ドラマ「僕らは奇跡でできている」では、いろんな動物の行動学や豆知識が出てくるので、こちらに一覧にしてまとめていきたいと思います!
目次
- 1 【1話】パンダはどうして弱いのに生き延びることができたのか?
- 2 【1話】熊の嗅覚がすごい!遠くからでも人工的な匂いを嗅ぎつける!
- 3 【1話】どうしてシマウマの縞模様はあんなに綺麗なのか?
- 4 【1話】イソップ物語の「うさぎとカメ」の競争で、どうしてカメは寝ているうさぎに声をかけなかったのか?
- 5 【2話】うさぎの鳴き声
- 6 【2話】虹という漢字はなぜ虫ヘンなの?
- 7 【2話】なぜリスは人間の作った道を渡らない?
- 8 【3話】トラの檻にヤギの匂いを残すとトラの本能が目覚める
- 9 【3話】ボスはオスだが、裏で仕切っているのメス!人間と一緒!
- 10 【3話】赤ちゃんがおっぱいをねだるときの仕草や、人間のキスの起源はチンパンジーのリップスマッキング
- 11 【3話】サルは暇すぎると自分で自分の毛をむしってハゲる
- 12 【4話】強いのに絶滅したもの、地味なのに1000年生き残っているこんにゃく
- 13 【4話】こんにゃくの歴史
- 14 【4話】すき焼きの肉の隣にしらたきを入れると、肉が固くなるのは嘘!
- 15 【4話】リスがどんな橋を好んで渡るのか調査
- 16 【5話】働きアリは繁殖行動をしなくても生き残れる方法を発見した
- 17 【5話】カメの甲羅の年輪で、カメの年齢がわかる
- 18 「僕らは奇跡でできている」見逃し配信動画はFODで見られます
【1話】パンダはどうして弱いのに生き延びることができたのか?
うさぎとかめの解釈は?ドラマ「僕らは奇跡でできている」1話のあらすじパパっとネタバレと感想!
こちらは1話の序盤で一輝が学生たちに楽しそうに講義をしている時の話。学生たちは全然興味を示していないという描写がされていたが、私だったらこんな大学の講義が受けられたらすごく楽しくて真面目に聞いちゃう!
生き残れるかどうかは戦いの勝ち負けで決まるのか?
しかし、氷期にはマンモスなどの強い動物も絶滅している。
そんな中、ジャイアントパンダは氷期を息抜いた。
繁殖能力が低いという、生物としての致命的なデメリットがあるというのに!
熊科のジャイアントパンダはもともと肉食だったが、他の動物たちと餌を取り合っても負けるので高地に移動した。
そこにたまたま生えていた竹を食べることにした。
竹は氷期が来ても枯れなかったため、エサに困らなかった。(最強の動物、恐竜が絶滅した理由には、氷河期でエサがなくなってしまったからという説がある)
しかし元々肉食だったパンダの腸は、竹をうまく消化できず十分な栄養も取れない。
そこでパンダは、あまり動かないようにした。(だからあんなにぐうたらしているのか!)
動きが遅ければそれだけ肉食動物に襲われる危険性が高くなりそうだが、高地にはそもそも生き物が少なく、襲われる心配がなかった。
つまり、戦いに勝った者が生き残ったわけではなく、パンダが生き残れたのは自分の弱さを受け入れ、自分だけのオリジナルな生き残り方法を見出したことが勝因だった!
【1話】熊の嗅覚がすごい!遠くからでも人工的な匂いを嗅ぎつける!
こちらは初めて一輝が水本育美(榮倉奈々)の歯医者さんに行って、治療前に話が止まらなくなってしまった時の話。
一輝(高橋一生)と教授(小林薫)岐阜でシカの眠れを調査したことがあって、森にカメラをつけたことがある。そしたら、 熊が出た!
原因は一輝が歯を磨いたせいだった。
歯磨き粉の人工的な臭いを、数百メートル先にいた熊が嗅ぎつけてやってきたのだ。
森に入るときは、人工的な臭いを封印するように注意しよう…。
【1話】どうしてシマウマの縞模様はあんなに綺麗なのか?
これ、すごい気になった!
こちらは一輝が学生たちに出した宿題の議題。
今まで全くやる気のなかった生徒たちだったけど、グループになってこの謎を「自分の頭で考えて発表する」という宿題を与えられ、いつもの授業とは全く違うアクティブラーニングの授業になったと思います。
生徒たちの発表した意見がとても面白かったのでこちらにまとめておきます。
しまうまのしまは虫除けの効果説
寄生虫などから身を守る虫除けの効果。
蚊やアブなどの血を吸う虫たちが、白が好きな虫と黒が好きな虫に分かれていたと仮定する。
もし黒好きな虫と白好きな虫が天敵同士だったら、わざわざ敵と隣り合って血を吸うというリスクを冒すことは考えにくく、しまうまに寄り付かなくなるのでは?
体温調節の効果説
光を吸収する黒と反射する白で体温調節をしている。
例えば暑すぎる時は白の毛を立てて面積を増やして涼しくする。逆に寒い時は黒の毛を立てて熱を吸収する。
体温管理は動物の本能。
目くらまし効果説
白黒の模様で群れて動くと、ライオンがハイエナの目がチカチカしてシマウマが何頭いるのか分からなくなってしまう。
弱いしまうまも紛れることができる。
弱いものの知恵。
私は普通にこれだと思っていました。
元々シマウマが縞模様していることを疑問に思うのは、「草食動物なのにどうして敵に見つかりやすいあんな派手な模様しているのか?」というところから生まれる疑問ですよね。
それは小さい頃私も思っていて、豹やチーターなどもどうしてあんな目立つ水玉模様しているんだろうか?と思っていました。
しかし豹やチーターの斑点は、草原にいるとチカチカとした木漏れ日の模様に見えて景色に紛れるのだそうです。
だからシマウマも派手なように見えて、あれで結構景色に紛れるための模様なのかなあなんて勝手に思っていました。
ユニフォーム説
シマウマは横に目がついていて横の視界が広いから、一瞬で仲間と敵を判断する。
白黒の縞は「チームシマウマ」のユニフォーム。
シマウマの種類によっても微妙に模様が違う。
仲間同士を見分けるのに役立つ。
特に逃げる時に役立つ。
ものすごく視野が狭い前を見て逃げるけれど、お尻の模様を見て仲間についていくことができる。
どの意見も言われるとなんかそんなような気がしてきますね。
しかし、授業の終わりに結局正解は一輝にも「分からない」ということで、答えが出ないまま終わってしまいました。嘘でしょ!?
気になりすぎたので私も調べてみました。
すると生徒たちが言っていた虫除け説、目くらまし効果説、体温調整説、ユニフォーム説などは全て既にネットに出ている情報でした。
そりゃそうですよね…。一輝は「自分の頭で考えてください」と言ってはいましたが、宿題を出されて「一週間後の講義で発表」と言われたら、今の若い子なら必ずネットで調べるだろうなと思いました。
正解としては、シマウマの縞模様の謎は、科学的に「これ!」とまだ解明されていないそうです。
ですので上記のような説がいくつも存在していますが、どれが本当の理由なのかはまだわかっていないそうなのです。
ですが、データによると虫除け効果雪が一番理論的に正解に近いのでは(他の単色の馬よりもシマウマは虫に刺されていないというデータ結果がある)と言われているそうです。
【1話】イソップ物語の「うさぎとカメ」の競争で、どうしてカメは寝ているうさぎに声をかけなかったのか?
そして、これが1話の一番メインとなった動物理論!
イソップ物語の「ウサギとカメ」で油断して寝ているうさぎをカメが追い越して勝利したという話。
どうしてカメは寝ているうさぎに声をかけなかったのか?倒れているかもしれないのに!!
確かに言われてみればそうですよね。
このお話ではうさぎは悪者、カメは努力家でいい動物という例えで描かれていますが、倒れているかもしれないウサギを何も心配せずに先に行ってしまうなんて、まるでカメの性格が悪いようにも思えますね。
こんなこと普通だったら絶対思いつかない疑問なんですが、そういった疑問を持つ一輝って話していたらとても面白そうだな~と思います。
この疑問に対する一輝なりの答えは、一話のラストの一輝が育美の歯医者さんに行ったシーンで語られます。
一輝「先生はうさぎっぽいですね」
育美は若くして院長だし、美人で頭も良くお金も持っている。確かにどう見ても能力があり、器用に人生を歩んできたうさぎタイプに見えますよね。
それに対して育美は反論。
育美「こう見えて、意外と努力型?器用じゃないけどコツコツ頑張るタイプで、どっちかって言うとカメですね」
一輝「コツコツ頑張るのがカメなんですか?」
育美「そうじゃないんですか?」(←ふつうはみんなそう思っている)
一輝「物語の解釈は自由ですから」
一輝の中のカメの解釈は…
「カメは全然頑張っていません。競争にも勝ち負けにも興味がないんです。カメはただ、道を前に進むこと自体が楽しいんです。
想像してみてください。地面を這いつくばって、カメにしか見えない地面から2センチの世界。その素晴らしい世界を楽しむだけに、カメはただ前に進むんです。
カメの世界に、もはやウサギの存在はなく、寝ているうさぎに声をかけなかったのもそのためです」
「うさぎはどういう解釈か?」と育美が尋ねると、
「ウサギはカメを見下すために走るんです。自分がすごいと証明するために」
これには育美は「がーん!!」となります。
実は育美は直前に彼氏に「お前俺のこと見下してんだろ?」とふられてしまっていたのです。
これはきついですね。
でも彼氏は確かに自分よりも高給取りの育美に対して卑屈になっていたけれど、一輝が悪意を持って育美に対して「先生はうさぎっぽい」と言ったとは思えないんですよね。
そもそも一輝の口から「ウサギはカメを見下すために走っている」という解釈が語られたことにも私の中では違和感がありました。
一輝は「先生はうさぎっぽい」という時に、何か壁の方をじっと見つめて言って気づいたように言ったんですよね。壁の方向に何かがあったのかなと思って注意して見てみましたが、特に何もありませんでした。モニターみたいなのと壁とすりガラスがあるだけ。
でも一輝が何かを見ていたこのシーンには、絶対に意味があるはずですよね。一体何に気付いたんだろう??
そこがめっちゃ気になる…。
【2話】うさぎの鳴き声
「僕らは奇跡でできている」2話のあらすじパパっとネタバレ感想と考察!一輝(高橋一生)が小さい頃大嫌いだった自分を好きになれた理由
うさぎの鳴き声って聞いたことないですよね?
でも、実はうさぎも泣きます。
人間のような声帯はないが、鼻を鳴らしたり食道を狭めたりして音を出す。それを鳴き声と呼んでいる。
嬉しい時は「ブーブーブーブー」
怒ってる時は「ぶぶっぶぶっ」
同じように聞こえるが、一輝曰く「全然違います!」とのこと。
ちなみにあまり泣かない動物の代表、キリンの鳴き声って知っていますか?
「モォ~」とまるで牛みたいに鳴くんですよ!
【2話】虹という漢字はなぜ虫ヘンなの?
虹ってすごくきれいなものなのに、なぜ虫へん?
それ、気づかなかった!確かに無視と全然関係なさそうなのに。
虹一くん(子役ちゃん)は、
「虫が渡った橋だからじゃない?」
という予想。
超メルヘンでかわいい発想だなぁ。
一説によると、昔の人は虹を空にかかる蛇に見立てていたというものがあります。
- 虫→蛇
- 工→つらぬく
で空に大きな蛇が貫くように渡っている様子。
ここでの蛇は竜のような存在のことで、ドラゴンボールの神龍的なイメージと思われます。
【2話】なぜリスは人間の作った道を渡らない?
人間の作った道の両側にエサのある木があるが、片方はリスが食べた跡があるが、もう片方にはない。
片側にしかリスが生息していないということ。
リスは気をつたって移動する習性があるから、人間が道を作ったせいで木が分断されて向こう側に渡れないのではないか?
一輝と虹一くんは木と木に橋を架けてあげたら、リスが反対側に渡れるのではないか?と考えます。
でも、橋を架けたからといって、渡るか渡らないかはリスの自由って一輝の考え方はとっても好きだなぁ。
「僕らは奇跡でできている」2話のあらすじパパっとネタバレ感想と考察!一輝(高橋一生)が小さい頃大嫌いだった自分を好きになれた理由
その結果は、3話以降で描かれるのかな!?
3話で一輝が「今準備中」と言っていたので、これはのちに描かれるはずです!
【3話】トラの檻にヤギの匂いを残すとトラの本能が目覚める
女子大生・矢作穂香が一輝(高橋一生)を好きになった!「僕らは奇跡でできている」3話のテーマは「自分らしく生き生きと生きる」あらすじパパっとネタバレ感想と考察
ある動物園では、トラの檻に休園日にだけトラを別の場所に移し、そこにヤギを入れる。
翌日トラを戻すと、自分の縄張りだと思っていた場所にヤギのおしっこの臭い=別の存在に気付き、探そうとする。
この「探索行動」と呼ばれるものは、生きていく上でとても重要なこと。
動物園の動物は栄養状態もよく、天敵もおらず、病気にも獣医が対応してくれるため、野生の動物の2倍から3倍も生きるものもいる。
しかしただ長生きすればいいということではなく、動物本来の感覚を使って生活に活気を出していくことはとても大切なこと。
ただ命を長らえるだけ(エサを食べ安全に眠る)ならば、動物園はとても理想的な環境と言える。
しかし、野生の本能を刺激したほうが動物たちは生き生きする。
人間も同じで、ただ生きていくために「やらなければいけないこと」をこなしていくだけの人生はつまらない。
「豊かな暮らしとは何か?豊かさとは何か?」
これが、3話のテーマともなっていた。
女子大生・矢作穂香が一輝(高橋一生)を好きになった!「僕らは奇跡でできている」3話のテーマは「自分らしく生き生きと生きる」あらすじパパっとネタバレ感想と考察
【3話】どの派閥につくのが一番自分にとって利益になるかをいつもピリピリとアンテナを張り巡らしているサル山のボスザル事情は、人間社会の縮図!
動物園のサル山って、ずっと見ていても飽きないですよね。
人間社会の縮図みたいで。
3話では、猿山のボスが7年ぶりに交代するかも!?と聞きつけた一輝(高橋一生)が、サル山について詳しく解説してくれました。
猿山のボスは、一番上にいるわけではない。群れ全体が見渡せる場所にいる。
まず、これ意外。一番高いところにいて、メスザルはべらせてふんぞり返っているのがボスだと思っていた。
ボスは強くて威張っているだけではなくて、みんなから尊敬されなければボスとして認められない。
ここのサル山のボスの金之助の前を通る猿はいなかったが、最近では一休というサルが平気で金之助の前を横切るようになった。
それを見た他の猿達は、もうすぐ一休がボスになるのではないかと考え、金之助に挨拶をしなくなってきた。
猿たちは他の猿の動きをよく観察し、それによって変わる自分の立場をいつも気にしているのだ。まるで人間社会のよう!
【3話】ボスはオスだが、裏で仕切っているのメス!人間と一緒!
ボスになるのはオスだが、影で仕切っているのはメス。
これも人間と一緒!
ゴリラも分かりやすくメスが主導権を握っている。
気になるメスがいると、オスがメスに一歩ずつさりげなく近づいていく。
メスを怖がらせないようにやさしい感じで近づく。
もしメスに睨まれたら、その辺の葉っぱは食べてごまかす。
徐々に近づいていって脈ありかどうかを探ったり、脈がなさそうだと分かったら「別にやましいこと考えてなかったですよー」とごまかしたりするところなんか人間そっくり!(笑)
メスが逃げずにそばにいてくれたら、触ってもいいよっていうことなので、オスはメスの毛づくろいをする。一本一本丁寧に。
メスがお返しにオスの毛づくろいをしてくれたらカップル成立!
確かによくさりげなくメスに近づいていって、「シャーッ!」って威嚇されて逃げていく情けない姿、動物園でよく見るかも(笑)
【3話】赤ちゃんがおっぱいをねだるときの仕草や、人間のキスの起源はチンパンジーのリップスマッキング
「チュッチュ」と口をとがらせるこの仕草は、チンパンジーのリップスマッキング。
口は噛みついたりして凶器にもなるが、それを「しないよ!」というアピールになる。
つまり愛情表現の一つ。
赤ちゃんがおっぱいをねだる時の口の形であり、人間のキスの起源でもある。
シャイなゴリラとは違ってチンパンジーは表情が豊か。
【3話】サルは暇すぎると自分で自分の毛をむしってハゲる
動物園のハゲた猿を治すために、一輝は一日二回の餌を4回にしようと提案した。
エサが2回しかないと、何もすることがなくて暇だから、自分の毛を抜いてハゲになってしまう猿がいたりする。
でも4回に分けて与えると、一日中食べてることになって野生の猿に近い状態になる。
食欲とか本能がずっと刺激されて、猿たちが生き生きしてくる。
これ、犬を飼ったことがある人ならわかるかもしれないけど、犬は退屈すぎてストレスすると自分で自分の足を舐めまくったり噛んだりして、足から血が出るほどやってしまうことがある。
こういう時はたくさん遊んであげたり散歩に長めに連れて行ってあげたり、窓から外が見えるようにして刺激を与えてあげたりなどの工夫が必要となる。
【4話】強いのに絶滅したもの、地味なのに1000年生き残っているこんにゃく
なぜ一輝(高橋一生)は新庄くん(西畑大吾)に「こんにゃくを作らない」と言ったのか?「僕らは奇跡でできている」4話あらすじパパっとネタバレ、考察感想
ヘラジカは角が大きければ大きいほどメスにモテる。
本当は角が邪魔で、森を走るときに木に角が引っかかり、そのまま転んでしまうこともある。
場合によってはそのまま肉食動物に襲われてしまうこともある。
サーベルタイガーの一種であるスミロドン。
立派な犬歯にがっしりとした筋肉質の前足。
大型動物のマンモスさえも獲物として襲っていた強者だったが、結局絶滅してしまった。
その理由は、前足に比べて後ろ足が短く走るのが遅かったから。
だから、ゆっくりとした動きの大型動物しか狙えなかった。
環境の変化で大型動物が減少した時、他の獲物を狙おうとしても、動きの素早い他の肉食動物に先を越されてしまい、絶滅してしまった。
このように強くても絶滅した動物もいるが、こんにゃくは地味な存在なのに奈良時代からずっと生き残っている。4話のテーマはこんにゃくでした。
【4話】こんにゃくの歴史
4話は動物ではなくて、まさかのこんにゃく回でした!
こんにゃくについてこんなにも詳しく学んだのは初めてだったので、こちらにこんにゃくの歴史についてまとめます。
こんにゃくには黒いこんにゃくと白いこんにゃくがある。
黒いこんにゃく→こんにゃく芋から作られている。
白いこんにゃく→工場で生成された粉から作られている。(こっちのほうが断然楽!)
でも最近は、粉から作ったこんにゃくに海藻を入れて黒っぽくしているものもある。
4話では、大学の生徒の新庄くん(西畑大吾)の実家がこんにゃく芋から作るこんにゃく屋だったことから、こんにゃく芋の歴史について詳しく語られていました。
こんにゃくは、こんにゃく芋からできている。その芋は3年もかけて育てる。種芋を植えぱなしではなくて、土の中で凍らないように秋には種芋を掘り起こして、ひとつひとつ新聞紙に包んで13°以下にならないように倉庫で保管する。
水はけや日当たり、少し葉っぱに傷がついただけでも育たない。
運が良くなければ育たないので”運玉”と呼ばれていた。
それを繰り返して行って、大きくなったその芋には、シュウ酸カルシウムという強烈なえぐみが含まれているので、生はもちろん、煮ても焼いても食べられない。イノシシだって食べない。
しかし石灰を混ぜることで、えぐみが取り除かれ、こんにゃくが出来上がる。
「一体誰がなぜ石灰を混ぜようと考えたんだろう?」(一輝の疑問)
私もそれ思った!
ウニだって、普通に考えたらあんなトゲトゲで食べられないのに、一体だれが何で割ってみようと思ったんだろう?そして割ってみたらあんなに黄色くてドロドロして、内臓みたいな見た目のグロいものが出てきたら、「やっぱり食べられない」ってなるはずなのに、なんでそれを食べてみようと思ったんだろう!?
でもその人間の好奇心があったからこそ、ウニがあんなに美味しいってわかったんだし、高級食材として経済にも発展した。
最初にそれをやってみた昔の人ってすごい!
試しに食べてみるって、失敗したらもしかしたら死ぬかもしれないのに、それを上回る好奇心。
きっと一輝みたいな人が、昔にも存在したのだろう。
こんにゃくは奈良時代からすでに食べられている。すごい発明である!
【4話】すき焼きの肉の隣にしらたきを入れると、肉が固くなるのは嘘!
この豆知識、私も聞いたことありましたが、なんとガセらしいです!
なぜそんなガセネタが出回ったかどうかも、なんならドラマで語ってほしかった…。
この説が嘘だということを、日本こんにゃく協会が公式に発表したらしいです。
この風評はかなり昔から広まっていたということで、なぜこのガセネタが広まったかというのは謎ですが、
こんにゃくが水酸化カルシウム等の凝固剤で固められた食品であることから、含まれるカルシウムの成分が肉を硬くすると考えられた
引用:http://news.livedoor.com/article/detail/12742752/
という説が有力です。
【4話】リスがどんな橋を好んで渡るのか調査
2話で話題となっていたリスが道を渡るための橋を架けてあげよう作戦!
一輝は着々と準備を進めています。
それぞれの橋の向こうに餌が置いてあり、橋はひとつひとつ形状が違う。
リスがどのエサを運んでいったかで、どの橋を好んだかが分かるようになっている。
5話では実験の結果、ヤシマットで作った橋の餌が一番運ばれていたことがわかった。
【5話】働きアリは繁殖行動をしなくても生き残れる方法を発見した
昔生物は、繁殖に有利な個体だけが生き残れると考えられていた時代があった。
その時代、”働きアリ”という存在は大きな謎だった。
女王アリとその娘の働きアリ。(そう、働きアリはみんな女王アリの娘なんですよ!それ知らなかった!)
働きアリは全員メス。それなのに卵を産まない。
繁殖行動しないのに、なぜ働きアリという存在はなくならなかったのか?
実は自分で卵を産むよりも、より多くの遺伝子を残す方法を知っていたのだ。
働きアリたちは同じ女王の卵から生まれるので、姉妹ということになる。自分が持っている種が、別の個体とどのくらい合致しているかというのを”血縁度”と言うが、働きアリがもし自分で卵を産んだ場合、その子供との血縁度は0.5になる。
一方姉妹たちとの血縁度は0.75。
自分で卵を産むよりも、妹を育て、より高い血縁度で遺伝子を残していくというのが働きアリの選択だったのだ。
繁殖行動しなくても後世に遺伝子をつないでいくという自分たちの”願い”を叶えている。
う~ん、今日の話はけっこう難しかった。
アリが大好きな沼袋先生(アンジャッシュ児嶋)も授業をこっそり聞いて「グッジョブ!!」と言っていました。
血縁度についての説明は一輝の授業ではもっと続くようでしたが、ドラマ内ではカットでしたね。
ちょっと興味があったので調べてみようと思いましたが、難しそうなので理解できずに断念しました。
こちらのサイトに図解つきで説明が載っていますので、興味のある方はどうぞ。
【5話】カメの甲羅の年輪で、カメの年齢がわかる
カメの甲羅に刻まれた年輪で、そのカメが何回冬を越したのかがわかる。
つまり、何歳なのかおよその年齢がわかる。
「僕らは奇跡でできている」見逃し配信動画はFODで見られます
「僕キセ」はカンテレの制作なので、FODでも月額料金以外に1話ごとに料金がかかります(1話300ポイント。最大1月に1300ポイントもらえるので、4話分は実質無料で見られるということです)
- 月額料金:888円(税抜き)
- 初回登録なら1か月間(例えば今月7日に登録したら、翌月6日まで)無料(1ヶ月以内に解約すればお金はかかりません)
- amazon pay対応(amazonアカウントにサインインするだけで登録と支払いが完了するので住所や名前、クレジットカード情報などの入力不要でらくちん)
- 人気雑誌の最新号が追加料金なしで見れる。(専用アプリやブラウザから)
- 電子書籍を購入すると、購入ポイントの20%がポイントとして還元される
- 無料で読める漫画もある(毎月更新)
- 8のつく日にログインして「ポイントゲット」のボタンを押すと、400ポイントもらえる。(忘れずに、8日、18日、28日全部ボタンを押せば、1200ポイントもらえるので、有料漫画を買ったり見放題作品じゃない動画を見たりできる)
- 何もしなくても毎月100ポイントもらえる
他にも小栗旬さんと石原さとみさんの「リッチマン、プアウーマン」や石原さとみさんと山Pの「5→9私に恋したお坊さん」、山Pの「コードブルー」シリーズなど、何度でも見たい名作も見放題作品なので、月額料金だけで見られます。