シンデレラガールのカップルのその後?キンプリ「Dream in」の歌詞の意味を読み解く!歌割りも!

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King & Princeの4thアルバム『Made in』に収録されている『Made in』という曲は、キンプリのメンバー5人が作詞作曲し、さらにデビュー曲の『シンデレラガール』と随所に歌詞がかかっていて、とってもエモいんです!

歌詞や歌割り、どこの歌詞がシンデレラガールとかかっているのか?など、検証していきたいと思います。

さらに、他にもファンが喜ぶ仕掛けがあるので、そちらもご紹介しますね!

この記事は、脱退発表前に書いたもので、本文は修正していません。感想として「この曲を聞いて、10年後も5人が変わらず一緒にいてくれたらいいな~。バラバラになったSMAPのこと思い出しちゃうな~」なんて語っていますが、まさかその数ヶ月後にバラバラになるって聞かされるなんてね…。
今でも、この曲を5人で作ったその時には、バラバラになる未来なんて微塵も考えてなかったんじゃないかとしか思えません…。

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King & Prince『Dream in』歌詞と歌割り

※ブログへの歌詞掲載は著作権侵害になってしまうので、こちらでは歌割り(このパートは誰が歌ってるの?)というところのみわかるように記載しています。
歌詞サイトの歌詞全文と照らし合わせて見て活用していただけると嬉しいです。

こちらの記事では、King & Princeの「Dream in」という曲の歌詞について書いています。
作詞作曲:King & Princeメンバー5人です。

海人:「またね」っ~

数年前と~

変わったのは門限~

平野:あの時の約束 ~

「いつまでやらなきゃいけないの?」

多分これからも~

神宮寺:等身大の~

叶えた夢と叶えたい夢で

岸:大きくなった僕の荷物

始まりの手紙~

廉:「君を幸せに」~

平野:時計の針が~

廉:馬車に乗る~

海人:最後の~

岸:夜空を越えて~

神宮寺:君でできた~

みんな:一文字だけ書き換える

始まりの手紙~

「君と幸せに」~

同じ気持ち~

精一杯~

この歌が~

歌詞のアイディアはみんなで出して、海人がまとめた

今回の曲の歌詞は、「夢」をテーマに、5人でそれぞれに自分の想い描く「夢」を歌詞にして出し合った。

それをうまくつながるように、言葉を少し変えたりして、まとめてくれたのが海人。

廉「ちゃんと歌詞になるような言葉を少し変えるのがすごく上手なんです。その言葉のセンスがいいなと思いますし、仕上がりを聞いたときの感想は最高!でしたね」

シンデレラガールの歌詞とリンクしてる!

海人パート

シンデレラガール「わりと門限厳しいって」(シンデレラガールのここは神宮寺パート)

Dream in「変わったのは門限くらい」

岸くんパート

シンデレラガール「夜空越えて会いに行けるのに〜」

Dream in「夜空を越えて会いに行くよ」

岸「僕が特に好きなのは2番の歌詞。デビュー曲のシンデレラガールで出てくる言葉が使われてるのがすごくステキだなって。」

その他にも、

平野パート

時計の針が別れの数字に近づいて

廉パート

馬車に乗る背中

神宮寺パート

魔法

など、”シンデレラ”を思わせるワードも散りばめられている。

歌詞にメンバーの名前が出てくる!

実はこっそり歌詞の中に、メンバーの名前がちりばめられているのです!

考案は海ちゃん!

しかもAメロがプリンス、Bメロがキングと分かれていて、たどってきた歴史もうかがえる。

もうさ〜、天才ですか…!?

2番のAメロ

賑わう街にきし(岸)み出した〜

君の笑顔でじん(神)わり〜

Bメロ

ずっと一緒にいられん(廉)のかな?

そんな会(海)話に君は〜

性(紫耀)懲りもなく思う

きっとこの魔法は解けない

歌詞の意味考察

まずシンデレラガールは、付き合い始めたばかり(むしろ初デート?)の彼女に向けた曲で、

今回のDream inは、その彼女とずっと付き合っていて3年経った今…って感じなのかなって思います。

「あの時の約束」というのが「はじまりの手紙」に書かれていた「君を幸せに」。

だけど彼はまだ夢の途中で、まだ彼女を待たせている感じなのかな?

「等身大の僕の現在地 叶えた夢と叶えたい夢で」

って言う神宮寺くんのパートのところすごく好き。メロディーもちょっと切ない感じで、3年経って、叶えた夢もたくさんあるけど、それで夢が終わったわけじゃなくて、まだまだ大きい夢を見ている、もっと遠くを見ている、と言うキンプリの今の現在地と重なる歌詞。

「始まりの手紙はポケットに」とあるので、最初にした約束は今も大切にしながらも、一旦ちょっとしまっておきたいというか。まだ自分にはやるべきことがあるよ、て言う。

それでも彼女が不安にならないように、「君を幸せに」それは今でも僕の最前列の夢。と言ってくれてるんですね。

そして最初の手紙に書いた、「君を幸せに」の約束を一文字だけ変えてみる。

「君と幸せに」

一文字変えるだけで、こんなにも意味が変わる…!

「君を幸せに」だと、最初は確かに君を幸せにするために大きな夢を見せてくれて、それに対して彼女も幸せを感じているけど、彼がその大きな夢を見て遠くに行ってしまうと、彼女は寂しくなって、そのうち彼が「君には幸せになって欲しいから、自分と一緒にいないほうがいい」とか言い出す未来が見えてきそう…。

だけど「君と幸せに」だと、あくまでも“2人一緒“と言う意味になるのだ。

これは全然違う!

「(自分がいなくても)君には幸せになってほしい」と言う意味と、あくまでも「一緒に幸せになろう」と言う意味。180度違っちゃう位に違う!

「同じ気持ちで居てくれるといいな」って、まだ彼女には伝えてなさそうなんだけど。

シンデレラガールの曲の中の彼女であり、その彼女=ティアラと受け取れるように作ってくれている歌詞。

彼はキンプリ5人それぞれであり、彼らが見ている夢は、当時に語った「ドーム公演」だったり「海外進出」だったり。

確かに既に叶った夢(ドーム公演)もあるし、まだこれから叶えたい夢(海外進出)もある。

そうやってこの先も見た夢が叶っていく瞬間を、一緒に感じて、一緒に幸せになっていきたいね、と言うファンに向けたラブソングなのである。

「いつまでやらなきゃいけないの?」

どこの歌詞が誰の書いた歌詞なのかは定かではないが、普通に考えると、自分で書いた歌詞のところにパート割りされているはずである。

 

「いつまでやらなきゃいけないの?」を歌っているのは平野。

 

最初、ここがかぎかっこになってるのって誰のセリフ?彼女のセリフ?って思ったけど、夢に苦悩しているメンバーのセリフなんだよね?

かなりネガティブなセリフで、それを言ったのが誰なのか気になるけど、やっぱり平野パートに割り振られているんだから、平野くんが言った可能性が一番高いよね。

マネージャーの車で逃げ出そうとしたことがあるって話も聞いたことあるし、本気でジャニーズ辞めて違う仕事しようとしてた、(東日本大震災の時とかにがれき撤去とかのボランティアに行こうとしてた)って、「ride on time」で話していたし。

Jrの時に本気でジャニーズをやめようと思ったけど、その時、飲料のビタミンマッチのシーエムの契約が残っていて、事務所から本気で止められて残ったって言う話も有名。


神宮寺くんも、Mr.Princeで全然仕事がなくて、Mr.King との差がどんどん開いちゃったときに、本気でジャニーズ辞めて大学進学しようかって考えてたって言ってた。

他のメンバーだって、きっとアイドル辞めようかなって迷ったこと、あると思うんだ。

どこまで大きくなっても、「まだまだ」ってどんどん求められて、

「いつまでやらなきゃいけないの?」

って葛藤にさいなまれることもあるんだと思う。

「夢」をテーマにしているけど、きれいな言葉ばかりを並べるんじゃなくて、そういったネガティブな気持ちも正直に書いてくれているところが、すごく”等身大”なんだよね。

主に曲作りのほうで引っ張ってくれた神宮寺くんが、

「夜、間接照明の中でギターを弾いて制作しましたが、メンバーの歌声は暗いコードの中でも前向きになれる声だと思っていて、今回の曲はあえてマイナーコードを多めにしました。」

と語っている。

コードとかよくわかんないけど、確かにちょっと切ない感じのメロディのとこあるよね。

神宮寺くんの

「等身大の僕の現在地

叶えた夢と叶えたい夢で」

のとことか、特に!

夢をテーマにした曲を書こうって思ったときに、

”将来の夢に向かって”ガツガツ進んでいく勢いのある曲ってのもあると思うけど、

この曲はどちらかというと、”今まで歩んできた過去を振り返る”って感じ。

今までいろんなことあったよなぁ…。

そして、今、やっとここに立てているんだよなぁ…。

でも、もっともっと先へと行きたいんだよな…。

って。

そして、10年後に、歩んできた10年の道のりを、また5人で振り返った時、どんな気持ちになるだろう…?って想像を膨らませてくれる感じの曲。

そう考えると、SMAPの「夜空ノムコウ」的な感じだ!

あの曲も、メロディ切ないもんね。

「あの頃の未来に、僕らは立っているのかなぁ?」

ってね。

何年か前に、願った場所に、僕たちは今立ってるのかな?

そして、10年後には、またその先の願った場所に立てているの?

そして、”現在地”を懐かしく振り返ったりするのかなぁ?

って。

10年後もどうか5人で

1番泣けた歌詞はここ。

「この歌が10年後の僕たちに届きますように」

なんかね、やっぱりSMAPを思い出してしまうのよ。

2016年の年末に、SMAPを失って、その次の年に嵐が活動停止を発表して、失意のどん底にいた私を助けてくれたのが、King & Princeだった。(失恋のショックから、新しい恋で立ち直れたみたいな)

若くて、仲良くて、フレッシュで、そんな彼らを見ていると、やっぱり今でも「SMAPの5人にもこんな頃があったんだよなー」とふと考えてしまう。

メンバー間で誕プレ交換しあってるのとか、SMAPも昔はメンバー同士で誕生日プレゼントあげてたよな、いつ頃からかあんまりやらなくなったんだよな、とか。

楽屋で5人でわちゃわちゃしている話とかも、SMAPも昔は5人一緒の楽屋だったけど、いつ頃からか楽屋が分かれるようになってきたんだよなぁとか。(でも、嵐は最後まで楽屋5人一緒だったよね)

SMAPとキンプリでは、最初6人でデビューして、デビュー早々これから!って言う時に、1人辞めちゃってるところも被るんだよな。

SMAPが解散するときに、ベストアルバムが出たんだけど、それはファンが投票で選んだ楽曲が収録されたの。メンバーの絆を表すような歌詞の楽曲ばかりで、本当に聞いてると「なんで?なんでこんなに思い合っていたのに?」と言う思いでいっぱいになりました。

ファン投票1位になった「STAY」は、「5,60年、それだけでいい」って歌詞があって、「それ、もう“この先一生“って意味じゃん!」って泣ける感じなんだけど、まぁその約束は果たされなかったわけで…。

もし、将来、キンプリの5人がお別れするようなことになったら… dream inを聞いて、あんなに同じ方向に向かって夢を追っていたのに…て号泣すると思うし、「僕らのGreat Journey」で楽しそうにする姿を見て、こんなに仲良かった頃もあったのに…て号泣すると思う。

そんな縁起でもないこと言うなよって思うかもしれないけど、まさかあのSMAPが…てなってから、すぐに嵐、そしてV6、TOKIO、もうどのグループが解散してもそれって当たり前なんだよね?と思えるようになってきた。

だって夫婦だって、何組かに1組は離婚してるって言うのに、たった2人でもそうなんだよ? 5人とか6人いるグループで、それぞれに家庭とか持ってそれぞれの人生があって、全く同じ方向だけ向いていくのってすごく難しいよねって、そりゃ思うよ。(大人ってそんなふうに諦観しちゃうんです…)

でもやっぱり今からそんな事は考えたくないし、キンプリの5人には最後までそんな風にはならないでほしい。5人一緒に同じ夢を見続けてほしい。

ファンもどこまでもついていくから。

とりあえず「10年後も」と言うことで、それは大丈夫でしょう!

そんなに早く解散したグループないしね。

20年以上になってくると、どのグループもいろいろあるみたいだけど、だからこそ彼らには「10年後」とか割と現実的なスパンで区切って目標を持って、やっていってもらいたいな。そして10年後に、また”そのまた10年後”の夢や目標を5人で考えて欲しい。

コメント

  1. さりー より:

    すごいいま振り返るとよく解説されてますね。
    再度、ドリームインを読み解きに来たのですが、、
    辛いです

    • ちゃちゃ より:

      私も本当に辛いです。
      ほんの数ヶ月前に、「10年後も一緒にいてほしい」と綴っていたのに、まさかこんなことになるとは…。
      でも、Dream inの歌詞、やっぱり夢と現実の間でもがいていた様子が伺えますよね。

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