キンプリ小説「僕の好きな人」6話~だから来たんだよ…?~

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廉と仲良くメールしているのが、気になる岸。

岸の勘違いが、またまた暴走を引き起こす…!?

前のお話はこちら。

キンプリ小説「僕の好きな人」5話~どうなってるんだ!?~

こちらはKing & Prince岸くんが幼馴染という設定の妄想小説です。

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(優太サイド)

菜々「痛いっ!優太、痛いよ!」

菜々の声でやっと我に返り、力任せに掴んでいたその腕を離した。

さっき資料室の教室にズカズカと入っていって、廉と寄り添うように座っていた菜々の腕をガシッと掴むと、そのまま廊下をグイグイと引っ張って鼻息歩く歩いていたのだ。

優太「あ…っ、ごめん」
菜々「いいけど…、どうしたの?血相変えて」

菜々が腕をさすりながら、本当に「何を怒っているのかわからない」という表情で聞く。

優太「お前さぁっ、自分が何してるのかわかってんのか!?」
菜々「は?何が?」
優太「だっ、だから、あれだよ…あの、その…」

谷間の写真なんて廉に送って、どういうつもりなんだよ!?
…と聞きたいが、さすがにそれを口に出すのはこっぱずかしくてストレートに聞けない。

菜々「なに?何のこと?」
優太「だ、だから…あのー…、写真…を送ってん…だろ?」

俺の言葉に、菜々の表情がサーっと血の気が引いたように変わる。

菜々「な、なんでそれ知ってんの…」

やっぱり、本当に送ってたんだな。
まだ、何かの間違いではないかと幽かに抱いていた希望が打ち砕かれる。

は!?なんだよそれ!?
だって、菜々は紫耀のことが好きなんだろ!?
なんで好きでもない男にそんな写真送るんだよ!?
だったら俺にも見せろよ!!

…じゃなくってぇ

いやでも、俺に胸揉まれたことはすげー怒ったのに、なんで廉には自ら胸の谷間の写真なんて送ってんだよ!!

廉も廉だよ!!待ち受けにするってなんだよ!?変態だろ、それ!?
しかも、彼女でもないのに「毎日見たいやん~」とかデレデレしやがって!!
菜々をエロい目で見てんじゃねーぞ!?

あーもう!!菜々が何考えてんのか、全然わかんねーよ!!

優太「もういいや」

もうどうしたらいいのかわからなくなって、プイっと菜々に背を向けて、一人教室へと戻った。


菜々「優太、いるー?」

部屋にいたら、急にガチャっとドアが開いて、菜々が顔を覗かせた。

菜々「あれー!もう帰ってきてる!なんで先に帰っちゃったの!?一緒に帰ろうと思って探してたのに!」

菜々が廉にみだらな写真を送っていたことが発覚して、なんだかどうしようもなく苛立って、先に帰ってきてしまった。

優太「別にいーだろ?小学生じゃないんだから、そんな毎日一緒に帰らなくたって」

そう冷たく言い放ち、ふいっと顔を読んでいた漫画に戻す。

菜々「私も、昨日の続き読もーっと」

そう言って、菜々がベッドに転がり込み、また俺の隣にぴったりくっつくように寝そべった。

はぁ!?昨日、あんなことあって、また俺の部屋来るのもおかしいし、それでまたこの距離感ってどうゆうことだよ!?
また同じことになるかもって、警戒心とかないわけ!?

ちらりと隣を見ると、一度家に帰って私服に着替えてきた菜々は、ちょっと広めに空いたTシャツの胸元から豊かな胸の谷間を覗かせている。

う…っ

こういう写真を廉に送ってんのかよ…。
え、どういう角度で?挑発したような表情とかしてんのかな…?

想像してたら、また下半身がうずきだす。
ヤバい…

優太「お前さ、上着着ろよ!ほれ!」

自分のジャージの上着をかぶせ、子供にするように片方ずつ腕を袖に通してやり、最後にシャッとチャックを上まで上げる。

菜々「え、えぇ!?何、急に!?いや、暑いんだけど…!」

着せられるまでは、一体何をされるのだろうと戸惑ってされるがままになっていた菜々が、せっかく閉めたチャックを下ろそうとする。

優太「いや、着てろ着てろ!!」

その手を上からガッチリ握りしめ、チャックを下ろすのを阻止する。

菜々「なんでよー!離してよー!?やだってばー!!」
優太「いいから!!俺の言う通りにすればいいんだよ!!」

「え…兄ちゃん、何やってんの…」

ハッと気づくと、また部屋のドアが勝手に開けられていて、今度は弟の海人が顔を覗かせていた。

海人「キャー!マーマー!兄ちゃんが、菜々ちゃんの服、無理やり脱がそうとしてるーー!!」

海人は両手を口に当てて、女の子みたいなリアクションを取りながら、バタバタと左右に行ったり来たりしている。

優太「バッカ!逆だよ!服着せようとしてるだけだよ!こいつが無理やり脱ごうとするから!!」

海人「へ?」

行ったり来たりしていた足をピタっと止めて、首をかしげ大きな目をパチクリさせたと思ったら、

海人「ママー!菜々ちゃんが、兄ちゃんのこと誘ってるー!色仕掛けでー!」

とまた右往左往し始めた。

優太「うっさいんだよ、お前は!下行って、おやつでも食べてろ!」

ボカッと海人の頭をぶん殴ると、「痛ぁ~い!」と涙目になりながら、「ママー!」と甘えた声を出して階段を下りて行った後、「あれー?ママいないじゃーん、買い物ー?」と叫んでいる声が聞こえた。

海人を見送って、ふんっとドアを閉めると、すでに菜々がジャージを脱いでしまっていた。

優太「だーかーらぁー!なんで脱いじゃうんだよ!着てろって!!」

マジで誘ってんのか?って思っちゃうだろー!?
ほんと、無防備すぎんだよ!

菜々「だって、そんな長袖暑いじゃん!」
優太「じゃあ~…俺のTシャツでいいから着とけって!」

今度は、そこらへんにくしゃくしゃになっていたTシャツを頭からスポっとかぶせてやった。

優太「あ…」

ヤバい、なんかもっといやらしい感じになってしまった…。
菜々は短いホットパンツを履いているので、ブカブカの俺のTシャツを着ると、パンツが隠れて下に何も履いてないみたいに見えてしまう。

これはこれで、もっとエロい…。

でも、自分のTシャツ、ブカブカに着た彼女が自分の部屋のベッドでゴロゴロしてるって、男の夢じゃん…。
すげー萌えるわ…。

菜々「なんかこれ…」
優太「え…っ!?」

やべ、今、変態的なこと考えてたの、バレたか…。

菜々「なんかこのTシャツ、くさーい!」
優太「えぇっ!?んなわけねーだろ!母ちゃんが洗濯してんだから!!」
菜々「いや、絶対くさいよ!」
優太「あ、これ、寝るとき着て、洗濯に出し忘れてたやつだ」
菜々「やっぱりー!もうやだっ!」

菜々がまたTシャツを脱ごうとするので、またもやその手を羽交い締めにして阻止する。

菜々「なんでよー!ちょっとやめてよー!」
優太「いいからおとなしくしろって!!」

二人でもみ合っているうちに、ふわっと手が菜々の胸に触れてしまった。
二人とも一瞬ピクっとなったが、「ごめん」とも「今、触ったでしょ?」ともツッコまず、気づかなかったふりをして、でもピタっと動きを止めてしまったのでちょっと気まずく黙り込む。

昨日あんなことがあって、またホイホイ部屋に上がり込んでくるのも意味わかんねーし、いつもいつもこんな露出の激しい服着てきやがって。
ほんと、なんでこんなに警戒心ないんだよ。

なんで…
廉に胸の谷間の写真送ってんだよ。
俺が触ったら怒ったくせに…。

好きなのは、紫耀なんだろ?

なんで廉に?
なんか急激に仲良くなってるみたいだから、廉に頼まれたとか?
確かに、菜々は俺に対してボディタッチが激しい。
今までは、俺以外にそんなに仲のいい男友達がいないから気付かなかったけど、仲良くなったらすごく距離感が近いタイプなのかも。

だったら、俺でもいーじゃんか。
廉に見せるんなら、別に俺に触られたっていーじゃんか…。

さっき暴れまわった時に、菜々はすでに片方の袖から腕を外すことに成功しており、もう片方の腕を俺がガッチリと握っている。

脱がされかかっている乱れたTシャツが、逆に菜々の胸のふくらみを強調している。

もう歯止めが効かない。

好きな男じゃなくても、頼めば何でもしてくれるなら…

優太「脱いで、いいよ」

Tシャツを引っ張って、首ともう片方の腕をスポンと取ってやる。

くしゃっと乱れた髪の毛に少し隠れた表情は、一体何が何だかわからないというようなきょとんとした表情にも、これから何をされるのだろうと不安に怯えている表情にも、どちらにも取れた。

(菜々サイド)

なんなの優太。
さっきから、暑いのにジャージの上着を着せようとしてきたり、洗ってない臭いTシャツ着せようとしてきたり、意味わかんないんだけど…。

でも、こうやってギャーギャーじゃれ合ったりする雰囲気に戻れて、ホッとしていた。
昨日のことがあって、そのまま気まずくなったりしたくないから、勇気を出して部屋に来てみてよかった。

それなのに、なんか今は怒ったような顔してる。
どうしたんだろ?

Tシャツ、臭い臭いって言いすぎたから、ムッとしてるのかな。

「なんで、廉に写真なんて送ったの?」
「えっ!?」

なんでまた急にその話?
そういえば、学校でもすごーく怒ってたような…。

「なんか廉に脅されてんの?」

あ、はい、その通り。
「廉くんに”優太の写真あげないと、私が優太のこと好きってばらすぞ”って脅されてます」って言ったら元も子もないじゃんね。

それ言ったら、優太のことが好きなのを自分でばらすことになるじゃん。

いや、むしろ言ってしまおうか。
だって、そもそもなんで優太の写真を送りあっていたのか?ってところが不審過ぎるし、優太もだから「なんで?」って気にしてるんだろうし。

でも、昨日”誰でもよかった”みたいに言われて、ガチな告白をする勇気なんてない…。

「べ、別に脅されてなんてないよ?」
「じゃあ、なんで写真送ったの?」
「えーっと、それは、頼まれたから」

優太が、なぜかカッと急に眉毛を吊り上げる。

「お前さっ…!頼まれたからって、何でもすんのかよ!?」

「え…なんでそんな怒るの…?」

「お、怒ってねーよ!!ただ、意味わかんねーって!!だって、たたた谷間の…っ、写真送ったんだろ!?」

えぇーっ!?何の写真送ったかもバレてんの!?
永瀬くんが言ったのかぁ!?

「だ、だって、永瀬くんが、”そういう系”(おもしろ系)が好きだって言うから…」

優太はますます眉を吊り上げる。

「だっだからぁ…!リクエストされたからって、なんでそんなにホイホイ言うこと聞いちゃうんだって言ってんの!!だったら…」
菜々「ん?」

優太は一度目を伏せて、次の瞬間、キッと睨みつけるように顔を上げて、一度は離した私の腕をもう一度グッと掴んだ。

「俺も、頼んだら、何でも言うこと聞いてくれんの?」

優太の”圧”に上半身だけ後ずさっていたら、そのままベッドの上にふぁさっと倒された。

え?なになにー!?
どうしちゃったの、優太…!?

菜々「ゆ、優太…っ!?」

ベッドの上に倒されたまま見上げた優太の顔は、見たことないような真面目な顔で、どこか怒っているようにも見えて、ちょっと怖かった。


優太「お前さ、なんで今日、ここ来たの?」
菜々「え…?」

優太「昨日あんなことがあって、今日また同じことされるって思わないわけ?」

え、そこ、触れちゃうの?
昨日のことは、あえて何事もなかったようにスルーするって暗黙の了解かと思ってたよ。

優太「昨日のことは、本当に俺が悪かった。ごめん。
でもそっちからまた部屋に来るなら、もうそれ、共犯じゃね?」

今日も昨日と同じことされるかもって…
それはもちろん考えたよ。

…だから、来たんだよ。

”誰でもよかった”みたいに言われて、ショックで拒んじゃったけど、
でも、キスしてくれて嬉しかった。

初めて優太と、幼馴染の壁、超えられたって思った。

あのとろけるようなキスが、優しく触れる大きな手の感触が、
忘れられなくて、

”誰でもいい”って思われるのは嫌だけど、
矛盾してるけど、
もう一度されたいってどっかで期待してた。

だから来たんだよ。

続きはちょっと過激な内容になっており、このサイトでは公開できないため、いったん外部の小説サイトに飛びます。

キンプリ小説「僕の好きな人」7話~もう我慢できない~

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