ドラマ King & Prince SMAP キンプリ小説「僕の好きな人」4話~君の好きな人~

キンプリ小説「僕の好きな人」4話~君の好きな人~

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優太からの突然のキス…。

でも、「誰でもよかった」と言われてショックを受け優太を突き飛ばして気まずくなってしまった…。

こちらはキンプリちゃんたち主演の妄想小説です。

主演は岸くん、クラスメイトにしょうれんが出てきます。

前のお話はこちら

平野の代わりに(菜々サイド)

「キャー!」

地響きみたいな歓声が体育館に響く。

体育の時間。

女子たちは自分たちの試合はそっちのけで、隣のコートでやっている男子のバスケに夢中だ。

クラスでチームをいくつかに分けて、簡単なトーナメント戦を行っているらしく、永瀬くんのチームは敗退、平野くんのチームと優太のチームが決勝戦に進んでいる。

「平野くぅーん!!」という黄色い歓声に体育館が包まれる中、優太のチームが少しだけ優勢だ。

コートサイドにはずらりと並んだ女子たちの群れ。


かほ「あ~あ!もうちょっとで平野チームの優勝だったのに、最後に岸がさぁ~!」

結局、接戦の末、勝利を手にしたのは優太チーム。平野ファンのかほちゃんは、ご立腹だ。

優太「あ~!マジ疲れた~!あちあち~!」

水道で頭から水をかぶって髪をびしょ濡れにした優太が後ろからやってきた。

かほ「岸ー!アンタ、ちょっとは空気読みなさいよね!?なんでそんなに活躍しちゃうのよ!?あの場にいた女子全員が、平野チーム応援してたのに!!」

優太「はぁ~っ!?なんだよ、それ!ちょっとはいたろ!?俺のファンも!!」

かほ「いませぇーん!絶対全員平野派~っ!」

かほちゃんと優太がギャーギャーとやりあっている。

優太はこういう性格だから、男女問わず誰とでも仲がいい。

遠くからキャーキャー言われているしょうれんの人気とは違って、気楽に話せるタイプの人気者。

かほちゃんも元気で男子にもガンガン話しかけてくタイプなので、優太とも仲がいい。

いつもだったら、すぐさま私もこの”優太いじり”に乗っかっていくのだが、昨日、あんなことがあって、気まずくて今日は一度も話してない。

優太も不自然なほど、私と目を合わせようとしないので、ギクシャクしているのが伝わってくる。

かほ「それにしても、平野、かっこよかったぁ~!体操服って、制服の時とはまた違った色気があるよね~♡あのムキムキ筋肉がセクシーでたまんないんだよねー♡♡めっちゃいい体してるんだもーん♡♡」

優太「なんだよお前、筋肉フェチか?”いい体”なら、俺も負けてねーぞ?触るか?俺の筋肉!」

かほ「えー、岸かー。あ、でも目つぶって触ったら、ちょっと”平野み”あるかも」

かほちゃんが、目をつぶって優太の二の腕をもみもみする。

優太「目つぶってっておい、失礼だな!」

かほ「菜々も触っとけー?」

菜々「えっ!?い、いや、私はいいよ…!!(汗)」

昨日、あんなことあって、気まずいって…!

かほ「遠慮すんなって!菜々も平野推しじゃんね?」

「えっ!?」と私があまりに大きくリアクションしたため、優太が「え…」と呟いた声をかき消した。

かほ「みんなも触っとけ触っとけ。岸ならタダだぞ~」

めぐりん「私、別に筋肉フェチじゃないけど。ま、一応触っとくか。ほら、リナも!」

めぐりんとリナちゃんもそっと加わって、優太は

「うわぁぁ~~!俺はお触り無料じゃねーぞ!!金取払るぞ!!」

と叫んで、みんなを爆笑させた。

かほ「あれ?菜々、ほんとどーした?もしかして、あんたら、何かあった?」

いつまでも輪に入らない私に、さすがにかほちゃんが怪訝な顔をする。

「ない!何も無い!!」

思わず私と優太は同時に声を上げてしまった。

かほ「な~んだ、喧嘩してんのかと思ったら、相変わらず息ぴったりじゃん(笑)」

菜々「だ、だね…!んじゃ、触っとくか!」

岸「お、おぅ…!高いぞ!」

優太が顔を背けたまま、「ほれ」と二の腕を差し出し、結局私も一緒に混ざって触っておいた。

かほちゃんのおかげで、優太と会話出来たことに、少しだけホッとしていた。

(優太サイド)

廉「キティ、さっきなんやめっちゃハーレムやったな?女子にめっちゃ囲まれてた触られまくってたやん。なんなん?あのエッロい光景は」

教室に帰ると、さっきの光景を見ていたらしく、さっそく紫耀と廉に取り囲まれた。

平野「岸って、女子に人気あるよなー」

廉「ええなー」

優太「はぁ!?誰が誰に言ってんだよ!!学校中の女子の人気二分してるくせに!!」

廉「俺ら、あんま直接女子に話しかけられることってないやんなー?遠巻きっていうか」

平野「そうそう、絶対岸のがリアル人気高いよね。俺、あんな風に女子にボディタッチされたりしねーもん」

優太「いや、さっきのは、紫耀の代わりに触られてただけだし」

平野「は?なにそれ?」

優太「なんか本当は紫耀のファンだけど、紫耀は雲の上の存在だから、気兼ねなく触れる俺で妥協…みたいな?失礼なやつらだろ!?」

廉「は?ちょっと意味わからんのやけど。なんで紫耀のファンだと、キティの体触るん??」

優太「あー、それは紫耀の体がムキムキでセクシーとかなんとか…」

廉「へー!女子も誰の体が好きとか、そーゆー話するんやぁ、えっろ!…ん?でも、全員紫耀のファン!?俺は!?俺のモデル体型も女子人気高いんやけど!?( ゚Д゚)」

優太「あー、別に全員ってわけじゃ。ノリで便乗しただけって感じもあったし…」

廉「で?ちなみに誰が俺のファンだって?教えてみ??」

優太「えっと…山本(※かほちゃんの苗字です)が、紫耀のファンって言ってたかな…」

廉「ふーん、じゃあ他の3人は俺のファンか!」

優太「あ、いや…」

廉「ん?まだ誰かおるん?紫耀のファン」

まさか、菜々が紫耀のこと好きだったなんて…。

そしたら昨日の俺、めっちゃやらかしちゃってんじゃんかよ!!

優太「あー!もう!そうだよ!全部紫耀が悪いんだぞ!紫耀が変なこと吹き込むから…!!菜々が好きなの俺じゃねーっつの!!」

平野「えっ!?もしかして、西野も俺っ!?」

優太「…そうだよ!マジ最悪だよ!!」

平野「え、もしかして岸、俺が言ったこと実行しちゃった?」

優太「……」

平野「あちゃー、ごめん…。でも、俺の見立て外れたかなぁ?絶対そうだと思ったのに、まさか俺…」

廉「なーにー?何の話ー?」

優太「何でもねーわ!!」

廉「ひ、ひどい…二人で俺をのけものにした挙句、いきなりブチギレとか…!!」

廉は、会話の内容が理解できないことに不満げたっぷりでブツブツ言っていたけど、昨日俺がやらかしてしまったことは、マジでなかったことにしたかったのだ。

だけど…

昨日の菜々、途中までは、俺のキスを受け入れてるように見えた。

気のせい?

いや、本当に嫌がってるなら、俺がキスした瞬間、突き放したっていいはずだ。

かなり長い間、受け入れてたように見えたのは、なんだったんだ…?

そりゃ、あんな長いことキスして拒まれなかったら、勘違いするだろ?

まぁ、ちょっと俺が暴走したのは認めるけど…

「変態」って…。

あの状況じゃ、誰だってそうなるだろ?

好きな女の子とベッドであんな状況になったら、”男なら誰でも”体が反応するっつーの!

変態じゃねーし!!

いたってフツーだし!!

そこまで考えてハッとした。

”好きな女の子と…”?

今、俺、さらっとすごい衝撃告白を…!?( ゚Д゚)

いや、好き…?っていうか…?

え?そうなの?俺、菜々のこと好きなのか?

確かに少し前から、菜々に対してドキドキするようになった。

ただのエロ心かも、なんて思ってたけど、だとしたら、キスできて胸揉めてラッキーくらいにしか思わない。

こんなに落ち込んだりしない。

それに、菜々が本当に好きだったのが紫耀だと聞いて、もう何とも言えない嫉妬心がぐるぐると腹ん中渦巻いている。

と同時に、紫耀のことが好きだったのに、俺に(たぶん初めてだったであろう)キスを奪われて、菜々をどれだけ傷つけてしまったのだろうと、後悔してもしきれない。

この気持ちが恋なのかどうかはよくわかんねーけど、これだけは確実に言える。

あいつのこと、すごく大切に思ってた。

幼馴染の壁、壊したくなかったのは、俺の方だったんだ。

もう、どんな顔してあいつと喋ったらいいのか、全然わかんねー…。

つづく

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