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映画「ラプラスの魔女」を見てきた感想!櫻井翔くん主演なのに存在感が…

「ラプラスの魔女」見てきました~!感想書きま~す!

まずはストーリーの内容をネタバレしない程度に感想を書きます。まだ映画を見ていない方も安心して読んで下さい。(後半ではネタバレ全開で感想書いてます)






さてさて、では全体的な感想から。

なんと私、映画館で映画を見たのはかれこれ7年ぶりくらい…!

その記念すべき映画館復帰が、翔くんの主演映画ってことで、もう朝からワクワクしまくり~♡

そんで帰って夜、旦那に「今日7年ぶりに映画館行ってきたよ!」って言ったら、「おーすごいじゃん!どうだった?」と聞かれ…

「え、う~ん…そうだねぇ…」

って、なんともすんなり感想が出てこないこと…!!

映画館にいること自体にドキドキしてしまって作品に集中できなかった感は否めませんが、それを差し引いてもちょっとなぁ~…。

「すごく良かったよ!」でもないし、かといって「めちゃくちゃつまらなかった」でもない。可も不可もなく、5段階で言ったら3くらいの超中途半端な感じっていうか、まぁハッキリ言って「微妙」ってやつです…!!ゴメンネ、翔くん!!

三池監督って騒がれてるけど、映画「ヤッターマン」テレビで見たけど、もうつまんなくてつまんなくて、最後まで見るの結構苦痛に近かったんだよな…。

でも深キョンとのキスシーンがあるって言うから、それだけは見なければ!!と思って頑張って見たけどさ。

私、三池監督って合わないのかしら…。

ちょこっと調べてみたら、三池監督はグワーッバーン!みたいないわゆるアクションシーンみたいなのがお得意のようで。そうゆう意味ではラプラスの魔女は、基本的にはずっと静かで単調な運びで、クライマックスでいきなり三池監督色が強くなったような感じだったと思う。

だから、序盤はけっこう退屈で、いったいこれから何が起こるんだろう?と思わせる時間長いな…と思っていたらいきなりクライマックスになって終わった?みたいな。そんな置いてけぼり感があったかなぁ。






翔くんが主役の意味ある?

まず、見ている間に終始感じていたこの疑問。最後にきっと翔くんが「主役だぜ!!」っていうかっこいいところを見せてくれるんだろうと思っていたけど、逆に最後こそほとんど空気。

そのシーンにいる必要あった?くらいの。

ガリレオの福山さんは、やっぱりあの音楽をバックにガーーッと数式書き始めるところで持ってくじゃん?そうゆうシーンなかったよねぇ。おんなじ教授役なのに。

ほんと、「櫻井翔主演映画」とは名ばかりで、ストーリー的には翔くんの役は全然主役じゃない!!

一応翔くん目線で話を進めていくので、ストーリーテラー的な役割は担っていたけれども、これが刑事役の玉木宏目線でもいいし、もちろん一番主役っぽい広瀬すずちゃん目線でもよかったと思う。

そもそもラプラスの魔女は「魔女」っていうくらいだから、女の子である広瀬すずちゃんが主役ってタイトルで言っちゃっているようなもんなんだよね。

それならすずちゃんのエピソードをもうちょっと膨らめて描いたら、もっと涙するシーンとかも出てきたかもしれないのになぁ。

だけど、やっぱりそこは翔くんを出す以上、主役以外で使うなんてありえない!!って言う忖度もあるだろうし、後々「櫻井翔出演作品」となるのか「櫻井翔主演映画」となるのかでは聞こえが全然違うので、ジャニーズ事務所的には主演は必須条件だったんだろうと思う。

そういったことから主演となってはいるが、翔くんが演じた大学教授の役は物語的には脇を固めるバイプレイヤーが演じるような、わき役とまでは言わないけれども、まぁそんな感じの役どころである。

原作でも主役ではない。原作は、いろんな人の視点にコロコロ変わるので、主役が誰なのかちょっとわかりづらくはなっている。翔くん演じる青江教授目線の部分も多くあるのは確かなので、主役の一人ってところかな。(映画ではあんまり出番のなかった玉木宏さんの中岡刑事とか、高嶋政伸さんのボディガードの武尾目線もけっこうある。)

しかも、原作では中学生の息子がいる設定だから、もっとオジサン。大学教授だからオジサンで当たり前なんだけど。

そこを年齢とか改変してまでも櫻井翔に演やせるんだから、無理やり感ハンパない。

それでも翔くんが主演する意味はもちろんある。だって、翔君主演映画じゃなかったら、私7年ぶりに映画館復帰してないし。

櫻井翔主演映画だから、話題になるし、たくさんの人が見に来る。それは言うまでもないから、これでいいのよね。




泣ける要素はある?

「物理学による超常現象」×「東野圭吾作品」ということで、「容疑者 X の献身」のような作品を期待していた人も多いかと思う。(私もそっち系かと思ってた。)

あれは本当に泣けた。最後のトリックにびっくりもしたし、ラストの怒涛の感情の嵐にやられた。

だけどラプラスの魔女は、特に感動して泣くというシーンはなかったかなぁ。だけど本当は膨らめれば、そういうシーンも作れたはず。

広瀬すずちゃんとお母さんのエピソードをもっともっと膨らめて描けばよかったのになぁとすごく惜しい気持ち。

広瀬すずちゃんが福士蒼汰さんを守りたいと思っているような心境なのだが、そこも二人が家族にまつわる悲劇の過去を持っているという共通した境遇で、理解し合う仲になっていたという理由からだと思う。そんな二人の辛い過去と、それを支え合って生きていこうとする姿を、もうちょっと色濃く出せばよかったのになあ。

笑いはある?

全体的にはシリアスで暗く単調に物語が進んでいくので、コメディ要素は少ないが、やっぱり翔くんだからちょいちょいコメディ入れてくる。

でも、他の誰も追随していないので、翔くんの出すコメディ感があまり効いてこない。強いて言えば、志田未来ちゃんだけちょっとコメディ要素入ってたかな。




恋愛はある?

今回の作品では恋愛要素はほぼゼロ!!

でもジャニーズ出すなら恋愛要素チラっとでも入れとけよぅ!!って思うのは私だけ??

「謎解きはディナーのあとで」だって、本来楽しむべきは事件の推理なんだけど、やっぱり翔くんと北川景子ちゃんの仲がどうなるのかっていうところが気になったし、映画では船が沈んでいくときに颯爽と執事の翔くんがお嬢様の北川景子ちゃんを守るという王子さまシーンにキュンキュンきちゃった!!

番宣でも二人が仲良くしている姿や、翔くんが北川景子さんをエスコートしているところなんかがピックアップされたりと注目度は高かったです。

でも今回はヒロインが広瀬すずちゃんなので、翔君と二人のシーンがすごく多かったもののすずちゃんを見つめる翔くんの視線は、完全に親戚のおじさん!!

この二人に恋愛はないな。と断言できる。

共演していても、この二人が熱愛に進展することはないなという安心感がありました。

翔くんに綺麗な女優さんが近づいちゃうのはやきもきするけど、ここまでガッツリ安心感漂わせられてもちょっと面白みが欠けるって言うか…。

ジャニーズファンは、女優さんとのロマンスシーンが見たら見たでギャー!ってなるけど、でもそれを自分に置き換えて疑似恋愛体験できるからキュンキュンするシーンを演じてほしいという複雑な心理を抱えているんですよ。

そうなってくると、気になるのは広瀬すずちゃんと福士蒼汰くんの恋愛なんだけど、やっぱりここも主演の翔くんを差し置いて二人の恋愛要素出しちゃうのはちょっと…という忖度が働いたのか、ほんのりうっすらって感じでした。お互いにお互いを大切に思っているっていう感じはしたけど、それが恋愛なのか理解者や同志としての気持ちなのかがはっきりしませんでした。




翔くんのおじさん感が半端ない

今回は、大学教授役ということで、翔くんのオジサン感がハンパない!!

かっこつけてれば今でもすごいかっこよくてオーラあるのに、あのおじさん色のベージュのコーディネートで、ズボンにシャツをインしちゃって、髪の毛もなんか変にパーマかけてるし、ものすごくおじさんだった。

映画館の大画面で見たら、翔くん肌年取ったなぁ…。

フェイスラインって言うか、顎の肉がすごいまるまるしてるし、顎と首の境目が…(><)!!

お目目は相変わらずパチクリして超可愛いんだけど、でも童顔の人とか可愛い系の顔の人が歳とると、なんかちんちくりんな感じになってくるって言うよね。

翔くんパパも、可愛いおじさんって感じで、決してダンディな感じじゃないもんね。どっちかっていうと、林家こぶ平さんみたいな。愛されマスコットみたい。

でも、翔くんパパって翔くんに激似で、翔くんの将来が確実に見えたなって感じするんだけど、じゃあ翔くんも林家こぶ平も似てるってこと!?

まぁけっこうイジっちゃったけど、翔くんがかっこいいってことには間違いありませんから!!あんな大画面で2時間翔くんのお顔を拝聴できて、幸せでありました。

すずちゃんを見つめる子供を愛でるような優しいまなざしもたまらんです。

ここからは映画の内容ネタバレにガッツリ触れながら感想を書いていくので、ご注意ください!!




翔くんのヘタレキャラをもっと押し出していけば、もうちょっとありだったかも?

まぁ、とにかく今回の事件では翔くん演じる青江教授は何の役にも立ちませんでしたねぇ。専門家として調査を頼まれたわりには、

「事故が起こる可能性はほぼゼロ」

とか、かといって

「殺人なんてありえない」

とか、全く突破口を見つけられない。

全然、核心に近づけない人間目線でストーリーが進んでいくから、なかなか話が進展しない感じでテンポ悪くなっちゃった気がするなぁ。

翔くんの良さを引き立たせるなら、教授のちょっとヘタレだったり、おっちょこちょいだったりするシーンをちりばめて、映画のテーマの重い部分とのコントラストに使ったら良かったんじゃないかな?そしたら、全体的に間延びしちゃっていた時間んおアクセントになるし。

でも、翔くんはちょいちょコメディ感出してがんばってた。

すず「先生の力が必要なんです!!(キラキラ!)」

翔くん(そこまで言われたらやるしかないな…(キリッ!!))

すず「早く車出して!」

翔くん「運転手かーい!!

のとことかw

クライマックスで、広瀬すずちゃんが危険な所に飛び込もうとしていて、

翔くん「待て!僕も行く!!」

翔くんダイブ!シュワッチ!!(飛び方ダサッ!!)

そして、何のために来た?のとことかww

翔くんんのこうゆうカワイイちょいダサシーンをいっぱい入れてくれたら、ファン的には嬉しい。

でも、原作の青江教授のキャラと全然違っちゃってて、原作ファンから怒られそうね…。




豊川悦司が主役の座をかっさらう

映画を見に行く段階では、よく番宣に出ている翔くん、広瀬すず、福士蒼汰が出演している映画なんだな~ってことしか知らなかった。

まあ話題になる3人で客取りに来たなって感じで、翔くんを抜いたら広瀬すずと福士蒼汰で恋愛映画とかも撮れちゃいそうだなという印象。

んで、始まってみたら玉木宏も出てる。渋い刑事役でこれはかなりハマっている。

そして豊川悦司が、中毒事故で家族を亡くした悲劇の父親役として出演していた。一人だけ生き残ったの息子役が福士蒼汰。その回復を嘆きながら見守るシーンが長く、この役に豊川悦司って、なんかキャスティング変じゃない?とすごく違和感。

トヨエツって特別愛妻家のイメージがあるわけでもないし、そもそも父親役ってそこそこ脇役なのに何でトヨエツみたいな大物を使ってんの?

そして途中で翔くんが、トヨエツの若い頃の写真を見ていて、福士蒼汰に顔が似ていることに気づき、二人が親子だという事実にたどり着く。

言われてみれば、本当にちょっと似てた!キツネ顔って言うか。

そこで私は思い当たる。あー!そっか!トヨエツをこの役に使いたくてキャスティングしたんじゃなくて、今旬である福士蒼汰を使いたくて、その父親役として顔が似ているというところからトヨエツが引っ張ってこられたのか~!

これでなんでトヨエツがこんな脇役をやっているんだという違和感を払拭。

そして見続けていると何とクライマックスでトヨエツが豹変!家族を殺した真犯人だったことが判明!!

そこからのトヨエツの豹変ぷりはすごい!さすが大物演技派俳優!!もう最後、トヨエツ劇場よ。

翔くーん、おーいどこ行ったー!?ってくらい存在感薄…。

最後こういう役だったから、このトヨエツのキャスティングだったのかとここでようやく理解する私…。

でも私、推理ものだと普通に純粋に騙されて毎回驚かされるタイプだからこうだけど、普通の人だったらトヨエツをこの役に使っている時点で「こいつなんかあるぞ?」って気づいちゃってたんじゃないかな?

小説だと誰が大物だから怪しいとかないから、「まさかあの家族思いの父親が!?」ってみんなびっくりしたかもしれないけど、映画やドラマだと配役でだいたい犯人わかるっていうのあるよね。

翔くん、福士蒼汰、広瀬すず、みんな大根で(おっと失礼…)、そこへ来てトヨエツだけ演技派。そうなったら犯人この人しかいないじゃんね?(刑事の玉木宏や広瀬すずのボディーガードの高嶋政伸を除けば)

そう考えると、めちゃくちゃわかりやすいキャスティングの映画だったのかもしれない。




志田未来は必要だった?

キャスティングの謎で言えば、翔君の助手役?に、志田未来ちゃんがキャスティングされていたんだけど、これも本当にちょい役で、売り出し中のアイドルとかにやらせてもいいような役だったと思う。

そこへきて、なぜ演技派女優の志田未来?

そう考えると、推理ものの王道パターンとして、主人公の近くにいて、物語の箸休め的なポジションだと思っていた脇役が最後に犯人だった!!というパターンもすごく多いので、ここで志田未来が「うわっははは!!」と不敵に笑い始めたとしてもおかしくはない。だけど最後までちょい役のまま終了ー。

だけど演技できる人がトヨエツだけだと、それこそ犯人が丸わかりなので、志田未来はダミーキャストとして置かれていたのかもしれないな。




自分の家族を皆殺しにした豊川悦司の動機に説得力がない

結局二つの不審死の犯人は、特殊能力を持った福士蒼汰の仕業だったわけだが、家族を殺した二人を復讐をしてもまだ復讐は終わっていなかった。

実はそれを仕組んだ総元締めが、実の父親のトヨエツだったから!!というところは、この映画の一番のびっくりポイントであり、どんでん返しだった。

しかしその動機が、「なんじゃそりゃ!?」って感じで、全く理解できなかった。

トヨエツは映画人で、いろんな映画に携わっていたが、評価された作品もあれば失敗した作品もあった。そしてもっともっと良い映画を撮りたいと思った。

「駄作は作り直すしかない」

と考えていた。

トヨエツにとって、妻と娘と息子は駄作だった。あまりにも平凡で何の才能もない。

だからまず家族を全員殺し、その後に自分の理想の家族に作り変えることを考えた。そして中毒事故に見せかけ家族を皆殺しにし、その後ブログを使って自分はとても愛妻家で家族からも愛されていて…というシナリオを書き綴っていったのだ。

トヨエツにとって、福士蒼汰が生き残ったことは誤算だったが、それもまた全員死ぬよりも一人だけ生き残り植物状態になり、そこから奇跡の復活を遂げたというほうがドラマがあるとわくわくしていた。

そして、その奇跡の物語を小説調でブログにつづり、将来的にはそれを本として出版し、映画化する!!

というところまでがトヨエツのシナリオ。

なんか超サイコパスだよね…。

本当の家族が理想とかけ離れていて、ブログで全然違う理想の家族という嘘を綴っちゃうっていうところまでは分かるけど、それで普通殺すか!?

なんか原作によると、トヨエツがそういうことをしちゃうっていうのにもちゃんとした説明がなされているらしいんだよね。

家族を愛せない遺伝子かどうとか。

映画ではそういう説明一切なかったから、ただの頭のおかしい人の話なのかなっていうぐらいで、ちょっと説得力に欠けた。

アーティストって変わっている人が多いって言うけど、映画人だからそうなのかなー?とか。一般の私には理解できないやっていう感想。




仕事に取り憑かれて家族を切った悲しい父親二人の話

だけどトヨエツのその変人ぶりをちょっとだけ納得させる要素として、広瀬すずの父親役のリリーフランキーの存在があった。

彼は研究者で医者。

リリーさんの手術によって、福士蒼汰は特殊能力を身につけることになった。それはすごく画期的なことで、超人的な天才を生み出したことになる。

しかしこの手術を受ければ、誰もがこの能力を手に入れる可能性はある。

これは魔法ではなく、あくまでも物理学によってもたらされた必然の能力だからだ。

しかしこれを世間に広めるのはそう簡単なことではない。健常者に対して手術を行って、もし万が一失敗し重大な後遺症が残ることも考えられるからだ。

そこでリリーフランキーは、自分の実の娘である広瀬すずを被験者にする。それは広瀬すずが自ら申し出たことだと話してはいるが、たぶん研究者として実験したくてしたくてしょうがない気持ちを止められなかったんだと思う。

自分でも言っていた。

「娘の気持ちを汲んだふりをして、手術をすることを正当化した」と。

だからここにも変人的に研究に取り憑かれてしまった父親がいるのだ。

映画に取り憑かれて、そのために家族を殺したトヨエツと、研究に取り憑かれて、そのために実の娘を使って人体実験をしたリリーフランキー。

人間として親としての愛よりも、仕事への情熱が勝ってしまった二人の男の悲しい性を描いているのはちょっと面白いなと思った。

かたや研究者、かたや芸術家だけど、二人とも仕事のために家族を犠牲にしたってことなんだよね。

全然共感はしないけど、そうゆう人実際いそう~って思った。




広瀬すずと母親とのエピソードをもっと強くして欲しかった

いろいろ酷評しているけれど、実は映画の始まり冒頭の部分ではかなり引き込まれた。

母親と娘が自転車に乗っている。

すると突然天候が悪くなってきて、母親は急いで空き小屋の中に入り、机の下に娘を潜らせる。

「ママは?」と娘は心配そうに聞くが、机は小さくて母親は入ることができない。「大丈夫」と娘を落ち着かせるために言ったけれど、この時もう別れを覚悟しているような切ない目で娘をいとおしそうに見つめる檀れい。

檀れいも大根女優と言われているけど、結構この目の演技はやるなと思った。

すると竜巻が近づいてきて、「ママ!」と叫びながら手を強く握っていた娘の手から、すっぽりと抜けて母親の体は竜巻に持っていかれてしまう。

このシーンだけで泣きそうになった。

その後、広瀬すずは、母親が竜巻に巻き込まれて死んだのは自分がわがままを言って自転車で湖を見に行きたいとねだったからだとずっと自分を責め続けていた。

そのことから手術を受けて気象予測できるようになれば、あのような事故が今後防げるのではないかと考えて、自ら被験者になることを名乗り出た。

ていう事情を、リリーフランキーの台詞の中で全部説明しちゃったんだけど、こういう母と娘のエピソードはやっぱり泣けるので、もっとここを掘り下げてちゃんと映像で伝えていった方が感動的になったと思う。

檀れいの出番あれだけだったけど、もっと広瀬すずが子供時代にどんな関わりを持っていたのかとか、母の愛とかそうゆうのモンタージュ的な映像でいいから入れてくれれば、もっとぐっと来たぞ。




玉木宏の無駄遣い?

玉木宏の刑事役は本当にすごくはまっていてかっこよかった。彼はコメディやらせてもすごく上手いし、こういうシリアスの役やらせたら感情の機微を表現するのも上手いと思う。

一つ目の中毒事故を、サトエリ演じる若い妻の資産狙いの殺人ではないかと疑って、しつこく捜査していく粘着質なところとか、じわじわと犯人に迫っていく感じが刑事ドラマによくある主役刑事って感じで面白かったし、そっち系の玉木宏目線でミステリー映画風に進めていったらもっと視聴者を「なんだろう?どういうトリックなんだろう?」とひきつけていったかもしれない。

翔くんは、事故に使われた硫化水素についての調査を頼まれて現場に視察に行ったりしている大学教授の役だったんだけど、「そんな現象はありえない」ばっかで、でも殺人ではないと思いたいし、でも事故である可能性もほぼゼロに近いし。「何だろう?どういうことなんだろう?」と全く真実に近づけない。

事件の概要が全然つかめていない人目線で話が進んでいくので、なかなか進展しない。だったらいっそ知識はないが、カンで「こいつが怪しい!!」と思って仮説を立ててどんどん突き進んでいく刑事目線の方が面白かったかなと思った。




福士蒼汰の出番が少ない

二つの殺人の犯人であり、超ミステリアスな「ラプラスの悪魔」。

植物状態のシーンとかも入れたらそこそこ出演時間はあるんだけど、そこから消息不明になってラストで現れるまでなかなか出てこない。

そして最後も行方がわからなくなって終わっている。

ミステリアスな役なので、福士蒼汰目線で話を進めるわけにいかないことは理解できるんだけど、もうちょっと謎の存在的にチラつかせてくれたら面白かったのにな。

例えば福士蒼汰は、サトエリを利用して二つの殺人を犯していたのだから、サトエリとコンタクトを取っているところを後ろ姿や声だけで出すとか。

それで「誰だろう誰だろう?」と思わせておいて、終盤でババーンと登場する。

そうすれば、でたー!やっときたー!みたいな、こっちも興奮度が上がる。

最後のトヨエツの自殺は本当?

クライマックスシーンで、福士蒼汰が実の父親トヨエツに復讐を果たそうとするが、その時にダウンバーストによって自分も一緒に死のうと考えていた。

そして本来はトヨエツをここに連れてくるだけの役目でだったサトエリが、逃げそびれて巻き添えを食らいそうになっている。

それをなんとか救った広瀬すず。

自分の能力を使って車を風で飛ばして、建物に風穴を開けるという発想、知識は物語に付随していて面白かった。

しかしそれを手伝った翔くん…。

車動かしただけ…。やっぱり運転手じゃーん!

本当、翔くんがこの事件について役に立った事って、車の免許を持っていた、それだけ。

もうちょっと何か功績を与えてあげて…。

主演なんだから、この人…。

そしてものすごいダウンバーストがあったのに、ほぼ無傷で瓦礫の中から続々と出てくる広瀬すず、福士蒼汰、サトエリ。みんなどんだけ強いんだよ…・

そしてトヨエツもやっぱり無事。

ここで福士蒼汰が泣きながら

「この世界は一人の天才によって作られているんじゃない。人間は原子だ。一つ一つは平凡で凡庸でも、その集合体によって世界は作られているんだ」

ここで映画の主旨来ましたー!

わかりやすく言葉で説明してくれた。

そしてエピローグ的なシーンで、この特殊能力のこともトヨエツが起こした家族皆殺しの罪のことも、全て闇に葬られ平和の世界に戻ったという。

そして、テレビのニュースでトヨエツが自殺したということを翔くんが知る。

ちょっとわかんなかったんだけど、この自殺って本当だったのかな?

ここで硫化水素による中毒自殺なんて言ったら、まさか…やっぱり福士蒼汰が復讐を諦めていなかったのか…と思ってしまうところだけど、どうなの?

あそこで息子に諭されて「そうか、自分は間違っていた…」なんて改心するような父親だったら、そもそも家族を皆殺しにしたりしないはずだし、そこまで気が狂っている人はちょっとやそっと泣ける言葉で諭されたくらいじゃ根性まっすぐにならないよね。

そして8年間復讐だけを思って生きてきた福士蒼汰は、父親のことを許すことができたのだろうか?姿を消してまた復讐に走って、そのままどこかで自分も自殺したんじゃないかなって私は思った。

今回はせっかく映画館に映画を見に行ったので色々語ってみましたが、基本的には私は映画館で映画を見るような人間じゃないので、今後このカテゴリーは充実していかないと思います~。

読んでくださりありがとうございました~!

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