【本当にあったエピソード10話③】吾郎ちゃん誕生日に”花摘み”300万枚突破したファンの意地!ビクターとSMAPの強い絆も!

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SMAPを失ったあの悲しい日から、もう1年が経とうとしてる・・。

2017年が始まった時は、これが本当に事実だったのかなんかぼんやりしてた。

でも、なんかこの1年めまぐるしかったな。特に新しい地図の3人がいろいろと大暴れしてくれて。

 

SMAP解散から1年、ちゃんとこのシリーズ完成させなきゃ。

もう昔のことだとか、とっくに他の人も書いてるとか、関係ない。

私は私なりに、彼らの軌跡をちゃんとまとめて自分の心の中に留めておきたいんだ。

 

こちらでは、「世界に一つだけの花」の購買運動の推移や、ビクターとSMAPの関係についてまとめています。

 

この記事で書いたことをもとにしたちゃちゃの音楽小説はコチラ↓

華麗なる逆襲~彼らの真実~10「オレンジ」5人でともに過ごしたこの日々を決して忘れない




「世界に一つだけの花」購買運動300万枚突破は、稲垣吾郎誕生日に達成!

「花摘み」と呼ばれる「世界に一つだけの花」の購買運動。(その当時で258万枚だった売上を、300万枚に到達させようという試み。)

これ、いったい誰がどのような方法で最初に呼びかけを始めたのでしょうか?自然発生的な運動とされていますが、みんなの意志が一つになるのに一役買ったのがTwitterであるということは間違いないですね。

 

新しい地図の3人が72時間ホンネテレビをやった時にも、みんなの力で「森くん」を世界一のトレンドワードにしたりという快挙を引き起こしました。

誰か一人が指揮を執ったわけではないものの、多数のファンが呼びかけてみんなの気持ちがひとつになっていったのでしょう 。

 

SMAPの5人がバラバラになってしまうかもしれないということを知った時に、じっとしていることはできなかったのですね。

 

だって、SMAP の解散報道がテレビで取り上げられたのは2016年1月14日。それを受けてスマスマでの公開生謝罪をしたのが1月18日。

木村拓哉さんと中居正広さんがラジオで「世界に一つだけの花」を流したのは1月22日と23日。

最初私は、二人がとてもこの曲を大切にしていることをファンが知り、購買運動の対象として「世界に一つだけの花」が選ばれたのかな?と思ったのですが、それは違うようです。

 




 

だって1月14日時点では258万枚だった売上が、1月15日には278万枚に・・・!!

たった一日で20万枚も!?すごすぎ・・・!!

 

このことから、1月14日の SMAPが独立!?分裂!?解散か!?という報道を受けて、ファンがすぐに行動を起こしたことがわかります。

 

「世界に一つだけの花」売上履歴

1月14日 258万枚

1月15日 278万枚

 

9月9日(デビュー25周年記念日) 284万枚

 

11月7日 289万枚 シングル歴代5位

11月21日 193万枚 歴代4位

11月28日 294万枚 歴代3位

12月8日(吾郎ちゃんの誕生日!!)  世界に一つだけの花300万枚突破!!

 

 

 

最初に購買運動が始まったとき、300万枚突破は無理かもしれないという思いはみんなの中に多少はあったはず。

だけどギリギリのところで本当に達成してしまったファンの底力はすごいです!!

しかも300万枚突破した日が、12月8日稲垣吾郎さんの誕生日というところが本当に奇跡としか言えません!!

 




 

「花摘み」には否定的意見も

この花摘み運動に関しては、否定的な意見もありました。

ファンでない人の心まで動かした、本物のファンの熱意

この運動に参加したのは、元々の本物のSMAPのファンだけではなく、今まではそこまでではなかったような人たちにまで波及して行きました。

 

一部のファンの中では、「今まで何もSMAPにお金を落としてこなかったのに、こういう時ばかりファンのような顔をされるのは嫌!SMAPを守るのは自分たちだ!」という意見もありましたが、むしろ熱狂的ファンだけではなく一般の人もこの運動に参加したという事実がすごいと思います。

日本中のみんなの心の中に、当たり前のようにSMAPが存在していたということが証明された結果であったと思います。

 

SMAPに対して「キャー!かっこいいー!」というアイドル的な目で好きだという女性ファン以外にも、男性だって年配の方だって漠然と好意的に思っている。

うちの旦那もそうだし。

 

そもそも「SMAP が嫌い」っていう人っているのかな?

 

みんなSMAPの功績を知っているし、今まで生きてきた人生の中で、絶対SMAPの音楽に何かしら触れてきたと思う。

これこそが国民的アイドルということですよね。

 

それに、やはりこの購買運動の結果は、本物のファンによる熱い思いが、一般の人達の心までも動かしたという事実。

いつも SMAP のファンには感服する思いである。

 




 

CDが売れて儲かるのは誰?CD売上利益配分は?

 「CD が売れて得をするのは事務所とまっきーでしょ?憎き事務所を喜ばせてどうするのだ?」

 

という意見。

これはもっともらしい意見に聞こえるかもしれません。

 

 

しかし、この否定意見は実は的外れなのです。

 

 

それは、CD1枚売れたときの売り上げ配分がどうなっているか?を知るとよくわかります。

普通、曲が売れると作詞作曲した人に印税バンバン!というイメージが強いのですが、意外にも配分の半分を占めているのはレコード会社なんです!

 




例えば1000円の CD が売れた時は・・・

 

  • レコード会社(ビクター)546円
  • 小売店300円
  • 原盤製作所(ビクター)90円
  • 作曲家17円
  • 作詞家17円
  • 音楽出版社17円
  • アーティスト9円
  • JASRAC 手数料4円

 

このことから、CDが売れて嬉しいのは断然ビクター!ってことです。

 

レコード会社ビクターは、SMAPにとっては味方的存在

ビクターは、1991年9月のSMAPデビュー時から、シングル55枚、オリジナルアルバム21枚、ベストアルバム、映像集などに携わってきています。

 

 

そして、デビュー当時からジャニーズ事務所からハブにされていたSMAPは、事務所内に居場所がなく仕事をするための部屋も用意してもらえなかったそう。

 

そんな時、ビクターはSMAPのために会議室を貸してくれたりしていました。 (しんつよのラジオ収録や、稲垣吾郎逮捕時の会見、中居さんが舞祭組に曲を書くときの制作室として)

 

 

ジャニーズ事務所は、1998年に創業以来初の自社ビルとなる赤坂のビルに事務所を移していますが、その前の六本木に事務所があった頃には、中居さんは「事務所に行ったことがない」と発言。(2015年6月2日「中居正広のミになる図書館」より)

木村さんもまたラジオワッツで「新しい自社ビルに入ったことがない」と発言しています。

 

 

SMAPはジャニーズ事務所に籍を置きながらも、もうずっと外での仕事しかしてこなかったのかもしれません。

一般企業で言うと、”出向”という形に似ているかもしれませんね。

本来自分が籍を置いている会社よりも、毎日顔を合わせて一緒に仕事をしている人たちへのほうがだんだんと愛着がわいてくる。

SMAPにとって、ジャニーズ事務所の社員よりも、ビクターでお世話になっていたチームの人間のほうがよっぽど親しみがあったのではないでしょうか?

 

しかし、それでも別の会社の人間。

どっちに行ってもよそ者のような感じがするのは、出向の辛いところです。

そんな状況下で25年間も戦い続けてきたのかと思うと、胸がつまります・・・。

 




 

SMAPファンを思うビクターの粋な図らい

ビクターさんはSMAPとSMAPファンに対して、最後まで本当にいろんな粋な図らいをしてくれました。

 

  • 「SMAP 25YEARS」のベストアルバム発売時に、全国のCDショップでSMAPの衣装展示を行った。
  • 収録曲はファン投票によって決定したが、そのランキングを発表したのが9月21日2時5分。(2時5分→25周年)
  • 「SMAP 25YEARS」に「ラスト」という言葉を使わなかった。(これはあくまでも25周年記念アルバムであり、終わりじゃない、次に30周年記念アルバムもありえるという希望を持たせるネーミング)

 

ビクターとは対照的なジャニーズ事務所の嫌がらせ

そんなビクターとは対照的に、ジャニーズ事務所は嫌がらせとも取れる行動を・・・

 

  • SMAPの解散通知を中居正広の誕生日に送る。
  • ファンクラブの返金書類を期日指定で解散騒動から1年後の日付で送る。
  • SMAP解散をビクターに伝えず。ビクター社員は一般の人と同じく夜中の報道で知って、社内は騒然となった。現状を把握する術もなく、スポーツ紙を買ってきて情報収集。

 

SMAPチームは精鋭わずか15人

ビクターとSMAPの関係をいろいろ書いてきましたが、実はビクターの中に結成されていた”SMAPチーム”はわずか15人。しかし、この厳選された15人がどれだけ精鋭部隊だったかは、SMAPの残してきた功績を見ればわかります。

 

SMAPが解散してしまい、このチームも解散となったのですが、SMAPと同様にいつか再結成して私達にまた夢を見させてくれる日が来ることを祈っています。




 

今もまだ記録を伸ばし続ける「世界に一つだけの花」次なる目標は?

そして、300万枚を突破したからといって、ファンはまだ花摘みをやめない。

ことあるごとにせっせと花摘みをしている。

SMAPへの気持ちが消えない限り、この購買運動はずっと続いていくのだろう。

 

 

2017年10月23日時点でのオリコンシングル売上枚数では、3位。

 

「およげ!たいやきくん」の457万枚ってかなり驚異的だけど、確かにこの曲知らない人っていないもんね。

同じく「だんご3兄弟」も童謡としてきっと残っていくし、

「TSUNAMI」も「君がいるだけで」も「SAY YES」も「Tomorrow never knows」も「ラブストーリーは突然に」も「LOVE LOVE LOVE」もわかるわかる!って感じ。

でも2位の「女のみち」って知らないんだけど、年代の問題?

 

でも、「世界に一つだけの花」は確実に年代を超えてる!

だって、息子の保育園に朝送りに行くと、一人の子が「世界に一つだけの花」を歌いだして、そしたら周りの子がみんな一緒に歌いだして、うちの息子ももちろん即効加わって、全員で大合唱になっちゃうときある。

(そもそもうちの息子ともう一人の子(ともに母親がSMAPファンで家でCDめっちゃかけてた)が流行らせたっぽい)

そして、驚くのがみんな完璧に歌詞覚えてる!しかも2番まで!

 

教科書に載ってるから知名度上がったっていうけど、教科書とかまだない保育園児にまでこれだけ浸透してるってすごくないですか!?

「世界に一つだけの花」も今後「みんなのうた」でずっと流し続けていったほうがいいよ。

そしたら、「およげ!たいやきくん」超えも夢じゃないと思う。

 




 

そう、今もまだ着実に売上枚数を伸ばし続ける「世界に一つだけの花」。

次なるファンの目標は、歴代1位!!

 

その夢は、きっと叶うはず。

 

 

素敵な夢を見させておくれ

素敵な夢を叶えておくれ

SMAP「Can’t Stop-LOVING-」

 

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