吉高由里子主演ドラマ「正義のセ」!
安田顕さん、「ハケンの品格」の一ツ木さんみたい~!
広瀬アリスと吉高由里子が姉妹役って無理ない~??年齢も広瀬アリスのほうが姉に見えるし、顔の系統もめっちゃ薄顔とめっちゃハーフ顔!!
吉高由里子主演ドラマ「正義のセ」1話のあらすじネタバレ感想を書いていきます!
衣装についてもチェックしていきます!
「正義のセ」1話のあらすじネタバレ
竹村凜々子(吉高由里子)は横浜地検港南支部に配属された2年目の検事。
豆腐屋生まれのちゃきちゃきの江戸っ子で、正義感が強く熱いハートを持つが喜怒哀楽が激しいのが玉に瑕。
相原勉(安田顕)は凛々子の担当事務官。冷静沈着なできる男だが、凜々子のあまりの破天荒ぶりについつい小姑のように小言を言ってしまう。なんかこの安田顕さん、「ハケンの品格」の一ツ木さんを思い出すーーー!!
石黒賢と浅利陽介、嘘をついているのはどっち?
第1話の事件は、パワハラ事件。
被害者は、建設会社に勤める向井俊哉(浅利陽介)。会社の上司・恩田(石黒賢)からパワハラを受けて受けたと言う。
調書によると、向井は恩田から前々からパワハラを執拗に受けており、その日は居酒屋で同僚の田中(六角慎司)と一緒に3人で飲んでいた。恩田は向井に厳しく説教をし、グラスを投げつけてきた。それが頭に当たって向井は怪我をした。
さらに、向井が店を出ると、恩田と田中が追いかけてきて人のいない路地裏に向井を連れて行き、恩田は殴る蹴るの暴行のすえ、向井を階段から突き落としたと言う。かなり急な階段で転げ落ちた向井は全治2ヶ月の大怪我を負った。
しかし恩田は「事実無根」と一切を否定している。
どちらが嘘をついているのか、この時点では全くわからない。
石黒賢も浅利陽介もどっちも善人役も悪人役もやる俳優さん。どっちが嘘をついていてもおかしくない。
それでは二人の証言を聞いてみましょう…。
加害者・恩田(石黒賢)の証言
早速凜々子は、恩田から話を聞くことに。
恩田はとても穏やかで善人そうな雰囲気の男で、とても暴力を振るうようには見えなかった。
恩田が言うには、元々向井は恩田に対して反抗的な態度ばかりを取っており、その夜恩田が居酒屋で仕事のことで少し注意をしたら、向井は逆ギレをして殴りかかろうとしてきた。
そして怒ってぷいっと店を出て行ってしまった。恩田と田中は追いかけようとしたが、向井の姿はもう見えなかったので、そのまま二人で駅に向かったと言う。
単純で人を信じやすい凜々子は、恩田の人柄の良さに、とても調書に書かれているようなパワハラ上司には見えないと心を許してしまう。
被害者・向井(浅利陽介)の証言
続いて入院中の向井に話を聞きに行く。
パワハラのきっかけになったのは、恩田がなぜか突然発注先を変えたことから始まったのだと言う。実績やコストから考えて発注先にふさわしくない、他にもっとふさわしいところがあると強く主張した向井だったが、恩田は椅子を投げ倒して「俺に歯向かうのか!」とキレたという。
そこから恩田の執拗なパワハラが始まった。しかし恩田はパワハラをするのは向井にだけで、他の同僚たちには理想の上司という感じ。告発しても誰も信じてくれないのではないかという思いから、なかなか会社に話すことができなかった。
そして居酒屋での出来事。
調書に書かれていたように、恩田が説教の末グラスを投げつけてきて、向井は頭を切る怪我をする。
「もう我慢できません!告発します!」と言って、向井は店を出る。その言葉に焦った恩田は田中を連れて向井を追いかけてきて、路地裏に連れて行き「告発するなんてふざけるな!」と殴る蹴るの暴行を加えた。そして殴った拍子に向井を階段から突き落としてしまったのだ。
田中はやんわりと「もうその辺で」と恩田を止めたり、向井が階段から転落した時に「大丈夫か!?」と心配して追いかけようとする素振りは見せていたが、恩田に止められしぶしぶ従っていた様子。
その話を聞いて、「ひどすぎる!許せない!」とすっかり向井の話を信じ込んだ凜々子。
凜々子、人はいいんだろうけど、ただ話を聞いて何の証拠もなしに信じるだけじゃそこらへんの身の上話を聞いている人と同じ。検事のする行動ではないね。キムタクの久留生公平だったら証拠集めに走り回るぞ!!
凜々子が証拠探しに走り回る
ってことで、凜々子もこの事件についてみっちり調べようとするのだが、他にも抱えている仕事は山積み。
相原に「他の事件を先に」と言われるが、凜々子はどうしてもこの事件を調べたい。そして同僚で先輩検事の大塚(三浦翔平)、徳永(塚地武雅)にも協力を頼み、自分は相原を引き連れて街に証言者を探しに出る。
しかしなかなか目撃者を見つからず。そこで目をつけたのが、居酒屋の前に客待ちで待機していたタクシーのドライブレコーダー。タクシー会社を駆けずり回り、やっと映像を見つけた!
そこには確かに一人で痛そうに傷を抑えながら出てくる向井。それを追いかけてきて無理やり連れていく恩田と田中の様子が映っていた…!!
これで恩田が嘘をついていたことの証拠になる!!やはりパワハラは本当だったのだ!
恩田(石黒賢)と田中(六角慎司)は詐欺の共犯者だった
さて、恩田を追い詰める前に凜々子に大塚(三浦翔平)が助言したことがある。それは凜々子も気になって引っかかっていたこと。
田中は恩田が向井に暴行を加えた現場を目撃しているのに、それを黙っているのはなぜ??いくら上司の恩田の命令が絶対とは言え、犯人隠避罪になってしまうのに、そこまで口裏を合わせるのは何かおかしいのではないか?大塚もそのことから恩田と田中の関係性を怪しむのが筋と凜々子に助言したのだ。
恩田が突然発注先を変えたのは、その会社に水増し請求をしてキックバックを受け取るためだった。田中も恩田の指示でその件に関わっていた。そして恩田の妻の口座に1千万円、田中の妻の口座に300万円の振り込みがあったという証拠も凜々子たちはキッチリ掴んでいた。
これはれっきとした会社に対する詐欺行為である!!
この大きな罪を隠すために、田中は恩田のパワハラの件に対して口をつぐんでいたのだ。
そして、恩田はいつか向井がこの件に気づくのではないかと恐れて、恩田にパワハラを繰り返し会社から追い出そうとしていたのだった!
「正義のセ」1話の感想
まぁ、分かりやすくてよくあるテーマな感じのドラマだなあってのが最初の感想。吉高由里子のキャラはタラレバの時と同じで、元気でパワフルで熱血で口が悪くてちょっと抜けてて。コメディは安定感あるし、安田顕さんとの掛け合いもこれからどんどん面白くなってくるだろうという期待が持てる。軽く見られていかにも水22って感じでいいのかも。前クールの「anone」は水22らしくなく暗いトーンだったよね。私はあれはあれで好きだったけど、やっぱり「タラレバ」とか「家売る女」とか「校閲ガール」の雰囲気が水22には合ってる!
ただ、雰囲気は明るいけど、テンポはそんなに良くなかったと思う。せっかく石黒賢と浅利陽介を使ったのだから、最初にどっちが嘘をついているんだろう??と視聴者に思わせたまま最後まで引っ張ってもよかったのではないかと思う。
石黒賢が穏やかな顔で凜々子と話した後に、すぐに外に出てニヤリと不敵な笑みを浮かべたところで石黒賢が悪者なんだとすぐにわかってしまった。回想シーンからも恩田が向井に暴力を加えていたと言う真実が分かってしまった。
ここをもうちょっと複雑にしてさ…。
二人が語る回想シーンを、恩田が悪者バージョンと向井が悪者バージョンと両方視聴者に二転三転四転くらいして見せて混乱させたらもっと面白かったのになと思った。
だって浅利陽介は演技派だし、超おどおどした超善人好青年役も、ガラッと豹変するサイコパス役もできるもんね。あんなに凜々子を同情して信用させておいて、最後に「実は全部嘘でした~!善人の恩田をはめていたのは向井でした」って言うどんでん返しがあるのかなあと思って見ていたら、もっとハラハラワクワクできたのかなと。
最初から最後まで悪そうな人が悪くて、良さそうな人がいい人で終わるって、なんかつまんないじゃん。
最後に浅利陽介夫婦がニヤっとしてくれたら面白かったなぁ~(まだ言ってる…)
でもこのドラマは事件自体を楽しむよりも、登場人物たちの掛け合いとか凜々子の元気の良さや正義感を見て楽しむコメディなのかなと思えばそれでいいのかもね。でももうちょっと私は事件に深みがある話の方が好きかな!