話をして、さらに育美は怒り心頭。
しかしここが今週の大事なテーマの布石だった!
3話のテーマを伝えるために、いろんな方面からいろんなエピソードが描かれていたので、一つ一つ見ていこう。
ハゲのサルの治療法
一輝は虹一くんがやりたいと思っていることを思う存分やらせてあげたいと思ったのだ。
以前にハゲてしまった猿を治してあげるために、餌の回数を2回から4回にしようと一輝が提案したことがあった。
1日に餌が2回だけだと、暇すぎて自分の毛をむしってハゲを作ってしまう猿がいる。しかしエサ4回にすれば、一日中食べていることになり野生の動物と近い感覚で生活することができる。
野生動物が本来持っている欲求、食欲などを刺激して、その動物本来の姿で生きさせてあげるということを一輝は大事にしたかったのだ。
まぁ一輝がこう考えたからじゃないかっていうのは鮫島教授(小林薫)の推理(鮫島教授の一輝のおじいちゃんなみの理解すごい)で、一輝自身は
「僕は虹一くんが戻ってくることを知っていただけです」
と答えていたんですけどね。
鮫島先生が一輝を理解するように、一輝は虹一くんをちゃんと理解して信じている。
虹一くんのお母さんは、虹一くんの気持ちをちゃんと見れていないから、
「知らない人としゃべっちゃいけない」とか「お勉強をもっとがんばりなさい」とか型にはまった心配の仕方しかできないんだよな。
「やらなければいけない」=「やりたくないこと」
そしてこれは、この後の育美と一輝の会話にも繋がってくる。
なかなか言われた通りに歯の治療に来ない一輝は、治療中の歯が悪化してしまい、育美が急きょ治療することに。
「治療以外にもやらなきゃいけないことがいっぱいあるんですから!」
とイライラする育美に、
「全部やりたくないことなんですね」
と一輝。
「やらなければいけない」=「やりたくない」と一輝は解釈した。
確かに楽しいことであれば、
「他にもやりたいこといっぱいあるんですから!」
って言いますよね。
「やらなきゃいけない」っていうのは内心で「本当はやりたくない」と思っているということです。
虹一くんにとっては、お母さんに言われているお勉強やら塾やらがやらなければいけないこと。
でも本当にやりたいことは、動物のことを知ったり、自然と触れ合ったりすること。
一輝はその虹一くんの欲求や刺激を満たしてあげたいと思ったのです。
だけど、育美は「どうしてもやりたいこと」をまだ見つけられていないだけなのかな~なんて思った。
トリンドルが
「今日最後のお客さんキャンセルになったから、料理教室予約したらいいじゃないですか!」
って提案したのに、
「まだやらなきゃいけないことあるからなぁ~」
と自分で行けないことを決めていたんですよね。
「仕事が忙しくてやれない」って言い訳する人って、たいがい時間ができてもやらないんだよ。
「やれない」んじゃなくて「やらない」ことを、自分で選択している。
実は、そこまで自分が何を犠牲にしてもやりたいことを持っていないってことなんだろうな。
それに比べて、一輝や虹一くんは時間を忘れるほど、周りが見えなくなるほど、自分が「好き!」「これをやりたい!」ってものを持っているから、人生がきらめいていると思う。
「昔の僕は僕が大嫌いで、毎日泣いてました」って一輝の言葉を思い出して、育美が「ふんっ!」ってなってるシーンもあったし、雑誌に載って作り笑顔を向けている自分を、本当は自分で好きじゃないって、目を背けていた本音に気付いてしまったんじゃないかな?
一輝は幼少期に歌うときに体が揺れてしまうことを先生に注意されていた
3話の冒頭のシーンでは、やはり一輝の幼少時代の描写があり、みんなで一緒に歌を歌うときに一輝だけがどうしても体を揺らしてしまう。
先生はそれを注意するが、一輝にとってはそうして歌うことの方が楽しい、自然な形なのだ。
虹一くんが絵を描く授業で一人だけ横顔を描いて「みんなと違う」と先生に注意された
また、虹一くんがお友達の顔を描く授業で一人だけ横顔を描いて、先生に
「みんなは正面のお顔を描いているでしょう?」
と注意されたというエピソードもあった。
一輝の授業「トラの檻にヤギを入れる」
一輝の授業でも、動物の本来持っている能力を使って、その動物らしく生きるということがとても大切という説明がされていた。
ある動物園で行われている方法で、トラが住んでいる檻の中に、休園日だけヤギを入れ翌日には戻す。
すると、トラは自分の縄張りの中にあるヤギのおしっこの匂いなどを嗅ぎ、探索行動をする。
こんなことをしなくても、本来なら動物園のトラは決まった時間に餌をもらえてヤギを捕食する必要はない。
餌の取り合いもなければ天敵もなく、病気になったら獣医さんに治してもらえる。そんな恵まれた環境で、野生の動物よりも2倍から3倍長く生きられる。
しかし、ただ長生きすればいいと言うのではなく、本来の野生の刺激を生かしてあげることによって、その動物が生き生きと生活することができる。
野生本来の動きを引き出すための工夫は、今やいろんな動物園でされている。やっぱり人間が見たいのは野生の動物の動きであって、飼いならされて猫のようにぐうたら寝ているトラの姿ではない。
まとめると
- 一輝が幼少の頃、自分らしく楽しく歌うことを教師に咎められた
- 虹一くんが好きに絵を描くことを、「みんなと違うのはダメ」と教師に咎められた
- 動物園で、動物が自分らしく豊かに生き生きと生きるためにされている工夫
- 虹一くんに、自分が楽しくてやりたいと思うことを、思う存分やらせてあげたいと思った一輝
- やりたくないのにやらなければいけないことに毎日忙殺されて、やりたいと思って入会した料理教室にまだ一度も行けていない育美
これらのエピソードから、
人間はみんなと同じように生きるために、自分の本来の欲求を我慢するように子供のころから教育される。
でも、野生動物が本来の欲求を満たして生きると生き生きとするように、人間も自分らしく生きることが大切。
ということを伝えたかったのだと思われる。
そして、琴音が一輝を好きになったということも、3話のテーマに繋がってくるのかも。
今まで一輝は生徒たちからは「なんか変な奴」って認識だったし、「授業だる~」とか言ってるほうがかっこいいみたいな風潮、大学生ってありますよね?
琴音はそんな「おっさんで変な奴の大学の先生を好き」っていう普通の若い子なら周りの目を気にして素直に出せない気持ちをストレートに表現している。
これも、周りと同じじゃなくていい。自分らしく自分の好きなものを好きと言える。
っていうことなんじゃないかなって思う。
それと対比して、新庄くん(西畑大吾)は周りの目が気になっちゃうみたい。
4話では新庄がこんにゃくゼリーを食べない理由が判明しました。(2話の記事に追記しました。)↓
「僕らは奇跡でできている」2話のあらすじパパっとネタバレ感想と考察!一輝(高橋一生)が小さい頃大嫌いだった自分を好きになれた理由
山田さん(戸田恵子)は一輝(高橋一生)の本当の母親?
そして一番気になったのは、山田さんと一輝のおじいちゃんとの会話。
おじいちゃん「もう20年か…」
山田さん「そうですねぇ…」
おじいちゃん「このままでいいのか?山田さん」
本当は山田さんは一輝の本当の母親のなのではないか!?と思った。
「これでいいのか」というのは、「ずっと母親だと名乗らずにいてもいいのか?」という意味ではないだろうか?
どういう事情があって家政婦のふりをしてずっと一輝を見守ってきたのか。
その辺りがとても気になります。
追記
4話では「一輝の両親は一輝が小さい頃に亡くなっている、山田さんは母親代わり」と鮫島教授(小林薫)が言ってました。
だから本当の母親ではないみたいです。
なぜ一輝(高橋一生)は新庄くん(西畑大吾)に「こんにゃくを作らない」と言ったのか?「僕らは奇跡でできている」4話あらすじパパっとネタバレ、考察感想
「僕らは奇跡でできている」見逃し配信動画はFODで見られます
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