ドラマ King & Prince SMAP キンプリ小説「僕の好きな人」5話~どうなってるんだ!?~

キンプリ小説「僕の好きな人」5話~どうなってるんだ!?~

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優太の勘違いから、すれ違い始めてしまった二人。

それなのに今度は、なんだか廉と仲のいい菜々に、優太は気が気ではなくて…

前のお話はこちら。

キンプリ小説「High On Love」4話~君の好きな人~

こちらはKing & Prince岸くんが幼馴染という設定の妄想小説です。

クラスメイトの紫耀くんと廉くんも参戦してきて…!?

カンニングの疑い(菜々サイド)

さっきは、かほちゃんのアシストもあって、優太と普通に喋れてよかった…。

でも…

昨日のは、本当に何だったんだろう?

ただ、たまたまムラムラしたときに私が隣にいたから、手を出しただけ?

優太も”オス”だったんだなぁ…。

今まで、全然そんな姿見せることなかったのに。。

はぁ~~~、落ち込む…。

体育の次の時間は小テストだった。

昨日さらっとおさらいしておいたので簡単に問題を解いてしまって、時間を持て余して昨日のことばかりぐるぐると考えてしまう。

ブルッ…。

急にポケットの中に振動を感じ、とっさに携帯をチェックしてしまった。

メールが来ている。

「ぅわぁっ!!」

メールと開くと、いきなり優太のちょうドアップの変顔が目に飛び込んできて、思わず大きな声を出してしまった。

小テスト中、もちろん教室の中は静まり返っていたため、ガタタンッと机ごとひっくり返りそうになった私は、教室中の注目を浴びた。

「西野、どうした?」

担任の櫻井先生が近づいてきた。

菜々「い、いやっ…!すみません、何でもありません…!」

慌てて、携帯をポケットの中に隠したが遅かった。

櫻井「すまん西野。疑いたくはないが、テスト中に、携帯を見ていたのを見逃すわけにはいかん」

櫻井先生が手を差し出す。

菜々「や、これは、その、あの…」

しどろもどろになってさらに怪しさを増した私を、先生が見逃してくれるはずもなかった。

櫻井「携帯を出しなさい」

しぶしぶさっきの画面のままになっている携帯を差し出す。

優太の変顔写真の下に添えられていたメッセージ。

「なんか今日元気ないから、俺のとっておきのキティコレクションをあげるで。

愛しのキティを見て元気だせーや」

メールは永瀬くんからだった。

櫻井「…あ、はい。オッケー。カンニングの疑いなし」

短いメッセージから生徒たちの恋愛模様を察した櫻井先生は、私の机に携帯を返し、片思いを応援するようにポンと私の背中を叩いた。

どうなってるんだ!?(優太サイド)

菜々「なーがーせーっ!!」

小テストの時間が終わるやいなや、菜々が鬼の形相で廉の席に押し掛ける。

菜々「あんたのせいで、カンニングの疑いかけられたじゃん!!」

廉「いや、元気づけてやろうとしただけやん!?思いやりやん!?めっちゃよかったやろ?あの写真」

菜々「だからってなんで授業中に送ってくんのよ!!」

廉「まさかあんなでかいリアクションすると思わんから~。自分のせいやん!」

紫耀「え?さっきのって、廉がメール送ったの?」

二人の会話を聞いて、今、俺もその疑問が頭に浮かんだ。

え、菜々と廉、連絡先交換してたんだ…。

いつの間に?二人、そんな仲良かったか…?

廉「昨日、小テストの範囲教えてもらったお礼もかねて~?おかげでバッチリの出来やったからな!」(←写真送ってもらったついでに、テスト範囲聞いた)

菜々「恩を仇で返すな!!」

え?家でもメールしてんの?夜に?

それって、昨日、俺とあんなことあった後のことだよな?

一体何を話してるんだ…?

もしかして俺とのことを相談してたり…!?

いや、でも、さっきの廉の反応からすると、全然知らないみたいだったし。

じゃあ、一体何を話してんだよ…?

紫耀「え?二人、一体何の話してんの?俺、メールとか面倒くさがって全然やらんから」

ナイス紫耀!よくぞ聞いてくれた!

紫耀「さっき、なんか写真とか言ってなかった?」

廉「あー、それはー…」

菜々「あ、別に、たいした写真じゃないの!全然!気にしないで!」

優太「ふーん、じゃあちょっと見せてみ?」

ひょいっと菜々のポケットから携帯を抜き取る。

菜々「わーーーーっ!!ダ、ダメっ!!!」

菜々がものすごい形相で飛び掛かってきて、携帯を奪い取られた。

優太「え?なんで?」

露骨にムッとしたのが態度に出てしまったかもしれない。

なんでそんなに慌ててんだよ?

俺に見られてまずいやり取りでも入ってんのかよ?

廉「まー、ちょっとこれは見せられんわなー。うんうん」

突然、廉がニヤニヤし始める。

優太「なんだよ?」

廉「え?聞いちゃう?実はー…お互いに”いかがわしい写真”を撮って送り合ってるんやけどぉ~~…」

ゴスっ!!

廉が「うっ…」と小さなうめき声をあげたかと思ったら、菜々が廉の横っ腹に一発パンチを入れていた。

菜々「ちょっとこっち来ーい…!!」

低い声で廉の耳元に囁いた菜々が、廉の首根っこを掴むようにして廊下へと引きずり出して行った。

紫耀「西野って俺のこと好きなんじゃなかったっけー?めっちゃ廉と仲いいじゃん?そんで、俺のこと全然眼中にない感じだったんだけどー?」

紫耀が「どうなってんのー?」という感じで、俺に向かって首を傾げた。

そうだよ、菜々は紫耀が好きだって言ってたのに。

廉とあんなに仲いいなんて、全っ然知らなかったし。

どうなってるんだよ!?

(菜々サイド)

菜々「ちょっと!変なこと言うのマジでやめてよね!?何よ、”いかがわしい写真送りあってる”って!?」

近くの資料室の教室に永瀬くんを押し込んで、さっきの意味のわからない発言を咎める。

廉「んなムキにならんでも冗談や~ん」

菜々「冗談でも何でも優太は信じちゃうの!めっちゃピュアボーイなの!!」

廉「確かに。まぁまぁそんな怒らんと。じゃあ~、おわびのしるしにこれやるから」

ブルっとスマホが震えて、メールを開いてみるとまた優太のアホ面が表れた。

菜々「ちょっと~、こういうのじゃなくて、もっとキメキメのかっこいいやつとかないわけ~?」

優太の変顔なら見慣れてるし。

廉「そうか~?俺はちょっとこういう無防備なのがかわいくてええと思うんやけどなぁ?じゃあこれは?」

ブルっとまたスマホが震えて、今度は正統派な写真が送られてきた。

菜々「えっ、えっ!やだ、なにこれ~、めっちゃかっこいいじゃん!」

なんだよ、変顔じゃない写真も持ってるなら早く出せよ~(*´>ω<`*)

廉「あー、そういうのが好き?じゃあそっちも何か送って。かわいい系な」

菜々「じゃあ、こういうの?」

廉くんの好みはおちゃらけてるやつだから、そうだなぁ~…これだ!

廉「わっは!なんこれ!?ピッチピチやん!めっちゃお姉さんやん!」

筋トレが趣味な優太は、いつも筋肉を見せびらかしてくるので、面白がって私のTシャツを着させたことがある。

それでふざけて”だっちゅーの”ポーズをしている写真だ。

廉「めっちゃおっぱいある!谷間すげー!!」

永瀬くんは大興奮だ。

菜々「ね、すごいでしょ(笑)気に入った?」

廉「気に入った気に入った!めっちゃサイコー!これ、待ち受けにしよかな(笑)」

菜々「それ、スマホ落として誰かに拾われたら事件だからやめな?」

廉「いやー、こんなすごいのもらっちゃったらさー。毎日見たいやん!」

さっきまでめちゃくちゃ腹が立ってたのに、いつの間にかまた意気投合して、二人で資料室の本棚に寄りかかりながら隣り合って床に座り込み、お互いのスマホのカメラロールを覗き込みキャッキャしてしまう。

やっぱ、優太の話をしてると、どうしても二人とも顔が緩んでしまう。

優太って、本人がいないところでも周りの人の心を和ませるから、ほんとすごい。

(優太サイド)

紫耀「ねぇねぇ、西野って俺のこと好きなんじゃなかったっけー?」

そ、そうだよ!

菜々のやつ、何やってんだよ!

あんなに廉と仲良くしたら、紫耀に誤解されんぞ!?

優太「お、おう!俺が様子見てきてやる‼」

そうだ、俺が気になってるんじゃないぞ。

あいつが紫耀のことを好きなのに、紫耀に変な誤解をされたらかわいそうだから、様子を見に行くだけだ。

そう自分に言い聞かせながら、早まる足と胸のドキドキを収めることができなかった。

菜々「えっ、えっ!やだ、なにこれ~、めっちゃかっこいいじゃん!」

資料室の前を通りかかった時に菜々の声が聞こえて、2人が中にいるのだと気付いた。

ほんの少し開いているドアの隙間から中の様子を伺うと、今度は廉の声が聞こえてきた。

廉「あー、そういうのが好き?」

”写真を送りあってる”

「かっこいい」って、廉がキメキメの自撮り写真でも送ったのか。

確かに全方位国宝級の超美形なので気持ちもわかるが、ちょっとナルシストなところがあるやつだ。

それにしても、菜々は紫耀のことが好きなのに、なんで廉の写真なんてもらってんだ!?

そういや、紫耀の筋肉が好きとか言ってたから、体は紫耀で顔は廉が好みとか…!?

有り得る。あの2人なら、どっちか1人を選べないの、全然有り得る…。

廉「じゃあそっちも何か送って。かわいい系な」

廉も菜々にリクエストすんのかよ!?

なんで廉は菜々の写真が欲しいんだよ!?

菜々「じゃあ、こういうの?」

廉「わっは!なんこれ!?ピッチピチやん!めっちゃお姉さんやん!」

は!?菜々のやつ、何の写真送ったんだよ!?

廉「めっちゃおっぱいある!谷間すげー!!」

大興奮な廉の声に、サーッと血の気が引く。

さっき、廉のやつ、なんて言ってた?

ただ写真を送りあってるってだけじゃない…

”いかがわしい写真を送りあってる”

言ってた、確かにそう言ってた…。

菜々「ね、すごいでしょ(笑)気に入った?」

廉「気に入った気に入った!めっちゃサイコー!これ、待ち受けにしよかな(笑)」

菜々「それ、スマホ落として誰かに拾われたら事件だからやめな?」

廉「いやー、こんなすごいのもらっちゃったらさー。毎日見たいやん!」

おいおいおいおい…!!!!((((;゚Д゚))))

確かにすごい。

脳内では、昨日この手で揉んだその感触を、リアルな映像に変換していた。

その写真を廉に送ってんのか?

え、服は着てる?
あ、谷間って言ってたから、チラ見せか。服は着てるってことだよな…
って、何をホッとしてるんだよ!!
谷間は見せてんだぞ!?

菜々も菜々で、「すごいでしょ?気に入った?」ってなんだよ!?

なんで!?
ありえねーだろ!!

何がどうなってんだよぉ~~~っ!?(;゚Д゚))))

バーン!!

優太「菜々っ!!」

思わずドアが壊れるほど勢いよく開け放ち、血走った眼で鼻息も荒く大声を上げていた。

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