コロナの影響で新作のドラマが放送できないので、2020年6月6日から放送の「大人の土ドラ」枠では、2017年に放送された「犯罪症候群」が放送されることになりました!
「犯罪症候群」は玉山鉄二さん主演で2017年4月期「大人の土ドラ」で全8話で放送されたドラマですが、ドラマ放送終了後すぐに WOWOW でシーズン2が放送されました!今回放送されるのはシーズン2です! 私はシーズン1は見ていたのですがシーズン2wowwowなので見られなかったので、新作を見るような気持ちで見られて楽しみです!
ただシーズン1の内容をかなり忘れてしまっているので、もう一度見返してこちらに簡潔にパパッとネタバレをまとめていきます!
目次
「犯罪症候群season1」の原作紹介
「犯罪症候群」の原作は、貫井徳郎の推理小説「症候群シリーズ」。
いくつかの作品が使われているので、章に分かれて構成されています。
誘拐症候群(1998年3月)←今回ココ!(シーズン1の1話から3話)
殺人症候群(2002年1月)
「犯罪症候群season1」1話~3話”小口誘拐事件”の相関図
「犯罪症候群season1」1話パパっとネタバレ!
身代金小口誘拐
小さい子供の誘拐事件が発生。被害者の父親は田村公平(甲本雅裕)。
身代金は500万円と少額。それが犯人の狙い。あえて払えそうな金額をふっかけ、お金を受け取ったら子供を無事に返す。
そうすれば警察に通報されないので事件は明るみに出ない。
たくさん件数をこなせばガッポガッポ儲かる。
実行犯は磯村咲子(ミムラ)
誘拐した子供を預かっているのは元保育士の咲子(ミムラ)。
しかし咲子は、子供を預かり、おもちゃで遊ばせアンケートを取るモニター調査のアルバイトだと騙されている。誘拐に加担しているとは知らない。
咲子を操っているのはジーニアスと言う男(要潤)。
咲子とはSNSのメッセージのやり取りだけ。
咲子は母親の介護で疲れており、ジーニアスに優しい言葉をかけられ、恋心を抱いている。
主人公・武藤隆(玉山鉄二)の妹が殺された
主人公の武藤は元刑事で今は探偵。刑事を辞めた理由は、1年前に妹のさゆりが殺されたから。
犯人はまだ中学生で法で裁けなかった。武藤は捕まった犯人をボコボコに殴り、その責任を取り辞表を出した。
犯人は自分の罪を認識し自殺したので、復讐はもうできないが、「いちどでも本気で人を殺そうとした人間に刑事を続ける資格は無い」というのが刑事を辞めた本当の理由。
鏑木護(谷原章介)は武藤の妹の恋人
鏑木(谷原章介)は、さゆりの恋人だった。武藤の元同僚の先輩。武藤の味方。
環(渡部篤郎)は武藤を操ろうとする
人事部の環(渡部篤郎)。武藤に「特命捜査」として、今回の小口誘拐の捜査を命じる。
武藤は「もう犯罪捜査はしない」と断るが、「未成年者が加担しているかもしれない」と言って、武藤の気持ちを煽る。
その他にも、武藤の娘の真梨子(桜田ひより)が武藤に反抗していることを把握しており、真梨子が家出したことで「私の言う通りにしてくれれば、娘さんの安全を保障する」と脅しをかけ、武藤を思いのままに操る。
武藤の娘・真梨子(桜田ひより)は反抗期
真梨子は刑事である父親を誇りに思っていたため、刑事を止めて探偵をしている(実態は不倫調査ばかり)の今の姿を軽蔑して反抗的な態度をとっている。
→ 1話ラストで行方不明になっているが、ただ家出していただけ。2話冒頭で所轄に補導され無事だったことですぐに解決している。
「犯罪症候群Season1」2話のパパっとネタバレ!
咲子(ミムラ)が誘拐に気づく
子供を連れてくる役割は、ジーニアスの部下の後藤(生島翔)と言う男がやっていた。後藤は子供の前でもガラが悪く、咲子は不信感を抱く。
咲子はテレビで誘拐事件があったことを知り、自分が預かっていた子供が誘拐の被害者ではないかと不安になる。調べていくうちに、田村(甲本雅裕)の子育てブログに写っているあきほちゃんの写真を見て、自分が面倒を見ていた子供だと気づく。
いてもたってもいられない咲子は、ブログのファンを装って田村にメッセージを送る。武藤の指示で、「娘は誘拐されて、まだ家に帰ってきていない」と嘘の情報を流すと、咲子はそれを見て愕然とする。
ジーニアスはネットでターゲットを選んでいた
ジーニアスはネットの中からターゲットとなる子供を選んでいた。
そもそも500万円は身代金にしては小額のようでも、やはり高額。払えない家庭があってもおかしくは無い。確実に警察に通報されない金額ではない。
実はジーニアスは、田村の子育てブログから田村が繰り上げ返済のために500万円を貯めている事を知っていた。ブログの写真1枚からも位置情報や、住所、本名、家族構成、学校、通学路など、いろいろな情報が漏れてしまう。
ジーニアスが咲子を切る
自分のやっているバイトに不信感を抱いていた咲子は(誘拐事件だと確信を持つ前)、ジーニアスにまたバイトを頼まれ「はい」と言う返事を返すのに少し間が空いた。たったそれだけで、ジーニアスは咲子の気持ちの変化に気づき、咲子を切った。
ジーニアスは連絡用のSNSのアカウントを削除し、姿をくらました。
武藤が咲子に接触
咲子は、ジーニアスの部下の後藤が競輪にはまっていたことを思い出し、毎日競輪場に通い後藤の姿を探す。そして数日後に後藤を発見!
そんな咲子を監視していた武藤が、後藤を追跡!(武藤は咲子が田村のブログに送ったメッセージから咲子の住所を割り出し、尾行・監視していた)
そして武藤が咲子に接触。「利用されていただけなら罪に問われない可能性がある」と咲子をかばいながら真実を話すように促すが、咲子は「なんのことだか、わかりません」としらばっくれた。
「犯罪症候群season1」3話パパっとネタバレ!
後藤が全て自供
後藤(生島翔)が咲子(ミムラ)に競輪場で見つかってしまうという失態を犯したため、ジーニアス(要潤)は誘拐計画を中止。しかしお金が欲しい後藤は単独で誘拐を実行しようとする。武藤(玉山鉄二)がそれを止め、後藤の気持ちを理解するふりをして巧みに話を引き出す。いつもジーニアスにバカ呼ばわりされていた後藤は鬱憤が溜まっていたため、自供してしまう。
ジーニアス(要潤)は部下の男・後藤(生島翔)の実の兄だった
実はジーニアスは後藤の実の兄。一流大学一流企業までは順調に進んでいたが、会社に入ると自己顕示欲の強さから全く社会に適応できず職を転々とした末に引きこもりに。
社会の頂点に立つのは自分だということを誇示するために、今回の誘拐事件を企てた。
ジーニアス逮捕・証拠の捏造
ジーニアスは逮捕される。咲子とやりとりしていたチャットがジーニアスのパソコンから復元されたことが証拠となり起訴される。しかしジーニアスは優秀なので、証拠を残すようなやり方を本当はしていなかった。環がジーニアスを起訴するために咲子から手に入れたチャットのやり取りをジーニアスのパソコンに入れ、証拠を捏造したのだった。
「犯罪症候群Season1」1話から3話の感想
ドラマが放送されたのは2017年なのでブログに載せた写真などから個人情報がダダ漏れになっていて危険!という考え方はかなり周知されてきていた頃だったと思うけど、この本が発売されたのは1998年と言うから、その頃からしたらこの犯罪ってかなり頭のいい犯人で、驚きの犯行テクニック!って感じだったんだろうなぁ。こういうのをドラマでやって世間に周知してくれるおかげで、一般人でも危機感持つようになるからとても意味のあるドラマだ!
咲子がジーニアスに心を奪われていったのもかなり納得できる。毎日母親の愚痴に耐えながら大変な介護をして、それでも全然報われなくて、吐き出す場所もなくて。そんな時に優しい言葉をかけてくれる人がいたら惚れちゃうよね。
顔が見えないからこそ、身近な人には言えないこともどんどん話せちゃうし、顔が見えないからこそ、どんどん自分の中で理想像を作り上げちゃう。
でも要潤さんだったら顔を出した方が、すぐさま落とせそうだけど♡(*´∀`*)
昔た榮倉奈々ちゃんが主演の「もう泣かないと決めた日」っていうドラマがあって、電話で優しくされたしてくれた人にちょっと恋心を抱くんだけど、それでいざ会ってみたら要潤なの!もうそりゃ好きになるよねって。
その頃私も会社で事務員してて、本社の顔も見たことない人と電話でしょっちゅうやり取りしてて優しくってさぁ。電話でかなり惚れちゃってて、実際やっと会える機会があって、「あれぇ~!?要潤じゃな~い( ゚Д゚)」って思ったよね(^^;
「死にたい」とか安易にネットでつぶやくと、そういう悪い輩がターゲットを物色するためのキーワードに引っかかっちゃうんだろうなぁと思うと、ネットで誰も見ていないからと言ってやばい言葉を使うのは危険だね。私も一応ブロガーなんで、身につまされるお話でした( ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
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