すっかり佃製作所が蚊帳の外のまま話は進む…。勧善懲悪なところが面白いドラマなのに、帝国重工の的場(神田正輝)も悪だし、重田(古舘伊知郎)や伊丹(尾上菊之助)も悪。
一体どっちを応援したらいいのかわからないままストーリーは進んでいく…。
ドラマ「下町ロケット2」8話のあらすじパパっとネタバレ感想を書いていきます。
目次
「下町ロケット2」8話のあらすじが10秒でわかるパパッとネタバレ
- 的場(神田正輝)が重田工業を倒産させたことが週刊誌に載り、帝国重工の評判がた落ち。
- 的場の立場が悪くなり、藤間社長(杉良太郎)の権力が返り咲く!→ロケット打ち上げ再会が決まる。
- イベントでダーウィンとアルファ1の走行デモンストレーションが行われる。
- アルファ1はカカシをなぎ倒してしまい、大失態!
7話のあらすじネタバレはこちら。
下町トラクター完成!「下町ロケット2」7話のあらすじパパっとネタバレ感想
9話のあらすじネタバレはこちら。
航平(阿部寛)と利菜(土屋太鳳)のバルブ対決「下町ロケット2」9話のあらすじパパっとネタバレ感想
的場(神田正輝)大ピンチ!
突然のテレビでの 「ダーウィン」発表で、全ての事情を知った航平(阿部寛)たち。 航平達が仁義を切った時にはすでにヤマタニはダーウィンプロジェクトに参加し佃製作所を裏切っていたという事実も知ってしまいガーン!!Σ( ̄ロ ̄lll)。
そして、やっぱりやり手広報担当のモロさんが攻撃を畳みかける!
帝国重工という大手企業に立ち向かう下町の中小企業が集まった「下町トラクター」。
弱いものを応援したくなると言う庶民の気持ちをガッツリとつかむ宣伝方法に加え、的場が過去に重田工業を倒産させた経緯を週刊誌に暴露記事を書かせて、さらに世間の帝国重工へのバッシングは強まってしまう。
的場は順当に行けば次期社長は間違いないというところまで来ていたが、このことで藤間社長(杉良太郎)が社長続投することになった。
的場が落ちていくのは見ていてスカッとするんだけど、 重田工業とギアゴーストが野木(森崎博之)から盗んだ技術を使って成功するのはなんか面白くない。
一体どっちを応援すればいいのやら…?
航平(阿部寛)と利菜(土屋太鳳)の親子対決
藤間社長が続投するということで、ロケット打ち上げが再開されることが決まった。
新型エンジンに使うバルブの内製化は帝国重工がずっと夢見ていること。 しかし佃製作所も、帝国重工に負けないくらいいいものを作れば佃製のバルブが使ってもらえるかもしれないという望みをつなげ開発を頑張る。
帝国重工側では、航平の娘のりな(土屋太鳳)がバルブの開発に携わっているので、ガッチガチの親子で競合ということになる。
ま、でもこちらの戦いはそんなに重要視しなくてもいいだろう。
お互いに精一杯の努力をして高め合っていける親子素敵じゃないか。
イベントで対決!
農業関係者が集まる超大規模なイベントが岡山で開かれることになった。
そこでダーウィンとアルファー1が無人走行のデモンストレーションを行う。
お客さんを前にして、二つの技術が直接対決をするということだ。
しかしアルファー1の方は ダーウィンほど開発が進んでいない。 週刊誌のせいでガタ落ちした帝国重工の評判を持ち直すため、的場が焦って派手なパフォーマンスをしてイメージ回復を狙っているだけなのだ。
同じ小型トラクターで勝負しても、技術が追いつかないのだからアルファー1に勝ち目はない。そこで的場は大型トラクターに企画を変更して進める。
日本の農家では 大型トラクターではあまり需要はないはず。これでは財前(吉川晃司)が最初に目標としていた「日本の農業を救う」という狙いからは外れてしまうのだが、 帝国重工としては「とりあえず作れば売れる」という強気な姿勢。
まあ勝ち目のない強豪で戦うよりは、棲み分けを考えるというのは企業戦略として間違ってはいないような気がしますが。
しかしイベントでのデモンストレーションでは、ダーウィンの圧勝だった。
アルファー1はとにかくでかくてパワーがあるため迫力は凄かったけれど、走行性や耕し方も雑でまだまだ難あり。
そして致命的だったのが安全性。
立っているかかしの前でセンサーが反応して止まれるかというテストに 、ダーウィンはしっかりと止まれたが、アルファー1はなんとカカシをなぎ倒し 走り続けてしまったのだ。Σ( ̄ロ ̄lll)
どでかい車体にカカシが巻き込まれて潰され、ギザギザの桑の部分に絡まって潰されていく姿はかなり恐怖だった。(><)
あれが人だと思ったらもう大変なことだ。
そのまま客席に突っ込んで大惨事になってしまうのではないかとヒヤヒヤした。
客席に向かって走り続けて言ってアルファー1は、スロープのところでバランスを崩し派手に転倒してしまった。
あまりの醜態を晒してしまったアルファー1。
もうこれで的場もでかい顔はできないだろうが、こうなってしまうと地に落ちた帝国重工の評判の責任を取らなきゃいけないのは現社長である藤間社長。
的場VS藤間社長の構図だが、 的場が失脚して嬉しいけど、そうすると藤間社長も苦しい。。
どうすりゃいいんだ…?
しかも佃製作所はどちらにも加担はしていないものの、やっぱり野木が参加しているアルファー1の方が成功して欲しいと思っているはずだから、視聴者的にも帝国重工の応援しなければ いけないことになる。
島津(イモトアヤコ)が戻ってくる?
ヤマタニから「ダーウィンの走行テストで不具合が出た」という連絡がきた。 しかし責任者の氷室(高橋努)はそのことをあまり深刻に受け止めず、 伊丹(尾上菊之助)にもちゃんと報告をしなかった。
超自信満々で、自分のやっていることに間違いはないと思っている様子。
社員の柏田(馬場徹) ←途中までギアゴーストの内通者じゃないかと疑われていた男、は氷室の横暴なやり方に「息が詰まる」と嫌気がさしていた。
島津がいた頃は「もっとみんな自由に楽しんで仕事ができていた」と。
その話を聞いて、伊丹は昔島津の座っていた席を見つめ…。
伊丹が島津の存在の偉大さに気づいたのか?
それからしばらくして、島津のところに伊丹から手紙が届いた。
「アグリジャパンのイベントにぜひ来てほしい」という内容だった。
しかし島津は
「今更何言ってんの伊丹君…」と、あの時「しまちゃんはもう必要ない」と言われたことを根に持っている。
伊丹はどういうつもりで島津の事を誘ったのか。
もう一度島津の力を借りたくなったのか、それとも他に何か意図があるのだろうか?
結局島津はイベントをこっそりと見に来てくれていたが、 無人トラクターを見て何か気づくことがあっただろうか?
今のところめちゃくちゃうまくいっているようなダーウィンだが、走行テストの不具合という伏線は必ず意味があるだろうから、天才エンジニア島津が返り咲く!という展開に期待したい。
島津はいい人だから、最後に伊丹を許して助けちゃうような気もするな。
軽部(徳重聡)の態度に変化?
イヤミで感じの悪い態度でいつも立花(竹内涼真)とぶつかっていた軽部(徳重聡)。しかし最近では立花も軽部の扱い方がわかってきた様子。
立花に自分のペースを乱されちょっとしどろもどろになっている軽部が面白かった(笑)
アキちゃんの作ってきたおにぎりもものすごい勢いで食らいついてたし(笑)
ちょっと軽部の可愛い部分が見えてきたので、嫌な奴キャラがだんだん剥がれてきている様子。
最初にあんなに嫌な感じで登場したのだから、いつめちゃくちゃいい人になるのだろうと期待して見ているがなんだかんだでも8話。
敵役ではないことはもうわかっているものの、そこまで目立った活躍もなし。
早く軽部のツンデレにギャップ萌えしたいところだ。