「僕らは奇跡でできている」2話のあらすじパパっとネタバレ感想と考察!一輝(高橋一生)が小さい頃大嫌いだった自分を好きになれた理由

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「僕キセ」2話では、「自分らしさを受け入れる」ということがテーマとなっていました。

リスが道を渡ればもっとエサのある木があるからいいこと!と思うのは人間の考え方で、橋を作っても渡るか渡らないかはリスの自由、というのも同じ考え方ですね。

 

やっぱり小さい頃はちょっと発達障害気味?なことに、一輝も生きづらさを感じていたようですね。

自分の子供がそうだったら、私ならすごく悩んでしまいそうですが一輝のおじいちゃんみたいにできることを褒めてその子らしさを受け入れて育ててあげられたら素晴らしいことだなぁと思いました。

 

「僕キセ」はけっこく何が言いたいのかわからないドラマ?と誤解されがちなので、こちらではこのシーンではこんなメッセージがあったんだよ!というのを私なりに考察して書いていきたいと思います。

うさぎとかめの解釈は?ドラマ「僕らは奇跡でできている」1話のあらすじパパっとネタバレと感想!

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「僕キセ」2話のあらすじが3秒でわかるパパっとネタバレ!

  • 一輝(高橋一生)が学生たちを連れて野外活動へ!
  • 育美(榮倉奈々)は彼氏に気を使い手料理をふるまうが、彼氏の卑屈さはかなり頑固…
  • リスが人間の作った道を渡れない?木と木に橋をかけてあげたらどうか?

 

 

”自分らしさ”を受け入れること。(やっぱり発達障害?)の一輝(高橋一生)を優しく見守り続けたおじいちゃんの存在

一輝は幼少時代、先生に

 

「授業中は席を立たない!」

 

と何度も注意されているにもかかわらず、ついついハエに夢中になってその教えを忘れて、また先生に怒られました。

 

「どうして僕は言われたことをちゃんとできないのかな…」

 

と家に帰りおじいちゃんに泣きながら訴える一輝。

 

するとおじいちゃんは、そのことを怒ることなく

 

「ハエの足は何本あった?」

 

と聞きます。

 

そして

 

「六本あった」

 

と答える一輝に

 

「それはすごい発見だ!」

 

と褒めてあげました。

 

先生の言うことを聞くと言う当たり前のことができない=悪い子

 

ではなく

 

一輝には一輝の発見があって、それはみんなにはできないこと=それが素晴らしいと褒めて育てたのです。

 

これは子育て中の私にとっては、ハッと気づかさる瞬間でした。

 

  • みんなと同じことができなければ悪い子。
  • 同じことをやった時にみんなよりも優れていれば良い子

 

とついつい考えてしまいがちですが、「その子の特性を認めてあげる」これが本当の意味での育てるということですよね。

 

 

他にも一輝は昔おじいちゃんに

 

「寝る前に”イー!”と声を出してから寝ると、嫌なことを全部忘れられる」

という教えを未だに守ってやっているという描写もありました。

今の一輝を作ってくれたのはおじいちゃんということですね。

 

 

そして、最後の焼き肉屋で一輝が育美に語ったセリフでゴーンと胸を打ったのがコレ!


「小さい頃から大嫌いで、毎日泣いていたというほど嫌いだった人。今は仲良くできているから良かった」

 

これは人に言われたことを器用にこなせない自分のことがすごく嫌いだった幼少期に、おじいちゃんが自分のことを認めてくれたことによって自分を受け入れることができたという意味ですね。

 

すごく心が温かくなるし、私は子供に対してそうゆう風に接することができているのだろうか?とドキッとさせられるセリフでもありました。

 

一輝には両親がいないようですが、子供の頃から山田さん(戸田恵子)が家政婦として家に入ってくれていたことに何か関係があるのでしょうね?

3話予告では、おじいちゃんと山田さんが

「もう20年になりますね…」

と話していました。一輝の両親のことについても今後描かれそうです。

 

そんな素敵な子育て方法をしているおじいちゃんとは対照的に描かれているのが、虹一くんのお母さんです。

虹一は動物が大好きで、一輝と同じ匂いを感じます。

そのため一輝とも歯医者で出会って以来、とても気があって仲良くしています。

 

しかしお母さんは…

 

  • 虹一が「どうしてカメがうさぎに話しかけなかったかを思いついた」と話しかけてきても、「そんなくだらないこと言ってないで宿題出しなさい」と学校の勉強ができないことばかりを悩んでいる。(せっかくすごく面白い話をしようとしていたのに、好奇心の芽を摘んでいる)
  • 虹一を歯医者に連れて行く時に、「痛くないから大丈夫」と嘘をついて連れてきた。(子供の気持ちを考えずに自分の都合だけでものを言う)
  • 虹一と一輝が仲良くしているところを見て、「知らない人と仲良くしちゃダメ」と怒る。(これは時代的に仕方がないことですが、虹一くんの誰とでもすぐに仲良くなれるといういいところを褒めていない)

 

連れて来る前に「痛くないよ」と言って連れてくる。→だけど行ってみたら痛かった、というのは母子の信頼関係を崩すことになるので、「ちょっと痛いけどすぐ終わるから我慢しようね」などの言い方の方が望ましいということは私も知っています。

ですので私も子供を注射に連れて行く時に、「痛くないよ」とは決して言いません。

 

この事を育美(榮倉奈々)がお母さんにアドバイスした時のシーンでは、どちらかと言うと育美が若い医者のくせに偉そうに上から物を言っているというような描写にのためのシーンなのかな?とも思いました。

しかし、そのアドバイスにムッとして、耳を傾けようとしていない母親の問題を描きたかったのかもしれません。

 

育美(榮倉奈々)の彼氏が卑屈すぎるのは、人の価値観を仕事やお金でしか見れないから

育美の彼氏、一話で別れたと思っていたのですが、一応まだ付き合っていました。

育美は彼氏に気を使い、家で手料理を振る舞って挽回しようとします。

こないだは、高級レストランに連れて行ったことで彼氏が拗ねちゃいましたからね。

 

食事中、彼氏は「雑誌どうだった?」と聞きますが、自分が「輝く働く女性特集」に登場していることなど、こんな卑屈な彼氏にはとても言えません。

「まだ発売されてないみたいだよ」とごまかした育美でしたが、実は彼氏はここに来る前に雑誌を見てきたので発売されていることを知っていました!なんてめんどくさい男Σ( ̄ロ ̄lll)

 

その上で育美に嘘をつかれていたことが気に入らなかったのか、食事を食べ終わるとすぐに「もう帰るよ。なんか気を遣わせちゃったみたいだな」と言って暗い顔をして帰ってきました。

何て卑屈でちっさい彼氏なんだ!一緒にいてめんどくさい!

 

この彼氏は、お金をたくさん稼ぐ人=すごい人という一つのものさしでしか人間の価値を見出せないようです。

ですから自分よりもお金を稼いでいる育美と一緒にいると、卑屈になってしまうんですよね。育美は育美ですごいし、彼氏も彼氏でちゃんと仕事を頑張っているならそれでいいと思えないものでしょうか?

それに人の価値は仕事だけではなく、例えばとっても夢中になれる趣味があったり、そういうことでも人間は輝くことができるんだよ!という概念が全くないのでしょうね。

 

こういう男は絶対にやめておいた方が良い!

「お金を稼ぐ人=すごい人」と考えているって言うことは、彼氏が卑屈にならないような専業主婦になってくれるような女性と結婚したら、「俺の稼いだ金で食わせてやってるんだから、全部俺の言う通りにしろ!」とか言うタイプですよ。早く別れちまえー!

 

 

 

リスはどうして道の向こう側に渡れないのか?

人間の作った道を真ん中に、片方だけにリスが生息していて、反対側にはリスはいない。

リスは道を渡れないのか?渡らないのか?

 

一輝と虹一は、リスが道を渡れるように

 

「木と木の間に橋をかけてあげればいい」

 

という話で盛り上がります。

その話を育美にすると育美は、

 

「リスに橋を渡らせたいっていうことですよね」

 

と言う。

だけど一輝は

 

「渡らせたいわけではない。向こうに渡る方法があるということを見せてあげたいだけ。渡るかどうかはリスの自由。渡ってくれたら僕は嬉しいですけど」

 

と言う。

 

細かい言い回しの違いだけど、このセリフには

二人の人間性の違いがくっきりと出ていますね。

 

 

やっぱり育美はどうしても上から目線、自分主体になっちゃうんだな。私が橋を架けてあげたんだから、当然リスはありがたく渡るだろうって。

 

それに対して、一輝は相手の意思を尊重してを待てる人。

 

 

一人焼肉を食べに来たところでばったり鉢合わせした一輝と育美の会話もまた興味深かったです。

 

一輝は

「焼肉を食べたいから食べに来た」

 

育美は

「ストレスを発散したいから焼肉を食べにきた」

 

一輝は

「焼肉を食べたいから、ストレス発散と言い訳を後から付けているだけですよね」

 

と言うのですが育美は認めません。

  • とことん一輝は自分の気持ちや欲求にただただ正直な人。
  • 育美は分の行動が正しいように見せかけたい人。

という感じですね。

 

そんな育美が今後一輝に関わり会話をしていくうちに、どんなふうに考え方が変わっていくのか(もしくは変わって行かないのか!?)というところがとても楽しみです。

 

 

伏線?学生グループの新庄(西畑大吾ジャニーズジュニア)がおとなしい女子学生の尾崎桜(北香那)からゼリーを受け取らなかったのはなぜ?

これはまだ考察できていないところなのですが、学生たちのシーンで北香那ちゃんがみんなに 蒟蒻ゼリーを配るシーンで、ジャニーズジュニアの西畑大吾くんだけが「俺はいい」と言って受け取らなかったですよね。

これ、何かの意味があったのでしょうか?

 

そもそも性格が全く違いそうなこの四人(正確には北香那ちゃんだけが地味グループで、他の4人は1軍って感じですよね?)

登場人物はこちらに詳しく写真つきで紹介していますので、ご確認ください↓

うさぎとかめの解釈は?ドラマ「僕らは奇跡でできている」1話のあらすじパパっとネタバレと感想!

 

その4人がいつも一緒に授業を受けていたり、一緒にご飯を食べているところも謎ですが、ジャニーズジュニアの子だけゼリーをもらわなかったのにはどういう意味があるのだろう??

 

彼は矢作穂香ちゃんのことが好きそうなのですが、「地味な女子とは仲良くしない」というヒエラルキー問題を描きたかったのか?

それとも今後何かその理由が出てくるのか?

 

 

追記

3話でもこんにゃくゼリーのくだりがでてきた。

矢作穂香ともう一人の男子学生は「これハマるよね」とこんにゃくゼリーをもらうことが日課になったようだ。

新庄(西畑大吾)は

「こんにゃくは食わないんだよ!くわねーものはくわねーの!」

と言っていたので、桜(北香那)から受け取るのを拒んでいたわけじゃなくて、”こんにゃく”に何かトラウマがあるみたいです。

 

追記:新庄(西畑大吾)が蒟蒻ゼリーを拒否する理由が判明!!

4話でついに、新庄がこんにゃくを食べない理由が判明しました!!

 

新庄の群馬の実家はこんにゃく芋農家でこんにゃく店だった。

自分の実家のやっていることを「ダサい」と感じている新庄は、こんにゃくを食べることを拒絶していたのだ。

 

一輝(高橋一生)がこんにゃくの偉大さを力説し、新庄のお父さんのことも「すごい」と言ってくれたことで、新庄の心のモヤモヤもちょっと晴れたみたいでよかった。

 

 

「僕キセ」2話の感想

このドラマでは色々な動物の不思議な行動についての説明や解釈が出てきます。

動物それぞれの特性だと思うと何もおかしいとは思わないのに、人間は価値観や判断基準を一つのものに固定したがりますよね。

人間だって人それぞれに考え方があったり、大事にしているものが違ったりしてもいいはずなのに。

  • 一輝は協調性はないけど不思議や楽しいことを見つける天才。
  • 育美は家事力は低いけど、仕事はめちゃくちゃ頑張っている。
  • 虹一くんは学校の勉強はできないけど、動物が好きで好奇心が旺盛で色々な面白い発想ができる。
  • 虹一君の母親は、子供を型にはまったいい子にしたい。
  • 育美の彼氏は育美ほど稼げる仕事はしていないことばかりが気になって、自分の良さを見ようとしない。

という色々な登場人物が出てきて、それぞれの価値観や考え方を見ていると自分にもこういうところあるなぁとか、こんなふうに生きれたらいいなとかいろいろ感じることがあります。

本当にゆったり見られる心がほんわかするいいドラマだと思います。

 

女子大生・矢作穂香が一輝(高橋一生)を好きになった!「僕らは奇跡でできている」3話のテーマは「自分らしく生き生きと生きる」あらすじパパっとネタバレ感想と考察

「僕らは奇跡でできている」見逃し配信動画はFODで見られます

「僕キセ」はカンテレの制作なので、FODでも月額料金以外に1話ごとに料金がかかります(1話300ポイント。最大1月に1300ポイントもらえるので、4話分は実質無料で見られるということです)

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